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2007年03月31日

Dieselというブランド




 物欲に塗れた生活を送る事もできるのだが、していない。
 なんとなく、金はあっても使わないので、たまる一方である。ついでにタバコもギャンブルもやらないし、たまに付き合いで飲む以外はあまりアルコールも飲まない。
 しかし、たまに何かがすごく買いたくなるような時がある。いろんなブランドもあるけれど、高いと思うと、くだらんと決め付けて、あまり興味を持たないようにはしているが、その抵抗もある程度までであって、やはり物質文明の中で、良い物というのを、なんとなく買ってしまう。
 カバンは、VISARUNOで、財布はJEAN PAUL GAULTIERである。靴はADIDASを普通に買って、バイクはHONDA、時計はVALENTINOだ。
 さて何となく気になって気になって、どうもカッコ良いんじゃないかと思ってしまうのが、DIESELというブランドだ。いろいろと世の中にブランドはあるけれど、ディーゼルだけは、何か特別なんじゃないかと、広告によるプロパガンダによって、洗脳されてしまっている哀れな一消費者なのである。
 
 ブランドの持つ魔力は特別だ。なんとなく、いつのまにかカッコ良いという先入観がどこかで形成されてしまっていて、その言葉を聞いて、それをつけている人を見て、そして店で実際に売っているのを見て、グゥゥーーーっとカッコいいぃぃぃぃ!! という気分になってくるのだ。
 うーむ。なんとなく騙されているような気がするにも関わらず、盲目的になる事で、騙されている事に気づかないことで、それに囚われてしまうのである。
 昔、スペインを旅していた時、ディーゼルのグラサンをかけてる人が、それを軽く自慢していて、かっこいいと思ってしまった事で最初に洗脳された。そして、広告がすごくオシャレでかっこよい為、洗脳されてしまっている。日本でそこまでメジャーで無い為、ネガティブ・イメージがほとんど伝わって来ないというのも、イメージアップに貢献している。

 Dieselとは・・・http://www.diesel.com/#/home/ 公式ホームページ
 イタリア生まれのジーンズ、カジュアルウェアから小物まで手がけるファッションブランド。

【引用開始】
http://ameblo.jp/ra9en-com/entry-10004119453.html
どの商品も独創的なデザインで、
細やかなところにまで気を配った商品が多数です。
(ロゴの位置や、刺繍など・・・)

カジュアルな服装には欠かせないこのブランドは
ブリトニースピアーズだけでなく、
『SEX AND THE CITY』のスタイリストとして活躍中の
パトリシア・フィールドも注目しているそうです。

材質などにもこだわっているため、
使い込んでいくうちに愛着のわいてくる製品ばかりです。
特に革製品はとても良質の革を利用しているので、
使い込んでいくうちに手放せないものとなっていきます。
まさに自分使用です。

今とても人気を呼んでいるブランド、
多くの有名人からもたくさんの評価をうけています。
ユニセックスでお使いいただけるデザインが魅力です。
【引用終わり】




【引用開始】
イギリスの若者3000人を対象にスーパーブランズ・リミテッドが行った世論調査「何が一番かっこいいですか?」のファッションカテゴリーにてディーゼルが1位に選ばれ、BBC Newsにて取り上げられる。
【引用終わり】


【引用開始】
創業者のひとりレンツォ・ロッソが「私の人生そのもの」とよぶディーゼルは、1978年に創業されて以来、流行を求めるのではなく、個性的な生き方を求める人々にあったファッションを提供するために、常に独創的な発想で、奇抜なデザインを生み出しつづけています。そのこだわりは、素材選びや技術の探求だけではなく、独自で計画して世界中を旅するというデザイナーのリサーチ方法にまでおよびます。

<創業者レンツォ・ロッソ>
ディーゼルをリードし続けるレンツォ・ロッソの独創的で明確なビジョンは、さまざまな分野で評価されています。

■受賞歴
カンヌ国際広告祭「アドバタイザー・オブ・ザ・イヤー」、ニューヨークのファッション革新部門「メイド・イン・イタリー賞」、イタリアのアーンスト・アンド・ヤング革新部門で「企業家賞」、L.A.雑誌“Movieline”「オリジナル・ビジョン・アワード」優れたビジネスマンに贈られるイタリアの「インターナショナル・リーディング・エントラプレナー・アワード」クオリティーの高さや革新さに加え成功を収めたイタリアの企業や人物に贈られる「ピッティ・インマージネ・ウォモ賞」など

<進出分野>
常に進化し続けるディーゼルは、ファッションにとどまらず、ホテル設立のほか、ゲームやDVD作成の分野にも進出し、多くの賞を受賞しています。
【引用終わり】

   

Posted by らっっっきー at 23:53Comments(0)

2007年03月30日

ロスチャイルドの赤い盾 軽く感想



 今日は時間が無いので、パパパパっと書いてしまおう。。
 フィギュアスケートに、はまってしまって、軽いエントリーばかりだったのだが、広瀬隆の「赤い盾」というヨーロッパ財閥の歴史書を読んでいる。今日で三冊目を読み終わったので、軽く感想でも書いておくか。。
 そのうち、本格的にまとめてみたいと思う。

 とにかくすごい世界なのだ。
 地球上には利権の山が沢山あるのだ。それは鉱山だったり、原子力であったり、食品であったり、鉄道や車など、ありとあらゆるものだ。今では情報、金融というものが強くなっているだろうが、それはまあ置いといて。
 そして、それらの利権を独り占めしている人たちが存在しているのだ。それは名だたる大企業だったり、国家ぐるみでそれを行っているのだ。
 
 赤い盾三巻では、フランスを主な舞台として、恐ろしい世界を描き出している。
 登場人物は、ミッテラン、ナポレオン、オードリー・ヘップバーン、鉄道王ジェームス・ロスチャイルド、金融王ネイサン・ロスチャイルド、スターリン、ブリジット・バルドー、シラク大統領、ルノー、シトロエン、シャルル・ドゴール、シュバイツァー、ノーベル、ロシア皇帝、イギリス王室、ベルギー王室、銀行、兵器会社、シェル石油、コンコルド、ケネディ、シアヌーク、海運王オナシス、ユニリーヴァー、ベアリング、ギネスビール、キュリー夫人、ザハロフ、フリオ・イグレシアス、リオ・チント・ジンク、サルトル、ボーヴォワール、ラザール・フレール、原発、タイタニック、六ヶ所村、金粉ダンサー

 などなど、ものすごい登場人物だ。

 あまりにも情報量が多いのだが、世界がどうなっているのか?? ということを知るには本当に重要な情報である。
 日本人は国際化という言葉だけ聞いて、ニュースの国際面を見てれば良いと思っていてはダメである。ニュースだけ見ても、世界史の教科書だけ見ても何もわからないのだ。
 ロスチャイルドという巨大財閥、そして世界を支配しているのが、どういう人たちなのかを知らなければ、日本の行く末は暗いものにならざるを得ない。
 今度内容をまとめてみますんで、今日は寝よ。
  

Posted by らっっっきー at 00:47Comments(0)

2007年03月29日

英女性殺人事件 バスタブに土?




【引用開始】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070329k0000m040101000c.html
千葉県市川市で他殺体で見つかった英会話学校講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん(22)の
父ビル・ホーカーさんと、恋人のライアン・ガーサイドさんが28日、遺体確認のため来日した。
2人は同日、千葉市内で記者会見し「人生でこんな事が起こるとは思わなかった。(市橋容疑者を)
絶対に許さない」と語った。

 ビルさんは会見でリンゼイさんの写真を手にしながら、「娘は日本で(英会話の)先生になる夢を
持っていた。クリスマスのころ、妻と一緒に来日した際には、どういう仕事をしているかなどを話し
てくれたのに」と涙で言葉を詰まらせた。

 4年前からリンゼイさんと交際し、結婚を約束する仲だったというライアンさんは「彼女は最愛の
存在。容疑者を許せない気持ちでいっぱいだ」と声を荒らげた。
【引用終わり】


 リンゼイ・アン・ホーカーさんのご冥福をお祈りします。
 
 奇妙なのは、バスタブに土(砂?)を入れて、その中に遺体を入れている事だ。なぜだろうか。
 俺の推理だと、犯人は、遺体を土に埋める事で、微生物によって、遺体を白骨化させようとしたのだと思う。

 
【引用開始】
http://members.jcom.home.ne.jp/honekko/log/koppyou/data.htm
ちなみに骨格標本の作り方ですが、一番簡単なのが土に埋めることです。
乾いた砂浜等だと腐らずにミイラになる場合があるので湿った腐葉土が良いかと思われます。
埋めて数ヶ月で見た目はきれいな白骨になりますが、すぐに掘り起こすと中のワックス(脂肪分)
がしみだして臭かったり見栄えが悪くなるのでなるべく長く埋めたほうが良いと思います。
【引用終わり】 

 象などの骨格標本を作る最も簡単な方法は、土に埋めることなのである。俺がこれを知ったのは、「パンダの死体はよみがえる (ちくま新書) 」という本を読んだからである。動物学者が書いた動物の死体の解剖に関するエッセイである。あまり深く埋めすぎても良くないらしく、酸素が比較的多い浅い部分に埋めると良いが、浅すぎると露出してしまう可能性があるとか書いてあった。

 この犯人は、千葉大学生で、多少知識があったので、このような方法を思いついたのだろう。屋外に埋めるのは、発見される可能性が非常に高いため、室内で行ったのであろう。白骨化してから、遺体を見つからないように処分するつもりだったのだろう。

 しかし、この女の人も可哀想過ぎる。この人も遺族の方もさぞかし無念であろう。。。子を思う親の気持ちは変わらないはず。イギリスではルーシー・ブラックマンの事件と一緒に大きく報道されている。
 犯人は、早く法の裁きを受けるべきである。  

Posted by らっっっきー at 00:36Comments(0)

2007年03月29日

映画「十二夜」




十二夜 Twelfth Night Or What You Will
(75点)


双子の兄妹が遭難した後、妹ヴァイオラ(イモジェン・スタッブス)は、男装して、オーシーノ公爵に仕える。ヴァイオラはオーシーノ公爵を愛していたが、オーシーノの恋の相手オリビア(ヘレナ・ボナム・カーター)にキューピッド役として、愛を伝えに行く。だが、オリビアはヴァイオラを愛してしまう。そして三角関係になる。またオリビアの堅物執事マルヴォーリオもまたオリビアを愛しており、道化たちに偽のオリビアからのラブレターをもらった事で、黄色のタイツをはいて告白しようとしたりして、笑わせてくれる。そして、兄のセバスチャンが到着して,妹と勘違いされ、オリビアに求婚される。セバスチャンはそれを快諾する。オーシーノ公爵と共にヴァイオラはそこに到着し、兄と妹は再会する。そして、ヴァイオラはオーシーノに愛の告白をして、二つのカップルができる。
疑問⇒男だと思っていた人間が実は女でずっと好きだったと言われ,いきなり結婚するオーシーノ。本人ではなく双子の兄だったと分かったのに結婚できるオリビア。いきなり見知らぬ美人から求婚されて快諾するセバスチャン(これは分かる)。シェイクスピアも詰めが甘いな。
  

Posted by らっっっきー at 00:13Comments(0)

2007年03月27日

フィギュアスケートのまとめ2



 さて、以上の基礎知識を基にして、今回の世界選手権で、個人的には最も美しいと思ったHEAVENLY CREATUREユナ・キムのプロトコルを見てみよう。
 ハングル文字では、キム・ヨナ或いはキム・ヨンアとしか読めない。韓国のテレビを見てもキム・ヨナと呼んでいる。が、なぜかYU-NA KIMと英語表記されていて、それはユナとしか読めない。YONA KIMより、YU-NA KIMの方が検索結果が多い。新聞・テレビも混乱しているようだ。

 http://www.isufs.org/results/wc2007/wc07_Ladies_SP_scores.pdf より。

◆基礎点とGOE 基礎点 GOE 各審判の採点 計
(1) 3F+3T 9.50 2.00 (2 2 2 2 1 1 2 2 2 2 2 2) 11.50
(2) SpSq4 3.40 0.43 (1 2 0 0 1 0 1 1 0 0 0 0) 3.83
(3) FSSp3 2.30 0.36 (1 2 0 1 1 1 1 1 0 1 1 0) 2.66
(4) 3Lz 6.00 1.71 (2 2 2 2 1 2 0 2 1 2 1 1) 7.71
(5) SlSt3 3.10 0.57 (1 1 1 2 1 1 2 1 1 2 2 1) 3.67
(6) LSp4 2.60 0.79 (2 2 1 1 2 1 2 2 1 2 1 1) 3.39
(7) 2A 3.30 1.29 (2 2 0 1 1 1 2 1 1 3 1 1) 4.59
(8) CCoSp4 3.50 0.64 (2 2 0 1 2 1 2 2 0 2 2 0) 4.14
基礎点合計 33.70 合計41.49
8つの決められた技を行っている。
「アクセルジャンプ(二回転)」 ⇒(7)
「ステップからのジャンプ(三回転)」⇒(4)
「ジャンプコンビネーション(三回転-三回転もしくは三回転-二回転)」⇒(1)
「フライングスピン」⇒(3)
「レイバックスピン」⇒(6)
「スピンコンビネーション」⇒(8)
「スパイラルシークエンス」⇒(2)
「ステップシークエンス」⇒(5)


 基礎点があり、GOEが足されている。よく分からんのは、GOEの付け方である。
 例として(2)を見てみよう。SpSq4は、つまりスパイラルシークエンスのレベル4の事である。
 各審判の採点の平均値がGOEとなって、それに対応しているのか??
 12人の平均は、(1+2+1+1+1+0+0+0+0+0+0+0)/12=6/12=0.5である。得点も0.5に近くなるのだろうか。最大と最低を除くと、0.4となる。結局GOEの0.43はどこから来たのだろうか。

 で、調べてみたら、よーーやく分かった!!! 最大と最低を除くだけでなく、使われるジャッジはナナナナナント抽選されているのだ。
 だから、0.43という中途半端な点になっているのだ。何人抽選されてるの??
 抽選されている人数をX人とする。各ジャッジは整数による得点である。ジャッジ全員の合計得点をYとすると、Yは整数である。YをXで割った値が平均の0.43となる。
 0.43=Y/X つまり 0.43*X=Y ここで、試しにX=1~12としてみると、唯一Yが整数に近くなるのは、X=7の時である。0.43*7=3.01 よって、抽選される人数は7人と推定される。
 で、別のよくよくWIKIPEDIAを見たら、ちゃんと載っていた。計算する必要無かったね。。。

【引用開始】
GOEの判定には全ての演技審判の評価が反映されるわけではない。まず審判の中から7人がランダムに選ばれ、その7人の評価のうち最も高いものと最も低いものを除外した、5つの評価の平均が最終的GOEとなる。
【引用終わり】

 
◆構成点
SS 0.80 (8.25 8.00 7.00 8.25 7.75 7.50 8.00 7.75 7.25 8.50 7.50 7.25) 7.79
MO 0.80 (7.75 7.50 7.00 7.50 7.25 7.25 7.50 7.25 6.50 7.00 7.25 7.00) 7.21
PF 0.80 (8.00 8.00 7.25 8.00 7.75 7.50 8.00 8.00 7.00 8.50 7.75 7.00) 7.71
CH 0.80 (8.00 8.00 7.00 8.00 7.50 7.25 7.75 8.00 6.75 7.75 7.50 7.00) 7.61
IN 0.80 (8.00 8.00 7.00 8.25 7.75 7.25 8.00 8.00 7.25 8.50 7.75 7.00) 7.75
計30.46
各ジャッジは、構成要素1つひとつについて、10点満点で採点します。 ジャッジを抽選で選んで、選ばれたジャッジを集計に使う。
採点のうち、最高最低を1つずつ取り除いた残りを平均します。こうして、ジャッジの数によらず1つの構成点(審判団としての評価、10点満点)が求まります。
そして、7.79+7.21+7.71+7.61+7.75=38.07である。
そして、女子のショートプログラムなので、それに0.80をかける。すると38.07*0.80=30.456 なので四捨五入して、30.46である。
よって、基礎点とGOEが41.49なので、それを足す。
41.49+30.46=71.95

 というわけで、71.95という驚異的な数字になったんですねーーー。
 それにしても構成点を見ると、けっこうバラつきがある。一番左の人は、平均8.00点をつけている。それに対して右から四番目の人は、6.50という平凡な点数を出している。平均すると6.95だ。右から四番目の人は、基礎点とGOEでも最初のジャンプを除いて1と0しかつけていない。
 まあ採点競技というのは難しいものだ。。。
 こんなにも違うものなんだね。  

Posted by らっっっきー at 22:13Comments(0)

2007年03月27日

フィギュアスケートのまとめ



今日はフィギュアスケートの解説。
 
 いろいろとややこしいので、簡単にまとめてみよう。以下は右利きの女子シングルを前提にする。
 はっきり言ってWIKIPEDIAを最初から見た方が、正確だし、情報が豊富です。
 以下はその劣化コピーです。

◆◆◆ジャンプについて◆◆◆
・アクセル(Aと略す)・・・前向きに飛ぶ

・ルッツ(Lzと略す)・・・後ろ向きに長く助走。左足アウトサイドと右足トゥで飛ぶ。左足アウトサイドということは、時計回転の滑走。ジャンプは反時計回りなので難しい。左足前、右足後ろなので、回りにくい。

・フリップ(Fと略す)・・・後ろ向き助走。左足インサイドと右足トゥで飛ぶ。左足インサイドということは、反時計回転の滑走。ジャンプは反時計回りなのでルッツより簡単。クルッと回って飛ぶ。

・サルコ(Sと略す)・・・左足インサイドで飛ぶ。右足を前に振り上げて飛ぶので簡単らしい。

・トゥループ(Tと略す)・・・右足アウトサイド、左足トゥで飛ぶ。右足前、左足後ろなので、飛びやすいらしい。

・ループ(Loと略す)・・・右足アウトサイドで飛ぶ。右足後ろ、左足やや前で、少し窮屈。

◆コンボについて (コンボって言わない???)
ジャンプコンビネーションは、連続ジャンプ。ジャンプシークエンスは間にステップを挟む。
※着地は右足なので、連続ジャンプで続くのは、右足で飛ぶループ又はトゥループのみ。

◆フリーの場合ジャンプは女子7箇所(男子8箇所)(そのうち3回はコンボOK。三連続コンボは1回まで。それ以上は零点)

◆ザヤックルール
三回転以上のジャンプは、二回飛んで良いのは、二種類まで。(それ以上は零点)
また二回飛ぶのであれば、最低一回はコンボ。もし単独で飛ぶと、強制的にコンボ(シークエンス)と見なされ得点が0.8倍になる。
3A⇒4S⇒3F⇒3A2Lo⇒4S⇒3F
 だと、3A, 4S, 3Fの三種類の三回転以上ジャンプを飛んでいる。3A2Lはコンボである。二回目の4Sはコンボじゃないけどコンボと見なされ点数が×0.8される。そして3Fは三種類目の二回飛んだ三回転以上ジャンプだから二回目の3Fは零点。




◆◆◆スピンとステップシークエンスについて◆◆◆
【引用開始】WIKIPEDIAより。
◆スピンの種類
・キャメルスピン
 上半身を水平にするとともに片足を後方に伸ばし、「T」の字に似た形で行うスピン。
・シットスピン
 腰を落とし、座ったような姿勢で行うスピン。
・アップライトスピン
 直立した姿勢で行うスピン。
・レイバックスピン
 体を後方に反らせ、フリーレッグを後ろに上げて行うスピン。

◆スピンの技術
・足替え
回転している途中に軸足を変える。この動作を行うとスピンは足替えスピンとみなされる。
・コンビネーション
 スピンの基本姿勢のうち2つ以上を続けて行う。この動作を行うとスピンはコンビネーションスピンとみなされる。
・フライング
 スピンに入る時、飛び上がるもの。この動作を行うとスピンはフライングスピンとみなされる。
・チェンジエッジ
 インサイドエッジで回転していた状態からアウトサイドエッジでの回転に切り替える(またはその逆)。この動作を行うとスピンのレベルが一つ上がる。
・バックエントランス
 後ろ向きにスピンに入る。この動作を行うとスピンのレベルが一つ上がる。

◆固有名詞化しているポジション
・ウインドミル
 シットスピンのポジションの一つである。体とフリーレッグを斜めに伸ばした体勢で行う。
・キャッチフット
 アップライトスピンまたはレイバックスピンのポジションの一つである。アップライトではフリーレッグのエッジを逆の手で持った体勢、レイバックでは体を反らしたままフリーレッグのエッジを持った体勢で行う。ビールマンスピンと混同されることが多い。
・キャノンボール
 シットスピンのポジションの一つである。フリーレッグを軸足の膝の上に乗せた体勢で行う。
・クロスフット
 軸足にもう片方の足を交差させるようにして行うスピンのこと。厳密には両足とも氷上に着ける事が必要とされるが、技術的に難しくそれを実行する選手は少ない。
・サイドウェイズリーニング
 レイバックスピンのポジションの一つである。レイバックの要領で、上体を横に反らし、フリーレッグを真横に上げた体勢で行う。
・ドーナッツ
 キャメルスピンのポジションの一つである。体を反らしフリーレッグのエッジを持って行った状態で行う。上から見るとドーナッツのように見えることに由来する名称である。
・ビールマン
 アップライトスピンのポジションの一つである。後方から上げた足を手でつかみ、頭上にまで持ち上げた体勢で行う。

◆ステップシークエンス
・ストレートラインステップ
 直線を描きながら行うステップ。距離がISU公認ステップエレメンツの中で一番短いため、演技後半のクライマックスで行われるのが多い。スケートリンクの中央ラインを使うほか、対角線上に進むステップもストレートラインステップと評価される。

・サーキュラーステップ
 リンク内で円弧を描きながら行うステップ。円弧の開始部分と終結部分が一緒にならない、つまり描いた円弧に隙間が開くと減点対象となる。スケーター自身に遠心力もかかるため、難度が高い。

・サーペンタインステップ
 蛇のようにくねくねした線を描きながら行うステップ。行動距離が一番長く、スケーターへの体力的負担が大きいため、他2ステップに比べて取り入れられる割合が極端に少ない。

・スパイラルシークエンス
 片方の足を腰より高い位置にキープし滑るものをスパイラルと呼ぶが、このスパイラルを続けて複数回行うものをスパイラルシークエンスという。
【引用終わり】



◆◆◆採点について◆◆◆ 
得点には、一つ一つの技に対してつけられる「基礎点」と、一つ一つの技に対するプラスアルファORマイナスアルファの点数の「GOE」がある。

【基礎点の例】
ダブルトゥループ 2T  ⇒ 1.3
ダブルサルコウ 2S   ⇒ 1.3
ダブルループ 2Lo   ⇒ 1.5
ダブルフリップ 2F   ⇒ 1.7
ダブルルッツ 2Lz   ⇒ 1.9
ダブルアクセル 2A  ⇒ 3.3
トリプルトゥループ 3T  ⇒ 4.0
トリプルサルコウ 3S  ⇒ 4.5
トリプルループ 3Lo  ⇒ 5.0
トリプルフリップ 3F  ⇒ 5.5
トリプルルッツ 3Lz  ⇒ 6.0
トリプルアクセル 3A  ⇒ 7.5


そして「構成点」として、「スケート技術(SS)」,「要素のつなぎ(MO)」,「演技力(PF)」,「振り付け(CH)」,「曲の解釈(IN)」の5項目を評価して、さらに種目ごとに荷重されて、構成点が決まる。

つまり
ショートプログラムの「基礎点」+「GOE」+「構成点」
フリースケーティングの「基礎点」+「GOE」+「構成点」の合計が、最終的な得点である。




◆◆◆ショートプログラム・フリーテケーティング◆◆◆

ショートプログラム 演技時間は、2分50秒。その間に、「アクセルジャンプ(二回転)」,「ステップからのジャンプ(三回転)」,「ジャンプコンビネーション(三回転-三回転もしくは三回転-二回転)」,「フライングスピン」,「レイバックスピン」,「スピンコンビネーション」,「スパイラルシークエンス」,「ステップシークエンス」の8個の要素を必ず1つずつ行う。


フリースケーティング 演技時間は4分。±10秒の幅が認められている。その間に、「最低1つのアクセルジャンプを含む合計7つまでのジャンプ」,「スピンコンビネーション,任意のフライングスピン,任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ含む4つまでのスピン」,「1つまでのステップシークエンス」,「1つまでのステップシークエンス」の13個までの要素を行う。



◆◆◆略語集◆◆◆
ショートプログラム SP
フリースケーティング FS
パーソナルベスト(自己最高得点) PB
アクセル A
ルッツ Lz
フリップ F
サルコ S
トゥループ T
ループ Lo

GOE(GRADE OF EXECUTION 実行要素の質) GOE
技術点 テクニカルエレメンツ TES
構成点 プログラムコンポーネンツ PCS
スケート技術Skating Skills SS
要素のつなぎTransition / Linking Footwork MO
演技力Performance / Execution PF
振り付けChoreography / Composition CH
曲の解釈Interpretation IN
シットスピン  SSp
キャメルスピン CSp
アップライトスピン USp
フライングシットスピン FSSp
フライングキャメルスピン FCSp
フライングアップライトスピン  FUSp
(フライング)足替えシットスピン (F) CSSp
(フライング)足替えキャメルスピン (F) CCSp
(フライング)足替えアップライトスピン (F) CUSp
レイバックスピン LSp
フライングレイバックスピン FLSp
(フライング)足替えレイバックスピン (F) CLSp
(フライング)コンビネーションスピン (F) CoSp
(フライング)足換えコンビネーションスピン (F) CCoSp
ストレートラインステップシークエンス SlSt
サーキュラーステップシークエンス CiSt
サーペンタインステップシークエンス SeSt
スパイラルシークエンス SpSq


【用語の使用例】
SPで3Lz2Tのジャンプシークエンスを失敗し、GOEがあまりつかず、TES, PCS共に伸び悩んだが、続くFSでは3Aなどが見事に決まり、CCoSpやFCSpも高い評価を得た。なぜ当初のSpSqからSlStに変更したのかは不明だが、結果として、SSのみならずMO, CH INも高く評価され、PBを更新した。

【用語の使用例2】
あのさー、いくらLSpができるからって、FUSpとかFCSSpが雑じゃどうしようも無いんだよ。それにFCoSpとかFCLSpができた所で、そのままじゃMO,CHを評価されないよ。せめてCiStやらSpSqぐらいマトモにできないようじゃGOE稼ぐのも難しいんじゃないの。

【用語の使用例3】
結局FUSp等と盛り上がってPFしてしまった僕。PBがCCSpなのでぜんぜんPFです。
INにLSpしてもらってSeStなのにそんなことをCiStのSlStがPFしていいのだろうか!
そんなこんなでFCSpでした(泣
まぁFCoSpで少しFCSpできてもうそれだけでCCoSpでした。
とにかくCHの時PB低くてすいません!!
そのあとSSになったとさ  

Posted by らっっっきー at 21:42Comments(0)

2007年03月25日

フィギュアスケート世界選手権 感想





 いやーーーー。というわけで、フィギュアスケートの世界選手権を見終わったわけだ。
 安藤ミキティ優勝でんがな。ここはひとまずおめでとうと言っておこう。

 
 いやいやいやいやいや。しかしながら、うーーーーーーむ。微妙であった。さて、ぶっちゃけよう。
 日本中が涙した瞬間というのは、決して安藤が優勝した瞬間では無かったと思う。なんと言っても浅田真央ちゃんが、逆転の奇跡的な点数を叩き出して、ジャンプが決まりまくり、張り詰めた空気が、ようやく歓喜の瞬間へと盛り上がってゆき、ガッツポーズと笑顔が見えて、そして素晴らしい演技を終えてフィニッシュをした瞬間であっただろう。
 普段見せたことの無いような、涙が流れ、昨日あれだけ皆が心配したのを見事なまでに、跳ね返して奇跡的な逆転のパフォーマンスをあどけない顔で、重い重いプレッシャーを背負って、演じきったのだ。浅田真央は、人間であって、誰だってミスはするのだ。それなのにも関わらず、絶対に勝たなければいけない。結果を残さなければいけない。それも誰もやった事のないような難しい内容を成功させなければならないのだ。それも16歳である。どんな気持ちだっただろう。それを自分の力で、見事なまでに、実現させたのだ。
 涙声で、「うれしかったです。」と話すその言葉は、きっと浅田真央ちゃんを応援して、心配して、それでも信じていた多くの人が、同じような思いだったのではないだろうか。
 俺は昨日のブログに書いたように、まだまだまだまだ逆転は可能だし、これからだ!!! と言ったが、それが正に現実になったのだ。
 勝負の世界というものは、八百長がまかり通る世界ではないし、観客の望んだ通りになるわけではないのだ。どれだけ勝って欲しいと思ったところで、ワールドカップで日本サッカーは惨敗するし、勝てない時は勝てないのだ。そんなものなのだ。勝つ事を絶対信じて、応援しようなんて、大日本帝国の臣民じゃあるまいし、そんなことする必要はない。仕方ないではないか。それが勝負というものだ。
 そしてだからこそ、勝つというのは、とても貴重な事であるし、応援してる人は心から嬉しいと感じるのだろう。
 そうであるにも関わらず、電通及びスポンサーは、勝つ事を強要する。それは暗黙のプレッシャーでもあるし、明らかなプレッシャーでもある。億単位の金が動く、おっさんどもの、利権となるのだ。インタビューで、わざわざ目標を言わせて、優勝という言葉をテレビで何度も放送して演出する。それが選手に取って悪影響にならないのだろうか????

 さて、浅田真央ちゃんの素晴らしい逆転の演技により、会場はスタンディング・オベーションであった。
 そのまま終わって欲しいというのが、本音であった。

 そして、安藤ミキティが、全くミスの無いすさまじいほどの演技をみせた。これはこれはまさかまさかと思っていたら、そのまま安藤が優勝してしまった。

 安藤からは、スポンサーも皆降りてしまっている!!
 そして浅田真央ちゃんには、ご存知の通り、ネスレをはじめとして、そうそうたる企業がスポンサーについている。そして、結果として、安藤が優勝したというのは、全く皮肉な結果なのではなかろうか。
 それこそが、勝負の世界であり、俺の願った筋書きには、ならない。そういうものなのだ。だけど、まあ良かったんじゃないの??

 さてキム・ヨナは、今日は二回のジャンプミスがあり、思ったほど点数が伸びなかった。やはりショート・プログラムをそのままキープして、優勝するのは、難しいのであるな。でも三位である。表彰式の映像で、キム・ヨナをもっとちゃんと映せば良いのに、ぜんぜん映ってなかった。ツルッとした顔だけど、化粧映えするし、妖艶で、クールで、本当に魅力的な選手である。腰の怪我を治して、来年も、更に成長したパフォーマンスを見てみたい。

 日韓の二人の16歳を従えて、安藤ミキティが、優勝をかっさらってしまった。だけど、まあ良いではないか。二人の16歳の時代はまだまだこれからだ!!! まだまだ二人の16歳は甘い部分があったのだ。最初の天下一武道会で優勝できなかった孫悟空みたいなものだ。ミキティが武天老師とまでは言わないが、ミキティには完敗だった!! すがすがしいほどの結果である。

 それでもこれからが本当に楽しみである。ちょっと前まで、ノービスの選手だった二人が、世界選手権で表彰台に乗っている。これからも冬が来るのが楽しみだ。

 と、ここまで書いて、中野友加里選手のことを書き忘れていた。今日も本当に素晴らしい演技であった。みんな忘れてるのかもしれないけれど、ナナナナナナント今年も五位だよ!! 五位!! 二年連続で!!! そう!! 明日のエキシビションで滑る事ができるのだ。二年連続で。ゆかりんファンとして、こんなに嬉しい事はない。今日は三回転半トリプルアクセルにも果敢に挑んだ。大舞台で挑戦して、きっと満足だったであろう。ファンとしてもやってくれて嬉しかった。
 
 選手のどんなインタビューもそんなに意味は無い。その選手の表現したい事は全て氷上の滑りに現れるのだ。今年も本当に見ていて楽しかった。明日のエキシビションも楽しみだ!!



ちなみに浅田真央の今日のフリーの解説
【引用開始】http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/skate/figure/wc/2007/topics/asada/program_fs.html
予定プログラム→実施プログラム 
解説 基礎点 演技の質 要素点
◆3アクセル →3アクセル
素晴らしい。難しいステップからよく決めた 7.50 -1.00 6.50
◆2アクセル+3トゥループ →2アクセル+2トゥループ
2つ目のジャンプが回転不足になってしまった 4.60 -1.20 3.40
◆3フリップ+3ループ →3フリップ+3ループ
SPでミスした連続ジャンプだが、タイミングも抜群 10.50 0.43 10.93
◆ストレートラインステップ →ストレートラインステップ
プログラムを変更した部分。曲のリズムと観客の手拍子に乗り、躍動感があった 3.10 0.64 3.74
◆足換えコンビネーションスピン →足換えコンビネーションスピン
どのポジションでも回転軸がぶれなかった 3.50 0.50 4.00
◆2アクセル →2アクセル
少し着氷が詰まったが、問題なし 3.63 1.57 5.20
◆3ルッツ →3ルッツ
後半に入っても安定して完ぺき 6.60 0.00 6.60
◆スパイラルシークエンス→ スパイラルシークエンス
少し余裕が感じられるほど笑顔が印象的。スピードはまあまあだが、ポジションが美しい 3.10 0.50 3.60
◆3フリップ →3フリップ
軽々とこなして、文句なし 6.05 1.29 7.34
◆コンビネーションスピン→ コンビネーションスピン
回転速度はまあまあだが、趣向を凝らした多彩なポーズで魅せた 2.50 0.50 3.00
◆3ルッツ+2ループ+2ループ→ 3ルッツ+2ループ+2ループ
少し慎重になったが、最後のジャンプをきっちり決めた 9.90 0.14 10.04
◆レイバックスピン →レイバックスピン
少し速度が落ちてしまったが、ポジションは良かった 1.50 0.50 2.00
◆フライングシットスピン →フライングシットスピン
工夫されたポーズを数種類こなし、最高難度のレベル4の評価を受けた 3.00 0.29 3.29
【引用終わり】  

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2007年03月24日

フィギュアスケート世界選手権を観た!




 フィギュアスケートの世界選手権を観た。今日はショートプログラムが終わっただけ。
結果は以下の通り。http://www.worlds2007.jp/j/index.htm

FPl. Name Nat. Points SP FS
1 Yu-Na KIM KOR 71.95 1
2 Miki ANDO JPN 67.98 2
3 Carolina KOSTNER ITA 67.15 3
4 Kimmie MEISSNER USA 64.67 4
5 Mao ASADA JPN 61.32 5
6 Emily HUGHES USA 60.88 6
7 Yukari NAKANO JPN 60.62 7
8 Julia SEBESTYEN HUN 59.98 8
9 Sarah MEIER SUI 58.52 9
10 Susanna POYKIO FIN 57.16 10
11 Elena SOKOLOVA RUS 55.83 11
12 Arina MARTINOVA RUS 54.69 12
13 Elene GEDEVANISHVILI GEO 53.97 13
14 Valentina MARCHEI ITA 51.88 14
15 Anastasia GIMAZETDINOVA UZB 49.99 15
16 Joannie ROCHETTE CAN 49.85 16
17 Kiira KORPI FIN 49.63 17
18 Alissa CZISNY USA 49.43 18

 いやーーーーー。まだまだ分からんよ!!! 決戦は明日だからな。
 色々度肝を抜かれた素晴らしい試合であった。まず、キミー・マイズナーが可愛かった。2006年の世界選手権で優勝して、キミー通りというのが、できたらしい。まあそんな事はどうでも良いが、細くて可愛いが、ジャンプがぎこちない気もする。しかし、若くて笑顔が可愛いので目の保養になった。
 次に、目が飛び出るほど驚いたのは、キム・ヨナの点数であった。70点超えてる・・・・。しかし、確かに演技は素晴らしいの一言であった。キム・ヨナの過去の最高得点は、65.22+119.32=184.54であった。去年の11月である。この184点でも十分、とんでもない点数だと思うが、71.95は、点数がインフレを起こしているような気がする。
 素人目に見ても、素晴らしいジャンプであった。普通は、ジャンプすると同時に、ギュルギュルギュルと回って、滞空時間の間、回り続けて、何とか着地する気がするが、この人の最初のジャンプは、ピョーンと飛び上がってから、空中でいきなりギュルルルンと回転したように見えた。なんだこのジャンプは・・・という驚きである。そこからの滑りも、なめらかで、長い手足が華麗に舞って、美しいの一言であった。この人は笑わないというイメージがあったが、ムーラン・ルージュで誘惑的になるというコンセプトなのか、笑顔が多く見られた。衣装も大人っぽく、すごい進化を遂げているようであった。韓国にはスケーターが100人しか居ないらしいけど、よくもまあこんな才能が育ったものだ。でも少ないなー。いまどきフィリピンのショッピングセンターにもスケート場があるというのに。。。関係ねーー。

 さて、その中で中野友加里は、なかなか良い演技をしてくれた。見てる方がドキドキと緊張してしまう。これだけ盛り上がった会場で、どれだけプレッシャーがあるのだろう。運動会で走る子供を見守る親のような気持ちである。最初のジャンプで、斜めになったものの、そこからは、スピードのあるスピンとか、ストレートライン・ステップ・シークエンスなど、いつもの滑りと、表現を魅せてくれた。さすがベテランである。ジャパニーズ・ガールであった。なんだかんだ言って、けっこう人気者である。視聴率も取れるであろう。そして、今までに全く見たことの無いガッツポーズも見せてくれた。タイガー・ウッズ並みの片手によるガッツ・ポーズ。そしてイェーーというような表情であった。試合前に、のっしのっしとスケート靴をはいて会場に向かう様子は、プロレスラーのような貫禄のある中野選手であるが、この、可愛さと根性の同居したような、芯のある才能は、肝心なところで、パッと花開くのであった。
 俺は今年の中野選手のエキシビジョンがすごく好きである。優しいピアノ曲と光の幻想である。でも今年見るのは、さすがに難しいだろうな。

 さて、驚いたのは、安藤ミキティである。ナナナナナナンカうまくなってる。ってゆーか、二位か!! すげーな。顔もオリンピックの時とは変わっている。やせている。どうも善人に戻ったような感じである。(別に知らない人で、何の根拠もなく言ってるだけ。) なんか、2ちゃんねるでブサティだの八百長だのロッテがどーのこーのと、あれだけ叩かれた人とは思えなかった。あの時は俺も、愛想をつかしていた。
 おそらくそのときは、ダークフォースに堕ちてしまっていたのだろう。今はダース・ヴェイダーの仮面が取れたかのように、謙虚で、マジメで精神的にうまくいっているように見えた。そしてそのダーク・フォースというのは、「マスゴミ」では無かろうか。
 そして、スススススゴイうまかった。こんなにちゃんと滑れる人だったのか。ストレートライン・ステップシークエンスは、圧巻の一言。肉体が踊る踊る。それで点も出てるし、これは見直さないと・・・。

 さて、真央ちゃんである。明日があるさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!がんばれー!!
 とはいうものの、一つだけ言えるのは、とにかく外野がどーこー言うんじゃねーと言う事だ。(俺も外野なので、あまり言わない。)
 安藤の時に、あれだけ皆学んだのでは無いだろうか。

 天才がいる⇒マスコミが群がる⇒天才は潰される

 ということである。どうか、そっとしておいてあげて欲しい。そして親とかコーチとか、マスコミから守ってあげて欲しい。真央ちゃんも人間なのだ。誰だってミスはあるのだ。それは仕方の無いことだ。原因をあげつらって、どーのこーのと分析をしないであげて欲しい。マスコミに露出しすぎたからだとか、そういう事も言わないであげて欲しい。
 とにかく、まだまだこれからなんだし。明日もあるし。明日も見逃せん!!!  

Posted by らっっっきー at 01:14Comments(0)

2007年03月23日

世界を救って! ブッシュ大統領!!




 タイのバンコクのカオサンロードで売っていたa terrorist BUSHのナイスなT-shirtである。

 SAVE THE WORLD
 KILL YOURSELF!
 A UN DOIGT DU BONHEUR...

 と書いてある。最後の一行はフランス語で、BONHEUR(ボヌール)は「幸せ」、a un doigt du(ア アン ドワ ドゥ)は、「~のすぐ近くに」とか、「~しそうに」という意味である。doigtは「指」という意味である。だから「幸福のすぐ近くに...」という意味かな?? 良く分からん。。。。それとも「幸せの指を使って(引き金を引く)」という意味かな?? 良く分からん。
 最初二行は、

「世界を救え! 自分を殺せ!!」

 って事である。
 つまりどういう事かと言うと・・。

「ブッシュは世界の救世主になりたいなら、とりあえず自殺しろよ。」

 ってことである。きっつー。
 かなりイイ!!と思って買ってしまった。



 古いニュースで恐縮であるが、こんな事件があった。


【引用開始】2007年01月22日(月) 20時50分
「ブッシュはテロリスト」Tシャツ 豪で航空機搭乗拒否(朝日新聞)
 「ブッシュ(米大統領)は世界一のテロリスト」と書かれたTシャツを着た男性が、オーストラリアのメルボルン発ロンドン行きカンタス航空便への搭乗を拒否された。機内の安全を脅かす恐れがあったため、と航空会社は説明するが、男性は「表現の自由の否定だ」と損害賠償などを求める構えだ。
 娘と豪南部アデレードに帰省していたロンドン在住のIT技術者のアレン・ジャソンさん(55)は19日、メルボルン空港で保安検査を通過した後、ゲートで職員から搭乗を拒否された。シャツを着替えれば、他の便に振り替えると言われたが、ジャソンさんは用意がないとして拒否。以前も2度、同じTシャツでカンタス便に搭乗しようとして、着替えるように求められたという。
 ジャソンさんは「こんなことが問題になる今の豪州は非常に不健全だし悲しい。表現の自由のために断固戦う」と、裁判の準備を進めている。
 カンタス航空側は「乗客の気分を害したり、機内の安全を脅かしたりする恐れのある言葉は認められない」と主張している。
http://www.asahi.com/international/update/0122/012.html
【引用終わり】


 オーストラリアで、搭乗拒否された人がどんなシャツを着ていたのか、分からんけれど、BUSH TERRORISTで検索すると、たくさん出てくる。以下はそのコレクション。















  

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2007年03月21日

映画「フライド・グリーン・トマト」




フライド・グリーン・トマト(80点)

感動した。女の友情の物語。田舎町の雰囲気が良い。過激さもあって退屈しなかった。/おばあさんに病院で知り合い、話を聞くかわいい系の肥えたおばさん。『兄を失ったトラウマを持つイジーと、イジーの兄の婚約者の心優しく清楚なルースの二人の女性が主人公。自由奔放なイジーに影響されるルース。ルースは暴力的な男と結婚するが、子供を連れて逃げ出す。二人でレストランを経営する。そして、ある事件が起こる。その後ルースは死に、鉄道は廃線になり、店はつぶれる。』おばさんは彼女の話に影響を受け、だんだんと変わって行く。駐車場でレズビアンの車をボコボコにしたり、家の壁をブっ壊したりする。
  

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2007年03月20日

映画「AUTAMN IN NEW YORK」



AUTAMN IN NEW YORK(23点)
01/6/
リチャード・ギアが節操無く、色々な女に手を出し、ウィノナ・ライダーにも手を出すが病気で死ぬので、別の女と結婚して幸せに暮らすという話。何でこんな映画が世間で評価高いのか訳が分からない。内容が薄くつまらない。
  

Posted by らっっっきー at 22:28Comments(0)

2007年03月19日

映画「17歳のカルテ」



17歳のカルテ(71点)

ジェームズ・マンゴールド監督。ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー出演。
境界性人格障害(ボーダーライン・ディスオーダー)とは神経症と精神分裂病の境界領域の症状を指している。(最近ではむしろうつ病をはじめとした気分障害(感情障害)との関わりのほうが強いのではないかといわれている。)具体的には自己のイメージや長期的な目標、どんな友人や恋人を持つべきか、どんな価値観をとるべきかに自信が持てない症状がある。ウィノナ・ライダーが、製作総指揮をしたらしい。自身不安定な時期があったらしく、この映画は彼女自身の物語でもあったのだろうか。時代が狂気を抱えていた。自分自身の問題に取り組み、何とか居きる為に努力する姿は感動的。  

Posted by らっっっきー at 23:40Comments(0)

2007年03月18日

平野 麻樹子さん NHK地学



 最近は、どうも固い記事ばかりなので、たまにはテレビを見ていて、これは良い!!って感じの女の子を紹介してみよう。
 みんな大好きなNHK高校講座 「地学」の司会をやっている平野 麻樹子さんである。
 プロフィールはこちらhttp://www.sarahproject.com/10.html
 ま、さんづけってのもどうかと思うけど、お姉さんっぽい。そして誰かに似ているなあと思ったら、一青窈さんに似ている。パッと見はそうでもないけど、見慣れてくると可愛い気がしてくる。そして、更に誰かに似ているなあと思ったら、NHKクローズアップ現代の国谷裕子さんにも似ている。

 この地学の番組は、意外と知らない事も多いし、喋り方とか二人の掛け合い、シナリオが面白い。地震特集の回では、いつもは笑顔で話しているのに、やっぱり地震の被害者が観ているかもしれないし、あまりニコニコと話すのも不謹慎という判断なのか、少し笑顔を押さえ気味であった。そして先生がたまに笑おうとしているのだが、どことなく、どんな表情したら良いか分からないようで、ぎこちない表情で授業を進めていた。

 土曜日の深夜26:45ごろ、視聴率が急激にアップしたであろうポイントは、なんと言っても、起震室に入ってパニくった平野 麻樹子さんであったろう。一瞬チラっとあれがあれで、あれだったわけだ!! 良いんじゃないの!!??

 スタジオに切り替わって、先生が「平野さん、今回は本当におつかれさまでした」と言っていた。
 しかし、なんと番組のエンディングテーマで、この素朴な先生も地震体験室に入って、テーブルの下でうずくまっている映像が流れたのだ。
 おいおいおーい。おつかれさまって言ってたけど、自分もそこにいたんじゃん。アハハハハと、今回も勉強になったなーと思ってると、日の丸と君が代と地球が流れて、ビデオは途切れるのであった。。。  

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2007年03月17日

じゃあ政府紙幣を発行すればいいじゃん





 日本政府は借金ばっかりしてて、国民がワリを食うので、政府が自分で紙幣を発行すれば良いではないか!!! これを言ってるのは、俺ではない。ノーベル経済学賞を取ったスティグリッツ先生だ。
 分かりやすく解説してるのが、以下である。


【引用開始】
http://www.manabow.com/qa/seifushihei.html
政府紙幣という言葉を耳にしますが、何のことですか?
2003年9月16日

私たちが普段手にするお札は、日本銀行が発行しています。このお札は、日本銀行が民間金融機関から債券などを買い入れて供給する(公開市場操作)、貸し出す(日銀貸出金)などの行為を通じて、世の中に流通します(Q&A「日銀の量的緩和政策」参照)。つまり、お札は日本銀行から何らかの形で供給されないと、政府であっても勝手に発行してはいけない仕組みになっています。

そのため、政府は様々な政策(公共投資や社会保障など)にかかる費用が、税金などの収入を上回る場合(最近はそれが常態化していますが)、国債を発行し、民間金融機関などに買い取ってもらっています。
最近、長引く不況などを反映してこの国債発行額が巨額になっています。現在はカネあまり、運用難、デフレの状況なので、巨額の国債を民間金融機関や個人が積極的に購入してくれていますが、そのうち政府の借金返済能力に対する疑念が出て、買い手がいなくなってしまうのではないかと心配する専門家も少なくありません(Q&A「国債発行残高の急増」参照)。

そこで、政府自身が紙幣を発行したらどうかというアイデアを、ノーベル経済学賞受賞者、スティグリッツ米コロンビア大学教授が提案し、注目されています。政府自身が紙幣を発行すれば、国債すなわち政府の借金がこれ以上増えることはないというわけです。

そのアイデアによると、政府紙幣は政府が発行するお札で、いま出回っているお札(日銀券)と同じ機能を持たせようとしています。日銀券と一対一の交換を保証します。紙幣発行で得たおカネは、減税など国内の需要を喚起することに使ったり、不良債権処理のために使います。日本経済は需要が不足しており、それが、物価が継続的に下落するというデフレにつながるという問題を抱えていますが、この対策にもなるというわけです。

私たちの生活面では、政府紙幣といままでのお札(日銀券)が混在するという面倒くささはありますが、両方とも同じ価値で使えるので直接的な影響はありません。

ただし、政府紙幣の発行は危険も伴います。いくら借金にならないといっても、おカネが足りないからといって、政府が紙幣をむやみに発行すれば国民がそれを持つことに不安を感じるようになります。そもそも紙幣は紙切れに過ぎませんので、「信用」がなくなるとあっという間に価値がなくなります。発展途上国などで人々がその国の通貨より、米ドルを持ちたがるという傾向があるのがいい例です。

通貨の価値がなくなるということは、物価の上昇、インフレを意味します。 それも普通のインフレではなく、ハイパーインフレになりかねません。いくらデフレが困るといってもいきなりハイパーインフレになってしまったら、多くの人々が生活に困ることになるでしょう。そもそも、日本銀行が政府と独立した立場として存在するのは、そうしたむやみな紙幣発行に歯止めをかけるためなのです。

そのため、提唱者の一人である榊原英資・慶応大学教授は「一回限りということを政治レベルで明確に確認する必要がある」と語っています。

【引用終わり】


 なるへそなるへそ。
 やっぱり日本銀行は、勝手に打ち出の小槌のように、通貨を発行してはいけなかったのね。。。
 だからこそ、収支が合わなくなって、日本中が借金だらけになって、どんどん落ち込んでいってるわけだ。みんな借金だらけだったら、どうやったって借金は無くならんよね。
 政府が1000兆円も借金してるんだから、ちょっとサラ金でつまんだって、別にどうってことないんじゃないのって感じである。かくして、利子が利子を呼び、何もしてないのに、利子と借金だけは膨らんでいくという世の中なのだ。
 だったら政府さぁ。You政府紙幣発行しちゃいなよ。ってことである。俺が言うのなら、ちょっと危ない勘違いという気もするが、グローバリズムの問題点を指摘してる善の側の学者、スティグリッツさんが言ってるんだから、信用性もバッチリってわけだ!!!!
 通貨価値の下落によるインフレを懸念してるけど、1000兆円も借金してる今よりは、マシになるんじゃないのという気がする。どうでしょうかね。。。  

Posted by らっっっきー at 03:30Comments(0)

2007年03月16日

お金ってなに???



 前回と同じく、『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』からの引用です。
 
【引用開始】http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060507
貨幣はどこからくるのか

 連邦準備コーポレーション(私企業)が貨幣を印刷し、それに利子をつけて政府に貸し付けていることを知らぬものはいない。ここで、このプロセスがまったくのペテンであることを理解しなければならない。私たちがこの問題の核心に到達する前に、銀行業務の本質に関わる一つのことを思い出してみよう。第一に、貨幣にはその価値基準となるものがあるはずだ。

 アメリカの場合は、今でも実はいわゆる“金本位制”に基づいて動いている。つまり、私たちの貨幣は金に裏づけられているのだ。

 このことを念頭において、実際に貨幣がどのように、そしてどの程度のコストで作られるのかを見てみよう。財務省が百ドル札を1000枚印刷するとする。すると、インク、用紙、原版、労働力などに要する費用は総額で約23セントかかる。計算してみると、一万枚の百ドル札紙幣の印刷コストは総額230ドルである。

 そしてここに問題がある。一万枚の百ドル札とは100万ドルに相当する。つまり、連邦準備銀行は100万ドルを勝手に“作れる”。そのうえに、それをアメリカ政府に、利子付きで貸しているのである。しかもそのコストは総額たったの230ドルだ。こんなポロい商売がほかにあるだろうか。

 銀行業界はこのプロセスを“貨幣鋳造利差金”と呼んでいるが、わたしに言わせれば窃盗である。なぜなら、この巨額の利ざやとともに巨額の利払い分がある。このことを横に置くとしても、政府は巨額の借金返済のためにIRS(内国歳入庁=アメリカの国税庁)というマフィアさながらの国家徴税機関を使って、アメリカ国民の金を掠め取る必要があるからだ。

 銀行家たちは政府から盗み、政府はそこで今度は自分の体の向きを変えて国民から盗む。天才でなくともわかることだ。このプロセスで搾取されているのは誰か。そう、わたしたち、梯子段の一番下にいるわれわれ国民だ。

 さらに悪いことにフォートノックス(合衆国金塊貯蔵所の所在地)には、どうやらもう金塊はあまり残っていないのである。すべてなくなってしまっているらしい。つまり、アメリカの金融制度の根幹をなす金本位制度はもう幻想にすぎないのである。

 わたしたち国民は手持ちの紙幣を金に交換することは出来ない。別の国の通貨に変えることしか出来ない。わたしたちの貨幣制度を支える基盤がかなりでたらめと化している。


【引用終わり】



 んんんんん????? どうもよくわからんが、どうもおかしい気がする・・・。ということで、日本銀行のサイトを覗いてみた。

【引用開始】
銀行券の一生
 銀行券は、発行者である日本銀行からの発注を受けて国立印刷局で製造され、一旦日本銀行本支店の金庫に保管されます。その後、主として金融機関による日本銀行当座預金の引出しにより、金融機関に支払われ、金融機関を通じ人々に供給されます。
 市中で様々な取引の決済手段として用いられた銀行券は、金融機関等を通じ再度日本銀行に還流します。日本銀行では、還流してきた銀行券については、銀行券自動鑑査機で真偽と枚数をチェックしたうえで、汚損度合に応じて流通適否の別に整理します。これを鑑査と呼んでいます。鑑査の結果、流通に適したものは日本銀行窓口から再度市中に供給される一方、不適当なものは、復元できない大きさに裁断され、銀行券の一生を終えることとなります。
 銀行券の平均寿命は、一万円札で3~4年程度、五千円札、千円札は使用頻度が相対的に高く傷みやすいため1~2年程度となっています。


【引用終わり】


 んんんん・・??? これは単に、貨幣のことを言ってるんだよな・・。預金されたり、貸し出されたりすると、金とは帳簿上の数字となって、わざわざ貨幣の形を取る必要はない。古いお金が新しいお金に替えるというのは、単なる交換だ。
 最初に言ってた『連邦準備コーポレーション』というのは、「FRB」、「連邦準備銀行」のことで、その民間銀行が、無から貨幣を発行する権限があって、それが国民の借金になってるということらしい。
 日本の場合は、発行権があるのは、日本銀号だけらしいが、FRBと何が違うのだろうか。日銀の株の過半数を政府が所有しているから、政府の一部みたいなものであるが。
 日銀が行っているのは、マネーサプライ(貨幣供給量)のコントロールと、市中銀行への貸出しで、いわゆる「金融政策」であるな。
 
 アメリカのFRBと日本の日銀は違うのか。
 要は、アメリカは民間銀行が通貨発行権を持っていて、富の集中が構造として起こっているということだろうか。そして、日本の場合は、良く分からんがそこまででは無いということだろうか。

 
 これはヤヴァイ・・・。マクロ経済学忘れすぎ・・。一番分からんのは、打ち出の小槌のように、金を発行なんて、できない??しちゃいけない??やるべきでない??のではないだろうか。その裏づけとなる預金が無いとダメなんじゃないの?? 勝手に金を作ったら、それはどこかから持って来ないと穴埋めができないのでは?? 単にインフレを生むのではないだろうか。金は回ってこそ意味があるのではないのか。三面等価の原則とかあったじゃないか。経済活動により、価値を生むことで、経済規模が大きくなっていくのではなかろうか。なんなんだ?問題は。

 要は、アメリカは利益を追い求める民間銀行が貨幣発行権があるから、自分らが拡大するインセンティブがあり、金はそこに集積するようになってしまうが、日本の場合は日銀が自分らの利益を追求するのではなく、公的性格が強いから金の集積という問題は起こりにくいという違いなのだろうか。
 ちょっとマクロ経済学を見直してみよう・・・。  

Posted by らっっっきー at 03:17Comments(0)

2007年03月15日

アメリカのカースト制度




 最近、『日本人が知らない恐るべき真実』というページにはまっている。
 お金のシステムに関しては、確かに知らないことばかりで、目からウロコの情報がたくさんある。
 しかし、ユダヤ人問題に関しては、どうやらトンデモ情報も混ざっているようで、あーバカバカしいと思ってしまう箇所もある。でも、それでも玉石混交な情報の中には、これはスゴイ!! という情報も沢山あり、そのページの管理人はスゴイ人だということには変わりは無いし、敬服に値する。
 さて、なるほどーー!!と唸らされる引用箇所があったので、貼り付けしてみる。
 アメリカの社会構造に関する分析で、多くの人は奴隷なのに、それに気付いていないという指摘である。すごく良く分かるけど、うーーんと思う箇所もある。
 皆さんはどう思われるだろうか。これは、近い将来、もしくは現在の日本の姿ではなかろうか・・・。

『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』ヴィクター・ソーン著 副島隆彦訳責任編集(徳間書店)より


【引用開始】
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060428
●支配者階級

《支配者たち》または《地球の王たち》としても知られるこの階級は、この星の運命を握る国際エリート銀行家、多国籍企業の経営者、富裕なアメリカ人一族から成る。間違いなく最も排他的で参入の難しいグループである。彼らは血統への妄想に取り憑かれているため、この階級に外から加わるのは事実上不可能だ。支配者階級は人口の1%にはるかに満たない数だ(おそらく数百人)。メンバーは、ビルダーバーグ、三極委員会、外交問題評議会、ローマクラブ、マルタ騎士団などの組織に属しており、自分たちの地位を不滅にするため秘密主義を貫いている。

 戦争への資金提供、高利貸し、一般大衆のランク分けといった世界の悪行を調べてみれば、必ずその背後にこの支配者階級のメンバーたちが存在する。

●執行者階級

 地上のほとんどの人間たちを支配する頂点の階級が、一見信じ難いほど少数であるのを知ると、ある疑問が湧く。この隠れた人間たちは支配のピラミッドの頂点という自分たちの地位を、どのように維持しているのだろうか。

(中略)

 具体的に言うと、自分たちの利益を守るための権力執行者ネットワークを作り出し、こうした人間たちにそれなりの“報酬”を与えているのだ。では、支配者たちが利用しているこの「執行者階級」にはどんなものがあるか。

①メディア

 アメリカのメディアは概してリベラル志向だと一般には考えられている。実際のところは非常に保守的である。だが誤解しないでほしい。表現内容の傾向ではなく、メディア全体の特徴を言っているのだ。保守的であるというのは、体制維持(すなわち物事を現状にしておくこと)を受け入れ、またそれを望むということだ。

 この点から見ると、アメリカのメディアはきわめて保守的だ。主流のメディアであるCBS、ニューヨーク・タイムズ、ニューズ・ウィーク、ラッシュ・リンボー、USニューズ・アンド・ワールドレポートなど、どれであれ事態の改善を望むものは一つとしてない。メディアがそれを望むなら、この国、そして世界で起きている真実が一斉に報道されているはずだ。

 こう訊ねる人がいるだろう。「真実を掘り下げ伝えるのが、ジャーナリストの信条ではないか」と。まったくそのとおりだが、すべての主流メディアは各々多国籍企業に所有され、その多国籍企業が国際銀行家に所有されているので成り行きは目に見えている。支配者階級の下僕として動くメディアは、ただの部分的真実、偽情報や誤報、そして大衆が支配者に反抗しないよう条件づけするような空気を伝えることで、体制を補強しているのだ。

②警察

 彼らの人数は多いので力もある。しかし、ここでの《支配者たち》の占める割合は極端に少ない。したがって、人々の調和を維持するには何らかの力が必要になる。“思い上がり者”や反抗者が現れたとき、この警察という存在が支配者階級の強い武器として役立つ。

③軍部

《支配者たち》は特定の国家に対して忠誠を持たない。統制された世界秩序に抵抗しようとする国々に戦争を仕掛けることで、彼らの利益は満たされる。戦争は利潤を生み出す事業であり、“戦争マシン”を円滑に進ませるために利用される。《支配者たち》は、人々が何もしないで長期間ぶらぶらしていることを嫌う。だからこそ、彼らの利益のために戦争が不可欠なのだ。彼らは爆弾や銃を作り出すため、工場にあるプレス機を運転し続けなければならない。戦争に追いやられる下級の人間たちは、《支配者たち》の目的を理解する時間がほとんどとれない。

 プロパガンダと愛国主義を投げ込むことで民衆の数を間引く。そうすることですべてが順調に回り続ける。残念ながら、戦争で勝つのは支配者たちだけだ。彼らが貸付利子や復興事業で金儲けをする一方、残りの人間たちは一連の過程で命を失い、障害を負い、精神的打撃を受けるのである。

④学界と教育制度

《支配者たち》は、真実の追求と秘密の暴露が、彼らが慎重に築いてきた幻想を破壊するとわかっている。だから、大衆が知り過ぎることを防止する別の武器が必要になる。大衆を真に教育するのではなく、歯車の歯のごとく社会に順応するような思考形式を“吹き込む”のである。

 大衆を現実に目覚めさせることが出来るにも拘わらず、あえてそうしないメディアと同様に、学界もまた、わたしたちに相も変わらぬ文化的通念を供給することによって真実を抑えつけている。ここで戦争に勝ったほうの人間たちが歴史書を書く、という重要な事実を思い出してほしい。

《支配者たち》が唯一戦争の勝者であるということは、誤った情報を広めているのも支配者たちに他ならないということだ。(中略)

⑤裁判制度

 警察の、ときには軍部の付属部門として、裁判所は犯罪人からその自由を奪うことで罰する。拘束の必要がある人間が社会に多く存在することは明らかだ。しかし刑罰による脅威は同時に、法を遵守する市民が、支配者たちの隠蔽行為に対して“声高に主張する”のを防ぐ役割も果たす。

⑥官僚機構

 完璧な例がIRS(アメリカの国税庁および税務署のこと)、FBI、CAIである。(中略)

⑦宗教

 道徳、来世、救済、罪といった概念を利用しつつ、恐怖や盲目的な信仰で大衆を鎮静させ、その自然の衝動や本能を抑えることができる。

(中略)

 最も重要な疑問は、《支配者たち》の目的の大半が明らかにアメリカの国益に反するにも拘わらず、なぜ執行者階級は黙ってその計画の実行役を務めるのかということだ。

 答えには二つの要素がある。それは利己主義と臆病さだ。執行者階級は《支配者たち》が享受するほどの富は得られないにしても、社会の多数派よりはずっと裕福である。

 このカースト制度は彼らに有利に働くのだ。執行者階級はうまくやっている。もし彼らが真実を暴いたり、事態を掻き回したりし始めたなら、あれこれ問題が生じるだろう。アメリカ経済は不安定となり、株式市場の暴落、失業、企業利益の減少とそれに伴う配当額の減少などがもたらされる。極端な場合、政府の崩壊、暴動の勃発、血みどろの内乱といった社会的な混乱が起こり得る。甘い汁を吸い気楽に暮らしいている人間にとって、こうした選択は歓迎せざるもの、望まざるものだ。大衆の間で問題が起き出したら、それは裁判官、記者、巡査部長、大学教授、将軍、国税局員、豪華な司祭館に住む宗教者たちにとって、よい前兆ではないのである。

 この根本的理由が二つ目のポイントである臆病さに繋がる。なぜ安定した職を危険に晒さなければならないのか。この階級の人間たちは工場で部品を打ち抜いたり、農場で干し草を掻き出したりする必要はなく、エアコンの効いたオフィスでただ座っていればいいのだ。彼らが改革のための行動を起こせば、自分たちの丘の上の持ち家、ピカピカの三菱やRV車、カントリークラブでの夕べや手入れされた芝生などが脅かされるかもしれないのだから。

 現状維持は、少なくとも執行者階級にとって、混乱よりもはるかに好ましいものだ。世界の状況がたとえよくなくても、“正しく”なくても、この階級の人々は多数派国民よりずっと経済的に恵まれている。なぜ波風を立て、わざわざ事態を危険に晒す必要などあるだろうか。

(中略)

だから真実に目隠しをし、物議を醸す話題とは距離を置くほうがいい。そしてただ媚び諂い、あるがままの状況を受け入れるほうが身のためなのだ。

●奴隷階級

 明らかに社会の大多数を占めるこの階級を、X教授は「支配者階級、執行者階級を支えるよう教化された働き蜂集団」と表現している。すなわちこの階層は、工場で電子レンジの部品を組み立て、廃物を運び、下水管の詰まりを除き、食事の給仕をし、ガソリンを入れ、タクシーを運転し、帳簿を締め、ホテルを清掃し、ほかにも彼らがしたがらない何千もの仕事をする人々から成り立っているのである。

 だが社会全体の少なくとも四分の三が奴隷階級に属するのなら、なぜこの人々は体制に気づき、それを力ずくで覆そうとはしないのだろうか。あるいは、少なくとも劇的に変えようとしないのだろうか。X教授は、大衆が平静なままでいる主な三つの理由を挙げている。

①大衆は、自分たちが実際には奴隷ではなく、自由な個人であるという幻想で動機づけられている。

②大衆は、世界でもっとも偉大な国であるアメリカ合衆国で暮らし、面倒見のいい政府によって“監督されている”ことをありがたいと思っている。アメリカ政府は“理想の父親像”のごとく、現実の“責任”から人々を解放するなど、個人の生活にますます影響を及ぼし続ける。

③大衆は、税金や不平等や、職場の嫌な同僚のことでは不満を漏らすが、真面目に働けば報酬が約束されている。社会保護手当や善行を積めば天国に行けるなど。

《支配者たち》は執行者階級の助けを借り、X教授曰く、「奴隷たちが、腹は一杯だが、自分で自立独立出来るほどの富は生み出せない」のを確認しながら、自分たちの計画を維持している。X教授は続ける。「奴隷階級が生み出す富は必ず、支配者階級に引き渡される。課税やマインドコントロールといった現行制度のもとでは、これらがきわめて効果的になされている。能率的な奴隷制度においては、奴隷は自分で自分を管理している。すなわち自分は“自由”であると思っていなければならない。一方、本人や家族に必要なものが賄えるだけの、ぎりぎり最低限の生活は奴隷に残しておく必要がある。奴隷は支配者階級に稼ぎの大半を渡しながら、ほぼ一生働かなければならない。現在のアメリカでは、こうした仕組みが非常に効果的に出来上がっており、大体において皆結果に満足しているのである」

 X教授の見積もりによると、アメリカ人の70%、世界規模で考えると人口の90%近くが、今でも奴隷階級に置かれているらしい。

(中略)

 実際、大勢のアメリカ人が、特に工業や製造業の分野でNAFTAのせいで仕事を失っており、低賃金のサービス業に移行している。奴隷階級は何とか遣り繰りすることに忙しい。だから他のことに気を揉む時間はほとんどない。そして、これこそが《支配者たち》が作り出したシステムにほかならないのだ。重く課税され、借金を負い、支払わなくてはならない沢山の請求書に、刈らなくてはならない庭の芝生、落ち葉掃き、食事の用意、子供の世話、車の修理といった要因のせいで、ほかのことに“関わり合いになる”時間はほとんど残っていないのである。

●不可触民(アンタッチャブルズ)

 ほぼすべての階級メンバーから嘲笑されるこの階級は、意味ある方法では社会に寄与しない。X教授が挙げるところの「スラム街の黒人、麻薬常習者、浮浪者、犯罪組織の底辺層」といった人々は、誰に支配されているかに拘わらず、自らの生活を劇的に変えようとはしない。その日その日を生き延びながら、不可触民たちは残りの社会からはるかに孤立した場所に寄せ集められ、他の階級を侵食しない限りは大抵無視されている。しかし、少しでも侵害すれば、ただちに罰せられる。必要最低限なものが与えられ、そして彼らは忘れ去られる。


【引用終わり】  

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2007年03月14日

パスカル・ピノン(頭が2つある男)








 奇形全書という本がある。(図説 奇形全書 (単行本) マルタン モネスティエ (著), Martin Monestier (原著), 吉田 春美 (翻訳), 花輪 照子 (翻訳) )
 ここで最もインパクトがある写真は、パスカル・ピノンという男であった。
 顔の上に顔がついているのだ。そこでさっそく調べてみた。
 
【引用開始】
http://www5.plala.or.jp/OBA9ANI/sideshow/classic/face/pinon/index.html
海外の見世物雑誌に「ショックドアンドアメーズド」というのがあり、その第6号にパスカル・ピノンの記事が載っていました。
(前略)
それではここでパスカル・ピノンを紹介しよう。彼はメキシコからやってきた双頭の男という触れ込みであった。当時の彼は大した人気で、あまたいるスターの中で、ピノンは世紀のトップ奇形の座を守り続けていた。少なくとも写真のレベルでは。彼の写真は読者諸氏の挙げる奇形に関する本の、ほとんど全てにうやうやしく飾られていることだろう。その顔に湛えられた表情は……はっきり言ってどんな表情であったかというと?退屈?当惑?笑いをこらえている表情だったかもしれない。とにかく、その顔は巷に蔓延る多くの奇形の写真とは違っている。先に結論から言ってしまうと、ピノンは少なくとも部分的には偽物だったのだ。
(中略)
以下はベテラン芸人のデイビット・レノが語ったピノンの素顔である。
(中略)
「わしが世話になったセルスーフロートサーカスは、団長はパルマー博士と言って、双頭の男パスカル・ピノンという男を雇っておった。パスカルはスペイン語しか話せなくての、わしがスペイン語を話せたもんじゃから、それがきっかけで話をするようになったんじゃ。パスカルは、そりゃあもうすごいあごひげでの、確かに頭が二つあるように見えたもんじゃよ。本物の頭の上にもう一つのう。上の顔は下の顔にそっくりでの、でも目はいつもつむったままじゃった。その翌日、わしはまだセルスにおったんじゃが、パスカルに会ったらなんと、上の顔がなかったんじゃ。本物の頭の上には柔らかい大きなコブがあるばかりじゃった。パスカルは見せ物に出るようになって、蝋で本物の顔の複製をとって、コブにかぶせておったんじゃ。それから何年もたって、パスカルは病気にかかっての、団長はパスカルを治療にためにメキシコの病院にやったんじゃ。やはりコブが体に良くなかったらしくての。メキシコの医者は団長に、パスカルを元気にするには750ドル必要だと言いおっての。それでも団長は代金を払って、パスカルは元気になって戻ってきたんじゃが、なんと頭のコブがなくなっておったんじゃよ。それで団長の双頭の男は過去の物になってしまったというわけじゃ。」レノは人形遣いで、でたらめを吹く占い師ではない。
(Shocked and Amazed - On and Off the Midway Vol.6 より 翻訳レイモンド氏)
【引用終わり】

 なーーーーんだ。ニセモノだったのかぁぁぁ。とは言いつつも、やはり興味がある。
 どうやら頭のコブは良性腫瘍であったらしい。

 だが、実際に結合双生児は存在する。
 結合双生児の症状は、もともと一卵性双生児として誕生した胎児が、母親の子宮内において片方の成長が停止してしまうことを原因としている。そして成長を止めた片方の双生児は、もう片方に寄生する形で誕生し、多くの場合において必須器官を欠いた状態で誕生するのである。
 http://anima.x51.org/x/parasitictwins/pasqual_pinon.php
 のリンク先にエジプトで、その実際の患者を治療するドキュメンタリーの映像がある。かなりショッキングな映像・画像なので、あまりオススメはできません。。。
 脳の血管の3DのCG画像もある。不完全な体の方に意思はないのだろうか・・・。この子供は手術後、13ヶ月延命したという。しかし、どうにも哀れであるな。。。  

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2007年03月13日

田中宇のロスチャイルド分析




 さすが田中宇もロスチャイルドに関して独自の分析をしている。
 yahoo japanで「ロスチャイルドとは」で検索すると、以下のような記事が出ている。

【引用開始】
 http://tanakanews.com/f0622israel.htm
 シオニズム運動が成功したのは、イギリスで非常に強い権力を持っていたユダヤ人政商のロスチャイルド家が支援したからであり、ロスチャイルド卿がシオニズム支援のために、当時のイギリス外相のバルフォア卿に「パレスチナにユダヤ人の祖国(ホーム)を作ることを支持する」という一筆を書かせたのが「バルフォア宣言」である、というのが定説だ。

 ロスチャイルド家は、イギリス産業革命に投資して巨万の富を蓄え、その後婚姻その他の人脈拡大によって、イギリス政府の中枢に入り込んで覇権を拡大維持する政策を行った。バルフォア宣言が発せられたころには、イギリスの上層部にはロスチャイルド系の人が多く、バルフォア卿もロスチャイルド家に近い人物だった。そのためバルフォア宣言は、ロスチャイルド家がお手盛りでイスラエル建国を決めたものと解釈されることが多い。

(ロスチャイルド家については「金融の元祖ユダヤ人」参照 )

 だが、私は最近「ロスチャイルドは本当にイスラエル建国を支持していたのだろうか」という疑問を抱くようになった。ロスチャイルド家に限らず、欧州諸国の政府に資金を貸し、金融などの政策立案まで担当していたユダヤ資本家の多くは、自らの存在を曖昧にし、黒幕として存在し続けることに、意義を見出していた。

 それは、ユダヤ人差別への対応策という意味もさることながら、それ以上の理由がある。戦争が起こりそうになったら、敵同士である双方に金を貸したり政策を出したりして、どっちが勝っても儲かるようにするとか、一つの国の産業革命に投資して大儲けできたら、他の国でも産業革命を誘発し、そちらにも投資して儲けを増やすなど、一つの国に対してのみ忠誠を尽くすのではなく、国際的に動くことで儲けるのが、伝統的なユダヤ商人の作法としてよく見られる。

 これをやるためには、それぞれの国の黒幕が誰なのか、分からないようにしておかねばならない。ばれたら両方の国から裏切り者とされてしまう。ロスチャイルド家の中には、キリスト教に改宗した人が多く、ユダヤ人であることすら自ら改変し、キリスト教社会の中に埋没し、目立たないようにネットワークを張り、その結果、イギリスの「上流階級」と「ロスチャイルド」とが、ほとんど同義語であるような状態を作り出した。

(略)

【引用終わり】

 そして、イスラエル建国は、ロスチャイルドに取って、本当はあまり好ましくないものであり、イスラエルが小国である限り、支援するが、あまり調子に乗るなよと牽制しているのではないかという分析を行っている。

 なるほど・・・。
 つまり、ユダヤ人と言っても中は分裂しているのではないかということだ。確かに説得力はある。イスラエルの暴走を見ていると、狂信的なユダヤ原理主義の国に見えてしまうが、金と利益を追い求める事が第一であるロスチャイルド系の大金持ちのユダヤ人の考えとは、かなりずれている気がする。

 そして、『アメリカの世界支配をめぐる揺れの根本にあるものは、従来の支配層だったロスチャイルド的な国際協調派と、それを倒してイスラエルに対する抑圧を解こうとするシオニストとの戦いであると考えられる。』としている。
 そして隠れイスラエル派だとかがグチャグチャになっていて、よく分からんのではないかということである。
 俺はこういうのも、なるほどーーーーと思ってしまう。しかしこうなると、本当に何がなんだか分からなくなってしまう。

 まあそれはさておき、ロスチャイルドのような国際金融資本は、現代史にものすごく大きな影響を与えているにも関わらず、本当に知られていないマイナーな存在である。これはおかしな事である。俺も「赤い盾」を読むまで、何もしらなかった。
 利権に絡み、歴史に名を残す人間というのは、基本的に悪の限りを尽くしているようだ。世界中を侵略して、何千万人と虐殺した帝国主義者たち。インドも、南アフリカもその犠牲者であった。それは冷徹で残酷で無慈悲で、グチャグチャの血と死体によって、築き上げられた富であったのだ。人道のカケラすら無いような差別意識に基づく支配であった。
 そして、それがある一族によって行われていたというのだから、すごいことだ。本当にもうすごい世界だ。
 現代も、その支配は続いているので、とりあえず現状を知らないとな・・・。

   

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2007年03月12日

欧米の大富豪たち





 赤い盾を読んでいるのであり、あまり頭の中で整理がついていないのであるが、俗に言うユダヤ陰謀論などというものは、ある意味正しいが、ある意味間違っているのだ。
 確かに、死ぬほど大金持ちの人たちがいて、世の中のありとあらゆるものに影響を及ぼしているのは確かなようだ。それは本当にありとあらゆるものである。各国の政治、経済、産業、戦争、政策、国際機関など本当にあらゆるものだ。ファッションもそうだし、映画もそうだし、宝石もそうだ。「世の中は金だ」というのは、これほどまでに凄まじい世界を意味していたとは・・・。
 昔、イギリスの大英博物館に行った事があるが、世界中の金銀財宝・文化遺産をぶん取ってきたものを堂々と展示していた。イギリスとは、すさまじい国だ。その精神がロスチャイルドも同一のものを持っていたのだろう。
 南アフリカは、神様がここだけに宝石と金をぶちまけたように、天然資源が豊富なので、イギリスから植民地政策として、長い間支配していた。基本的にそれは銃弾によって、統治されるのだ。反抗するものを情け容赦なく殺す事で、秩序を保っていたのだ。それはインドも同じこと。
 そして、資源を独占して、死ぬほど儲けている人たちがいたわけだ。
 白人が強欲だとか、ユダヤ人が強欲だという言い方は、本質を見失ってしまう。それらの金銀財宝は、全ての一般白人、一般ユダヤ人たちに行きわたったけでは決してなく、それら特権階級の人たちのものだったのだ。
 つまり、ユダヤ人の陰謀などではなく、それら大金持ちたちの陰謀??というか、世界の富の支配があり、それが現代のさまざまな問題を生んでいるのだと思う。
 そして、その大金持ちたちは、確かにユダヤ系が多いということなのだ。インドでウロウロしていたり、新宿の路上でアクセサリーを売っているアシュケナジーのユダヤ人たちは、別に陰謀に加担などしてないだろう。十把一絡げに民族が・・とか何々人が・・・とか、言う考え方は、偏見と差別に繋がる危険性は確かにある。
 
 さて、ゴールドマン・サックスが、ペコちゃんを襲うという事件が最近あったわけだが、(不二家のスキャンダルに絡んで、ゴールドマン・サックスがインサイダー取引で不二家株を空売りをした件のこと) ゴールドマン・サックスもこのユダヤ系のロスチャイルド系の財閥群のひとつである。
 こいつら財閥は、結婚によって、どんどん親戚になっていくのだ。お互いが家族になる事で、一族となり、固い絆で結ばれるのだ。そして、一度仲間になったら、連携して、世界中でカルテル・トラスト・インサイダーしまくりで、自分らが儲かりまくり状態にする為だけに邁進するのだ。
 マーカス・ゴールドマンの娘婿、サミュエル・ザックスが事業に加わり、この金融業者は急成長を遂げたのだ。そしてサミュエル・ザックスの弟バーナードは神経外科医であった。そしてその娘ヘレンがネイサン・シュトラウスと結婚した。ネイサン・シュトラウスの叔父は、オスカー・ソロモン・シュトラウスというアメリカ最初のユダヤ人閣僚であった。その息子ロジャー・シュトラウスは、グラディス・グッゲンハイム・シュトラウスという医学校名誉理事の女性と結婚した。その叔母コーラ・グッゲンハイムは、ルイス・フランク・ロスチャイルドというL.F.ロスチャイルドの創業者と結婚した。
 つまりゴールドマン・サックスは、ロスチャイルド系なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 分かりにくいが、ゴールドマン・サックスの創業者をAとしよう。Aの娘婿の弟の娘の夫の従兄弟の妻の叔母の夫がアメリカのロスチャイルドの本家本元なのだ!!!!
 Aの娘婿もゴールドマン・サックスのサックスの方なので、ここから始めてみよう。こいつをBとする。Bの姪の夫の従兄弟の妻の叔母の夫がナナナナナントロスチャイルドなのだ!!!
 イマイチ良く分からないが、でも確かに親戚なのだ。あなたの娘婿の弟の娘の夫の従兄弟の妻の叔母の夫がロスチャイルドだったら、ちょっと驚きではないですか?? 分かりにくいけど、俺とマイケル・ジャクソンは親戚ではないのだけど、それに比べたら、やはりこの人たちは、親戚と言えるだろう。

 しかし、これだけではないのだ。

 クーン・レーブ商会
 ワーバーグ銀行
 ソロモン・ブラザーズ
 リーマン・ブラザーズ
 ラザール・ブラザーズ
 J&Wセリグマン商会
 ゴールドマン・サックス
 ディロン・リード
 ヒル・サミュエル
 ハンブローズ銀行
 ルイ・ドレフュス銀行

 これらがユダヤ系のマーチャント銀行と呼ばれているらしいが、ナナナナントぉ、これらは全てロスチャイルド系らしいのだ。
 それは単なるパートナーということではなく、血縁関係としてである。

 日本は、日露戦争を戦った時に、クーン・レーブ商会から一千万ポンドの融資を受けた。つまり日本が軍国主義に歩みだしていったのは、ロスチャイルド一族の力添えがあったからなのだ。


 まあ、今日はこのへんにしておこう。それにしても、ナタリー・ポートマンがロスチャイルドのドラ息子とデートをしていたらしい。相続する遺産は、1000億円??? 多分もっと多いと思うけどなー。
 レオンではあんなに可愛かったのに、なんだかなぁって感じの今日このごろなのだ。
 ってゆーか、普通にすんげー玉の輿に乗れるんだなあと、超美人のユダヤ人のスケールの大きさを感じるのであった。。。  

Posted by らっっっきー at 02:54Comments(0)

2007年03月11日

広瀬隆 「赤い盾 ロスチャイルドの謎」




広瀬隆 「赤い盾 ロスチャイルドの謎」

 昨日、ふとユダヤ人とは何か?? 世界の金融を支配しているのは誰なのか?? グローバリズムだとか、格差問題とか、あるゆる現在の問題の根本にある、何やらあやしいユダヤ人の大金持ちたちとは一体全体なんなのか???
 ということを疑問に思って、何を探したらよいのか分からんので、ユダヤ人の議定書などをコピーしてみた。
 しかし、誰もが、これだけは読んでおけ!!! とオススメの本、広瀬隆氏の「赤い盾 ロスチャイルドの謎」を買って読んでみる事にした。
 これはトンデモなどと言ったらトンデモない!! 素晴らしい研究成果の本である。日本人であることを誇りに思うね。これほど凄い本を書ける日本人がいるなんて。
 本当に面白い!!! こんなにも自分が知らなくて、重要な事が沢山あったとはと、正に圧巻である。全四巻で2000ページぐらいある。
 緻密な検証によって、現代史の謎が明らかになっていく。これほどまでに、すさまじい本であったとは・・・。と言ってもまだ100ページくらいしか読んでないけど・・。
 
 この世界は、昨日自分が思っていたように、たくさんの人々がカオス的に、適当に動いているような世界では無いのだ。
 誰かが壮大なスケールで仕組んでいるシカケがあるのだ。そしてそのビッグプレーヤーがいるのだ。そして、世界を動かすのに、もっとも大きなアイテムが、金融なのだ。要は金ってことだ。

 さてさて、これからこの広瀬隆氏の力作「赤い盾」を読んでいくので、その感想を軽く書いていこうと思う。

 まず、登場人物がものすごく多い。そして、ユダヤ人という括りで、考えてはいけないという事を最初に教わった。ユダヤ人という定義は、難しいものであって、誤解を生むし、反ユダヤ主義にもつながると言う。
 それにしても、ナチスのホロコーストを最初に肯定したりとか、ユダヤ陰謀論では無いですよと、最初に殊更強調しているのは、恐ろしいユダヤ人の人権団体から、反ユダヤ主義者のレッテルを貼られない為の防御手段なのかもしれないな。ま、知らんけど。

 フランクフルトのゲットーで、キリスト教徒から嫌われながら、金貸しをしていた初代ロスチャイルド。そして五人の息子が、ヨーロッパに散らばり、近親結婚を繰り返して、強固な血の繋がりを武器として、ネットワークを作り、ウォータールーの戦いで、わざとイギリスが負けたというニュースを流し、イギリス国債を暴落させてから、買い占めて、実はイギリスが勝ったので、翌日に値上がりして、超超超ぼろ儲けしたらしい。ネイサン・ロスチャイルドという、三男がいたらしい。このネイサン・ロスチャイルドというのが、イギリスの金融の支配者となっていたらしい。
 でっぷり太った男で、とにかく大金持ちであったらしい。
 
【引用開始】
ある日、ネイサン・ロスチャイルドはドイツのヴァイオリニスト、スフォールを豪華な自邸に招いて、演奏会を開いた。
(略)
ネイサンは、(略)巨匠に向かってこう言ったのである。
「これが」と、ロスチャイルドはポケットに手を突っ込み、貨幣をじゃらじゃら鳴らしながら続けた。「これが私の音楽です」
その顔は明らかに、「金こそ幸せのすべて」と語っていた。
【引用終わり】

 このエピソードは笑ってしまうけど、その金に対する執着心というか、信仰に近いものがなければ、ここまで大金持ちにはならなかったのだろうな。
 そして、とにかく驚かされるのは、閨閥という結婚による一族の形成をしていたという事だ。近親結婚も、ここまで親戚同士で結婚して、劣性遺伝子が対になって、遺伝子病になるんじゃないかと思うほどである。
 そして、産業界の財閥たちも、閨閥を作りまくり、金がとにかく儲かる仕組みを作り、その一族の外には、全く金が漏れないような仕組みを作っていたということである。あ、これ昨日俺が書いたような事じゃん。
 さてさて、これからロスチャイルド一族の話は、どうなっていくんだろうか。楽しみ楽しみ。  

Posted by らっっっきー at 23:54Comments(0)