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2007年05月09日

◆ペンから剣まで一切を 赤い盾(P1685~1698)





 今日は、赤い盾最終章であるが、あえて要約は行わない。
 最後の章では、驚くべき系図が描かれる。だが、エピローグはおおっぴらにしないのが、エチケットなような気もするので、読みたい人はぜひ買って読んだ方が宜しいかと思われ。
 でも、印象深い言葉を引用してみようと思う。

【引用開始】
 富豪たちは、わが国の長者とは富の質と言う点で比較にならない。日本の長者は、汚れきった大都会の土地-欧米であればゴミのような財産-が意味も無く高い地価によって資産とみなされ、べらぼうな金額になっていただけだ。地価の暴落によって、それが証明されつつある。北海道や東北の農民こそ日本における真の大富豪である。
 ヨーロッパの富豪は、城を構えている。いずれも値のつけられないほどの財宝である。しかも彼らには、スイスに隠し金庫がある。中でもイギリス王室は広大な土地所有者で、大ブリテン島の南東部イングランド、北部スコットランド、南西部ウェールズのそれぞれに土地を持ち、合計二十五万エーカーに達すると言う。そのほか、この財産を管理する王室委員会は、ロンドン市内のカーナビー、リージェント、ハイドパーク、ヴィクトリア地区などでも数え切れないほど一等地を確保し、その借地料の上がりで贅沢三昧の生活が保障されてきた。
 この富をもたらした最大の貢献者が、ロスチャイルド一族であった。インドから、エジプトから、南アから、そしてカナダ、オーストラリアから財産を奪ってきたわけである。本書でたびたび語ってきた事だが、これまで書かれてきた歴史、文学、映画のシナリオなどは、多くが事実の真髄から程遠いものであった。国家の名前と抽象的な体制だけで、歴史は説明されてきた。その奥には、歴史を実際に動かした産業の会社名があり、会長や頭取が居た。なぜ彼らを歴史書の表面に出して議論しないのであろうか。
 政治家などは、皆企業の代理人であるから、その政治家の政策や性格などを詳しく分析してもほとんど意味が無い。そこに企業家としての支配者を介在させて、始めて政治や体制、芸術、文化を議論できるようになる。なぜなら、金融家は政治だけでなく芸術や文化までそっくり買い取り、ジャーナリズムと軍隊まで私有してきた。ペンから剣まで、一切を。
 それがヨーロッパの王者ロスチャイルドである。この一族を、ただ"富豪ロスチャイルド"で片付けてきた歴史とは一体何であろうか。
【引用終わり】




 ロスチャイルドという名前を聞いた事があるだろうか。ある図書館でロスチャイルドという単語で蔵書検索をしてみたら、ほとんどヒットしなかった。ロスチャイルド夫人に学ぶ社交術のような本と、この赤い盾など数えるほどしかない。
 世界でもっともメジャーな存在でありながら、日本では物凄くマイナーな存在である。
 例えば陰謀史観というものがある。世界はユダヤに握られているのだとか、そういった多少トンデモ的な世界観である。それはなんとなく胡散臭い。
 また一方で、この世に陰謀など存在しないのだ。という考え方もある。世界はあまりに複雑で、有象無象の人々がひしめきあっているだけなのだという考えだ。
 しかし、自分が思うに現実は、そう単純なものでもないし、陰謀が全く存在しないという考えも甘いと思う。例えば反ユダヤ主義というものがある。第二次世界大戦時は、大手のメディアを反ユダヤ主義が席巻していて、あらゆる事がユダヤ人のせいにされてきた。
 しかし、このロスチャイルドの物語を読めば分かるように、「彼ら」は、決してユダヤ人に限らない。キリスト教徒も含め、さまざまな国の白人が閨閥を作ってきた。彼らの中にはユダヤもいるが、それはユダヤ人全体からすると、ほんの一部に過ぎない。むしろ多くの一般庶民のユダヤ人たちとは、全く異なる存在と言っても良い。そして一般の貧しいユダヤ人たちが、スケープゴートにされて悲劇が生まれたのだ。俺は決して反ユダヤ主義に同調するものではない。インドのゴアで出会った素朴なイスラエル人たちは、特権階級のユダヤ人とは、ほとんど関係が無いだろうと思う。
 そして陰謀が全く存在せず、世界を支配しているものなんていないという考え方もおかしい。今ある人間の世界は、人間の中の誰かが中心となって作ってきたものだ。そして世界を支配している呼べる状況にやがてなったのだ。トートロジーではあるが、世界を支配している者が、世界を支配しているのだ。それが誰かという問題はあるとしても、誰かは確実にいるのだ。トンデモ的な世界観であれば、それは宇宙人だとか、悪魔がどーのこーのだとか、ユダヤ人だとかが出てくるだろう。

 自分の考えでは、現在の世界でもっとも力を持っているのが、彼らロスチャイルド一族であり、彼らは「国際金融資本家」とも言うべき存在である。

 現在のグローバル化した状況も、彼らによって作り出されている。日本人は、いや日本人に限らず、世界の人は、誰が世界を動かしているのか、もっと知るべきであろう。

 最後に、広瀬隆氏の言葉を引用しよう。


【引用開始】
 五つの大陸で起こっている悲劇、数々の島で起こっている悲劇、そしてこの日本を支配している無知、これらのことは必ずや我々の世代のうちに克服されなければならないものである。しかも人類はその最後の希望と絶望の狭間にあり、今であればおびただしい数の市民の知恵が、それを解決できる時代を迎えている。本書はその一助になるよう祈って、また後年のための記録として、次の世代に調査が引き継がれるよう書かれたものである。

(「赤い盾」完)
【引用終わり】
   

Posted by らっっっきー at 00:31Comments(0)赤い盾

2007年05月06日

◆スイス チューリッヒの幽霊 赤い盾(P1671~1684)




P1671~

■没落を演出するロスチャイルド
1982年 ロンドンのイヴリン・ロスチャイルド
(南ア・デビアス重役。金塊業者ジョンソン・マッセイ大株主。母親はウラン・カルテルのペナロヤ創業者一族。英新聞エコノミストのオーナー会長。ロンドン・ロスチャイルド銀行会長。財閥の頂点)
 →スイスに国籍移す
 →ロスチャイルド家の没落始まる?
 →単に財産がスイスに消えてる(隠してる)だけ

■バーゼル・クラブとは
[第一次世界大戦後]
・ドイツからの賠償金(ヴェルサイユ会議にて決まる)を、取立てる為の機関として設立。BIS(国際決済銀行)の通称。
・全世界の蔵相を動かす
・第一次世界大戦の費用を賄ったJ.P.モルガンが発言権。
・ヴェルサイユ会議→J.P.モルガンJr.、ロスチャイルド系のベアリング、ドイツ国立銀行総裁シャハト、ロスチャイルド系の仏ヴォギュエ、ブランカールなど。
・1930年発足→アメリカ中央銀行が設立国から降りてしまう。→英・仏・伊・ベルギー・独が設立国。
  その為アメリカは、ロックフェラー財閥、モルガン財閥などの民間銀行が出資→現在はシティバンクが持ち株保有
・出資金→純金435t
・初代頭取→アメリカ人のゲイツ・マッガラー(FRB議長、アメリカン・エクスプレス重役)

[第二次世界大戦時]
・死の商人、敵味方のバンカーが理事会で情報交換
・スウェーデン人のペル・ヤコブソンが取り仕切る。
 →→義兄弟のアーチボルド・ナイはロスチャイルドのリオ・チント・ジンク重役

[戦後]
・ヨーロッパ復興の最重要機関(アメリカのマーシャル・プランによる資金を一手に扱う)
・現在、バーゼル・クラブの金融解析は、全ての国の中央銀行に対して決定的な影響力
・総支配人は、設立当初からフランス人(フランス二百家族の力)
 ☆特に1950~60年代の総支配人ギヨーム・ギンデイは、ギイ・ロスチャイルドと極めて近い一族
    →アルジェリア戦争、アフリカ諸国独立、キューバ危機、ベトナム開戦、ベルリンの壁構築、中米内乱の時代
 ☆1980年代 スイス国立銀行総裁フリッツ・リュートウィラーがトップ(ブラウン・ボヴェリの会長)
    →南アでアパルトヘイトが深刻
 ☆1980年代半ば 頭取はジャン・ゴドー(ロスチャイルドのブリュッセル・ランベール銀行頭取)
    →中東戦争への戦費調達

・ソ連の金塊のほとんどを引き受ける。
・モルガン一族の財産が隠されているであろう。

★人道的な問題
・麻薬のコカイン・カルテルが中南米の人々を殺し続けている最中に、ロスチャイルドの一族がスイスでその醜悪な金を動かしている。
・中東などでの戦争のために、税金が彼らの裁量で好きなように使われる。
・銀行BCCI(1991年に倒産)→麻薬、兵器、CIA、賄賂のシンボル。黒幕はイギリスとケイマン島とスイス。
・麻薬マフィアと兵器商人
 →彼らの為に口座を開くスイス銀行の恐ろしさを認識するべき
・麻薬業者の為のスイス三大銀行、ルイ・ドレフュス銀行、アメリカン・エクスプレス銀行
 →実態はロスチャイルド銀行
・南アに経済的援助→人種差別意識が根底にある

★スイスと原子力
チェルノブイリ事故後、スイスでは死の灰の被害を隠し、汚染ミルクを売り続ける
 [理由]
・ネッスルの会長パウル・ジョレスは、国際原子力機関(IAEA)の支配者ロスチャイルドのゴールドシュミットと共に、1950~60年代にかけてIAEAでNo.2だった。
・ネッスルの重役フィリップ・ド・ヴェック⇒原子力・重電機の世界最大メーカー「ブラウン・ボヴェリ」重役
・ネッスルの重役アルフレッド・スルザー⇒原子炉メーカー「スルザー・ブラザース」創業一族
・スイス原子力委員会ヤコブ・ブルカルト委員長⇒バーゼルを支配する一族

★スイスとロスチャイルド系銀行
・スイス最大のスイス・ユニオン銀行会長ヴェック⇒バチカン銀行監査役など・・・
・グレース・ケリーの男遍歴など。。。
(この辺りP1680の文脈は、意味不明・・・。解説キボンヌ)

★世界最大の穀物商社カーギル一族とスイス
・五大穀物商社は、アンドレがスイス出身、コンティネンタル、ブンゲ、ルイ・ドレフュスのユダヤ系はロスチャイルドの所有物
・カーギルは、スイスの個人銀行ピクテと閨閥
・子会社トレーダックス社を脱税王国パナマに設立 ⇒ 孫会社トレーダックス輸出会社の株50%をクレディ・スイスに売却
・カーギルは本拠地がパリ。スイスと連動。
・穀物商社とバーゼルの製薬業界との結びつき。

★スイスの製薬業界
・サンド社⇒1986年11月バーゼルの工場から大量の水銀をライン河に放流
 (会長マルク・モレはクレディ・スイス重役)
・チバ・ガイギー社⇒スモン病(SMON(Subuacute Myelo-Optico-Neuropathy 亜急性脊髄・視神経・神経障害)で有名
 (会長ルイ・フォン・プランタはスイス銀行重役。原子力産業ブラウン・ボヴェリの重役)

★スイスの三大銀行
・バーゼルの「スイス銀行」
・チューリッヒの「クレディ・スイス」
・ウィンタートゥールの「スイス・ユニオン銀行」
 ⇒サルツバーガー家(ロスチャイルドと閨閥)による
 ⇒ニューヨーク・タイムズのオーナー
 ⇒フォルカルト商会により、インド、アジア、南米に広大な利権  

Posted by らっっっきー at 03:21Comments(0)赤い盾

2007年05月04日

◆スイスと言えば金隠し 赤い盾(P1625~1670)




P1625~

スイス銀行の金庫

■スイス
・一切を銀行の秘密の扉に隠す。
・その秘密に最も近づいたヒットラーのゲシュタポ
 ⇒ドイツ国内の富豪を見つける
 ⇒家族や友人を騙り、大金を預金する
 ⇒受け付ければ秘密口座がある事が証明される
 ⇒ゲシュタポが本人を連れてきて預金を全額引き出させる
・以後(1934)いかなる場合にも本人単独の同意なしには預金引き出し不可(スイス銀行法)
 ⇒秘密の番号口座(名前を知らせる事無く数字のみで大金を預ける)
 ⇒犯罪者、独裁者、マフィアでもOK

☆スイス銀行を動かしているのは、ロスチャイルドではない??
 (戦後、米財務長官ユダヤ人のモルゲンソー⇒スイス銀行で、ナチス残党の預金を押さえられなかった)
 (戦後、イスラエルはスイス銀行に預金返還を求めたが、わずかに名前判別している分のみ返還)

☆スイス銀行を動かしているのは、ロスチャイルドであったが、スイスの銀行法を犯す事は出来なかったのかもしれない。(仮説)
 (財務省の調査で、銀行法を犯すと、ロスチャイルドの巨額の不正資産が暴露されてしまうから?)
↑これは単なる仮説。スイスについて調査する事は不可能??

■スイス銀行に預金した人リスト(暗殺、失脚、亡命する事によって明らかになった)
ルーマニアのチャウシェスク
パナマのノリエガ
ナチスのゲーリング
キューバのバチスタ
アルゼンチンのペロン
ベルギー領コンゴのツォンベ
イランのパーレヴィ
フィリピンのマルコス
ドミニカのトルヒーヨ
イラクのファイサル

☆彼ら独裁者をスイスは匿ってきた。
・大金輸送にスイスの航空会社利用
・国外への資産移動は、国際的な航空シンジケートによる手助け

☆他のスイス銀行の使い方
・国際的な兵器の密輸代金(イラン・コントラ事件)

■スイスの地図
・周りは、ドイツ・フランス・オーストリア・イタリア⇒つまりロスチャイルドの五人兄弟の分散した地(ロンドンを除く)
・リヒテンシュタイン、モナコ (マネーロンダリングの資金の出口)

■スイスの四つの顔
1)銀行 2)製薬シンジケート 3)観光業・食品産業 4)機械・軍需産業

■スイスの時計
機械仕掛けの時計はあらゆる近代文明を生み出した。
ダイヤ、貴金属との関係⇒ダイヤのような宝石によって、正確な時を刻む。また貴族のシンボルとして豪華な製品。
 ⇒ダイヤ・貴金属を支配するロスチャイルド家と関係

■スイスのエッシャー家
チューリッヒの一族。建設、機械、政治、商業を支配。

■スイスの歴史
有数の個人銀行が人工比率で200分の1の人間が、全スイスの資産を半分握る。
1815年 ウィーン会議で永世中立が認められた。フランスの銀行人脈と連携。
1848年 スイス連邦誕生
 ・エッシャー家スイスに鉄道網を張りめぐらす計画
 ・スイスに残ったロスチャイルド系のグッゲンハイム家が知られざる支配者
 ・スイス鉄道はロスチャイルド家により統合。
1858年 エッシャーは、事業銀行を設立。⇒クレディ・スイス創設
 ・50%の資金を投入したのは、ドイツ・クレディタンシュタルト
 ・ロスチャイルド家は、エッシャー家を支配。
 ・スイス貴族は、ロスチャイルド時代の前から、近親結婚による家系を作っていた。
1862年 後のスイス・ユニオン銀行創設
1872年 後のスイス銀行がバーゼルに創設
  ・バーゼルは化学・製薬・絹織物の中心地(チバ、ガイギー、サンド、ホフマン・ラロシュなど)

★スイス・モナコ・リヒテンシュタインの王室とロスチャイルド
・モナコ王室グリマルディ家 (女優のグレース・ケリーが結婚)
 グラモン公爵家
・リヒテンシュタイン王室
・バーゼル・クラブこと国際決済銀行BIS理事長レオン・フレーザー
・J.Pモルガン
・スイス国立銀行理事マックス・シュテーリン
・スイス・ユニオン銀行会長アルフレッド・シェーファー
・スイス国立銀行総裁サラシン
・エッシャー家
・フランス銀行創立者オッタンゲル
・個人銀行オッタンゲル
・チバ・ガイギー社長
・スイス銀行頭取
・スイス鉄道王
・世界最大の穀物商社創業者ウィリアム・カーギル
・スイス個人銀行ミラボーのミラボー
・フランス銀行副総裁 シャルル・ヴェルヌ
・ロスチャイルド家

以上の王室、銀行家、ロスチャイルドなどが一つの閨閥を形成。
スイスにロスチャイルドという奇怪な一族が現れると、あっという間に親類縁者の契りを結び、スイス全体を懐に取り込んだ。

■クレディスイスの創立から現代まで
1858年 エッシャーは、事業銀行を設立。⇒クレディ・スイス創設
 ・50%の資金を投入したのは、ドイツ・クレディタンシュタルト
 ・ロスチャイルド家は、エッシャー家を支配。
◎クレディ・スイス 
 ⇒機械や建設のエッシャー・ウィスを育てる
 ⇒重厚機メーカー、ブラウン・ボヴェなど育つ
 ・フランスの二百家族(ロスチャイルド系)ジャピー家はスイス化学染料のガイギー家と結婚
 ⇒鉄道王ケクラン・ガイギー
 ⇒バーゼル・トラスト(製薬コンツェルン)をロスチャイルドが背後で操る。
 ⇒しかし、バーゼルはナチスとも秘密カルテルを結び、悲惨な歴史に。
◎クレディ・スイスの会長グート(ロスチャイルドの代理人)
・ラザール・フレール出身。ベンツ、スイス航空、ネッスル、アルスイス、チバ・ガイギー、原子炉メーカーのスルザー・ブラザーズの重役。
◎クレディ・スイスが設立(協力)
・スイス再保険(世界最大の保険会社の為の保険会社)、・ブラウン・ボヴェリ、・エリコン・ビューレ
 
 ※つまりクレディ・スイスはロスチャイルド系

■脱税の為のスイス
・芸能人、銀行家、兵器商人、ロスチャイルド、ロックフェラー
・チャップリン、ピーター・ユスティノフ、デボラ・カー、オードリー・ヘップバーン、リチャード・バートン、エリザベス・テイラー、ソフィア・ローレンなど

◎ロスチャイルド家は、帳簿を調べ、更に個人銀行家により、金を吸い上げ、他へ高利貸しする。

◎1988年、2600億円の麻薬資金がスイスの大手銀行でロンダリングされた。
 ⇒当時の司法大臣兼警察大臣エリザベート・コップにより、マネー・ロンダリングに関与した夫に連絡
 ⇒その後、コップは無罪。銀行の疑惑は立ち消え。
 (レーガン時代のペンタゴンNo.3もイクレであるが関係は謎)


■ロスチャイルド財閥の頂点(親会社)
⇒スイスのチューリッヒの「ロスチャイルド銀行」と「ロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングス」

[その傘下↓]
☆本拠地
・・・ロンドンの「ロスチャイルド銀行(N. M. Rothschild &Sons)」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングス)
・・・パリの「ロスチャイルド銀行」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド銀行)

☆最大の出先機関・・・ニューヨークのロスチャイルド商会」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド銀行)

[更にその傘下↓]
エドモン・ロスチャイルド銀行、バンジャマン&エドモン・ロスチャイルド金融、ロスチャイルド・ホールディングス、ロスチャイルド・エクスパンシオン、ロスチャイルド・コンティニュエーション、ロスチャイルド・インターコンティネンタル銀行など

・最も金塊に近い・・・南アのデビアスを動かすエドモン・ロスチャイルド個人銀行の親会社は、チューリッヒのロスチャイルド銀行
※全ての金塊を所有するのが、この地球上に存在しない"スイスのロスチャイルド家"という世にも不思議な物語であった。

■ロスチャイルド家とモナコ
・モナコ王室はフランスの大貴族グラモン公爵家と二度結婚
・金融王ネイサン・ロスチャイルドの孫娘マルガレータもグラモン家と結婚
・モナコのカジノ帝国築いたフランソワ・ブランは、グラモン一族

■リヒテンシュタイン
・リヒテンシュタイン王室もネイサン・ロスチャイルドと結婚
・ロスチャイルド家のJ.ゴールドスミスの財産をコントロール⇒リヒテンシュタインのブルネリア財団
・リヒテンシュタイン王子財団顧問のスウェーデン人インサイダーで逮捕
・フランスの死の商人ブロイはリヒテンシュタインのトンネル会社で兵器取引⇒暗殺
・リヒテンシュタインを通り、マネー・ロンダリングが行われている。(スイスと別の国を組み合わせる事により、国境で帳簿の対照は不可能)
・ソ連崩壊時、ソ連から金塊がスイス、リヒテンシュタインに流れる。

■南アフリカとスイス
・スイスは、南アの金塊の独占販売権を握る。
・金塊の流れ  南ア⇒スイス⇒イギリス
・つまりスイスがロスチャイルドの私有財産であるから可能なルート。


(続く)  

Posted by らっっっきー at 19:37Comments(1)赤い盾

2007年05月04日

◆ドイツと言えば良きドイツ人 赤い盾(P1587~1624)




 今回は、ドイツ編の最後である。ちなみにタイトルは、私が勝手につけてます。

P1587~1624

★統一ドイツの駐日大使・・・ヴィルヘルム・ハース(フランス語読みはアース)
アース一族とは・・・
(ロスチャイルド代表者の息子、ラザールフレール重役、パリバ・インターナショナル会長、グッゲンハイムと結婚)

★ジーメンス
・ドイツ第三位の大企業。
・大株主はロスチャイルドのリオ・チント・ジンク
・子会社クラフトヴェルク・ウニオンは西ドイツのほとんどの原子炉製造。
  ⇒中国ゴビ砂漠に放射性廃棄物廃棄計画

◎再処理工場(六ヶ所村のと同じ)建設計画
  ⇒反対運動で1989年中止。
←←←ドイツ人の行動力!!!

  ⇒計画を進めた企業フェーバ会長は半年後死亡
   (鉄鋼会社クルップ、ロスチャイルドのアリアンツ保険の重役、ニジェールでウラン利権漁る)


★★★ドイツ銀行を中心とする企業群★★★
(この本の中で最も細密な企業関係図が描かれる。)
・中央にドイツ銀行。その周りを金融界、原子力産業、自動車・航空・軍需産業、鉄鋼業、製薬・化学、メディアが囲み、そして図の周囲に配置されているのが、ロスチャイルド家の直系企業。

・1960~70年の合併ブームにより、大企業の資産独占率は高い
 (鉄鋼ではティッセン、クルップなどの旧財閥が九割)
・ロスチャイルド傘下の企業・・・ダッソー・ブレゲ、リオ・チント・ジンク、地中海クラブ、コジェマ、ウォルムス海運、シェル、ノーベル・トラスト、メタルゲゼルシェフト、モルガン・グレンフェル、モンテフィオーレ
※ロスチャイルドによるドイツ産業の支配構造⇒中央にロスチャイルドのドイツ銀行。周辺にロスチャイルド系企業による支配構造。

※ドイツの電機、原子力の世界はひとつの企業。ロンドン・パリのロスチャイルド銀行が株券持つ。

★フォルクスワーゲン
・自動車の製造でドイツNo.1
・イギリス人により、戦後、アダム・オペル自動車のハインツ・ノルトホフが再建する事に。
・ドイツのシンクタンク再建クレディタンシュタインの支配者ロスチャイルドのヘッセルバッハ
 ⇒オペルの秘書となり、その後フォルクス・ワーゲンの監査役
・その後、急成長。

・監査役会会長カール・ラトイェンの妻
 ⇒ラムスドルフ伯爵家
 ⇒フリック社より、不正献金を受けた西ドイツ経済相オットー
 ⇒ロスチャイルドの代理人

★ジーメンス
・ドイツ銀行を創業
・1847年、天才ジーメンス兄弟により、ジーメンス・ハルスケという電機会社創業。
・富士通の元(古河財閥とジーメンスの頭文字より、フ・ジとなり、富士電機⇒富士通)
・エジソンのGEが有名であるが、それ以前にジーメンスが電機で世界支配していた。
・モールス信号による電信機の発明など。
・発明家ヴェルナーは、発電機を発明。ジーメンス兄弟の仲間に。
・ジーメンス家は、今もってドイツの国家そのものと言われ、神様のような存在。
・エジソンのAEGのドイツ進出で、ジーメンスと対立。WWⅡの対立構造の基礎となった説。
・ジーメンス一族⇒ドイツ国鉄総裁の娘婿、バグダッド鉄道社長、大物理学者へルマン・ヘルムホルツ
 (現在もジーメンス社の一割の株を握っている。)

★閨閥を作る一族
ジーメンス一族、ティッセン家、シュレーダー家、ビスマルク、クルップ家、IGファルベン創業したデュースベルク、ドイツ銀行支配者ヘルマン・アプス会長、フォン・ブラウン博士、ラムスドルフ経済相、ヘンケル、ブロイエル女史
・・・再建クレディタンシュタルト、アリアンツ保険に集結。

※つまり、現在のドイツは完全にロスチャイルド系に支配されており、反ユダヤ主義に走る事は、構造的に有り得ない。

★原子力産業
・シュトラウス(バイエルン出身。イスラエル諜報機関モサドの一派)
1954年 西ドイツ原子力大臣(40歳)
1955年 国防大臣
1962年 ドイツの雑誌シュピーゲルがNATOの軍事戦略特集
  (当時NATOは、ハドソン・ベイのジャン・モネなど、パリ・ロスチャイルド家の影響下)
 ⇒シュピーゲルの編集者を逮捕し、編集局を数週間に渡り占拠。
 ⇒ドイツと全世界が怒りの声をあげ、シュトラウスは国防大臣辞職
   ←←←民主主義的な人々の行動!!!

1966年 大蔵大臣
1978年 バイエルン州首相

・ロスチャイルドのJ.ゴールドスミスはシュピーゲル批判
 ⇒名誉毀損でシュピーゲルと法廷闘争
 ⇒イギリスの司法長官ピーター・ローリンソンが弁護してゴールドスミスの勝訴
・ローリンソンとは
 ・・・その後、香港上海銀行の重役、デイリー・テレグラフ重役
 ・・・ドイツ・バイエルン王室家(⇒J.ゴールドスミスも。)
 ・・・ドレクセル・モルガン商会の一族
   (J.P.モルガンを誕生。米ペンシルバニアの超資産家。ロスチャイルド家から融資受ける)


★ドイツのロスチャイルド一族
カール・マルクス、メンデルスゾーン、ハイネ、フィリップスなど。
ハプスブルク帝国を支配した特権階級のユダヤ人・・・アルンシュタイン家、イツィッヒ家、サロモン家、ペレイラ家など。さらにグッゲンハイム、クーン、レーブ、オッペンハイマー、シフ、カーン、シュテルン、ワイスワイラー、シュトラウス、ワーバーグなども一族。
ここにクルップなど旧ナチス財閥も重なる。

※ドイツの底流の資本は非常に巨大である。


★ウランゲート事件
・シュトラウス
1986年 南アへの潜水艦設計図密輸事件。ドイツの核スキャンダル(ウランゲート)
 ⇒コール首相は南アのアパルトヘイトを支援。シュトラウスと共に行動。
・ドイツ銀行の六百家族ぐるみで、パキスタンなどの紛争諸国へ核兵器原料の密輸をした事件。
・シュピーゲル、シュテルンなどの雑誌が、リオ・チント・ジンクなどのウラン・カルテルの構造を解明。
 ←←←←マスコミが機能している!!!

・南アへ潜水艦図面を渡したホヴァルツヴェルケ・ドイツ造船所の重役ティル・ネッケル
  ⇒再建クレディタンシュタルト重役
  ⇒シュトラウスも再建クレディタンシュタルト重役

※つまりロスチャイルド家の代理人としてウラン・シンジケートの為、働くシュトラウス、コール、ネッケルであった。


【引用開始】
全世界は今後もナチズムや大日本帝国のようなファシズムの台頭に十分目を光らせる必要がある。
しかし現在はそれ以上に、ロスチャイルド財閥が動かす軍需産業とイスラエルの兵器輸出によって、第三世界に引き起こされている民主政治の破壊と人種差別のほうが、はるかに危険な実害を人類にもたらしている。
中東、インド、アフリカ全土、アジアと中米、南米---そこに次々と誕生する独裁者とロスチャイルドの鉱山マフィアの密着は、それを支える"先進国"と自ら呼ぶ日米欧の民衆の問題となってきた。
【引用終わり】


スイス編に続く。  

Posted by らっっっきー at 00:35Comments(0)赤い盾

2007年05月03日

◆サダム・フセインの正体は? 赤い盾(P1545~1587)




赤い盾(P1545~1587)

■■アラブ世界の構図■■
・「ロスチャイルド財閥」が、ユダヤ・イスラエル・ヨーロッパ石油メジャーを支配。
・「アラブ石油財閥」がアラブ人、イスラム教徒と石油を支配。
※両者は売り手と買い手。

[両者に都合の良い政治体制]→アラブ石油財閥が独裁者となる専制政治
(例)イランのパーレヴィ国王
→イランは、ペルシャ時代からロスチャイルドに石油を盗まれてきた。
 パーレヴィは、秘密警察サヴァクを育て住民を弾圧。石油王として欧州社交界に出入りした。
 1979年に革命によって、パーレヴィ倒される。
 そして、欧米財閥の傀儡イラクによって、攻撃される。(石油メジャーの代理人キッシンジャーなどが動いた。1980年イラン・イラク戦争)

★アラブ富豪と、日欧米企業との関係
・アラブ銀行投資の重役ヒューム → ロスチャイルドの英ヒューム一族(モルガン・グレンフェル重役)
・クウェートの大富豪アルガニムはゼネラル・モーターズがパートナー。
・サウジアラビアの大蔵大臣アルスレイマンの息子→大富豪でニッサンの代理人
・サウジアラビアのタラル王子→シティバンク最大株主
・アラブ銀行重役→パリバのムーサ(ロスチャイルドの地中海クラブ)
・リビアのカダフィ→フィアットの大株主

★イラクと欧米の関係
・1991年の湾岸戦争は、イラクと欧米財閥による。
・(1989年)アメリカの兵器輸出額→25億ドル
・(1989年)ヨーロッパ兵器輸出額→35億ドル (仏・英・蘭・西独・スウェーデン・西・伊)
 ※ヨーロッパの方が兵器輸出額が多い。(ロスチャイルド系の軍需企業)
 ※アメリカの軍需産業は、ゼネラル・ダイナミクス社など、ロスチャイルド系が多い。
・湾岸戦争の米軍総司令官シュワルツコフ →父親はCIAの工作員でイランでクーデタ起こす。ヴァーノ・ウォルターズと組む





■■■なぜイラク戦争が起こされたか[軍需産業、石油利権、シオニズム]■■■
◎軍需産業
→冷戦崩壊後、全米一、二位の国防費契約額のマクドネル・ダグラス、ゼネラル・ダイナミクスは、数千人の首切り、倒産間際、全米で60万人が一ヶ月で失業。
→イラク戦争により、トマホーク、アパッチ、F15イーグル、F14トムキャット、パトリオットなどが売られる。空爆だけで一日5億ドル。
→英(チャーチルという戦車)、仏(17000人の兵士)

◎石油
→1990年末の四半期で、アメリカ大手石油18社の純益は前年の250%
→値上がりによる利益。石油メジャーのシェブロンは前年の9倍の売り上げ。



★戦争責任者の一族
湾岸戦争開戦責任者ジェームズ・ベーカー国務長官の一族や、ブッシュ大統領など。

・ブラウン一族(アイルランド出身)は、アメリカで、「ブラウンブラザーズ」を築き、テキサスに進出し、19世紀には大勢力に。
・ベーカー一族は、テキサスで力を持つ。(ラヴェット家とパートナー、後にベーカー国務長官を生む)
・ラヴェット一族(石油王ハリマンと手を組み、初の大陸横断鉄道を敷設) →ブラウン家と結婚。
  →ロバート・ラヴェットは、第二次世界大戦後、国防長官→朝鮮戦争時、全軍指揮。

◎ベーカー・ラヴェット・ブラウン一族は、ブラウン兄弟ハリマン社経営
  →重役はプレスコット・ブッシュ(息子はジョージ・ブッシュ大統領)

・19世紀にイギリスに残ったブラウン家ウィリアムの経営したマーチャント・バンク(ブラウン・シプリー社、メリル・リンチに買収)の重役
  →エドワード・グレンフェル(モルガン・グレンフェル創立者。ロスチャイルド系)
・ブラウン家は、更に、インド総督ベアリング家と結婚。

・イスラエル建国宣言の外相バルフォアなどとも親戚
・英特殊部隊創設のスターリングとも同じ系図。
・湾岸戦争時の、フランス国防大臣ジョックスも同じ系図。
 →父親は、アルジェリア戦争内閣の国務大臣。母方の祖母はミラージュ戦闘機のブレゲの叔母。ミッテランの一族。
 →イスラエルのレヴィ一族で、ユダヤ人。

※つまり石油利権、軍需産業、シオニストが絡んだ戦争であった。


★イラクの歴史
1920年 イギリスはバグダッドを陥落。イラクを植民地として支配。
1921年 第一次世界大戦後、預言者マホメットの子孫の三人兄弟の一人ファイサルがイラク国王。(一方、クウェートは1961年までイギリスの実質的な植民地。)
1927年 イラクはイギリスから独立。
1958年 イラクは同じハーシム家(はとこ)が統治するヨルダンとアラブ連邦を結成。
1958年 クーデターで、イラク国王暗殺。イラク共和国誕生。
1963年 バース党のクーデターで、新政権となる。
1963年10月4日 バース党は、クウェートの独立を認めた!!!!!!!!!!!

・つまりフセインの言うクウェートは元々イラクの一部という主張はバース党の歴史には無い。
・バース党革命後、イラク石油は国営化されない。
  →イラク石油の会長は、ロスチャイルド一族の英モンクトン子爵!!!!!!!!
・1972年に国営化されたが、フランスに対しては権利保障。そのフランス石油会社ERAP(エルフ・アキテーヌ)には、ギイ・ロスチャイルドが、イメタルの資本金の半分を移した。

◎エルフ
・会長のペクール・・・フランス原子力庁長官、ラ・アーグ再処理工場のコジェマ総裁、パリバ銀行、スエズ金融重役。
・つまりラザール・フレール系(ロスチャイルド系)

★クウェート
独立後→クウェート石油は収入の三分の一をロンドン・シティーに投資。

★イラクと欧米企業
◎イラクに兵器を売り込んだのは??
・ドイツの化学品メーカー「プロイサグ」(ロスチャイルドの代理人、ザスマンスハウゼンが会長)
◎イラクの原子炉に協力したのは??
・パリ・ロスチャイルド家によるフランス・イラクの核開発協定調停。その後もロスチャイルドのウランカルテルは、イラクに大量の濃縮ウラン売却。フランス製原子炉建設。
◎イラクに爆撃機売ったのは??
・ユダヤ人の死の商人、マルセル・ダッソーにより、フランスのダッソー・ブレゲ製のミラージュ売却。
・ちなみに当時のフランス大統領ミッテランは、ブレゲ一族。(ロスチャイルドと閨閥)
◎イラクのミサイル
・フランス製のエグゾセ・ミサイル(ミッテランの弟が総裁のアエロ・スパシャルより)
・スカッド・ミサイルはユダヤ人フェルマルクが設計。
◎イラクに衛星写真渡したのは
・フランスのスポット・イマージュ社(ロスチャイルド財閥のブリティッシュ・エアロスペース社と技術提携)
◎火砲は?
アパルトヘイトの南アで製造(イギリス・イスラエルを経由)
◎ミサイル発射台は?
アメリカ製
◎格納庫設計は?
イギリスによる。
◎イラクに融資した外国の銀行は??
・イタリアのバンカ・ナツィオナーレ・デル・ラヴォロ(国立労働銀行)が侵攻前年の融資額の94%(15億ドル)を出した。
 →幹部のソーニークロフトは、イギリスの大蔵大臣と国防大臣を務めたロスチャイルド系。アヘン王サッスーン一族でもある。
 →ロスチャイルド系のアリアンツ保険副会長。
◎フセインの義兄弟とフランス・アシェット
 ⇒フセインの義兄弟バルザン・アルティクリティ国連代表の設立したモンタナ・マネージメントという金融帝国⇒エドモン・ロスチャイルド支配するメディアの巨人「アシェット」の株を一割握る。
◎アメリカの兵器輸出の総元締めは??
 ⇒CIA長官(ジョージ・ブッシュ元大統領がかつて勤める)

※湾岸戦争は敵・味方ではなく、一つの軍需産業が世界に展示した軍事品の見本市であった。
 ロスチャイルドによる。


★被害
・オイルショックにより、第三世界に大被害。中南米の経済崩壊。マフィアの台頭。ペルーのインフレ率は200万%。東ヨーロッパの打撃。
・パレスチナ人の被害(イスラエルとイラクは相互不可侵の合意?)
・数多くのアラブ人が殺され深い傷を負った。(→後の経済制裁、イラク戦争も含めて、数百万の死者)
・フィリピンの経済危機⇒紛争
・クウェートの油田炎上

★イラン・コントラ事件

【引用開始】WIKIPEDIAより。
アメリカ合衆国のレーガン政権が、イランへの武器売却代金をニカラグアの反共ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件。1986年に発覚し、冷戦西側はおろか世界を巻き込む政治的大スキャンダルに発展した事件である。
【引用終わり】

・1981年中米ニカラグアの反政府ゲリラ「コントラ」発足。イスラエルの諜報機関モサドが特殊訓練の指導をした。
・活躍したのは、モサド幹部のマイク・ハラリ
→ハラリ家のサラと、ロスチャイルド金融のヴィクトル・サスーンが結婚していた為、巨額の秘密資金調達可能であった。

・ハラリは、パナマのノリエガ将軍とも手を組み、武器・麻薬の密輸。
 →イスラエル国防大臣アリエル・シャロンが現地交渉。
 →その資金源は、メキシコ大富豪で兵器商のマルコス・ダヴィド・カッツ
    (世界ユダヤ人会議の最高幹部で、ロスチャイルド家のブロンフマンのパートナー。)
    (カッツの娘はロスチャイルドのグッゲンハイム家と結婚。)

※このようにイスラエルと中米を兵器輸出が結んでいた。資金はパリ・ロンドンのロスチャイルドから。
※中南米にコカイン・カルテルが育ち、麻薬と鉱山事業による中南米支配が進んだ。

・彼ら死の商人グループの中心
 →サウジアラビア富豪アドナン・カショーギ(高級コールガール組織の一員、兵器メーカー、レイ・セオンのエージェント)
・このグループとは
 →ロンドンの豪華メンバーズ・クラブ「レ・アンバサドール」(大使館) イギリスの元法務次官ロバート・ヘイヴァースがメンバー。
 →ここを根城として、イスラエルのテルアビブのロスチャイルド通りの労働者銀行から、スイスのクレディ・スイス銀行にマネーロンダリングされ、資金が流れている。

・イラン・コントラ事件
 →ユダヤ人から、イランのホメイニ師に、アメリカとイスラエルの兵器が送り込まれた。(一方でアメリカはイラクに肩入れ)
 →イラン・イラク戦争では双方の死傷者合計約100万人。
 →イランの軍事費500億ドル、イラクの軍事費900億ドル⇒アメリカ・フランスなどの軍需産業に流れた。

☆イスラエルが敵国に兵器をうり、モサドが麻薬取引に関わってる事は公然の秘密だが、抽象的なイスラエルやユダヤ人ではない。
 家系を追えば、必ずロスチャイルド家に雇われた死の商人であることが分かる。

☆モサド・・・殺人、兵器輸出、核兵器開発、戦争挑発。
 ⇒資金源はアメリカン・エクスプレス。
 ⇒重役のヘンリー・キッシンジャーがイラン・イラク戦争を煽動した。


★★★★ジャーナリズムの無知!★★★★
ロスチャイルドのマスコミ操作を歴史的に観察し、犯罪者を遠くから見抜くことが、地球に求められるジャーナリズムの視点である。
ユダヤ人のジャーナリズムがほとんどの情報を流して大本営発表を繰り返し、欧米マスコミは、イスラエルの被害者だけを強調してきた。

ここで述べてきたような軍需産業の動きを証拠立て、非難することだけが次の戦争を食い止める唯一の手段である事を、全世界のジャーナリズムが認識できなければ失格であろう。

★日本の場合
駐日アメリカ大使のマイケル・アーマコスト・・・日本の湾岸戦争参加を要請。
⇒弟はバンク・オブ・アメリカの頭取(ロスチャイルドのリオ・チント・ジンクの子会社を糾合するグループに貸付。つまりロスチャイルドの代理人。クウェート金融グループ重役)

★アラブ人の場合
フセインの正体を見抜けなかった。PLOアラファトはフセイン支持。⇒結局パレスチナ人の労苦を増大させた。アラブ人の精神的な敗北。

★ブラジルの兵器とロスチャイルド
・イラン・コントラ時代武器輸出で世界五位
・ブラジルはロスチャイルドが南米で最大の投資をした。(貴金属を産出した国はロスチャイルド家の植民地にされる運命)
・17世紀のポルトガルの海運王グラディス家⇒ロスチャイルド、ナポレオンのフール家、グンツブルク家、シェルのドイッチ家、石油王シュルンベルジェ
・ポルトガル王室⇒トゥルン・タクシス家
・アメリカン・エクスプレスの大株主、レバノンのユダヤ人サフラ一族が、ブラジルを支配。兵器輸入の資金源。
・イスラエル⇒ブラジル⇒イラク 核技術提供の流れ。

★イスラエルの兵器
パレスチナ・・・ゲリラ戦の為、味方を殺さない為には、小規模なもの。
中東戦争では大々的な爆撃、ミサイル。
イスラエルのネゲブ砂漠のディモナの原子力研究センターには、原爆工場。
・欧米諸国などのロスチャイルド家のユダヤ人による技術提供。
  (エドマンド・ロスチャイルドはイギリスユダヤ人退役軍人協会会長)
・1950年代より、フランス家五代目ギイ・ロスチャイルドがユダヤ財団理事長に就任
 ⇒イスラエル防衛のリーダーとなる。(ユダヤの死の商人ダッソーに爆撃機輸出させる)
 ⇒デビアスのエドモン・ロスチャイルド加わり、南ア・イスラエル軍事同盟。

★儲けた人たち
ニューヨーク証券取引所では、激しい値動きにより、マーチャントバンカーが大もうけ。
ロイズ保険が戦争保険料10倍に引き上げ。

★サダム・フセインとは??
・サダム・フセインは、イスラエルの諜報機関モサドがアラブ世界に送り込んだ高級エージェントだったのでは? 貧困の中に育ったサダムの出世物語、これはエージェントとして格好のシナリオであり、追跡不能の世界だからである。勿論、それに反論する証拠も容易に創作できる。
ちなみに・・・
1965年、シリアの上層部に潜入したモサドのエージェント、エリー・コーエンがついにその身元を捕まれ、ダマスカスでさらしものにされながらロープの左記に首を吊った事件は、諜報界で語り草となっている。彼は正真正銘のユダヤ人であった。

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感想。
こわすぎる世界である。正に世界の暗部ですね。。。  

Posted by らっっっきー at 16:13Comments(0)赤い盾

2007年05月03日

◆ドイツと言えばドイツ銀行 赤い盾(P1504~1545)



 今日からドイツの話になる。ドイツの壁が統合してから、今まで実に17年も経っているので状況が変わっている所もあるだろう。まあ取り合えずまとめてみよう。

 後から、オナシスの話から、バルト三国のところまで、追加した。


P1504~1545

★1949年東西ドイツ誕生⇒1989年ベルリンの壁崩壊⇒1990年ドイツ統合
・第二次大戦末期・・・連合軍の占領(アメリカ財務長官ユダヤ人のヘンリー・モルゲンソーJr.⇒ドイツ徹底分割案)
  モルゲンソーの祖母は、ロスチャイルド一族のグッゲンハイム家のバベット
・しかしほとんどのドイツの実業家は放免された。
・ロ⇒イスラエル建国による戦争賠償

◎最も重要な機関・・・再建クレディタンシュタルト(戦後の再建の為の信用銀行)誕生。
 (ゲンシャー外相、ヘルマン・アプス、カール・ペール、ゲルハルト・シュトルテンベルク)
 
(独)再建クレディタンシュタルト ←→ロスチャイルドのクレディタンシュタルト(ウィーン)
(独)アリアンツ保険        ←→ロスチャイルドのアライアンス保険(ロンドン)
(独)ドイツ・シェル         ←→ロスチャイルドのシェル

※上記三社が、戦後ドイツ経済界に食いこんだロスチャイルド系企業。右のロスチャイルド系企業と対応関係にある。

★ドイツ旧財閥の復活
 ・アウシュビッツを経営した世界最大の化学コンツェルン「IGファルベン」→1990年に復活。
 ・鉄鋼王ティッセン→今日もヨーロッパ最大の鉄鋼メーカー
 ・主な企業→ダイムラー・ベンツ、フォルクスワーゲン、ジーメンス、BASF、ヘキスト、バイエル、ティッセン、ボッシュ、BMW、ルール石炭、マンネスマン、メタルゲゼルシャフト、クルップ、マンなど。
 ・銀行→ドイツ銀行、ドレスナー銀行、コメルツバンク

★ドイツ銀行 
ドイツ企業を支配するのが、ドイツ銀行(世界一のマーチャント・バンク)
ドイツ銀行を動かすのは、再建クレディタンシュタルト(経済相バンゲマン、ゲンジャー、ペール、シュトルテンベルク、アプスなどの大物)

★戦後の西ドイツの経済成長
 1951年造船業解禁→兵器と鉄鋼のクルップ、ティッセン復活。
 海運王オナシス
 →→→ロスチャイルドの石油(シェル・BP)を運ぶ。
 
★再建クレディタンシュタルトとイラク
 ・再建クレディタンシュタルト重役のザスマンスハウゼン→シェルの重役、イラクのフセインに毒ガス輸出したプロイサグ化学会社会長
 ・再建クレディタンシュタルト重役ヤンノット→イラクに不正融資したバンカ・ナツィオナーレ・デル・ラヴォロ重役

★ロスチャイルドの保険会社と西ドイツ経済政策と旧ナチス財閥
 ・ヤンノット一族→ドイツのヴィクトリア生命保険会長(ロスチャイルドのアライアンス保険の系列)、西ドイツの経済相
 →旧ナチス財閥の鉄鋼・爆薬コンツェルンのフリック財閥から不正献金。しかし無罪放免。
 →フリックはパリ・ロスチャイルド銀行に投資。
 
★ニュース網と、投資
※ニュースにより、利権を見つけ、マーチャントバンカーが投資をする。
・通信の始祖→ドイツ・バイエルン地方のトゥルン・タクシス家(国王の援助で郵便事業展開→密書の中身を読んでいた。500年の伝統)
  →ロスチャイルド家と協力関係。
・フッガー通信創業者→フッガー家
・電信機などの発明→ドイツ全産業を支配するジーメンス一族

※ロスチャイルドのロイターは、トゥルン・タクシス家、フッガー家と閨閥を築いた。
  →郵便・ロイター通信、ロスチャイルド家の諜報機構が一体となる。

★再建クレディタンシュタルトの重役
◎ヘッセルバッハ
・郵便・電信関係の支配者のユダヤ人
・ティッセン、フォルクスワーゲン、クルップ、ザルツギッターなどの重役、ドイツ最大の電力会社副会長) 
・戦後は、ロスチャイルド系銀行で会長ポスト、イスラエルのコンティネンタル銀行の会長、イスラエル・ヨーロッパ商会幹部

 ※ちなみにイスラエル・ヨーロッパ商会幹部の社長は、デビアス支配者のエドモン・ロスチャイルド!!!!

(↓↓↓後から追加)


★海運王オナシス
・娘婿はフランス最大製薬会社ルーセル・ユクラフ御曹司(ドイツ企業番付五位ヘキストに買収された)
・息子の愛人は、欧州最大鉄鋼メーカーのティッセン夫人
・娘のクリスティーナも結婚・離婚を繰り返す
・結婚・離婚や色恋沙汰による閨閥→鉄鋼のティッセン、化学のヘキスト、石油会社BP、ギリシア船王、投資銀行モルガン・グレンフェル(つまりこれらはロスチャイルド系)
 (チャーチル首相、ケネディ大統領、自動車王フォード、自動車王アニエリ、石油王ゲッティーなども)

★フランクフルト
フランクフルトのゴールドシュミット・ロスチャイルド家→ロスチャイルド商会の新設
ドイツの投資を動かすフランクフルト証券取引所

★ドイツ銀行
・1989/11/30 ドイツ銀行頭取ヘルハウゼンは爆殺された。理由は不明。
  (ヘルハウゼンは、モルガン・グレンフェル(ロスチャイルド系)を買収した)
・ナチス宣伝相ゲッベルス一族のクヴァント家→クウェート政府にベンツ株売却して問題に。→ドイツ銀行がベンツ株を買い戻し、子会社化→AEG, MTU, ドルニエ、メッサーシュミットなどの兵器会社を買収した。(ドイツ銀行が全軍掌握)

★ドイツ企業に食い込むロスチャイルド
◎クルップ→ロスチャイルドのシェル出身のバイツが社長に。
 (ちなみにバイツは、IOCの副会長となり、スポーツ利権に関係する)
◎化学のバイエル→ロスチャイルドのリオ・チント・ジンクと関係するヘルベルト・グリューネワルトが会長(ロスチャイルドのアリアンツ保険の重役)
◎BASF→ロスチャイルド系のブルメンタール(英語名ブルメンソール)
 (ブルメンソール家→カーター政権の財務長官のユダヤ人、ワシントン・ポストの支配者の叔父、ロスチャイルドのラザール・フレールのパートナー)
◎医薬品メルク→ロスチャイルドのヘッセルバッハが強い繋がり

▲ドイツと繋がりの深いバルト三国
・軍港、貿易港として重要。(バルト艦隊など)
・1920年ごろ、ロシアの秘密警察の総監ロプーヒンがエストニア総督、仲間に二重スパイのユダヤ人アゼフ
 →1991年ロプーヒン一族がロマノフ王朝を担ぎ出そうとした。
・リトアニアは、1939年にソ連に武力併合されたが、当時のNKVD(KGB)の高官スースロフ → ゴルバチョフのパトロン、監察官、クレムリンのNo.2
・バルト三国の貿易港は、穀物の陸揚げとして重要 → リトアニアの独立はソ連に取って危機。
・リトアニア人のバーバラ・ボボ・シアーズ→アメリカ石油王ウィンスロップ・ロックフェラー(兄ネルソンは副大統領)と結婚して離婚
・ネルソン夫人は、アメリカの穀物会社重役で、ソ連に穀物輸出。ロックフェラーグループのソ連進出。
※ハンザ同盟の中心に、ロスチャイルド、ロックフェラーなどが関与している。  

Posted by らっっっきー at 11:24Comments(0)赤い盾

2007年04月30日

◆ルイヴィトンと言えばロ系 赤い盾(P1465~1503)





 さて、週末になり、本が見つかったので、要約の続きをやる事にした。
 以下は、ロスチャイルドとデパート、美術品、高級ブランド、そして広告業界の関係についてである。



■ロスチャイルドと小売業界。
・ロスチャイルド家の資産作りの出発点⇒小売店(シュトラウス家のメイシー・デパート、マークス&スペンサー、巨大食品チェーン店セインズベリー、シカゴ一のマーシャル・フィールド)
・通信の始祖アヴァス家⇒フランス広告代理店アヴァス
   ⇒広告代理店とデパートと通信社の仕事が同じ人間の手で進められた。

★アメリカのデパートとロスチャイルド
ドイツの謎のフランク・ロスチャイルドの後ろ盾
→エイブラハムによって、ブルックリンのデパート「エイブラハム」、ブルーミングデールの「ブルーミングデール・ブラザーズ」
→シュトラウス家による「シュトラウス」(後にタイタニックで死亡。ゴールドマン・サックス家と結婚。)
→エイブラハムとシュトラウスは、サイモン・ロスチャイルドを社長にして、一つのデパートになる。
→デパート群をまとめ、「フェデレーテッド・デパート」
(ロスチャイルド家が南アで掘り出したダイヤをデパートで売る)

★他のアメリカのデパート
・シアーズ・ローバック(通信販売、シアーズ・タワー)⇒レーブ、ローゼンワルド、ナスバウム(ユダヤ人が乗っ取る)
・マーシャル・フィールド、メイ・デパート、ギンベル

★デパートとロスチャイルドの閨閥
・エイブラハムの娘はロスチャイルド二代目と結婚
・ロスチャイルド初代はブラン家と結婚⇒ブラン家はデパート王「メイシー」のシュトラウスと結婚
・ブルーミング・デール一族は、ロスチャイルドと結婚
・「フェデレーテッド・デパート」のラザルス家は、ロスチャイルドのグッゲンハイム家と結婚
・ロスチャイルド三代目は、クーン・レーブ商会のジェイコブ・シフ(日本に日露戦争の資金供与)の孫娘と結婚。⇒シフ家はレーブ家と結婚。レーブ家は「シアーズ・ローバック」の実権握る
・レーブ一族は、リーマン・ブラザーズ一族と結婚⇒レーマン家は「ギンベル」の実権。フェデレーテッドの重役
・シュトラウス家はゴールドマン・サックスのザックス家と結婚⇒サミュエル・ザックスは「シアーズ・ローバック」と「ギンベル」の資金提供。⇒息子のウォルター・ザックスは「メイ・デパート」の実権。
「マーシャル・フィールド」⇒金融王ネイサン・ロスチャイルドの一族。

※つまりアメリカのデパート一族は親戚関係にあるという事。

・彼らロスチャイルド家は、ルーズヴェルト大統領に入れ知恵し、感謝祭を11月最終木曜日から繰り上げさせ、クリスマス・セールの売り上げを大幅に伸ばした。
・ニューヨークは、ロスチャイルド家の毛皮商人ジョン・ジェイコブ・アスターによる土地買収により、ロスチャイルド家が土地を手に入れた。

・英ハロッズ⇒エドガー・コーエンによって成功。(何者?)⇒ロスチャイルド系のハドソン・ベイの重役より、バービッジが乗っ取る


★美術品とロスチャイルド
・ロスチャイルド家の美術品コレクター、フェルディナンド・ロスチャイルド⇒英ワッズドン館の財宝が1983年盗難に遭う。
・J.P.モルガン⇒メトロポリタン美術館総裁
・鉱山王グッゲンハイム⇒グッゲンハイム美術館(シャガール、ピカソ、モジリアーニ、ボナール)
◎大英博物館の実質的なオーナー⇒フェルディナンド・ロスチャイルド!!!!!!!!!
◎大英博物館の館長⇒ロスチャイルド家とサザビー家のジョン・ポープ・ヘネシー!!!!!
◎ルーブル美術館の館長⇒鉄道王ジェームス・ロスチャイルドの直系子孫、ベアトリス・ロスチャイルドの夫、ピエール!!!!!!!!


★美術品と宝飾品の販売店とロスチャイルド
・クリスティーズ、サザビーズ、ティファニー、カルティエは、ロスチャイルドによって経営。
・ティファニー・ロンドンの支配人ロザモンド・モンクトンの祖父⇒ウォルター・モンクトン(英カイロ情報局長、国防大臣・・・エジプトの財宝を英に盗んだ。イラク石油会長)、ミッドランド銀行会長、⇒ミッドランド銀行傘下の金塊商人モンタギュー⇒現在そのオーナーデヴィッド・モンタギューは「カルティエ・モンド」の支配者
・クリスティーズ支配者⇒バチカン銀行を取り仕切るロスチャイルドのハンブロー一族。

※宝石商は、互いに値を付け合い、値を吊り上げることによって、ダイヤなどの宝飾品の価値が落ちないようにしている。



★パリのファッション業界
・ベルナール・アルノー⇒1985年クリスチャン・ディオール社長、1986年ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー社長⇒クリスチャン・ラクロワ、セリーヌ、ジヴァンシーを買収。

◎ルイ・ヴィトン
 ・ルイ・ヴィトンの重役室を支配しているのは、ダヴィッド・ロスチャイルド
 ・ルイ・ヴィトンのヘネシー家は、ズルエタ家と結婚(⇒ズルエタ家は、イギリス歴代首相の個人秘書でバチカンの枢機卿一族。)
 ・ヴィトン家、モエ家、ヘネシー家という三家族の合成語
   (モエ家は、ロスチャイルドの兵器メーカーシュネーデル一族)
   (ヘネシー家はロスチャイルド一族の中枢)

・ベルナール・アルノーの妻
 ⇒アンヌ・ドワヴラン
 ⇒ドワヴラン家
  ・フランスの情報機関SDECEを設立したアンドレ・ドワヴラン
  ・フリーメーソンのジャピー一族を支配するロスチャイルドのウォルムス銀行の代理人。
  ・ウォルムス銀行はフランス映画界の金庫
  ・毛織物から雑誌フィガロの大株主となったロスチャイルド一族のジャーナリズム王プルーヴォ財閥と結婚。

※つまり、ファッション界の帝王ベルナール・アルノーの妻はロスチャイルド関係者であり、ロスチャイルド家は、フランス情報機関、フリーメーソン、フランス映画パトロン、織物財閥、ジャーナリズムを手にしている。

◎クリスチャン・ディオール
 ・創業者はマルセル・ブサック
 ・第一次世界大戦で軍服の製造をした戦争成金
 ・第二次世界大戦後、クリスチャン・ディオール社設立
 ・ロスチャイルドのラザール・フレール資本のジレ家がブサック社を買収。
 ・ラザール一族と結婚した自動車シトロエン家が、ブサック社の社長に。
 ・帝王ベルナール・アルノーが社長就任。
 ※結局ロスチャイルドによる支配。

◎化粧品のロレアル
 ・創業者ユージェーヌ・シューレルのパトロンは、アンリ・ロスチャイルド
 ・娘のリリアン・ベタンクールは、現代フランス富豪一位(当時?)
 ・プラスティック業界のノーベル財閥が協力関係⇒化粧品も爆薬も同じ化学製品だから。

◎シャネル
 ・ココ・シャネルの愛人はウェストミンスター公爵(本名ヒュー・グローヴナー)(現代の六代目はイギリス長者二位(当時?))
   ⇒一族はユニリーヴァー支配。ロスチャイルド系。
 ・ジャクリーヌ・シトロエンというロスチャイルドのラザール一族が支配。

◎キャロン⇒ロスチャイルド家の製品
◎ダンヒル⇒エドマンド・ロスチャイルドが重役
◎ピエール・カルダン⇒イスラエルダイヤ商と深い仲。
◎ラコステ⇒創業者ルネ・ラコストはロスチャイルドのウラン・カルテルの頂点「イメタル」の重役。
◎イヴ・サンローラン⇒経営者は、ロスチャイルドのカルロ・デベネデッティ

★フランスのデパート
 ・ガルリー・ラファイエット⇒最大。ロスチャイルドのラザール・フレールのエイルブロン一族が経営
 ・その子会社インノ・フランス⇒個人筆頭株主はデビアスのエドモン・ロスチャイルド
 ・プランタン⇒大株主はアントワーヌ・ベルンエイム(ロスチャイルド系)
 ・ヌーヴェル・ガルリー⇒石油王シュルンベルジェ家(ロスチャイルド系)
 ・カルフール⇒ロスチャイルド銀行の総支配人ポンピドー大統領が資金提供。支配者デフォレイ一族。(ちなみに「悲しみよこんにちは」のフランソワーズ・サガンはその一族)
 


■フランスの広告会社「アヴァス」
・デパートのヌーヴェル・ガルリー、仏最大兵器産業アエロスパシャル、新聞ル・モンドなどの最高幹部を結集。
・兵器一族ヴァンデルと結婚したフランソワ・ポンセ一族が重役室の実力者。
・ミシェル・フランソワ・ポンセは、パリバ会長、兵器シュネーデル重役、ルイ・ヴィトンの重役、ロスチャイルドの北部信用の重役。
・パリバは原子力に投資。

 ※原子力業界と広告会社の関係。

・二位はピュブリシスPUBLICIS
創業者マルセル・ブルーステン・ブランシェはルイ・ドレフュス家の力添え。ルイ・ロスチャイルドと親しかった。
 ⇒フランス初のドラッグストア。
 ⇒出版社アシェット(エドモン・ロスチャイルドが支配)と提携。
 ⇒娘婿はミッテランの選挙参謀。
 ⇒デビアスの支配者、パリのエドモン・ロスチャイルドが支配。

■イギリスの広告会社「サーチ&サーチ」
・マーガレット・サッチャーを売り出し、首相の座につけた。
・傘下のバッカー・スピールヴォーゲルを合わせると、世界一の電通より大きい。
・ バグダッド生まれのユダヤ人サーチ兄弟が1970年に、イギリスで設立
 ⇒1979年にサッチャー首相誕生
 ⇒サッチャーと親戚のブリティッシュ航空会長ジョン・キングにより、ブリティッシュ航空が広告主。
  (ちなみにジョン・キングは原子力支配者バブコック・インターナショナル会長)
 ⇒南アの広告会社KMPコンプトンを傘下にして、アパルトヘイト正当化キャンペーン
 ⇒サーチ兄弟自ら南アの鉱山会社の株取得
 ⇒保守政界がサーチ&サーチの資金源。シェル、南アの銀行界が広告主になり、急成長。
 ⇒1990年、ロスチャイルドのロベール・ルイ・ドレフュスが最高経営責任者となる。
 
■おまけ⇒アメリカの広告会社
世界第八位の広告代理店マッキャン・エリクソンの副社長の弟⇒アメリカ・レーガン大統領


【引用開始】大統領や首相は、こうして広告代理店によって創作される。(略)その首脳たちの言葉を愚かなジャーナリズムがトップで報じる。いや、愚かではない。このジャーナリズムも同じファミリーだったのである。
【引用終わり】  

Posted by らっっっきー at 15:28Comments(0)赤い盾

2007年04月22日

◆マスコミと言えばユダヤ系 赤い盾(P1418~1475)




 また赤い盾の要約をしてみよう。
 赤い盾P1418~1475である。
 ロスチャイルドとマスメディアとの関係である。よく言われるのが、マスメディアはユダヤ系に支配されているという事だ。
 それはつまり以下に要約されるような事なのかもしれない。

■悪魔の詩事件とは・・・
 サルマン・ラシュディーが作者である「悪魔の詩(うた)」という小説が、イギリスのペンギン・ブックスから出版された。
 その内容は、イスラム教の預言者マホメットを侮辱するもの。→全世界のイスラム教徒がデモ。
→しかしベストセラーとなり、書籍は回収されず。
→ユダヤ人の英新聞王マクスウェル(デイリー・ミラーは大衆紙第二位)は、イスラムを非難して火に油を注いだ。

■ロスチャイルドとユダヤマスコミ人
・シュプリンガーとは・・→ユダヤ人で、妻がイスラエル児童救済協会理事で、ドイツBilt誌を創刊した。シュプリンガー家はナポレオンの大蔵大臣と結婚、鉄道王ジェームス・ロスチャイルドのひ孫と結婚。
→ナチスの所有していたウルシュタイン出版社を入手。

・英新聞王マクスウェルとは・・・
戦後、シュプリンガーと出版事業。その後、パーガモン・プレスを設立。ロスチャイルド系のハンブローズ銀行より資金調達。つまりロスチャイルドの犬。

■ピアソン社による「悪魔の詩」出版。
英、米、伊では、ピアソンが親会社の出版社が悪魔の詩を出版した。
ピアソンとは・・・→メキシコの油田を掘り当て、ロスチャイルドのシェルに利権を売り、ラザール・ブラザーズ支配権。ロンドンの蝋人形館「マダム・タッソー経営」、フィナンシャル・タイムズのオーナー。
フランスの版元、プレス・ド・ラ・シテの株を大量に持っているのは、ロスチャイルド代理人デベネデッティ、ジェームズ・ゴールドスミス。

■フィナンシャル・タイムズとは・・
・ヨーロッパ政界を動かす力のある経済紙。サッチャー政権の大蔵大臣が出身。EC副委員長の兄も所属。
・支配人マイケル・ヘリーの従兄弟のデニスの妻は、ローズマリー・ロスチャイルド。その再従兄は英MI5ヴィクター・ロスチャイルド、弟はIAEA議長ベルトラン・ゴールドシュミット。ローズマリー・ロスチャイルドの家系にはダイアナ妃。
・重役オリヴァー・プールは、南アのアパルトヘイトのオッペンハイマー一族。(ロスチャイルド系)

■欧州の言論の自由?
「国際的ゲリラ」パキスタン映画は上映禁止。
カンヌ映画祭→キャノン・グループが仕組む。会長はイスラエル人。パテ映画買収。パテ映画はロスチャイルド傘下。
MI5のピーター・ライトのスパイ・キャッチャーは出版差し止め裁判。
スパイ衛星打ち上げ番組(BCC)→イギリス政府により関連フィルム押収。




■世界の通信社
フランスのAFP、アメリカのAP、イギリスのロイター、アメリカのUPI
AFP創業者アヴァス、ロイター創業者はユダヤ人。→つまりロスチャイルドがユダヤ系企業を育て、他を潰すから。
1850年代、大英帝国海賊商売→商人が、東インド会社、香港、カナダ、オーストラリア、エジプトへ飛び回り、ロンドンでロスチャイルドと新聞社にニュースを運び、相場が動き、ロスチャイルドが儲ける。

・ニュースの範囲の取り決め
アヴァス・・・フランス、スペイン、イタリア、南米
ロイター・・・大英帝国の植民地などの英語圏
ヴォルフ・・・ドイツ、北欧

・ロイターとロスチャイルド
ロイターの最初の顧客→ライオネル・ロスチャイルド(スエズ運河株買収の際の連係プレー)
ロイターの大理石像の幕を引いた→エドマンド・ロスチャイルド
ロスチャイルドの貿易商人ネットワークが、ロイター通信網となり、大英帝国の情報機関MI5, MI6となった。

・イギリスが南アに侵略した第一次ボーア戦争
グラッドストーン首相が引き起こす。→息子は南アの初代総督(アパルトヘイト法作る)→その甥が、ロイター総支配人のクリストファー・チャンセラー(悪魔の詩を売り出したピアソン社のマダム・タッソー蝋人形館会長)(ちなみに父親は南ローデシアの初代総督)

■マスメディアの一族とロスチャイルド
つまり・・・・。ロスチャイルド家、植民地主義者、ロイターなどの通信社は一族なのである。
(ここで壮大な系図が示される。めちゃめちゃでかい系図なので、ここで再現は不可能。。。)
一族の一部

・ロイター育ての親、BBC理事、エコノミスト社主 → ロスチャイルド本家
・放送界→通信の始祖トゥルン・タクシス、ロイター男爵、ロイター通信会長、総支配人、BBC放送総裁・会長、NBC, CBS, CNN, フランステレビ、UPI, マルコーニ、エッフェル塔オーナー、
・新聞界→ハースト、ウォールストリートジャーナル、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、フィガロ、ル・モンド、タイムズ、レプブリカ、ヘラルド・トリビューン、ニューヨーク・デイリー・ミラー、ニューヨーク・ポスト、ニューヨーク・ヘラルド、マタン、テレグラフ、ミラー、メール、ヘラルド,デイリー・エクスプレス(略)
・出版界→ニューズウィーク、マクミラン、ピアソン、ギネスブック、タイム・ライフ、タイム、ライフ、フォーチュン、ヴァイキング・プレス、アシェット、サーチ&サーチ、ピューリツァー賞の父ジョゼフ・ピューリツァー
(それぞれ社主とか、創刊者とか、会長とか、社長とか、総支配人とか・・・略してます。)

※スタンレーの探検隊をコンゴに派遣したヘラルドの社主ベネットはロイター一族。つまりロスチャイルドは、通信員によって利権を探していた。
※ニューズ・ウィークの創刊者は、おなじみゴールドマン・サックスの三代目。
※ギネス・ブックのギネス家はギネスビールも出しているロスチャイルド系。
※特に重要なのは、ニューヨーク・タイムズと共同作業をするワシントン・ポストのオーナー。キャサリン・グラハムなど。父親は初代世界銀行総裁のユダヤ人で、ラザール・フレールの最高幹部。

★なぜこの調査を行うのか・・・
問題はロスチャイルド家に取り込まれたユダヤ人と非ユダヤ人が作り上げた財閥メカニズム
→裕福である事は問題ではない。(世界の美術品・骨董品の保存、貴族邸宅・古城の保存、建築技術の向上、音楽・画家のパトロンとなったロスチャイルド家の貢献は計り知れないものがあった)
→しかし、「悪魔の詩」事件のような創作により、イスラム教徒を傷つけ、全世界の死の商人を動かし、中東と第三世界に兵器を氾濫させ、ウラン・カルテルの原子力産業に執着するロスチャイルドの本性が問題である。

■軍需産業とジャーナリズム
・仏アシェット→総支配人はドゴール将軍の甥。株主はエドモン・ロスチャイルド
・デイリー・ミラーの会長セシル・キング→MI5工作員。
・ワシントン・タイムズ編集長アルノー・ド・ボーチグレーヴ→ウランカルテル一族
・BBC理事ヴィクター・ロスチャイルド→核兵器研究のMI5の黒幕。
・仏国営放送ORTF会長マルソー・ロング→原子力委員
・ヨーロッパ1放送社長→兵器メーカー「マトラ」会長
・欧州の新聞を買収したザハロフ→死の商人の元祖。
・フランステレビ社長、ヨーロッパ1放送社長シルヴァン・フロワラ→兵器メーカー「マトラ」社主、ブレゲ航空機会長、地中海クラブパトロン
・フランス国営テレビTF1を買収したブーイグ社→原子力で世界トップクラスの建設会社
・フランス国営放送理事→原子力広報主任

■放送業界の歴史
・1895年イタリア人マルコーニ(無線通信実用化に成功)
→フレミングの法則のフレミングが技術顧問→大西洋間の商業無線に成功。「マルコーニ無線通信社」設立。
→ロスチャイルドのアイザックスがマネージャーとなる。
→マルコーニは締め出されマルコーニ社は、ロスチャイルドのものに。
→アイザックスの第二夫人ステラは、BBC総裁。

・マルコーニ社のサーノフ→RCAがマルコーニ社を吸収。NBCを支配。→ABCが一部門として独立し、パラマウントと合併。
・パラマウントのハリウッド王ズーカーは、ロスチャイルドのクーンレーブが黒幕。
・新聞王ハーストが国際ニュース・サービス社→UPIの母体

■放送業界と広告業界と小売業界の協力
広告代理店とデパートと通信社の仕事が同じ人間の手で進められた。
・ドイツの謎のフランク・ロスチャイルド
→エイブラハムによって、ブルックリンのデパート「エイブラハム」
→シュトラウス家による「シュトラウス」(後にタイタニックで死亡。ゴールドマン・サックス家と結婚。)
→サイモン・ロスチャイルドを社長にして、一つのデパートになる。
→デパート群をまとめ、「フェデレーテッド・デパート」
(ロスチャイルド家が南アで掘り出したダイヤをデパートで売る)

・彼らロスチャイルド家は、ルーズヴェルト大統領に入れ知恵し、感謝祭を11月最終木曜日から繰り上げさせ、クリスマス・セールの売り上げを大幅に伸ばした。

・ニューヨークは、ロスチャイルド家の毛皮商人ジョン・ジェイコブ・アスターによる土地買収により、ロスチャイルド家が土地を手に入れた。

(続く)  

Posted by らっっっきー at 21:26Comments(1)赤い盾

2007年04月22日

◆バチカンと言えば不正融資 赤い盾(P1374~1417)




 赤い盾の要約を今日もやってみよう。p1374~1417はイタリアの物語「バチカンのゴッドファーザー」である。

1982年イタリアの民間最大の「アンブロシアーノ銀行」頭取ロベルト・カルヴィがテームズ河の端で首を吊って殺されていた事件をきっかけにして、イタリアの産業構造とロスチャイルド家の結びつきを解析している。

◆カルヴィとバチカンとアニエリとマフィア
・アンブロシアーノ銀行→頭取はカルヴィ(死亡)→世界各地の幽霊会社に不正融資→投資パートナーはバチカンのローマ法王(ヨハネ・パウロ二世)
 →兵器メーカー、ポルノ出版社、避妊用ピルのメーカーなどに出資(バチカンが株所有→大スキャンダル。社会に衝撃)
・バチカン銀行→1986年、財政顧問ミケーレ・シンドーナ(フリーメーソン大組織プロパガンダP2のナンバーツー。カルヴィを育てた。)が青酸カリで死亡。
・フリーメーソン大組織プロパガンダP2→首領リチオ・ジェリ(→暴露記事を書いた新聞編集人は殺害された。)
 →イタリア政界の大臣三人がP2のメンバー。国会議員43人がP2に参加。大スキャンダル。
 →1989年六度目の首相の座についたアンドレオッティ首相はシンドーナの親友。

(シシリー島→農民一揆の拠点→大地主が小作農民の監督の為に雇った人間→組織化されてマフィアとなる→イタリアの一大勢力)

・カルヴィが救済を求めた相手
→週刊誌エスプレッソ、有力紙レプブリカの出版業者カルロ・カラッチオロ・ディ・カスタニェトが社長 
(ちなみに名門カラッチオロ家の王女はアニェリ家と結婚、ロスチャイルド家とも1983年に結婚。)
→版元はモンダドーリ・グループ
→財界の巨頭、オリヴェッティ社(事務機器メーカー)が支配。その支配者はデベネデッティ(アンブロシアーノ銀行の副頭取、食品会社ブイトーニ、ロスチャイルド家の代理人、アニエリ財閥のフィアット社の副社長)。

※つまりカルヴィの後ろ盾は、アニエリ財閥だった。
◎イタリア産業支配者のアニエリ財閥のフィアット社→拠点はトリノ、アルファ・ロメオとフェラーリを子会社に持つ完全独占会社、傘下には事務機器のオリヴェッティ社、最大国有会社IRI、化学会社モンテジソン、穀物、金融、軍需、航空、スパゲティのブイトーニ
※まとめると、カルヴィがバチカンを巻き込んで金儲けをしていたが、スキャンダルになって、イタリアの産業王アニエリに助けを求めたが殺されたという事。

◆バチカンの歴史
聖ペテロが初代→1870年イタリア統一革命→ローマ法王とナポリ王は反対(民衆から搾り取るのに現状は都合が良いから)→愛国者ガリバルディー率いる革命軍「赤シャツ隊」がシシリー島占領→トリノのサヴォイ王朝が統一国家イタリアの君主→ナポリのブルボン王室(後にアニエリ家と結婚)を倒し、ロスチャイルド家も逃亡。→残るはバチカンのみ→立て篭もるが資金不足。
・バチカンのローマ法王にロスチャイルドが融資。→バチカンとロスチャイルドとの結びつき。
・パチカンは投機事業に乗り出す。今日バチカン銀行の顧問→ロンドン・ロスチャイルド銀行など。
・ラファエル・メリーデルヴァル枢機卿→バチカン銀行の創世期よりローマ法王庁の最大の実力者。バチカンの存在をムッソリーニに認めさせ、1929年ラテラノ条約により、バチカン市国独立。
・メリーデルヴァル家は代々バチカンに仕える
→ラファエルの従兄弟の息子は、フィリップ・ズルエタ(歴代イギリス首相秘書。ベルギー最大の企業重役。コンゴのウラン鉱山重役。香港上海銀行重役。ヒル・サミュエル重役。)
→妻はフランス大財閥コニャックのヘネシー家。つまりロスチャイルド一族。
※つまりバチカンはロスチャイルド家によって固められている。
※ちなみに英カンタベリー大主教のフレデリック・テンプル、ウィリアム・テンプル親子→モルガン・グレンフェル一族で、ロスチャイルドと親戚関係。
※ユダヤのロスチャイルドと、キリスト教関係者は閨閥を作っている。

◆バチカンと、アニエリ、ロスチャイルド銀行
・バチカン内部に世襲財産管理局→アニェリ財閥のイタリア商業銀行の副会長がボス。
・バチカン銀行→ロンドンのフィナンシャル・タイムズと連絡網。オーナーのラザール・ブラザース、ピアソン一族から情報。
・バチカン→ロスチャイルド銀行、ハンブローズ銀行に投資信託→いかがわしい事業にも投資。(ちなみに殺されたカルヴィの息子はハンブローズに勤務。)

・カルヴィのアンブロシアーノ銀行の傘下の銀行頭取アントニオ・トネロ(グアテマラの油田会社ベーシック・リソーシズ重役)
→ベーシック社は、ロスチャイルド家の大物ジェームズ・ゴールドスミスが会長となる
→グアテマラ政権から採掘権をもらう。が、グアテマラ軍事政権が油田国有化してしまう。
→ヴァーノン・ウォルターズというクーデターの仕掛け人を雇い、グアテマラ政権と話をつけ、石油採掘権を確保。
※この投機事業にアンブロシアーノ銀行と、バチカン銀行が関与していた疑い。

・パナマの麻薬フィクサーのノリエガ将軍は、アメリカCIAのパナマ侵攻により、パナマのバチカン大使館に政治亡命求めた。
(バチカンの投機は、パナマでも行われていた?)

◆アニエリ家とロスチャイルド家
・イタリアの産業を支配する一族アニエリ家→フランスのブルボン・デル・モンテ公爵と結婚。名門カラッチオロ家と結婚。1983年にはロスチャイルド家と結婚。
・フィアット総裁のジョヴァンニ・アニエリは、ロスチャイルドの「ラザール・フレール」を中核とするユーラ・フランス重役で、ロスチャイルド企業に貢献。
※つまりフィアットのアニエリ家は、ロスチャイルド家。

◆イタリアの産業構造
[重工業]→アニエリ家がフィアット、IFIを支配。国営会社IRIの副総裁もアニエリ家。

[化学]→ENIとモテンジソン
☆ENI・・・全世界の石油王を敵に回したエンリコ・マッティが設立。→イランに注目。(イランはモサデクがイギリスを追い出し、石油国有化。メジャーはイランを孤立させる。)
エンリコ・マッティは、イラン、エジプト、モロッコ、リビア、チュニジアなど石油外交を展開。(メジャーとは違い、産油国に多額の利益を与える契約)
→メジャーを敵に回した為、エンリコ・マッティは1962年、飛行機事故により死亡。

・ENIの安い石油と、フィアットの小型車という組み合わせ→イタリア独自の資本の成功→外国の石油、自動車を締め出していたのだが・・・。
  ↓
・マッティの死亡後、ロスチャイルドはモンテジソンにより、イタリア進出。
・イタリアに介入しているロスチャイルド系銀行→ヒル・サミュエル、ハンブローズ、レウミ、シェル、北部鉄道、レーマン・ブラザーズ、グッゲンハイム、モルガン・グレンフェル、ラザール・フレール

[銀行]
・トリノ・サンパオロ銀行→会長のジャンニ・ザンダノはロンドンのロスチャイルド系のハンブローズ銀行重役。1990年イタリアNO.1銀行。
→マフィアの資金源のシシリー銀行の親会社。(シカゴ・マフィアなど)
・ローマ銀行、聖霊銀行、ローマ貯蓄銀行→合併してNO.1に。バチカン銀行とIRIが支配。アニェリ財閥のもの。

◆その後・・・
カルヴィ頭取の死後、アンブロシアーノ銀行は倒産して復活→その親会社は「バンカ・ナツィオナーレ・デル・ラヴォロ」→イラクのフセイン大統領に不正融資。
湾岸戦争の背景となる。。。

以上。
ジャーナリズムとロスチャイルドの関係に続く。  

Posted by らっっっきー at 16:10Comments(0)赤い盾

2007年04月22日

◆カナダと言えばウラン 赤い盾(P1308~1373)




 広瀬隆氏の「赤い盾」を読んだ。感想としては、あまりにも自分が知らない事が多かったという驚きもあるし、よくここまで調べられたと感心した。
 うめさん、このブログ読んでくれて、コメントを頂きありがとうございます。
 さて、「赤い盾」を要約しようと思ったのだが、日本人が知らない恐るべき真実http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/で、なんともタイムリーな事に、赤い盾の要約シリーズが始まっているんですね。
 なんで、自分が出来る要約の方法があるかもしれないけど、かなりやっている事が被ってしまうなという気がする。それに著作権の問題もあるし、あまり引用しすぎるのもどうなのかと思う。どうせならもっと多くの人にこの本を読んで欲しいと思う。自分がヘタな要約をして、それがその本の全てだと思われると、広瀬隆氏の仕事に対して失礼になってしまう。
 でも、あまりにも情報量が多いと、消化する事が大変であるし、一つ一つの話を詳しく知るよりは、横断的に話をまとめた方が、時間的にも記憶の整理という点からも、良いかもしれない。

 ということで、とりあえず四冊目から要約を始めてみようと思う。
 自分なりの要約ができれば、それで良いし、上のサイトの人は最後までやると思うけど、自分が最後まで要約する根気があるかどうかは分からないし、とりあえずは、要約の内容が被る事はない。自分なりにうまくできれば、更に三冊目⇒二冊目⇒一冊目とやっていこうと思う。でも時間の制約もあるし、まあ予定は未定という事にしておこう。

 さて、以下は、「赤い盾」第四巻の第四章 最後の隠れ家の要約である。要約の方法であるが、この本を元にして、データは新しいものをなるべく使うようにしたい。


広瀬隆 『赤い盾 ロスチャイルドの謎』P1308~1373要約プラス自分の付け足し
 1カナダの夕陽

・日本のウランの輸入元
⇒1999年3月末現在で調達先内訳は
カナダ :28% オーストラリア :17% イギリス :15% アメリカ合衆国 :9% ニジェール :9% 南アフリカ :7% フランス :6% 中国 :1% その他 :8%
http://www.enecho.meti.go.jp/e-ene/faq/010000/011000/011002/index.html

・サスカチュワン州の最北部のウラニウム・シティー ⇒ ウラン、ガンマ線、ラドンガス、砒素などにより、カナダ・インディアンに大被害。

・1945年イギリス原子力諮問委員会 ⇒ 原子力委員会 ⇒ 1954年イギリス原子力公社
作ったのはジョン・アンダーソン ⇒インドのベンガル総督、ヤルタ会談、大蔵大臣、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウス会長
1956年 イギリスで初の商業用原子力発電所。
その後、ジョン・アンダーソンは⇒カナダの鉄道、老舗の巨大貿易会社ハドソン・ベイ重役に。

コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウス財団には、モルガン・グレンフェル、モカッタ・ゴールドシュミット、ラザール・ブラザーズ、ソロモン・ブラザーズ、ギネス、ベアリング・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス、オッペンハイマー商会、リオ・チント・ジンク, L.F.ロスチャイルド商会、ヒル・サミュエル、ハンブローズ銀行、サミュエル・モンタギューなど、ロスチャイルド系企業がずらりと並ぶ。

・カナダの侵略の概要⇒ 10世紀のバイキング ⇒ 17世紀フランス人の侵略  

◆スミス一族
・高級毛皮によって成功した人物⇒(ジョン・ジェイコブ・アスター)、ドナルド・スミス(ハドソン・ベイ大株主)、
ジョージ・スティーヴン(ドナルド・スミスの従兄弟)⇒カナダの織物業で成功、後にモントリオール銀行頭取 ⇒スミス一族は独占勢力に。

ロスチャイルド系ベアリング・ブラザーズなどがモントリオール銀行に出資。

ハドソン・ベイ総裁は、ロスチャイルド系のラザール・ブラザース会長

◆ブロンフマン一族
ウィニペッグという場所⇒ロシアから差別を逃れたエキセル・ブロンフマンというユダヤ人⇒酒の密売、ホテル買収 (後ろ盾はロシアのロスチャイルドのグンツブルク家) ⇒やがてブロンフマン一族は新大陸のロスチャイルド⇒南アの核兵器、カナダのウラン産業⇒アメリカの死の商人デュポンの最大株主
チャールズはモントリオール銀行の重役
ピーターは天然資源会社ブラスキャンの会長
イサク・ブロンフマンはイスラエル建国の中心人物
サミュエルは世界ユダヤ人会議の副会長

◆ロスチャイルドによるカナダのウラン開発
アンソニー・ロスチャイルドは、日本の三分の一の面積の開発権をカナダのニューファンドランドに買い取る。
1951年 イギリス、ロスチャイルド系のチャーチル首相 (←17世紀にカナダ開発した貿易会社ハドソンベイ総裁ジョン・チャーチルの直系子孫)がもちかけ、アンソニー・ロスチャイルドが総指揮をして、29社が参加する「ブリンコ社」結成。中心企業は南アに進出するロスチャイルド系のリオ・チント・ジンク、南アのアングロアメリカン。
中心人物は、ロスチャイルド家のイヴリン、エドマンド、レオポルド、ヴィクター、ベルトラン・ゴールドシュミットなど。
⇒多くのウラン鉱山を開発。リオ・チントの子会社「リオ・アルゴム」設立(1960)。

他のリオ・アルゴムの参加企業
・イングリッシュ・エレクトリック社⇒その重役⇒南アの金塊業者ロバート・インスキップ⇒その一族のカヴェンディッシュ・ボイルはイギリス領ギアナに君臨⇒その後ニューファンドランド総督⇒ニューファンドランドはアンソニー・ロスチャイルドが買い取った。
(ちなみにオランダ領ギアナのアールナウト・ファン・ヘームストラ⇒孫娘はオードリー・ヘプバーン)
  ★カヴェンディッシュ・ボイルの妻はアヘン王サッスーン家⇒サッスーン家とロスチャイルド家は親戚関係
・ミノルコ・カナダ、ハドソン・ベイ鉱業、コンソリーデーテッド鉱業、インコ、アルキャン・アルミニウム、プラスキャン、デニソン・マインズ、ファルコンブリッジ、エルドラドもロスチャイルド系企業

◆カナダ企業はロスチャイルド系ばかり
カナダ最大の不動産会社「オリンピア&ヨーク」、「カナダ・ロイヤル銀行」、「サン生命保険」、「カナダ・パワー・コープ」など。
重役がロスチャイルド系、ロスチャイルド系企業が大株主など。

◆カナダ総督
⇒石油・ウラン・穀物・鉄道など、全ての産業は土地の所有から始まるので、総督が産業の支配者だった。
カナダの総督を家系図にしてみると、皆親戚同士である。
(※これは複雑過ぎるので、文章にするのは、難しい。ぜひ本を買って確かめた方がよろしいかと思われ・・・・)

・この家系図の主な人物
スミス家⇒ハドソン・ベイ総裁、モントリオール銀行頭取
グレイ家⇒紅茶のアール・グレイ、カナダ総督アルバート・グレイ
ダン家⇒モントリオール証券取引所幹部。孫がロスチャイルドと結婚
アメリカの鉱山王グッゲンハイム一族
グンツブルク家⇒世界最大のアルミ・メーカーアルミニウム
ブロンフマン家⇒世界ユダヤ人会議会長 デュポン最大株主、モントリオール銀行重役

◆結局、カナダのウラン帝国は・・・
結局ロスチャイルド家が、カナダのウランを支配していて、その収益は親会社のイギリス・フランスのロスチャイルド銀行に流れ込んでいるというわけだ。




◆◆オーストラリア◆◆
 オーストラリア最大企業ブロークンヒル⇒その株を30%所有するホームズアコート
 オーストラリアはロスチャイルド系鉱山会社リオ・チント・ジンクの傘下にあるようなもの。⇒リオ・チント・ジンクの子会社「メアリー・キャサリーン」とオーストラリア原子力委員会との深い関係
 ※結局、ウランシンジケートを支配しているのは、リオ・チント・ジンクであるから、その支配から逃れて独立に原子力産業に従事する企業は、利益の薄いものになってしまう為、存在しない。

・親会社→子会社の順に並べるとこうなる。
ロスチャイルド銀行

リオ・チント・ジンク
↓ 
オーストラリア・チント・ホールディングス

CRA

オーストラリア鉱業、メアリー・キャサリーン・ウラン鉱山 ←オーストラリア原子力委員会
   


◆◆◆イギリス◆◆◆
英の原子力メーカー
・バブコック
アメリカのモルガン系の原子炉製造会社「バブコック&ウィルコックス」→スリーマイル島の事故起こした。
そのイギリスの子会社「バブコック・インターナショナル」の会長ジョン・レナード・キングはイギリス原子力協会会長

・GEC
アメリカのモルガン系のGEの子会社、GEC
GECの会長ピーター・キャリントンはNATOトップ

・ロバート・マッカルピンとフェソーの連合


※バブコックのところをまとめると・・・
ロスチャイルド銀行

モルガン財閥

バブコック&ウィルコックス

バブコック・インターナショナル(英)・・・FKI電機と合併して「FKIバブコック」

EMI-MEC
|
EMI (同グループ)

キャピトルEMI

東芝EMI (椎名林檎が所属している)


・イギリスの兵器会社
ヴィッカース、ブリティッシュ航空機、ブリティッシュ航空、ゼネラル・エレクトリックGE、ゼネラルエレクトリックGEC、マルコーニ、CGE、ロールスロイスなどが繋がっている。(ちなみにロールスロイスは、戦闘機ハリアーのエンジン・メーカーである。)
この兵器会社群に、リオ・チント・ジンクが繋がる。さらにNATOの事務総長なども。
そしてロスチャイルド、モルガン、ラザール・ブラザーズなどの金融系が繋がる。
さらに、ユニリーヴァが繋がる。ユニリーヴァーの会長は、ロールスロイスの会長でもあり、別の会長はブリティッシュ・エアロスペースの会長でもあり、リオチントの重役でもある。



◆◆◆ECは元々産業合同◆◆◆
EEC・・・欧州経済共同体
ECSC・・・欧州石炭鉄鋼共同体
ユーラトム EURATOM・・・欧州原子力共同体

ユーラトムにより、ヨーロッパの電力網は繋がり、フランスを中心として、原発が作られた。




◆◆◆欧州の核スキャンダル 廃棄物の処分に困って流しちゃった事件◆◆◆
1987年~1988年 放射性廃棄物の処分に行き詰まった西ドイツが、ベルギー、フランス、スイス、スウェーデン、イタリアと協力して、廃棄物をトラック輸送して、原爆材料をパキスタンやリビアに流しちゃったという事件。

ロスチャイルドのベルトラン・ゴールドシュミットと共にIAEA(国際原子力機関)に君臨したルドルフ・ロメッチが運搬責任者。

◇搬送元・・・西ドイツのハーナウのヌーケム社
(ロスチャイルドのリオ・チント・ジンクと西ドイツのデグサの合弁会社←デグサはアマックス会長グースランドが重役←アマックスの社長カール・レーブの孫娘は、世界ユダヤ人会議の会長ロスチャイルド系のエドガー・ブロンフマンと結婚)

◇搬送先・・・ベルギーのモルの原子力研究センター。
ベルゴヌクレエール社が関与→支配者はロスチャイルド家直系のジェラール・ウォルムス

つまりこのスキャンダルの主役はロスチャイルド財閥。
廃棄物処分法が確立されたというのは、ウソであった。

(イタリア編へ続く)  

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