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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年10月31日

右翼・カルト。タブーと言論弾圧




 戦前、右翼と左翼がいたが、両者は政治イデオロギーの点において、とりわけ国体論、天皇論において、乗り越えがたい相違点があった。しかしその点をのぞくと、かなり似通った主張が随所にあった。それは社会がかかえる諸矛盾を抉り出し、社会のあり方を根本的に否認し、特権階級の存在を否認し、その全てを変革するためには、ラディカルな革命による国家の改造が必要だとする基本的な支店はどちらも持っていた。
 しかし戦後右翼と左翼というものは、形骸化し、決定的な対立を生まなくなった。
 どちらかというと、右翼というよりは、エセ右翼の台頭が著しい。またアメリカが日本の右翼を使って、間接的に支配力を及ぼしているらしい。
 そもそも国粋主義的であり、かつ保守主義としての右翼というものは、正に絶滅寸前である。結局中国・韓国・北朝鮮などの近隣諸国を目の敵として、その攻撃性の過激さを内輪で競い合っているのである。また安倍に代表されるように、現実の政治屋が、バックにいる右翼の影響を受け、過激な発言を繰り返すとき、その他反アジア的右翼は、更に言行を過激にする。
 例えば一水会のような、反アメリカを掲げているような右翼もいる。日本の独立を考える上でそのような立場は稀有であり、貴重な存在である。アメリカに追従する事だけに邁進するポチ保守というものは、右翼とは呼べないであろう。それはポチ保守と言っても良いし、それは所謂ネットウヨとも通じるものがある。
 さて、日本の政治を語る上で、右翼的な言論、雰囲気、空気といったものが欠かせなくなっている。その裏にあるのが、黒い世界であり、正に日本のタブーがそこにある。例えばトーイツ協会であったり、草加学会であったり、ヤ●ザであったり、在日であったり、そしてエセ右翼であったり、腐敗した警察、官僚などもはや有象無象の存在が蠢いているのである。
 日本が法治国家というのは、甘い認識であって、暴力や陰謀、あらゆる勢力が、ありとあらゆる手段を使って鎬を削っているのが、日本の社会である。日本はブラックな世界と、政治が密接に結びついている。
 
 不気味であり、一般の平凡な人々の与り知らないところで、重要な物事が決められていく。メディアもそのようなブラックな勢力に勝てず、もはや政権を批判する事もできない。そして負のメカニズムが続いていく。例えば政治家とブラック世界の結びつきによって、暗殺される人間が増えている。そしてメディアによって、それは自殺だと片付けられてしまう。それは法治国家ではなく、恐怖政治による前近代的国家である。

 例えばメディア規制の次に来るのは、間違いなくネット規制である。例えば児童ポルノを公開した人間は、逮捕されたりする。そしてネット上に、ほぼ国際的に違法な児童ポルノはなくなった。況や日本国内をや。ネット上においても、プロバイダやサーチエンジンなど、いくつかの要所を押さえれば、規制は可能なのである。
 現に、アメリカでは、反政権的なサイトは閉鎖されている。911は勿論巷で言われているようなテロではなく、計画的なイベントであったのだが、それについて説得力のあるビデオなどが載っているサイトは、どんどん閉鎖されている。googleも、いまや権力の犬と化しているので、検索する事もできなくなっている。
 日本もそうなる可能性はある。例えば中国のネット環境を考えてみてもそうであるし、例えば北朝鮮のネット環境を考えてみてもそうである。それはもちろん日本憲法に反する言論弾圧、検閲に該当する。言論の自由は何にも変えがたいものである。

 まあ要するに市民的自由を守る為には、みんな頑張らないとなーということである。以上。  

Posted by らっっっきー at 23:58Comments(0)社会

2006年10月30日

過去って何?? 札幌の記憶



 だんだんとブログ更新がめんどくさくなってきた。ぶっちゃけ。
 というわけで、あまり人も訪れない事だし、適当に毎日、ちょーーーーー適当に書いてみれば、良いのではないだろうか。そもそもきっこの日記とかも最初は見るに耐えないような、個人的な日記だったのであり、それが、あれよあれよというまに大きくなっていったのだ。
 文章を書く楽しみというのは、あるのだが、それがめんどくさくなってしまっては、元も子もないのだ。
 それでも今日も書いてみよう。しかしもうだんだんとただの雑文になりつつあるけど、もうそれでもいいや。めんどくせー。アルファブロガーがなんなんだ。たまには社会問題とか共有できる問題も書き込もうと思うが、ますます読者が少なくなっても良い気がする。

 秋はメランコリックになる季節である。昨日久しぶりに携帯を取り出した。
 なぜかと言えば、北海道の思い出が記録されているはずだからである。そこには、冬に訪れた北海道の写真とか、そして旅の日々の思い出が文章として記録されているはずなのであった。
 三菱のD05であった。充電して電源をつけると、日付が0000年0月0日になっていた。
 データは全てあぼーんしていた。。。。。

 記憶は、思い出は、携帯のメモリーと、共に消え行く。そして地球もそのうち滅び行く。人類とははかない・・・。人生ははーかないねー。
 
 記憶は美化されていく。そのときに強く思うのだ。この今感じてる記憶、今感じている気持ちを忘れてはならないと。だが、結局俺はそこにあった思い出を美化してしまう。そして、せつなさと共に思い出す。
 忘れながらも、更にその上に記憶を重ねていく。

 過去とはあなたにとってなんですかと昔、タイで出会った女に聞かれた事がある。
 それを聞くとその人となりが見えるということをその女は言っていた。人によっては、その色は黄色であるとか、未来は青色だとか答えるらしい。まあ当人にとっては意味があるのかもしれないが、俺にとっては、ものすごくどうでもいい下らない思いつきのように思えた。
 自分も後になって、その答えを考えてみた。それは、過去というのは概念に過ぎず、そして道具に過ぎないのだという答えであった。過去とは何か。それは時間というものが過ぎ去っていった後に、ある時点を過去と定めるのである。が、本当に過去というものがあるのだろうか。ということだ。つまり常にそこにあるのは、現在なのだ。過去とは永遠に過ぎ去ってしまったものであり、もはや存在しない。人にとって感じているものは、常に現在であって、過去というのは人工的に作られた概念に過ぎない。人が思考によって四次元空間の中で、計画し、物事を進めていく事に、「過去」という概念が役立つのであって、それは存在する何かではないのだ。
 また同時に、全ての現在は、過去になっていくのである。そして未来時点において、その過去を感じる事はできないのである。感じるのは、記憶の中で追体験する事である。それは、もはやその過去そのものではない。そして人の記憶というものは、そのような、過去概念という人工的な道具によって、形成されているのだ。

 例えば俺はかつて北海道の札幌駅で、雪の降る街で、駅の前にある銀色のアーチを見て、周りには浮浪者がいて、話すべき友達に電話が繋がらなくて、寒く、空は明るいけれど、曇っていて、人が過ぎ行く中、むなしさを感じていた。そして今みているこの銀色のアーチは、今感じているのは、正に本物であって、正に現実であって、今の自分が今感じて見ているものであって、この景色、この音、この冷たい空気、この匂いまで、全て物凄くリアルなんだけれど、きっとそれはリアルであったか否かに関わらず、少し経ってしまえば、過去になってしまい、ぼんやりとした思い出にしかならないのだろう、そして今こう思っている事すら忘れてしまうのだろうと思った。
 なぜか分からないけれど、忘れてしまうだろうなと思った事は覚えている今でも。だけど、それでも過去は過去なのだ。
 全ては一切は過ぎ行くのであり、その景色も消え行く。話すべきであった友達とは、その後やっと話すことができた。相変わらず何か本質的なところですれ違っているような気がして、もはやそれから色々あったけれど、もう会っていない。
 一切を忘れていくとしても、思い出は苦かったり美化されたりと様々であるが、それでもこうやって思い出しているときの今の気持ちは、悪くないものである。それは妄想ではなく、少なくとも過去の一時点で、リアルであったのだから。
 
   

Posted by らっっっきー at 23:11Comments(0)日常

2006年10月29日

安倍批判?? 楽太郎師匠のネタ





 さっき笑点を見ていた。いつのまにかメンバーが入れ替わっていた。フラダンスの格好をした歌丸師匠が死神に見えたのは、わたしだけ~?? ってなわけで、皆様ご機嫌麗しゅうございますか。本日もテーマに切り込んで参ります。

 楽太郎師匠がすごいことを言っていた。一問目で結婚できない男とは・・・というお題で、「結婚出来ない男。有栖川を名乗る男。」と答えていたのだ。
 http://www.ntv.co.jp/sho-ten/
 ここでWEB上で有名なコピペを参照すると・・・


(引用)
サワヤカな安倍晋三はマルチ商法グランドキャピタルの広告塔なんかしていない。逮捕されたグランドキャピタル矢吹寿雄はニセ有栖川宮を顧問になんかしていないし、ニセ有栖川宮は「日本青年社(住吉会)」の名誉総裁なんかになっていない。住吉会は北朝鮮と覚醒剤取引なんかしていない。住吉会は「救う会」と関係していない。
(引用終わり)

 このコピペは良くわからない。のでいろいろ調べてみよう。

■北朝鮮と麻薬取引している住吉会とは・・・
 (日経新聞 〔2002年〕12/6)奄美沖で引き揚げの工作船、覚せい剤密輸に関与か
 鹿児島県・奄美大島沖で引き揚げた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船は、1998年に東シナ海で日本の暴力団と覚せい剤の洋上取引をした船と同一とみられることが6日、海上保安庁などの調査で分かった。扇千景国土交通相が同日の閣議後会見で明らかにした。
 同庁などによると1998年8月、住吉会系暴力団の組長らが、日本漁船を使って北朝鮮籍の船と東シナ海上で接触し、覚せい剤計300キログラムを密輸入しようとした。暴力団側は覚せい剤を受け取ったものの、海上保安庁などの追跡に気づいて高知県沖で海に投棄したという。

■日本青年社とは・・・
 日本青年社 住吉会系右翼団体。1969年結成。1978年に尖閣諸島の魚釣島に上陸したことで知られる。右翼勢力の中で最大規模の約1500人の動員力を持つとされる。
 日本青年者は、2002年12月、「有栖川宮識仁」を「日本青年社」の名誉総裁に就任。その直後、「有栖川宮識仁」は皇族を騙った詐欺師と判明。
 2004年8月から、「日本青年社」時局対策局長・水野孝吉が、「新潟救う会」会長となる。

■ニセ有栖川とは・・・
ニセ有栖川宮に月30万円 Gキャピタルが宣伝利用(共同通信)
 金貨販売名目の違法集金事件で摘発された貴金属会社「グランドキャピタル」(破産)や関連会社が、旧皇族の「有栖川宮」を名乗り金をだまし取ったとして警視庁に逮捕された北野康行被告(42)=詐欺罪で公判中=に月約30万円の報酬を支払い、権威付けに使っていたことが21日、関係者の話で分かった。
 グランド社は、ペルーのフジモリ元大統領やデヴィ夫人らも講演会を開くなどして“広告塔”として利用していたことが既に判明している。
 関係者によると、同社の元実質経営者矢吹寿雄容疑者(42)=出資法違反容疑で逮捕=らは出資者を集めた旅行を度々企画。2002年春ごろの宮崎県や鹿児島県への旅行に「有栖川識仁」と名乗り、皇族を装っていた北野被告が同行した。
 当時は詐欺事件発覚前で、皇族と信じて記念写真に収まる参加者もいたが、矢吹容疑者は陰で北野被告を「ポチ」と呼んでいたという。
(共同通信) - 2004年09月21日(火) 16時30分

■グランドキャピタルとは・・・
 〔略〕04年9月16日、宝石販売会社「グランドキャピタル」の実質経営者、矢吹寿雄(42)元会長が出資法違反容疑で逮捕された。〔略〕自民党の【安倍晋三】氏も、このマルチ商法の片棒を担いでいた。〔略〕
 矢吹容疑者は、「浪越勝」と偽名を名乗り、健康食品を販売する会社「ロイヤル花壇」を立ち上げ、海外の大学の博士号を出資額に応じて取得できるという「ジョージ・カリフォルニア大学日本事務局」を設立した。もちろん大学自体は存在しない。このニセ大学の日本事務局の開設を記念する昼食会が、03年7月、都内で行われ、安倍氏も参加したのだ。〔略〕
 安倍氏は、講演冒頭で、矢吹容疑者を「若いのに成功された」と持ち上げた後、北朝鮮の拉致問題を中心に約20分間講演したという。
 「講演終了後に、安倍さんと一緒に記念撮影もさせてもらいました。その後、安倍さんのはからいで、参加者は全員、特別に新築の首相官邸を見学することもできたんです。これで完全に矢吹を信用してしまいましたよ」(出席者の一人)〔略〕
「FRIDAY」04.10.8

■安倍晋三とは・・・
 日本の内閣総理大臣。


 つまり、
【安倍晋三】は、『結婚できない有栖川を名乗る男』を顧問にしていた詐欺団体グランドキャピタルの広告塔であった。
【安倍晋三】は、『結婚できない有栖川を名乗る男』を名誉総裁に就任させていて、北朝鮮と麻薬取引を行っている住吉会の下部組織の日本青年社が新潟の会長となっている「救う会」と密接に繋がっているのだ。

 楽太郎師匠は、すごい。
 観客がどうして笑ったのかも良く分からない。どういう認識なんだろうか・・・。
 笑いというものは、政治を風刺することができる。
 メディアが死んで、政府批判ができない今、こういうちょっとしたネタは、良いことである。  

Posted by らっっっきー at 19:07Comments(0)政治とか

2006年10月28日

両さんがいじめ問題に咆える!!



 
 今日もいじめ問題について考えてみようと思う。昔からいじめ問題はあった。人間の本能としてそれがあるなら、この問題は常に後から後から湧いてくる。そしてその問題に対処するのも、人間であって、集団に付きまとう病気のようなものだ。さて、皆さんはご機嫌麗しゅうございますか。本日もテーマに切り込んでいきます。

 昨日どうしても引用したかったのが、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉が言っていた言葉であった。今日やっと見つかったので、ここに掲載してみたい。
 コミックス44巻で、両さんは、テレビの子供番組で、子供の相談に答えるお巡りさんの役をやることになった。そこで、メガネをかけた男の子が両さんに質問をする。
「ぼく学校で毎日いじめられるのですけど・・・・どうすればいいでしょうか?」
 すると、今までやる気のなかった両さんは、立ち上がり熱く答えるのであった。

(引用)

「きみだね。今の質問した子は!
『今にみておれ!!』 このことばだ! これを心の中で3回くり返す!
きみに得意なものはあるか!!」

「えーと勉強かな・・・」

「それなら頭が破裂するほど勉強して学者になれ 日本一の!
それがいじめたやつを見返す事につながる!
スポーツが得意ならスポーツ選手! 絵が得意なら画家!
お金持ちや有名人になって見返すのだ!
『今にみておれ』のことばを忘れちゃいかん!
青島幸男の『今にみておれ』というドラマをみたことあるか? ない?
あれはよかったぞ
『てっぺん野郎』はみたか? ない!
困ったやつだ!

とにかく人間最後に笑うものが勝ちだ
おまえはまだスタートラインにも並んでない!
まだ早い
学校をでて社会にでた時がスタートだわかるな!

この辺で最後のきめ・・・を!

男はくやしさをエネルギーにして前進してゆくのだ!!
わかるな
『今にみておれ』の根性を忘れちゃいかんぞ
がんばれ!」

「はい! お巡りさん」

(引用終わり)


 また「ボーリング・フォー・コロンバイン」という映画のことも思い出した。この映画は1999年4月20日にコロンバイン高校で、いじめられっこであった2人の少年エリック・ハリスとディラン・クレボルドが、銃を乱射し12名の生徒および1名の教師を射殺し、両名は自殺したという事件についてのドキュメンタリー映画である。
 この映画では、超売れっ子のアニメの作者がインタビューに答えている。サウス・パークの作者マット・ストーンである。
 彼は教育システムが余りにも多くの敗者を生み出すという。もしこのテストに合格しなかったら、次の学年には上がれない。そしてずっと負け犬の烙印を押されるという。


(引用)
"Don't fuck up. 'Cause if you do, you're gonna die poor and lonely. You don't want to do that."
You're, like, "Fuck, whatever I am now, I'm that forever." Of course, it's completely opposite. All the dorks in high school go on to do great things and all the really cool guys are all living back in Littleton as insurance agents.
Almost person to person, it's completely that way.
If somebody could've told them that, maybe they would've have done it, but...
I guess we'll never know why they did it, but one thing adults should never forget:
It still sucks being a teenager.
And it really sucks going to school.

「失敗をするな。もし失敗したらみじめに死んで孤独になるぞ。そうなりたくはないだろう。
それはまるで、『クソ、今の俺が何であれ、俺は永遠にそのままだ』みたいなもんだ。
もちろんそれは全くもって逆なんだ。高校でださかったヤツは、今すごいことをやってる。
そして当時イケてたヤツらは、リトリトンに戻って、保険の勧誘でもやってるんだ。
みんながみんなそう。それは本当にそうなってるんだ。
もし誰かが彼らに言ってやれば・・・。
彼らはやったかもしれない。だけど・・。
多分俺たちは、なせ彼らがやったかってことを、ぜったい分からないかもしれない。
だけど大人が絶対に忘れちゃいけないことは、
10代でいるのは最低だって事だ。
そして学校に行くって事も、本当に最低な事なんだ」

(引用終わり)

 
 本当にガキの時代は、辛いことがいろいろとあるかもしれない。もちろん楽しいことだらけのヤツもいるだろうけど。
 でもとにかく後になってみれば、分かることがたくさんある。だから決して自殺するとか、ヤケになってしまっては、ダメなんだ。ってことをとにかく伝えたい。  

Posted by らっっっきー at 00:14Comments(0)社会

2006年10月27日

いじめ問題を考えよう






最近、いじめの問題をマスコミでよく取り上げているようだ。今日はちょっとばかり、それについて考えてみよう・・。さて、本日の貴方のご機嫌は麗しゅう御座いますか?ではでは本題にザックリと切り込んで参ります。

■いじめの定義
「同一集団内の相互作用過程において優位にたつ一方が、意識的に、あるいは集合的に、他方に対して精神的・身体的苦痛をあたえること」(森田洋司・清水賢二「新訂版いじめ」金子書房、1994年による定義)である。

■いじめに関する良くある誤解
1.”いじめは昔からある”
たしかにいじめは昔から存在しましたが、現在のいじめのように悪質・長期的なものではなく、またいじめられた子供をかばう子供がいたといわれています。
2.”いじめは子供のけんかにすぎない”
けんかは力が対等な子供の間に起こる争いですが、いじめは優勢な立場にある子供が劣勢な立場にある子供に対して、しばしば多数対一人(または少数)で行うものです。
3.”いじめられる子供にも問題がある”
いじめられた子供は、何も悪いことをしていないのにいじめのターゲットになってしまった被害者です。性格などに、いじめられやすい特徴があったとしても、その子供の個性であり、問題点ではありません。欠点はどの子供にもあります。いじめる側が悪い、という認識を徹底するべきです。近年は、誰でも被害者となる可能性があり、また、いじめられた子供がいじめたり、いじめた子供がいじめられたりと、立場が流動的になっているとの報告もあります。
4.いじめられた子供は”強くなるべきだ”
いじめを打ち明けられた時に、子供に「強くなれ」という親は多いようですが、子供のほうでは自分に否があると責められたと感じて、心を閉ざしてしまいがちです。いじめに対処する術を身につけることは必要ですが、親が子供と一緒に対処方法を考えることが必要です。いじめられた子供が”強くなって”、他の子供をいじめる、というケースも多いようですが、いじめの連鎖となってしまうだけです
5.”いじめは日本特有の現象である”
いじめは日本だけの現象ではなく、欧米諸国ではどこでも問題となり、いろいろな対策が行われているようです。海外のいじめ対策事例に学ぶことができます。
http://members.jcom.home.ne.jp/i-network/

■今回の事件
 福岡県筑前町立三輪中学校のいじめ自殺事件が大きく報じられた。担任教師が深く関わっていた。
▽1年の時に生徒らをイチゴやジャムに例えてランク付けし、成績が悪い人は「出荷できない」と話すなど人格無視の発言を繰り返した▽ケガをしているのに仮病よばわりやうそつき扱いした。男子生徒が体育の授業で騎馬戦の練習中に転落し、大事を取って腕にギプスを巻いたものの、骨折などの異常がないのですぐに外したところ、教諭はほかの生徒の前で「骨折はうそだったんだな」と言ったという。

■文部科学省の統計
 1999~2005年度において、いじめによる児童・生徒の自殺件数がゼロとなっているが、実際は少なくとも6件あったらしい。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061020itw5.htm?from=top

■小学生の自殺者
公立小学校児童の自殺者数統計は以下の通りである。
1977・・・10
1978・・・9
1979・・・11
1980・・・10
1981・・・8
1982・・・8
1983・・・6
1984・・・12
1985・・・11
1986・・・14
1987・・・5
1988・・・10
1989・・・1
1990・・・5
1991・・・5
1992・・・3
1993・・・4
1994・・・10
1995・・・3
1996・・・9
1997・・・6
1998・・・4
1999・・・2
2000・・・4
2001・・・4
2002・・・3
2003・・・5
2004・・・4
2005・・・3
文部科学省の統計による。
昭和62年までは年間の数,昭和63年以降は年度間の数。

■いじめを雑誌で告白したコーネリアスの小山田圭吾の話
「ロッキンオン・ジャパン」平成8年1月号(1996年)、小山田圭吾2万字インタビューより引用
「あとやっぱりうちはいじめがほんとすごかったなあ」
・でも、いじめた方だって言ったじゃん。
「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」
・やっちゃいけないことを。
「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」
・(大笑)いや、こないだカエルの死体云々っつってたけど「こんなもんじゃねえだろうなあ」と俺は思ってたよ。
「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイディアを提供するだけで(笑)」
・アイディア提供して横で見てて、冷や汗かいて興奮だけ味わってるという?(笑)
「そうそうそう!『こうやったら面白いじゃないの?』って(笑)」
・ドキドキして見てる、みたいな?
「そうそうそう!(笑)」
・いちばんタチ悪いじゃん。
「うん。いま考えるとほんとにヒドイわ」


【俺の感想】
 とにかく自殺をしてはいけないのである。中学生や小学生という未熟な人間は、死が何か、生が何かと言う事をまだ分かっていない。大人ですら分かっている人間はいないのだ。
 つまりこういうことだ。若い人間は、10年後の自分に対して、生きなければいけない義務がある。そして20年後の自分に対しても、30年後、40年後も同じである。つまり未来の成熟した自分に対する殺人なのだ。
 自殺をするのは、脳が勝手に決める事だ。人間は70兆もの細胞で出来ている。それらの細胞は、生きる為にある。身体の一部である脳が勝手に、しかも脳の一部が、死の恐怖などの本能的な部分も発揮させられる事なく、全ての細胞の死を決定してしまうのだ。それは自分という生命体にとっての、殺人である。
 それは勝手な大脳皮質のエゴイズムに過ぎず、あまりにも失われるものが大きすぎるのだ。

 さて、ではなぜそこまで大脳皮質が追い詰められて、死を選んでしまうのかと言えば、その原因として「いじめ」は大きい。勝手な偏見であるが、腕力があるくせに最もバカで危険な年齢は、中学生ぐらいだと思う。何をしたら良いのかも分かっていない。ので、残酷に攻撃衝動を、現実に発揮してしまうのだ。それは、暴力的ないじめに限らず、精神的ないじめも含まれる。コーネリアスの小山田は、個人的には死んで欲しい。
 そしてタブーを行う事が英雄視されるような年代であれば、尚の事である。そこでいじめはエスカレートする。はっきり言ってバカがエスカレートすると、とんでもないことになる。大人であれば暴力行為は、当然に傷害罪、暴行罪、脅迫罪などの罪に問われ、警察の御用となり、保釈金などを考えると、そうそう暴力行為に及ぶことはない。しかし子供であれば、そうではない為、暴力行為が止まらないことになるのだ。
 うちの中学校はメチャクチャであった。ヤンキーばかりで一人を狙ってプロレスごっこなどが始まり、休み時間中ずっとそれが続いていた。俺はなるべく関わらないようにしていた。が、とにかくメチャクチャであった。バカなガキが集団になると、本当にロクな事をやらない。ボコるという事も、たまにあった。つまり上級生が下級生を呼び出して、集団で殴る蹴るの暴行を加えるのだ。これは普通に犯罪であるのだが・・。教師も大変である。

 ある日、野球部でボコるという事件があった。俺と同じクラスの野球部のイノハラ(仮名)が主犯であった。普段はいい奴だが、バカなときはバカであった。それは挨拶をしないという事が原因で、ボコったらしい。そして体育教師Oは、体育の授業前にニヤっと笑いながら、口で注意をして、「覚えておけよー」みたいなことを言っていた。体育館の授業であり、一時間が経過して、授業は終わりになった。そしてその体育教師Oは、「今日はこれで終わります」と言い、皆軽く挨拶をした。
 すると突然、「イノハラぁぁぁぁ !!!」(仮名です)と、烈火のごとくその体育教師は、絶叫しだした。そして物凄い形相で、ドスドスと、そのイノハラのところまで、歩いていった。そして胸倉をつかみ、足を柔道の小内刈りのようにして、ころばせ、馬乗りになって、ボッコンボッコンと殴るわ、蹴るわ。もうメチャクチャであった。俺らパンピーの生徒は、唖然として、その様子を体操着を着たまま見ているしかなかった。
 なぜ怒ったのかというと、イノハラは、下級生に対して挨拶をしなかったからボコッた。そして体育教師Oは、それと同じことをイノハラにやったのであった。つまり授業の終わりの挨拶ができていないと言う事に対して、同じ報復を与えたのだ。ヤツの授業前のニヤニヤは、このときの前フリであったのだ。そして180cmぐらいあるゴツいイノハラも、体育教師には勝てなかった。勝てないというより、反抗したら余計にやられるだけなのであった。

 本当にイジメ問題など人間の生の本性がでる問題は難しい。いじめる人間にも同じ痛みを与えてやれだとか、体罰賛成とか言ってるわけではない。ものすごく賛否両論あるような話であろう。口で分からない奴には、体で言い聞かせるというのも、一理あるのだ。どうしようもないヤンキーの行動を変えさせることなんて、口でできるだろうか。犬の群れと一緒であり、誰が主人なのか、誰が秩序を形成しているのか、体で恐怖を覚えさせるというのも、一つの有効な手段ではあるのだ。確かに刑法の基本的な考え方もそこにある。社会秩序を保つために、相応の罰を与えるというのは、応報刑論の考え方でもあるし、教育効果が無いわけではないだろう。
 しかし、それは劇物なのである。毒が強すぎるのだ。毒をもって毒を制するような考え方である。そして、それはよほどその毒をうまく使いこなさないとならない。そして親も賛否両論あるわけで、普通に暴行罪で訴えられる可能性もある。それに暴力をされる側にとっては、本当に最悪なものである。ただのサディストの暴力教師が存在する可能性もあるし、一概に賛成などできるわけがないのだが、難しい・・・。

 とにかくいじめが良くないことであるということを、徹底的に普及させること。そしていじめられてる子供を助けてあげること。そして絶対に自殺はダメなんだということを教えることである。  

Posted by らっっっきー at 22:37Comments(0)社会

2006年10月26日

日本ハム優勝◆北海道の想い出





 日本ハム優勝おめでとうございます。
 さて、本日の貴方のご機嫌は麗しゅう御座いますか? ではでは本題にザックリと切り込んで参ります。
 
 俺は北海道が好きだ。なぜかというと、思い出が沢山ある場所だからだ。俺は東京らへんで、生まれ育ったので、北海道には旅行で二回行っただけだ。
 チャンネル雪国をブログに選んだのも、北海道が好きだからってのがある。
 一回目は冬に一週間ぐらい札幌、函館、小樽に行った。雪がすごかった。ホワイトクリスマスであった。友達に呼ばれていった。オリンピックのスキー場でスキーをした。札幌ドームでミーシャの年越しコンサートも見た。あのときお世話になった人たちは元気かなー。もう会うのは難しいけれど。
 二回目は夏に行った。三週間ぐらいかけて、自転車で北海道を一周した。フェリーで苫小牧に着いて、札幌に行って、北大に泊まらせてもらって、スープカレーを食べて、すすきの行って、知り合いにあって、そして旭川に着いて、ラーメン食べて、そこの女の子に教えてもらった旭山動物園に行った。あの時はなしかけたサチエさん元気かなー。そして富良野にいって、美瑛にも行って、メロンを食べまくり、十勝まで行って、そして摩周湖、屈斜路湖見て、アイヌの里行って、網走まで行って、網走Tシャツを買って、流氷博物館行って、知床まで行って、滝のような温泉に行き、羊蹄山にも登った。サッポロビール工場まで行って、札幌に戻って、帰った。
 一つ一つの場所が今でも思い出せるし、良い人ばかりであった。
 
 友達になった人がいた。「心配したさーーー」と言ってくれた笑顔を忘れられない。寒い時は走るんだーと言って、雪の中走ったのも懐かしい。
 そして北大の警笛寮の人たちにも、ホントにお世話になった。そしてその恩を全然返してない。じゃんけんで負けた人が全員分おごるという、鬼のようなシステムを訪問者の俺も参加した。幸いまけることは無かったけど。
 
 北海道の自然は予想以上だった。北海道は広すぎて大変だった。そして思った以上にド田舎だった。エンエンエンエンと続く道をひたすら走ったのも、昔の思い出である。

 それにしても日本ハム優勝って事で、北海道の人たちは盛り上がっているだろう。ってゆーか札幌以外の旭川とか、釧路、根室、十勝、網走とか、北海道ってすごく広いのだが、やっぱり日本ハムは地元って感じになるのだろうか。その辺が良く分からない。まあとりあえず北海道贔屓なので、おめでとうと言いたい。ではでは。  

Posted by らっっっきー at 22:27Comments(0)日常

2006年10月25日

もう一つの世界 ブログ論



 
 今日は時間が無いので、パパパッと書いて、寝てしまおうと思う。
 人が読む事を意識して書く文章と、全く読まないであろう事を想定して書く文章では、その内容が異なってくる。つまりある程度、かしこまった文章になってしまうのである。さて、それにしても書くことがだんだんとなくなりつつある。そして昨日は訪問者が激減した。それはそれでよいことである。
 
 さて政治的な話題が多くなってくる。それはなぜかと言えばそれだけ政治や国際問題が、ダメだからだ。もし共謀罪などを強行採決しようとするような政府ではなくて、いかにして若者の雇用を増やすか、国全体として向かうべき、希望が持てるような方向性を提案してくれるような、新興宗教と関わっていないような、特定の団体に既得権益を移動させるわけではなく、外国の為にだけ頑張るなどということはない、善政の時代であったならば、日本人はそんなに政治に興味を持たなかったのではないだろうか。
 不正につぐ不正。嘘と偽り。人殺しと自殺とギスギスした世の中。そんな暗い話題をこれでもかこれでもかというほど喧伝し、それでいて権力の腐敗を覆い隠し、大衆をバカ化させるために奔走するようなメディア。政権を賛美し、ドラマまで作り、ハジもガイブンもなく、権力におもねるだけのメディア。それは正に北朝鮮のような、オウム真理教のような社会である。
 
 このような時代だからこそ、多くの人が政治に興味を持ち、世の中に興味を持ち、なんとかならないだろうかと考えるのである。

 いつの世にも悪が蔓延って、悪化が良貨を駆逐するのは、人の世の常であった。そしてブロガーは、ただの一般市民であり、バラバラで、政治的な力を持つまでに成長しているわけではない。そしてブロガーとなるためには、ある程度の知的水準が必要なのである。

 皆仕事で疲れた後に、ボケーっとテレビを見て、適当に新聞を、義務程度に読んで、それで投票日には、マスコミで言われたとおりに、自民党に投票するか、そもそも選挙なんて行かないかである。彼らを責めても、変わらないような気もする。

 だから結局はメディアを握ったほうが強いのだ。国民とは沢山いすぎるのだ。一億人もいて、それぞれがバラバラに喋ったりしても、共通意識を作るのは、なかなか大変だ。まとまったように見えても、全員が全員と喋るようなことはできなくて、隣にいるもの通しが、コミュニケーションをとるようなものである。
 例えるならば、野球場にいる観客のようなものなのだ。電光掲示板で右に行け。と言われれば、ダダーっと大勢で、右に行くし、左に行けーといわれれば左に行くようなものなのだ。
 その中で考える能力のある者、自分で情報源を見つけて、大きな電光掲示板だけに頼らない者。それがブロガーだと思う。(まあブロガーと言ってもブロガーの一部。そしてネットを使わなくてもそういう事ができる人もいる。)
 だから、何とかして影響力のあるブログが無いとダメなのだ。きっこなんてその象徴ではないだろうか。有名人であり、だから沢山の人がみる。そして影響力がある。マトモな神経があり、かつ青臭い正義感。ブレることのないキャラクターが大事なのだ。利権に惑わされず個人だからこそできることもある。
 
 日本は終わったというような、悲しい気持ちになる土岐がある。しかし第二次世界大戦で負けたときほど、終わっているわけではないであろう。
 カナダの代議士ダレールが言っていたように、イランの大統領が演説していたように、「希望」というものが、大事なのだ。そして何よりも賢くなければならない。そして皆が自分の頭で考える事だ。そしてメディアに騙される事が、もっとも愚かな事であろう。

 かつて俺が中学生の時、気づいたのは、世界は自分が見ている現実世界ともうひとつ別にあるのだと言う事だ。それは、実際に目で見て、耳で聞く現実の世界ではなく、テレビ、映画、新聞、本、雑誌を通して、ほとんどの世界はできているということだ。つまり本物を見ているわけではなく、メディアを通して、世界を知っているのだ。それは、一人の人間にとって、もうひとつの世界、つまり第二の世界なのだ。俺はだからこそ沢山の生の世界を少しでも知りたくて、世界を旅したりした。

 そして俺は最近第三の世界があることに気づいた。それは、インターネットの中の、個人が発信し、個人がコミュニケートするネットという世界である。それは第二の世界とは、少し違うのだ。つまり第二の世界というのは、結局企業であり、利潤を追いかけ、政府の圧力に弱いのである。というよりは、むしろコントロールする側ソノモノと言っても良いのだ。耐震偽装しかり、ライブドアしかり、権力追従の姿勢しかりである。

 今は反メディアとしての第三の世界が非常に重要になってきている。この傾向は、加速するであろう。だからこそそれを権力側が恐れ、それを潰そうとするであろう。それに抗して、このような世界が世の中を動かすような本当の強い力に成長することを願うのである。

   

Posted by らっっっきー at 22:57Comments(0)社会

2006年10月24日

張韶涵(アンジェラ・チャン) 光が見えるような歌声




 最近長い記事ばかり書いてて疲れた。思うに自分の足で取材したら、結構面白い記事が書けるっぽい。しかも今はマスゴミが多分ボケーッと机に座ってネットしてるだけの心肺停止瞳孔拡大状態っぽいので、俺のようなズブの素人でも取材する人間の方が、まだマシなのである。いろいろ面白いネタも見つかるしね。
 いろいろな情報をまとめようとしても、それは誰かのまとめた事のまとめ直しだったり、いろんなところから引っ張ってきた材料を編集しただけだったりする。それだと、単に自分の勉強用になってしまうし、人が見て面白いとは限らない。
 或いは、もっと英文サイトを読んで、面白そうな記事を、誰よりも早く翻訳するってのは、結構存在価値があると思うけど、英文サイトまで見る余裕はあまり無いし、翻訳は時間がかかる。 
 ま、そんな感じで、何よりも長くテキトーに続けていくことに価値があると思う。というわけで、皆様ご機嫌うるわしゅうございますか。

 ってなわけで、華麗に話題を転換して、今日は、中国のアイドルというか、実力派女性シンガーの話題。
 24歳の張韶涵(アンジェラ・チャン)である。「聴見聲音的光(音の光が見える)」と形容されるような、独特の声で中国・台湾で大人気であり、アルバムはミリオンセラーになり、日本でNHKで放送されている韓国ドラマ「チャングムの誓い」の中国語吹き替え放送の主題歌を歌っている。セカンド・アルバム「歐若拉(オーロラ)(2004年)」に、その歌が収録されており、「おーらーら、おーららー」と歌っている。また「イルカ湾の恋人」が日本でも放送され、その主役を務めていたらしい。

 俺がこの歌手を知ったのは、北京旅行の時であった。ホテルに隣接されている準備中の女性向けのブティックで、この「歐若拉(オーロラ)」という曲が、BGMで流されていたのだ。偶然通りかかっただけなのだが、衝撃を受けた。
 俺はどうしてもこの曲が何なのか、知りたくなった。もちろん全く中国語は話せない。日本でも店でかかっている曲が、すごく気になる時がある。だけど、わざわざ店員に「この曲って何ですか??」なんて聴くのは、恥ずかしいし、そんな事をわざわざ調べてもらうのも迷惑だから、そのまま忘れてしまう。それに日本であれば、情報を何とかして見つけるのは大して難しくは無い。
 しかし、そこは中国であった。みんな英語はできないし、俺は中国語はできないし、しかもその日には帰国してしまうのであった。ここで分からなかったら、一生分からな
いままだ。そのまま通り過ぎる事も考えたが、「よっしゃ。何とかして店員に聞いてみよう。」と決めた。しばらくすると、若い女の従業員が店の奥から出てきた。「この曲は何??」と身振り手振りで聴いてみた。「ちゃららららーん」とメロディを歌ったら、笑顔になり分かってくれたようだ。多分自分の好きな曲を、外国人が興味持ってくれて、嬉しかったみたいだ。
 有線放送ではなく、カセットテープをコンポで流していたので、曲を止めて、そのテープを出してみせてくれた。もちろん中国の漢字なので、よく分からないし、読めない。なので、常に持っていたケータイで、字を写真で撮った。お礼を言って、店を出た。
 そして日本に帰り、ネットで検索して、アンジェラ・チャンを知ったのであった。CDを購入してみたが、俺の直感は間違っていなかった。これほど素晴らしい音楽に出会えたのは久しぶりである。このアルバムは、すごく有名なプロデューサーが集まっているらしい。第3曲目「浮雲」は中村仁のプロデュースで柴崎コウも歌っているらしい。
 何度聴いても飽きない。これ日本で売り出したら絶対売れるだろうなーと思った。これを聴かないなんて、人生をかなり損してると思う。ハズレ曲が無い。これだけ歌手としても素晴らしいのに、顔も可愛いというのは、すごい。
 さて、音楽をきっかけに中国語を少し勉強してみた。発音が難しいが・・。そして翻訳歌詞を見ながら、意味を理解しながら聴くと、また素晴らしいのであった。

 聴いていてとても気持ちが良くなるような曲である。繊細だけど声量がある甘えるような声、中国語の抑揚のある複雑で美しい発音、美しいビブラート、はっきりしたリズム、伴奏の多彩な音、繰り返される耳に残る哀愁を帯びたラブリーで力強いメロディー、そしてワールド・ミュージック的な民族音楽のようなアクセントなど、予想だにしていないようなレベルの高い音楽に、圧倒される。歌詞は「オーロラ」に限っては、ラブソングではなく、スケールの大きい自然美を歌っている。彼女は、ウイグル族の血が混ざっていて、無国籍な魅力があるのだ。
 『愛是一道光如此美妙 ai shi yi dao guang ru ci mei miao 愛は一筋の光 なんてうるわしい』 『愛就在心中相信就会存在 ai jiu zai xin zhong xiang xin jiu hui cun zai 愛は心の中に 信じれば存在する』
 ってなんて美しい歌詞なんだろう。一度誰かに言ってみたいものだ。そしてRの音、巻き舌が日本では耳慣れない音だったり、中国語独特の抑揚とかが新鮮なのである。中国語がこんなに美しい言葉だとは知らなかった。
 これ以外の曲では、ラップの曲とかダンスの曲とかもある。ぶっちゃけ中国とか台湾の音楽は、日本に勝てないだろうとか思ってたけど、それは見事に覆された。むしろ新鮮な分、アジアの音楽の方が聴いてて楽しいかもしれない。また3rdアルバムも出ているので、購入する予定。



以下は「オーロラ」の翻訳。





 歌曲:欧若拉

神秘北极圈阿拉斯加的山嶺
shen mi bei ji quan a la si jia de shan dian
神秘の北極圏 アラスカの尾根

誰的瞼出現海角的天辺
shui de lian chu xian hai jiao de tian bian
誰の面影が 世界の果てに浮かぶの?

忽然的瞬間在那遥遠的地点
hu ran de shun jian zai na yao yuan de di dian
突然瞬間 その遙か彼方

我看見恋人幸福的光点
wo kan jian lian ren xing fu de guang dian
恋人達の幸せな光が見えた

灵魂在招喚
ling hun zai zhao huan
魂が呼んでいる 

唱着古老陌生熟悉的歌謡
chang zhe gu lao mo sheng shou xi de ge yao
唄うは古くて 見知らぬ懐かしい歌

天空在微笑我的世界繽紛閃耀  
tian kong zai wei xiao wo de shi jie bin fen shan yao
空が微笑み 私の世界は色づききらめく

愛是一道光如此美妙
ai shi yi dao guang ru ci mei miao
愛は一筋の光 なんてうるわしい

指引我們想要的未来
zhi yin wo men xiang yao de wei lai
わたしたちが 望む未来に導いてくれる

魔力北极光奇幻的予言
mo li bei ji guang qi huan de yu yan
北極の光の魔力 幻想的予言

赶快去找不思議的愛
gan kuai qu zhao bu si yi de ai
早く探しに行きましょう 不思議な愛を

愛是一道光如此美妙
ai shi yi dao guang ru ci mei miao
愛は一筋の光 なんてうるわしい

照亮我們勇气的未来
zhao liang wo men yong qi de wei lai
わたしたちの 勇気の未来を照らす

魔力北极光伝説的予言
mo li bei ji guang chuan shuo de yu yan
北極の光の魔力 伝説の予言

原来就是恋人的眼光
yuan lai jiu shi lian ren de yan guang
それこそまさに 恋人の涙

沉默一眨眼一万年外的光年
chen mo yi zha yan yi wan nian wai de guang nian
沈黙のまばたき 一万光年の距離

我相信未来其實并不遠
wo xiang xin wei lai qi shi bing bu yuan
信じる 未来はそう遠くないと

哭泣的眼泪是喜悦的賛美
ku qi de yan lei shi xi yue de zan mei
嘆きの涙 それは喜びの賛美

是因為有你能展翅高飛
shi yin wei you ni neng zhan chi gao fei
だって あなたを高くはばたかせる

紅橙黄緑藍五彩的欧若拉
hong chen huang lu lan wu cai de ou ruo la
赤 橙 黄 緑 青 五色のオーロラ

愛就在心中相信就会存在
ai jiu zai xin zhong xiang xin jiu hui cun zai
愛は心の中に 信じれば存在する

紅橙黄緑藍五彩的欧若拉
hong chen huang lu lan mei li de ou ruo la
赤 橙 黄 緑 青 美しいオーロラ

愛就在心中相信就是永遠
ai jiu zai xin zhong xiang xin jiu shi yong yuan
愛は心の中に 信じれば永遠になる



Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E9%9F%B6%E6%B6%B5

youtube
http://www.youtube.com/results?search_query=
%E5%BC%B5%E9%9F%B6%E6%B6%B5&search=Search

注 中国語は文字化けするので、文字化けした部分を日本語の漢字で補っている場合があります。。。  

Posted by らっっっきー at 23:07Comments(0)音楽

2006年10月23日

■共謀罪■ ミジンコでも分かる共謀罪




 皆様ご機嫌麗しゅう御座いますか。強行採決されようとしている共謀罪について。俺は反対だ。でも議論がややこしい。
 よってミジンコでも分かる共謀罪論を書いてみようと思う。

共謀罪賛成のAくん
共謀罪反対のBくん

B「キョーボー罪とは、悪い事しよっかなと計画してるだけで、逮捕できる法律だ。2人以上なら600以上の罪で逮捕できるのだ。最近のケーサツを見てると、こんな法律は、まさに『キチガイに刃物』だね。」

A「何を言ってるんだよ。国際的に悪いことしてる人を捕まえる条約を、世界の国と決めたんだ。その為にはキョーボー罪作らないと。」

B「キョーボー罪作らなくてもその条約は批准できるよ。アメリカは留保してるし、ブラジル、モロッコ、エルサルバドル、アンゴラ、メキシコは、組織犯罪の関与する重大犯罪の全てについて共謀罪の対象としていない。
 だからそもそも条約のために作る必要がないのさ。この条約は、キホン的に国内法の基本原則に従うのが原則なんだ。だから今の法律に合わないキョーボー罪をムリヤリ作る必要なんて、ぜんぜん無いってことさ。つまりお前らは根本的に間違ってるんだよ。」

A「でも悪い人たちが、悪いことする前にタイーホするメリットはあるじゃん。」

B「いや日本の法律は今まで、『悪いことやったらタイーホ』って事で、100年以上やってきたんだ。『やったら』であって、『やろうとしてるから』ではないんだ。キョーボー罪によって、それが根本から変わっちゃうことになる。だから今の法律に合わないキョーボー罪をムリヤリ作る必要なんて無いんだって。」

A「でもキョーボーキョードーセーハン(共謀共同正犯)っていう似たようなのは、既にあるんだろ。いいじゃないかキョーボー罪まで作っちゃえば。」

B「キョーボー罪と、キョーボーキョードーセーハンは違うんだよ。
 そもそもだね。共謀共同正犯ていうのはね、何かしらの犯罪が事後に存在することを前提とするんだよ。そこで事前の共謀を犯罪とみなすのだ。ここでいう事後の犯罪は、未遂も含まれるし予備罪も含まれる。
 いいか。これまでの法律では、予備罪の共謀共同正犯が事前の取り締まりという点では精一杯だったんだ。共謀罪の意義は、予備罪すらも観念しえない早い段階から取り締まることを可能にする点にある。だから刑罰権の発動の契機として早すぎる、という批判が妥当なのだ。処罰の範囲が広すぎてキケンすぎる。
 つまりこういう事だ。

1) 共謀=犯罪の合意    ←この段階で逮捕(共謀罪)
2) 予備=具体的な準備
3) 未遂=犯罪の実行の着手
4) 既遂=犯罪の結果の発生

イラク戦争の反対論者の言論を封じるため多数逮捕させたというアメリカの共謀罪に相当する法律でさえ、2)の段階で摘発できるとする「予備罪」なんだ。いかに共謀罪がメチャクチャか分かるだろ。」

A「でも911とか地下鉄サリン事件とか、大規模テロが怖いじゃないか。」

B「そういう犯罪には、キョーボー罪をわざわざ作らなくても、殺人予備罪で事前にタイーホできるんだ。他にも58の犯罪を事前にタイーホできる。またさっき言った共謀共同正犯というのもあるしね。もし他にも個別の犯罪に対する法律が必要なら、その都度考えていけばいいんだ。
 例えば、もし組織的詐欺罪と組織的人身売買罪が問題であるとするなら、それについて予備罪を検討すれば良い。
 あと『居酒屋とかで上司を殴ってやろうぜ』なんて冗談を言っても、組織的な傷害の共謀とされるっていう意見もある。私生活の自由が侵されてしまうね。」

A「そんなことないだろ(笑)。だいじょーぶ。だいじょーぶ。安心しなよ。」

B「信用できない。なんで『捜査』をするか分かるか?? 捜査する側は、事実関係が分からないから『捜査』をするんだ。居酒屋での冗談であっても、関係者が被疑者と目されて捜査の対象となり、捜索差押を受けるとか逮捕されるといった種々の権利・自由の制約を受けたり、あるいは社会的評価の低下に見舞われる危険が常に残るんだ。そういった危険は、ある程度までは法律を使う人たちのやり方で避けられるかもしれない。でも運用する側にそれが全部かかってるってことは、『独裁者の慈悲にすがる』のと同じだよ。根本的な解決とはならない。」

A「いやいや、基本的にヤクザにだけ、適用するんだよ。だから安心しなよ。」

B「それは違う。今でも共謀の概念が広がりすぎている。適用対象はヤクザ関係だけではない。例えば、わいせつ画像の投稿が行われた画像掲示板の管理者が通りすがりの投稿者との具体的なやりとりがないにもかかわらずわいせつ物公然陳列の共謀共同正犯であるとして有罪とされた下級審判例が存在する。キョーボー罪になったら、これが更に広がるだろう。」

A「いや、重大な犯罪に限って適用するから安晋しろ(笑)。」

B「何が安晋だ!? 結局、刑期が長期4年以上のもの全てに適用されるのだから、600以上の犯罪に適用される事は変わらない。適用される例はこんなにあるんだぞ!!!」


【適用される例】

一般の人 ★購入したCDをコピーして友人に売る相談 著作権法 著作権等の侵害 個人用に2400円で購入した人気歌手のCDを5枚コピーして友人に400円で譲ることを提案し、みな合意する。

一般の人 ★雑誌の写真を使って作ったしおりをフリーマーケットで売る相談 著作権法 著作権等の侵害 雑誌に載っているかわいい猫の写真を貼って作ったしおりをフリーマーケットで売ろうと計画し、写真の選定、切り抜き、貼り付けなど役割分担を決める。

一般の人 ★新入生に一気飲みさせようと相談 組織犯罪処罰法・組織的強要 サークルの新入生歓迎パーティで順番に一気飲みをさせようという話になり、いっせいに盛り上がるが、数日後、以前他のサークルで飲めない学生が急性アルコー ル中毒になったと聞いて、やめることにする。

一般の人 ★悪徳企業の商品を買うのをやめようとPTAで相談 組織犯罪処罰法 組織的威力業務妨害 発がん性添加物の使用記載を何年も怠っていた食品会社に憤慨し、その全商品を買うのをやめようとPTAの会合で意見が一致する。

一般の人 ★非道な上司の自転車を盗んでやろうかと相談 刑法 窃盗 課長にひどい仕打ちを受けた平社員が別の社員にそそのかされて課長の大事にしている自転車を盗むことに一度は同意する。しかし、翌日頭が冷えて盗みをやめる。その後そそのかした社員が警察に密告する。

一般の人 ★ドブロク製造を計画 酒税法 酒類等の無免許製造等 商店街の青年部で密かにドブロクを作ろうと計画するが、けっきょく断念する。

一般の人 ★高価な相続品を税務署に申告しない相談 相続税法 偽りその他不正の行為による相続税等の免税 相続した高価な骨董品を税務署に申告せずにおこうとするが、結局申告することにする。 .

市民団体等 ★悪徳企業の前で不買呼びかけのビラをまこうかと相談 組織犯罪処罰法 組織的威力業務妨害 貴重な海外原生林を違法伐採した木材で製品を作る家具メーカーに対し、何度も抗議文書を出すが、対応する兆しが見えないので、会社前で不買を呼びかけるビラをまこうとミーティングで決める。

市民団体等 ★個人視聴用に購入したDVDの上映会を開く相談 著作権法 著作権等の侵害 環境ドキュメンタリーのDVDの内容に感動して、広く一般に紹介したいと思い、上映会を計画する。中学校の教室を借りて上映する日取りまで具体的に決めるが、個人視聴用のDVDを利用すると著作権違反になることを知り、断念する。

市民団体等 ★パレスチナ民衆を支援するためカンパ・寄付を集めようと相談 公衆等脅迫目的の犯罪行為ための資金の提供等の処罰に関する法律 資金提供 パレスチナの窮状についての講演会を開いてパレスチナ民衆を支援するためのカンパを集め、現地NGOを通してハマス運営の学校や医療施設に寄付しようかと相談する。

市民団体等 ★政治家のスキャンダルの噂をネットで広めようと相談 組織犯罪処罰法 組織的な信用毀損 暴力団と関係があると疑われる政治家の情報を聞き、証拠がないのにきっと真実だろうと思い、、ネットで仲間と広めようと相談する .

労働組合 ★要求に応じるまで社長を缶詰にして交渉しようと相談 組織犯罪処罰法 組織的な監禁 経営難のため、工場の安全対策経費を削減しようとする社長に対して、

労働組合側が社長にその方針を撤回するよう求めにいくことにする。つい最近も仲間が事故にあった数人が熱くなり、社長が要求を呑むまではぜったい家に帰さないと息巻く。

労働組合 ★組合事務所のコピー機を私用に使う相談 刑法 業務上横領 組合が組織として関与していない講演会の案内チラシ500枚を組合事務所のコピー機で印刷しようと数人で計画する。 .

マスコミ ★根拠が薄いのに暴露記事を書こうと相談 組織犯罪処罰法 組織的な信用毀損及び業務妨害 官製談合があるとの内部告発を受けて、すっぱ抜き記事を書こうと編集会議で決定するが、ウラが取れずに結局ボツになる

マスコミ ★疑惑議員にぜったい回答をもらおうと相談 組織的犯罪処罰法 組織的強要罪 国会議員の汚職が発覚したので、ある新聞社は、夜駆け、朝駆けで議員自宅に張りついて、疑惑の件の回答を絶対もらうことをミーティングで決定する。 .

企業 ★所得の一部を申告しない相談 法人税法 偽りその他不正の行為による法人税の免税等 所得の一部を申告しないのを容認する素振りを会社役員が見せるが、数日後、申告するように注意する。

企業 ★工場の廃材を無許可かもしれない業者に処理委託する相談 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 一般廃棄物等の無許可収集等 処理価格が他業者より安いという理由で、工場の廃材を無許可かもしれない業者に処理委託しようと一度は決めるが、けっきょく断念する。

企業 ★有価証券報告書に虚偽の記載をしようと相談 証券取引法 不実の書類、広告・不正取引行為等の罪 会社の経営状態をよく見せるために、債務の一部を有価証券報告書に記載しないことにしようと財務担当重役が提案、会議の席で役員たちがいったんは合意するが、後日難しいと判断し回避する。 .

宗教団体 ★入会しそうな人を取り囲んで、入会まで帰さないようにしようと相談 組織犯罪処罰法 組織的な監禁 入会しそうでなかなか入会しない人を個人的に招待し、数人で取り囲んで入会に同意するまで家に帰さないことにしようと合意するが、結局やめる。

宗教団体 ★信者仲間にお布施を増やすように強制する相談 組織犯罪処罰法 組織的強要 お布施が少ない信者にもっとお布施をするように数人で強く説得しようといったん合意するが、あとで当人の辛い経済状況を知り、やめることにする。 .

政治家等 ★受け取った寄付金を報告書に記載しない相談 政治資金規制法違反 同一人物から年間5万円以上の寄付を受けたのを報告書に不記載でいいのではと相談をする。ことばでははっきり合意しないが、そのように解釈できる言動をする。

政治家等 ★対立候補者のポスターに落書きする相談 公職選挙法:選挙の自由妨害 対立候補者のポスターに落書きしようと数人が冗談半分で言い合ったあとで1人がマジックペンを購入する。

政治家等 ★十分な証拠なしに対立候補者のスキャンダルを暴露しようと相談する 公職選挙法:虚偽事項の公表(当選を得させない目的) 対立候補者のスキャンダルネタを暴露するビラを1万枚印刷するが、証拠が固まらず、断定的に書いたビラはすべて破棄される。

政治家等 ★選挙期間中に確証無く地方自治体に官製談合があると断言しようと相談する 公職選挙法:政見放送又は選挙公報における虚偽事項の公表罪 地方議会の選挙期間中に官製談合の疑いが強まり、野党議員候補の事務所で、「確証がなくても官製談合を強く批判する演説をしよう」と相談する。 .

官僚 ★受注候補業者から接待を受ける相談 刑法 収賄 公共事業に関して特定の業者から接待の招待を受け、即座には断らないが、当日接待を断る電話を入れる。

官僚 ★少額の公金を私用に使う相談 刑法 業務上横領 同僚のためのお土産代を出張経費で落とそうと出張前に合意するが、けっきょく思い止まる。 .

警察 ★容疑者を虐待して自白させようかと相談 刑法:特別公務員暴行陵虐 容疑者が否認を続けるので、夜中中眠らせずに意志を弱らせて吐かせようかと相談する。

警察 ★所轄に新規参入した業者から接待を受ける相談 刑法 収賄 所轄に新規参入したパチンコ店から「これからお世話になる印に料亭にご招待したい」と持ちかけられ、「受けられない」と言いつつ、日時場所をメモする。


B「こんなにいっぱいあるんだぞ。
 そもそも、そんなに重大犯罪を取り締まりたいなら、定義を変えて刑を絞るなどすれば良いではないか。」

A「それはできない。もう決められた事だ。」

B「いやできる。ウィーン条約法条約に基づいた留保ができる。重大犯罪の定義として条約とは別の定義をしても、「長期四年以上」を「長期五年を越え」に変更する程度は、そもそも重大犯罪の定義は国連加盟国の間でも審議過程で対立があった部分だから、条約の趣旨・目的に反するものではない。
 ちなみに、日本が国内法を留保したまま批准している国際条約というのはいっぱいあるんだぞ。たとえば国際人権条約の中に、高等教育に関して国家はそれなりの援助をしなければならないというのがある。日本はこの条約を批准してるが、その部分については留保している。高校の奨学金の問題だとか、まだまだやらなければならないことがあるから、最高学府の分まではまだ保障できないということで国内法を作っていない。このように国内法を作らずに批准している条約が日本にはいっぱいある。
 だから批准する為にキョーボー罪作らないと・・ってのはウソなんだよ。」

A「で、でも怪しいアカの団体が、キョーボー罪に反対しているじゃないか。だから反対の反対で、賛成なのだ。」

B「お前はバカボンのパパか。それはお前が、反対しているたくさんの団体から恣意的に怪しいのをピックアップしているだけだ。これってピットクルーやチーム施工あたりの工作員が使う最もポピュラーで、もっとも低レベルなやり方だよね。
 だが、もしその論理で行くなら、世界日報で明らかなように、統一教会はキョーボー罪に賛成している。また公明新聞で明らかなように、創価学会もキョーボー罪に賛成している。お前は創価学会関係者なのか。」

A「いや違う・・・。」

B「じゃあ統一教会信者なのか??」

A「いや違う・・・。」

B「だったら反対してるからってアカとは限らないことぐらい分かるだろう。きみ通知表に1と2しか無かったわけではないよね。」

A「と、とにかく参加罪ではなく、共謀罪やるってことに決まったんだから、ガタガタ言うな。」

B「その審議過程がおかしい。まず日本政府が提案を行った第2回公式会合について国連越境組織犯罪防止条約第3条に関する重要な協議内容が明らかにされていない。日本案が提案された第2回アドホック委員会の議事録は、大使から外務大臣に宛てた平成11年3月31日発信の公電に記載されているが、最も肝心な部分が開示されていない。それは、前記の日本提案について、米国政府代表団らが評価を下している部分である。同公電本文13頁には米国等の代表団の反応として、『(伊、米)これは、サブパラ(a)及びサブパラ(b)(?)=参加罪=とどこが異なるのか明らかにされる必要がある』と記載された後8行にわたって、公開された会議の内容であるにもかかわらずマスキングされており、公開されていない。日本の提案もイギリス提案も大差がないという趣旨の米国やイタリアの見解が示されていた可能性があり、そうだとすれば、日本政府が、なぜこの参加罪というオプションを放棄して共謀罪の立法化を選択したのか説明がつかなくなる。 さらに第7回アドホック委員会会合において、日本政府による別の類型の参加罪の提案を撤回した公式・非公式協議の内容が非公開とされている。肝心な内容について書かれた部分11ページ分が非開示とされている。そこを秘密にしたまま、一方的に『処罰の範囲が不当に狭くなるとして受け入れられなかった』と説明をされても、直ちにそれの説明を受け入れることはできない。

 つまりこういうこと。↓


 ホントに、何で非公開で黒塗りだらけにしてんだ。突っ込まれるとヤバイ事でもあるのかwwww」

A「うぐぅっっ・・。そ、それにしても、おまえコピペ多過ぎだ。読みにくいわ・・。」

B「うぐぅっっ・・・。とにかく共謀罪を今成立させなければいけない必要性もメリットも無く、デメリットばかりだ。 法務省だって最初は、
[日本には立法事実が無い]=[作らないといけないような事実が無い]
と反対していたぐらいだ。今は手のひら返したけど。今推進してる法務省が言ってたんだぞ。分かってんのか????
 さて、ここで外国の状況を見てみよう。イギリスの例だ。
 イギリス政府でも、対テロ法の一環として、強行にキョーボー罪が採決された。内容は、『許可為しにデモ及び集会をしてはならない』というもの。 (※デモ5名以上、集会3人以上集まればその対象)。
 さすがに、平民院でも反対が多く、何度もやり直された後、貴族院に上げられたけれども(貴族院の承認がないと施行できない)、貴族院でも反対が多く、処理されずに平民院に戻される・・これを何度か繰り返していた。
 が、政府がそれではラチがあかないと、『貴族院が認めなくても施行できる』という緊急法を出した。そして、貴族院には、『この法案を認めるか、それとも貴族院を解散させるか』とまで迫り、貴族院は圧力に負けこの法案は採択された。
 施行後は、一般人も対象なので、逮捕者が続出しているようだ。ひどい例は、過去5年間国会前でイラク戦争に反対し続けていた男性がいたのだが、彼は一人でプラカードをもって意思表示をしているだけなので、逮捕の対象ではなかった。しかし、政府は彼を逮捕するために、『一人でも逮捕できる』と修正し、彼は逮捕されたのだ。(裁判で控訴する予定ではあるらしい。)
 当然国民も大反発で、地方選挙では労働党がボロ負けしているらしい。が、一度法案が通ってしまうと、次の国政選挙まで待たなければならないという状況なのだ。ダメな法律は通すべきではないね。」

A「ふっ。今日はこのぐらいにしといてやるぜ。」

B「ってなわけで、これはダメだろうと思う人は、
下記のアドレス⇒自民・公明党の衆議院・法務委員のアドレスにメールを出して意見を表明しよう。

info@shichijo-akira.com
yoko@kamikawayoko.net
g05623@shugiin.go.jp
e-mail@tanahashi-yasufumi.com
info@hayakawa-chuko.com
info@kentakenta.com
ma@akaike.com
webinfo@gotoda.com
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ちなみに今日の絵は、ロシア版『罪と罰』DVDであります。
では。」  

Posted by らっっっきー at 21:37Comments(0)勉強

2006年10月22日

耐震偽装4 藤田社長の手紙の転載



 耐震偽装だけで、四日連続である。なんと閲覧者が1000人を超えた。
 マスコミが死んだ今、ブロガーにできるのは、真実を転載しまくって広める事である。
 藤田社長によれば、日本には余りにも多くの耐震偽装のインチキ建築物があるとの事である。これはある意味でパンドラの箱である。皆がそれに気づいてしまったら、すごい騒ぎになるのだ。「あなたのマンション、家、会社のビルが、地震で倒壊してしまう強度しか無い」と言われたら、あなたはどうしますか??

 『地震が起こるまでは、別にバレないんだから、臭いモノにフタで、隠蔽しろ!! どーせ死ぬ奴は死ぬんだからほっとけよバカ。今バレたら責任問われちゃうし、経済にも悪影響だろーが。
 トカゲの尻尾切りって事で、一番下っ端のアネハとかヒューザー、イーホームズとかに責任押し付けて、マスコミ統制してるんだから、騒ぐんじゃねーよボケ。』

ってのが、政府・官僚・マスコミの見解なのだろうか。つまり、ロシアンルーレットみたいなもので、インチキマンションのせいで、地震が起きたら、物凄い数の犠牲者が出る事は分かっているけど、とりあえず全部隠蔽しとけって事なのだろうか。
 これが近代国家か?? これが日本か?? 俺らの命が懸かっているのだ。
 日本の国家に巣食う犯罪者どもを、断罪するべきだろう。





以下は藤田社長の手紙。

国民の皆様」

昨日(平成18年10月20日)、私が、安倍首相官邸に、国民の命に関わる問題をお伝えに行ったことを、「殴りこみ」だとか、「総理官邸前で騒ぎを起こした」などと報道が行なっていますが、これが違うことをお伝えするために以下の説明をさせて頂きます。(この説明文は、ネットを通じた友人のきっこさんと、TBSの知り合いの女性報道関係者にメールを送りますので、公表して頂けるなら幸いです。)

*以下のことを説明するのは、私が安倍首相にお伝えしようとした問題からは、あまりにも枝葉末節の問題なのですが、こうした説明を具体的に行なうことが重要だと、友人に言われたので国民の皆様にご説明申し上げます。

私は、イーホームズの社長として、社員から報告があった「川崎市の大師駅前のマンションに構造計算書の偽装がある」という事実を、現状がどうなっているかを調査し、その結果等を、安倍首相にお伝えするために、昨日首相官邸を訪れました。

昨日の午前9時頃に、「エクセプリュード大師駅前」の工事現場をまず訪れました。その際に撮影した写真は僕が日記を書いているmixiにup(但し、友人限定)していますので、僕が現場に行ったことは証明できます。

現場にいた方に(名前は伺っていません)、状況をお聞きしたところ、42戸の販売計画の内35戸が販売済みで、完売も近いというお話を聞きました。同時に、来月11月に工事は完成して、翌12月には住民に引き渡されると言うお話も聴きました。

僕は、このままでは、川崎市と国土交通省住宅局建築指導課によって、僕らが通報した偽装が隠蔽されたまま、つまり、一戸当たり3名として、126名(昨日、きっこさんにお伝えした136名は僕の暗算間違いです)の命が、いつ地震で倒壊するか分らない危険に晒されながら、更に、ローンを支払い続けると言う状況を生み出してしまうことを知りました。

よって、この事実を、安倍首相に直接お伝えしようと思いました。私は、車で東京に戻る途中に、私の友人に携帯電話で(運転していたのは私ではなく、同行していた友人の後輩ですので、携帯電話を出来ました)、首相官邸の代表電話番号を聞きました。番号は、03-3581-0101です。そして、私はこの番号に電話をしました。9時代後半です。(時間が明確に分らないのは、この日の午後14:12分(僕の携帯に記録されている時間)に、首相官邸の前から、僕を取り囲んだどなたか記者に言われて、改めて首相官邸に電話をしたので、携帯に表示されている記録が、この最新の14:12分だからです)この明確な時間は、必要であれば、NTT DOCOMOが証明してくれるはずです。(かけていた電話の時間の長さも証明してくれるはずです。また、公安が僕の携帯を盗聴していたら、僕が話した内容も証明してくれるはずです)

電話に出た方との会話の内容は、僕の記憶と、運転していた後輩(サトン(仮名)、後輩は僕が話した言葉を聞いています)の記憶から、次の通りです。

初めに出た方は、女性のオペレーターでした。平成18年10月20日、午前9時代後半。

F(僕のこと)「イーホームズの藤田東吾と申しますが、安倍首相に繋いで頂けますか」

O(オペレーターのこと)「どのようなご用件でしょうか」

F「国民の命に関わる問題をお伝えしたいのです」

O「しばらくお待ちください」

その後、保留音に変わり、1-2分待たされた記憶

O「お繋ぎできません」

F「なぜ、国民の命に関わることを首相にお伝えできないのですか。あなたのお名前を聞かせてください」

O「名前はいえません。しばらくお待ちください」

その後、保留音に変わり、3-5分待たされた記憶

O「どうぞお話ください」

そして、オペレーターは回線を切り替えた

J(電話の中で、首相官邸の事務局と名乗った人)「どういったご用件ですか」

F「イーホームズの藤田東吾と申します。今、川崎市の構造計算図書が偽装された可能性の非常に高いマンションが、川崎市と国土交通省建築指導課によって隠蔽されたまま、1-2ヶ月で、住民の方に引き渡されようとしています。この方達の命の危険に関わることです。このことを具体的に安倍首相に説明に伺いたいのです」

J「そんな問題は、国土交通省か警察に行ってくれ」

F「私はこの問題を今年の2月から国土交通省に伝えてきましたが、北側大臣以下、隠蔽されました。同時に、警察にも東京地検の検事にも伝えましたが問題視されませんでした。だから、僕ら日本の代表者である安倍晋三首相に直接にお伝えしたいのです」

J「そんなことは他に行ってくれ」

F「あなたは、何故そのようなことを言えるのですか?少なくとも、首相官邸の代表番号にかけて、オペレーターの人に要件をお伝えして、電話に代わったあなたが、国民の命に関わる問題を無視して、安倍首相に伝えないということは犯罪だと思います。あなたのお名前をお聞かせください」

J「事務局の者だが、名前なんて言う必要がない」

F「国民の命を無視するのですか」

J「急に言われても、首相は忙しいから、会う時間は取れない」

F「国民の命に関わる問題ですよ」

J「そんなこと言われても、時間は取れませんよ。時間は一杯なんですよ」

F「では、安倍首相がお会いしてくれるまで、いくらでもお待ちしますから、これから行ってもいいでしょうか」

J「どうぞ、どうぞ。分りました」

以上を話して電話を切りました。
その後、僕は、事前に、安倍首相にお伝えしようとしていた内容を、きっこさんというネットを通じた友人に、この状況をメールで伝えています(AM10:04)。そして、きっこさんからの返信(AM10:22)も来ていますので以下にメールの送受信文をコピーします。以上の話の状況証拠になると思います(きっこさんの分をupされるか否かはきっこさんがご判断ください)

-------------------------------------------------------

----- Original Message -----
From: togo*******@docomo.ne.jp
To: kikko********@****.com
Sent: Friday, October 20, 2006 10:04 AM
Subject: 藤田です。

> 今、川崎のマンションをみてきました。来月完成、35戸販売済み。国民の命にかかわることなので総理と話したいと、総理官邸に電話した所、国土交通省でも警察にでも行ってくれといわれました。そこでは隠蔽されたのでといっても、総理は忙しいのでと答えたので、そちらに行って待たせてもらうといったら、どうぞと言われて電話を切られましたので昼頃には行く考えです。相手は名前を聞いても名乗りませんでした。アトラス出るときまた連絡します。

(きっこさんからの返信は、2006.10.20 10:22)

>藤田さま、ご苦労様です。
このあたりの政府の一連の対応は、最終的な責任の所存を明確にするために、あとから時系列できちんと記すべきですね。
きっこ

-------------------------------------------------------

そして、私は、週刊文春の記者のTさんと、フジテレビのMさんに電話をして、これから、国民の命に関わる問題をお伝えしに首相官邸に行きますので、もし宜しければ取材をお願いします。との、電話をしました。

首相官邸に到着したのは、12時代後半だったはずです。車で乗り付けました。首相官邸の入り口で警護をしていた警察官が、「アポを取っていますか」と僕に聞いたので、「事務局の方に電話をしてきています」と答えました。警察の方は、電話で確認を取りました。しかし、電話口に出た人が警察の方に、そんな電話は来てもいないし話もしていない、と答えたようで、警察官から、アポがないので入れることは出来ないといわれました。

僕は、そんな馬鹿な話があるか、午前中に電話をしています。僕の携帯を見てください。ここ首相官邸の代表番号に電話をした記録がありますよね。電話をしていないなんて、その人が嘘を言ってるんだ。と、言いましたが、埒が明きません。

やがて、官邸から、警護で事務局の責任者だと名乗る方が出てきます。いかつい体格の方です。以下の、サイトでの放映で、開始後、約1分36秒後に僕に応対している人ですhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/
20061020/20061020-00000972-fnn-soci.html

この方は、責任者だと名乗りました。そして、約束をしていないから入れられないの一点張りです。電話もしていないと言い張りました。そして、あなたが電話をしたなら誰が電話に出たのか名前を言ってくれとも言われました。僕は、「約束はしました。ただ、その人は、名前を名乗りませんでした。事務局の人を全員出して話をさせてください。そしたら、誰が電話に出た人か声を聞けば分ります」と答えました。その他の主要な会話は次のようだったと記憶しています。

F「本当に約束の電話をしてきたんです。どうか入れてください。安倍首相に伝えれば、安倍首相は分ってくれるはずです」

S(事務局の責任者だと名乗る方)「入れるわけには行かない。電話も受けた記録がない。入ったら住居侵入で警察に逮捕させる」

F「国民の命に関わる問題を、何故安倍首相に伝えられないんですか?あなたが阻止する権利は、どこの法律に書いてあるのですか?あなたがしていることは正に隠蔽なんですよ。もし、今、地震が来て、耐震偽装マンションで人が死んだなら、あなたは責任を取れるんですか?あなたの名前を聞かせてください」

S「名前なんか言いません」

F「あなたは公務員でしょ?公務員は国民の命を守る義務があるはずでしょ?何故、名前を名乗らないんですか?僕は、安倍首相とは面識があるから、イーホームズの藤田東吾が来ていると伝えてくれたら会ってくれるはずだ」

S「会わせられません。あなたが来ていることも伝えません」

F「あなた方の体質が、耐震偽装を生み出した国の体質なんだ。総理は僕らの父親なんだ。子供の僕が、兄弟である同胞の命が危険に晒されていることを父親に伝えたいというのを、何故あなたが阻止する権利があるんだ」

S「駄目です。帰ってください」

僕がこの人とした会話は、僕がここに書く必要は本来ありません。何故なら、少なくとも、フジテレビは、僕が首相官邸に到着した12時代後半の最初から最後までビデオを撮影していますし。その他にも、30-40人ほどのカメラマンも、その後の撮影をしています。彼ら、マスコミ関係者が真実を伝えることが出来るなら、僕が、昨日首相官邸にて安倍総理にお伝えしようとした状況が、「殴りこみ」だとか、「総理官邸前で騒ぎを起こした」という趣旨のものでないことを証明してくれるはずです。

同時に、先日の10月18日に、僕に対する判決後に行なった司法クラブでの会見模様も、全てカメラが記録しています。この記録は、全て税金を用いています。僕は、この時にも、国民の命を脅かす存在を指摘しましたが、東京新聞などの本の一部のメディア以外は、一切公表してくれていません。こうした、今の日本の記者クラブの姿勢は、僕には、脱税以上の犯罪だと思います。記者一人当たり何千万円もの税金を用いて記者クラブというものは運営されています。しかし、国家に都合の良い内容しか報道しないなら、国家の犯罪です。僕がもし代議士であれば、記者クラブは即刻廃止します。記者クラブを廃止すれば、良心のあるジャーナリストが真実の報道を行なう環境も出来るし、この全く無駄な税金を、耐震偽装マンションで被害にあったマンション住民の方や、建築主であったとしても善意であったホテルオーナーの方の救済に使うことだって出来ます。ぼくは、こうした政治を行なうことこそが、今の日本に必要だと信じています。

長くなりましたが、イーホームズはもうすぐ命を失います。僕は女性ではないから、今までは、母親が子供を思うお気持ちは分りませんでした。しかし、今、僕が生んだイーホームズが、誰からも好かれて本当にいい子だったイーホームズが、国家にも多くの国民にも苛められて死んでいくことを思うとき、涙がこみ上げます。この子は本当に何も悪いことはしていません。僕らは確認検査制度は、しっかり行なっていました。だから、どの機関も、役所も、確認検査制度では偽装を発見できませんでした。

耐震偽装を生み出したのは、確認検査制度ではなく、大臣認定制度なのです。旧建設省の時代に、偽装に利用された大臣認定プログラムを評価した、国の天下り機関の財団法人日本建築センターと、認定を行なった住宅局建築指導課の官僚に責任はあります。財団法人日本建築センターの立石真理事長は、旧建設省住宅局長です。小嶋氏に言わせれば、国民の殺人マンションを生み出したのは、彼ら、官僚であり、地方公務員です。彼らに全ての責任はあるはずです。
平成18年5月22日に、当時の国土交通大臣北側一雄氏は、非姉歯物件103件をランダムサンプリングして、構造計算書の偽装改ざんの有無を調査したところ、15棟の物件(14.5%)が改ざんされ、地震力が基準法を低減していることを国会で公表しました。

年間に日本に建つ建築物は約70万棟です。推計すれば、年間に10万5千棟の耐震偽装建築物は立っているのです。少なくとも、偽装に利用されたユニオンシステムのSS1が販売された昭和63年の翌年以降、この日本には、単純推計するだけで、約200万棟の偽装建築物があります。イーホームズは全棟検査を誠実に行い、37物件の偽装(と、田村水落が偽装したアパの2棟のマンションと川崎のマンション1棟の3件を加えると40件。この3件は、国土交通省が隠蔽したので、公表されていません)、正確に言うと40件は、2,000,000棟の40件(0.002%)です。つまり、99%以上、約199万棟以上の偽装建築物を国と地方行政が偽装を見過ごし、そして隠蔽してきました。これは真実です。


国民の皆様、以上のことを、僕は昨日、安倍総理に伝えようとしました。2時間半近くお待ち致しました。結果として、安倍首相にはお会いできませんでしたが、少なくとも、僕が持参したペーパー(昨日、きっこの日記を通じて公開した「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」と同一のもの)は、内閣府大臣官房総務課調査役の山田哲範氏(03-5253-2111内線82134)が、必ず総理に直接にお渡ししてくださると言って受け取ってくれました。カメラもこの模様を撮影しましたので、約束を守ってくれていれば、安倍首相には僕が書いたペーパーは届いてるはずです。

僕は、以上の仕事を持って、イーホームズで行なうべき全ての仕事のミッションを果しました。社員が誠実に業務を遂行し、僕に挙げた報告事項に対する処理は終えました。今、イーホームズの社員は全て新しい道に去っていきました。僕は彼らの活躍を信じています。そして、僕は、僕が辿った耐震偽装事件にかかる真実を本に書きました。ある出版社に原稿は入れましたので、近く出版されるかと思います。もし、ご興味があればお読みくださればと思います。僕は、この出版を行うことで、イーホームズの命を弔います。

最後に、僕が、去年の10月26日に最初に国土交通省に対して通報を行った耐震偽装という国家の不正が、徒に、国民の皆様に不安と混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます。

申し訳ありませんでした。

平成18年10月21日

イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾







The Truth shall maka You free. One more chance. One more try!

安倍晋三総理大臣殿、そして日本国民の皆様、ご協力をお願い申し上げます

平成18年10月22日(日曜日)

イーホームズ株式会社 

元国土交通大臣指定確認検査機関

(指定番号第10号)

代表取締役 藤田東吾


おはよう御座います。

一昨日に、私は一国民として、同時に、国土交通大臣指定確認検査機関イーホームズの代表を務めた者として、総理にお伝えすべき儀が御座いまして、総理官邸にお訪ねしてから二回の夜が明けました。

さて、一昨日には、事前に約束を取り付けて、総理官邸に伺ったにも関わらず、事務局警備の責任者だと名乗る方が、僕が総理にお会いしようとすることに対して、「一生会わせない」と冗談を言いました。この方の頑なな防御ラインを、無理して超えることも可能だったのですが、「官邸敷地内に入ったら逮捕する」などと再度の冗談も言われ、まさか同胞の命が危険に晒された危機の存在を、我らが父たる総理大臣にお伝えしようとするに過ぎない国民の僕を、まさかまさか逮捕はしないだろうと思いながらも、四月二十六日の学習を生かし、一先ずは堪えました。さて、こうした事態を、お聞き及びでしょうか。

二時間半お待ち申し上げましたが、この方は、僕が訪邸していることさえ、「総理には絶対に伝えない」と冗談を繰り返すばかりなので、大勢集まった警察の方の人件費の税金も無駄だと思い、「お会いできないのなら、この持参したレポートを、必ず総理の手に渡してくださると言う方がいるなら、その方にお渡しして、私は引き上げます」と伝えたところ、「絶対に受け取りません」と重ね重ねの冗談を繰り返すばかり。はてさてと、洛陽の外れの橋の袂で途方に暮れた杜子春の如く、如何なるものかと思案していた所に、内閣府大臣官房総務課調査役の山田哲範様という方が現れて、「私が受け取って総理に渡します」と、ようやく言ってくれましたので、喜んでこの方に、「安倍総理大臣殿、国家に巣食う者を弾劾する」と題したレポートをお渡しすることが出来ました。

安倍総理殿、以上申し述べた事情を前提に、それでは、山田様から「国家に巣食う者を弾劾する」の書を、お受け取り頂けましたでしょうか?

実は、私は、先の十月十八日に東京地裁で判決を受けた後から、総理官邸を見下ろす、「キャピタル東急」に宿泊しております。ある賢人の方に、私が、ここキャピタルに宿泊していることを、総理にお伝えして頂けないかとお願いしていましたので、お訪ねして頂けましたでしょうか?聞く所によりますと、私が訪邸した一昨日の夜に、総理はここキャピタルにお見えになったそうですね。私を訪ねて頂いたのかもしれませんが、友人と銀座に出かけており、不在でした。誠に申し訳御座いません。

ところで、山田様からは、私宛に、私が託した儀を、確かに総理にお伝え頂けたかの連絡を未だに頂いておりません。しかし、考えてみれば、小生が経営していたイーホームズも今は私一人で、多士済々の面々が集まった多士ビルからは既に出ており、しまった、山田様に私の連絡先をお伝えし忘れたと思い直し、やはり私としては、イーホームズのこの最後のミッションを終えたかの確認をしっかり取らねば、イーホームズを看取ることも出来ないと考えまして、今日の先負の日曜午後一番に、再び、総理官邸に出向き、総理に伝わったか否かのお言葉を頂戴できれば幸甚の極みであります。

然るに、今日こそは、必ずお会いさせて頂ける機会を頂戴できますように、Mr.阻止役の方にも、事前のアポがないから一生会わせないとの冗談を二度と言われないように、このレターを事前にネットに公開し、後ほどお電話させて頂きます、たとえ時が深更に及ぼうとも私は総理にお会いできるまで官邸にてお待ち申し上げます。官邸で待つのが駄目だとどなたかが仰るのなら、ここキャピタルにてお待ち申し上げます。とは言え、ここキャピタルももうすぐに閉鎖となりますので、三分でも結構ですから、何卒、国民の命の危機をお伝えさせて頂きます様にお願い申し上げます。

私は、人生を新たにやり直すために、携帯電話の番号も変えました。その携帯が手元に見当たらないので、きっとどこかに忘れてきたかとも思い、ここキャピタルでは、フロントの方に、家族以外の者からの電話を取り次がない旨のお願いもしてきた為、一昨日の夜に、総理がキャピタルにお出向き下さった際にも、私の存在が伏せられた可能性もあります。従いまして、先ほど、フロントのN様という方に、安倍総理大臣からお電話があった場合にはお繋ぎ下さいとも伝えました。他の代理の方なら結構で御座います。ここキャピタルからなら徒歩10秒で総理官邸ですから、無駄な電話は税金の無駄遣いですから私が出向きます。

さて、安倍総理大臣におかれましては、公務ご多忙の中、私を覚えて下さっていないかもしれませんが、去年の春頃に、慶応大学の島田晴雄先生が主催される塾の朝食会で、私は、当時の安倍官房長官とお会いさせて頂きました。その際には、景気回復の世相実感や、もし、総理になられた時には消費税については如何されますでしょうか等の質問をさせて頂き、お答えの言葉も頂きました。きっと、小生の顔を観られたら思い出して頂けるのではないかと思います。昨日には、友人を通して、島田先生から私目に、「頑張れ」との有難いメッセージを頂きました。これは尚更のことと、今日こそは、直接に総理にお会いして、今こそ、国民の命が公務員の犯罪によって危険に晒されている状況をお伝えしたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

私は、一年前に、耐震性能が低減された偽装という国家の不正(大臣認定制度のミス)を、国土交通省に通報致しました。官僚の対応姿勢があまりにも不誠実極まりなく、北側和大臣に正確に伝わっていないかと思いましたが、平成17年11月17日に、当時の佐藤信秋事務次官が、全く因果関係のない「図書省略制度のヘッダー印字の見落とし」をイーホームズがしたとの「嘘」を国民に言いました。この嘘が、その後の耐震偽装事件を複雑怪奇にする原点であります。聞くところに拠れば、先の内閣改造に伴って、佐藤信秋事務次官は退任し、国政を目指すと周囲に話しているようですが、このような不届き者が日本の政治家になったら日本はまるで駄目です。絶対に阻止しなければなりません。この阻止役には、総理官邸の事務局警備の責任者の方が最適合しているのではないかと実感いたしておりますので、ここに不束ながらも、ご推薦申し上げます。以下のURLで、ムービー開始後約1分36秒後に、僕を逮捕をしてでも官邸に踏み込ませないと頑張っておられる屈強な男性がその方であります。お見知りおきの程お願い申し上げます。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/
20061020/20061020-00000972-fnn-soci.html

話が長くなりましたがもう少しのお時間をお願い申し上げます。安倍総理大臣には、私が、「国民の命の危機を救う」為に経験した観点から、「国家に巣食う者を弾劾する」と言うレポートを既にお手元にあるかと思いますが、総理大臣にお会いするために身を挺した実感した、正にその経験から、最高の政治を発見致しましたので、次にこのアイデアを申し上げます。脱税以上の犯罪である無駄な税金使用を排し、その効果を、公務員が生み出した、「耐震偽装隠蔽事件」によって、苦労を負わされた住民の方や、たとえ建築主であっても善意であったホテルオーナーの方などの救済に用いることが出来るなら、正に、最高の政治ではないかと思います。何卒、しばし、ご説明の為に、お付き合いの程お願い申し上げます。国民の命と財産の安全確保の為に、最高のアイデアだと命を懸けてでもお伝えしたくお願い申し上げます。

そのアイデアは、「記者クラブの即刻の廃止」であります。私どもイーホームズは、この一年間、常に誠実に、耐震偽装事件の真実の解明の為に、日夜努力し、スタッフ全員で努力もして参りました。しかし、記者クラブの面々は、真実を一切国民に伝えないことを、明確に実体験いたしました。私は、「記者クラブが真実を伝えない。嘘を国民に伝える」という不正を証明できます。記者クラブはご存知の通り、全て税金で賄われております。記者一人当たり数千万円。右も左も知らない小僧小娘のような記者が、黒乗りのハイヤーを気取って乗り回し、このハイヤーだけでも運転手付ですから記者一人当たり二千万円はかかると言われております。その他にも、記者クラブのスペースコストや情報通信費、または記者の人件費の負担等、国民に真実を伝えない、「記者クラブ」は即刻廃止するべきです。同時に、真の国敵、渡辺恒雄が経営する読売新聞の情報認可事業の権限を即刻廃止するべきです。渡辺恒雄という人間がこの日本を腐らせていることを、私は目の当たりにしました。この者こそ、国家反逆罪で逮捕するべきです。
この陰湿で狡賢く、人間の命の価値を屁とも思わないような国賊たる渡辺恒雄の猫の首に鈴をつけられるのは、善良な国民と、総理大臣をおいて他におりません。どうか、Mr.阻止役に、渡辺恒雄が総理官邸に一歩でも踏み入れたら、家宅侵入罪での逮捕を、即刻お命じください。心が汚い人間は、顔が汚いのです。私は、渡辺恒雄の人間としての不正を証明できます。この者は、21世紀の日本には社会悪です。私は、安倍総理大臣を信じておりますので、何卒、国賊渡辺恒雄を即刻逮捕して、そして投獄して頂きますようにお願い申し上げます。その他にも、テリー伊藤などの小物の似非文化人面した者が、テレビで、国策に乗ったプロパガンダを展開していますが、このような者が日本を駄目にする現状を、何とか法で出来ないかとも考えていますので、また、新しいアイデアが出ましたら、報告申し上げます。

敬愛する手塚治虫先生の言葉を借りるなら、渡辺恒雄やテリー伊藤、その他の似非文化人面した国賊や、記者クラブの連中こそが、正に「低劣な自尊心と、空虚なナルシシズムに、人生を浪費するだけの存在」(「人間昆虫記」より)であり、公権力を巧みに利用して、少数の者や弱者を踏み潰して、のうのうと貪り喰らって生きているのです。

僕は、子供達の未来の日本を良くするためにこの者達を弾劾致します。弾劾の効果は、未来を必ず美しい日本に変えるはずです。美しい日本にする為には、美しくない者共を排除し、更正させ、気付かせてあげなければいけません。僕が彼らの教官になって、徹底的に一から鍛えなおして差し上げても構いません。亡き父から学んだ海軍兵学校の厳しさを指導させて頂きます。総理が公約に掲げた美しい日本にする為に、どうか、私を使ってください。

私の知る限りでも、私が体験した「耐震偽装隠蔽事件」を辿る道筋で、四名の尊い同胞の命が消えました。因果関係は証明できませんが、ほんの数ヶ月の間に、元気だった面々が簡単に死ぬほど、人間柔には出来ておりません。森田一級建築士、斎賀朝日新聞デスク、野口HS証券部長(名刺交換した当時、野口さんは当社の株式公開時に準主幹事証券群を構成する一社の担当をして頂きました。私はよく面識があります)、そして面識は御座いませんが、姉歯元建築士の奥様を加えた計四名の方であります。11月末から、約1ヶ月に一人の方が亡くなって行き、最後に、四月に私が逮捕されました。大勢の人に殺されてもおかしくないと言われ続けましたが、何故、何も間違ったことをしていなく、同胞の命の危険を救うために仕事上の責任(指定確認検査機関として、看做し公務員ですから、当然に、国民の命や財産を守る義務があります)として業務を忠実に遂行して来たに過ぎない私を殺す理由が理解できませんでした。未だに、危険と言われますが、私が馬鹿なのかもしれませんが、そんなことはないと思っております。

但し、官僚を中心とした公務員が、また、天下り先の財団法人が、国民の命を守るべき者らが、この義務を果していないことは自明です。民間会社であれば即刻くびです。公務員の身分保障の法律も即刻廃止するべきです。この身分保障の法律が、人間として成熟できない甘えの構造を生み出し、優秀だったはずの官僚が、志を失い、いつの間にか、国賊に成り果てている。利権を死守する為に、業者と癒着し、公権力を傘に来て、卑怯で不正な行為を繰り返す。この者達は、私が懇意にしていた、「管理者養成学校」にでも一度送り込み、人間の厳しさをたたきこませないと人間の屑になり果てます。そして、4-5年は、建て直しや補修を行なう耐震建築物のリニューアルの現場で働かせて、建築の真髄の道を知らし召すべきです。気付いた者が、気付かせてあげなくては、いけません。


安倍総理。私は、人が人を信じられなくなるような、太宰治が書いた「走れメロス」の王様が到ってしまった心の闇が、この日本を覆ってはいけないと、信じています。私は未熟な一国民ですが、走れメロスほどの距離も走る自信もありませんが、ここキャピタルから徒歩10秒の距離を何としてでも今日は歩ませて頂きます。

そして、この、文章をお読みなって、私にご賛同頂けて、もし、ご同行して下さる方がいたなら、キャピタル東急にお集まりください。私は、11時半頃にロビーに参ります。そして、チェックアウトの手続きをして、安倍総理大臣に国家の闇をお伝えするために、徒歩10秒の距離を歩ませて頂きます。たった徒歩10秒の距離ですが、私一人の力では遠く及ばないかもしれません。私は、今日は何としてでも官邸の敷地内に入り安倍総理にお会いしてお伝えするまで帰りません。もし、逮捕されることがあるなら、どなたか同行してくださる方がバトンを受け継いでください。

もう、私はここまで来てしまいました。しかし、ここまで来るのは誰にでも出来ることです。ただ、最後の徒歩10秒の距離を、どうか私に協力していただける方がいるなら、同行してください。お願い申し上げます。お願いしておきながら、交通費も弁当代も出せませんことを申し訳なく思います。

そして、ハンディービデオをお持ちになって、皆で辿る最後の徒歩10秒の距離が、果たして今の日本において、長いのか、短いのかを刻んでください。僕は、手元にDVケーブルがないので、You Tubeにアップできませんが、もし、途方もなく徒歩10秒の距離が長い場合には、日本人の命を救うために、世界の方に救済をお願いしなくてはなりません。僕は、日本人を代表する安倍総理に、必ず伝わり、僕が提案した政策は即座に実施されることを信じています。公務員の身分保障を外すのが憲法改正になるなら、身分保障だけにフォーカスして、国民投票を行えばよいだけです。

僕は、丁度お昼を過ぎた頃に、首相にお伝えするためにここキャピタルを出て、徒歩10秒の距離を辿り、3分で済む用件を伝え、家に帰ろうと思っております。

では、国民の皆様、後ほど、テレビで若しくはここでお会いさせて頂きたいと思います。

以上  

Posted by らっっっきー at 19:04Comments(0)社会

2006年10月21日

耐震偽装3 現地取材



 今日ヒマだったんで、なんとなく川崎大師まで行ってきた。皆様本日はご機嫌麗しゅうございますか。では今日の本題。
 京急川崎から四駅。のんびりした普通の住宅街であった。駅から三分ぐらいの所に、そのマンションはあった。もしかしたらマスコミの人がたくさん押し寄せているかなと思ったが、そんな事は全然無く、警備員のおっさんが一人立っていて、工事の仕上げ段階が進んでいるところであった。
 ほとんどマンションは完成しており、地下駐車場の工事に取り掛かっているようであった。隣には寺があり、コンビニも近くにあり、住みやすそうな場所であった。まあせっかく来たので、携帯で、写真を撮っておいた。






 設計者は、藤光建設の橋本清という人らしい。
 傍から見ると、これが本当に耐震偽装マンションなのか??という不思議な感覚に捉われた。ネットでは、藤田社長が命懸けの告発という事で、物凄いエラい騒ぎになっていて、今一番熱い話題であるというのにも関わらず、現地の道行く人たち、自転車で通り過ぎる人たちは全く関心が無さそうであるし、のどかで平和な土曜日の昼下がり、普通のマンションの工事現場にしか見えない。
 誰かにインタビューでもしてみよーかなと思ったが、何となくこんな話題を出すのもどうかなと思い、そして何よりも、俺は人見知りなので、誰にもインタビューしないで帰った。。。

 とにかく真相を早く究明すべきである。マンションを購入した人たちにとっては、命が懸かっているのだ。そしてマスコミの人たちもプロ意識を持って、真実を報道するべきであろう。俺は藤田社長のプロ意識を信じる。ネットを使う普通の日本人たちの理性と良心を信じる。いくら政治的な圧力があろうと、それに屈するメディアには何の意味も無い。
 たとえ新聞やテレビには正義のカケラも無いとしても、それでも新聞やテレビ以外のあらゆる所に正義はあるのだ!!!!
 この事件が風化しない事を祈るばかりである。

【追加】
 なんとこのマンションは急遽、発売中止になったらしい!!!
 ブログによって、販売中止ってのはすごい事だ。それでもマスゴミは完全スルーですか。そうですか。
 http://www.myhome21.jp/




おまけ。
 川崎大師は、良い街である。川崎大師という立派な寺があり、そこへ向かう仲見世通りには、だるまとか、破魔矢などを売っている。また長く丸めた飴をトントンと包丁で切るパフォーマンスをやりながら、売っているのであるが、なんと人型ロボットが切っているのである。

川崎大師も、非常に立派な寺であり、見ごたえがあった。

おまけ2。
 噂のマンションの隣には、子宝のご利益のある神社がある。そこには凄くご利益のありそうなモノがあった。



 そのマンションの隣で、こんなに立派にそびえたっているのだ。この神様はマンションに対して、きっとこう思っているに違いない。
 「お前も俺のように立派に建(勃)て!!」と。  

Posted by らっっっきー at 20:33Comments(0)社会

2006年10月20日

耐震偽装2 安倍晋三とAPAと官僚と川崎市




 昨日に引き続いて耐震偽装問題について。さて、本日の貴方のご機嫌は麗しゅう御座いますか? ではでは本題にザックリと切り込んで参ります。
 マスコミが死んだ今、ブロガーの役割は何だろうって事で、ニュースを広めるしかない!!一人が40人に伝えると、五回繰り返すだけで、一億人に伝わる。(40^5=102400000)
 多くの人が、付加情報を載せていたので、俺も何とか付加情報を探してみよう。

コピペ(1)
日本を語るワインの会が2005/10/12に開かれた。以下は出席者。

■安倍晋三氏(衆議院議員 自由民主党幹事長代理)
■吉村文吾氏(AIG株式会社 代表取締役会長)
■森村俊介氏(森村商事株式会社 代表取締役会長)
■杉山敏隆氏(ゴールネット株式会社 代表取締役)
■前田利幸氏(前田興産株式会社 代表取締役社長)
■元谷外志雄氏(アパグループ代表)
■元谷芙美子氏(アパホテル社長)
■元谷一志氏(アパグループ専務取締役)
▼アパ情報誌・平成17年12月号より
ttp://www.apa.co.jp/appletown/pdf/wine/0512_wine.pdf



コピペ(2)
アパが倍返しで契約解除を呼び掛けてるみたいである。もはやAPAの物件に耐震偽装あるのは、間違いないみたいである。以下はAPA物件の掲示板より。

アップルガーデン【若葉駅前】その2
http://www.e-mansion.co.jp/cgi-local/mibbs.cgi?mode=point&fol=saitama&tn=0138
No.188 by 匿名さん 06/10/19(木) 19:21
先程アパから電話がありました。手付け倍返しで白紙に戻して欲しいと。
ローンも組む前だし、他のマンションでは泣き寝入りを余儀無くされて
いる方も多い中、我々はかろうじてラッキーだったと思うしかないですね。
マンションの企画そのものが無くなるわけではないので、
再開の折にはまた連絡させて頂きますって言ってたけど・・・冗談じゃない! 
それにしても腹が立つなーっ!!!


コピペ(3)
藤田社長の告発。


「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」

平成18年10月20日

安倍晋三総理大臣、長勢甚遠法務大臣、但木敬一検事総長、東京地検の皆様、そして、官僚、政治家、マスコミ、関係業者、そして国民の皆様

イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾
 
 安倍総理大臣に置かれましては、日頃ご公務ご多忙の中、本日の、私からの通報を受け付けて下さり、誠に有難う御座います。深く感謝の意を申し上げます。

 私は、今日の午前中、川崎市内のマンション(エグゼプリュート大師駅前)と、設計事務所のアトラス設計の、二つを訪ねて来ました。何れにおいても、この度の「耐震偽装隠蔽事件」を解き明かす上で、とても重要な証拠となるからです。
 私が解き明かしたいものは、一部の官僚と政治家が、国民の命と財産を軽視して、癒着業者とともに利権を死守しようと、違法行為を犯したり、または少数の弱者をスケープゴートに見立てて、不正を隠蔽するという国家体質を暴きたいのです。そして、この体質を日本から除却しなければ、子供達の為に明るい未来はないと信じているからです。
 よって、私は、以下の事実を記者クラブや国土交通省に隠蔽されないように、直接、安倍総理大臣にお渡し、事件の解明と住民の安全確保を早急かつ遺漏なき対応をお取り頂きますようにお願い申し上げます。

 まず、エグゼプリュート大師駅前は、建築確認の構造計算図書が偽装(改ざん、若しくは不整合)されていました。ところが、中間検査の直前の二日前に、計画変更が川崎市において下ろされました。しかし、工事は建築確認の図面のまま進行したものと考えるのが当然であり、計画変更によって偽装マンションが隠蔽された可能性が99%以上はあるものと考えられます。

 この偽装マンションを生み出したのは、たとえ藤光建設サイドからの圧力があったにせよ、川崎市と国家であります。
 一方、国家は、ヒューザーの小嶋氏を、グランドステージ藤沢のマンションに偽装があるのを認識していながら、お客様に引き渡したとして、詐欺罪で逮捕しました。小嶋氏は、引渡し直前の、平成17年10月下旬の段階で偽装を認識したと思われますが、この時点では既に完了検査も終了していました。
 であれば、このエグゼプリュート大師駅前は、中間検査を1月末に行った時に、構造計算書の偽装が、川崎市によって隠蔽されたわけです。販売案内のHP(下記参照)を見ると、来月11月の竣工で、翌12月に入居予定となっています。つまり、販売は大方終了し、購入者は引越しの準備をし、新居に入る段取りや買い物を楽しみに進めているはずです。

 私は、川崎市と国交省建築指導課の罪は、建築行政を行なう者自らが隠蔽したとして、小嶋氏より遥かに大きいと思います。イーホームズでは、2月に構造計算書の偽装を認識し、川崎市と国家に通報しています。しかし、隠蔽されてしまいました。強制捜査と私の逮捕で追求も出来なくなりました。

 現段階でも、非破壊検査を、国家が関与しない公正中立な第三者機関等に徹底的に行なわせるべきです。99%以上の確率で偽装マンションのはずです。この偽装を生み出したのは、川崎市と国家官僚です。彼ら公務員が偽装マンション(小嶋氏流に言わせるなら、殺人マンション)を、生み出したのです。法の衡平を重視するなら、小嶋氏を逮捕した以上は、川崎市の倉形課長、国土交通省の当時の北側一雄大臣、佐藤信秋事務次官、山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官も同じく逮捕するべきです。この者達は、小嶋氏より、建築行政のプロとしての立場からも、遥かに悪質です。そして陰湿です。

 因みに、イーホームズでは、1月24日に行なわれた本件計画変更の内容については不知です。また、今の段階で状況がどうなっているかは同じく不知です。よって、今日、私は現場に行って参りました。現場は既に竣工間近です。既に、総戸数42戸の内、30戸以上の成約になっているとのことです。また完売も間もないとのことです。

 もし、このまま誰もが見てみぬ振りしたら、ここにもうすぐ住む住民の方は、国家と川崎市によって耐震強度の偽装が隠蔽されたことを知らずに、一戸当たり平均3名の家族として、136名の命が危険に晒されながら住み続け、そして、ローンを払い続けて行きます。安倍総理、果たして、このような犯罪を許してよいのでしょうか。
 10月18日に、私が語った司法クラブでの発言を、99%のマスコミは黙殺しました。まさか、この事実も黙殺してしまうのでしょうか。許してよいとはとても思えません。

私は、イーホームズの代表者として、一国民として、国家に巣食う者を弾劾します。安倍総理大臣お力を発揮してください。日本のマスコミには期待できません。とは言え、私一人の力では及びません。どうか、日本の皆様も、力をお貸し下さい。お願い致します。

 そして、事実を明確にし、検事総長や、東京地検が、これらの役人を犯罪者として逮捕できないなら、小嶋進さんは無罪放免として即刻に釈放するべきです。そして、「秋霜烈日」のバッジを外して検事を辞職し、司法の職から離れるべきです。総理大臣も、法務大臣も、自らの責務を果せないなら政界から去るべきです。道徳的に不適合者です。

 また、同時に、株式会社田村水落が関与した全ての建築物について、即座に再計算及び非破壊検査を実施して、住民や利用者の命の安全確保を果すべきです。そこには、アパグループが関与した多くの物件が含まれています。

 次に、渋谷区代々木のアトラス設計に関する調査を行って参りました。ご存知の通り、渡辺朋幸氏が代表を務める設計事務所です。何故、調査を行ったかと言うと、渡辺朋幸氏が建築士の免許を持たない無資格者でありながら、名義を借りて設計事務所を経営し設計業務を行っているとの、確度の高い情報を得たからです。私は驚きました。今回の耐震偽装事件に関連して、姉歯元一級建築士が建築デザイナーの秋葉氏に建築士免許の名義を貸与したことで、姉歯氏も、秋葉氏も逮捕されました。皆さんご存知の通りです。

 現在、アトラス設計の渡辺朋幸氏は、平成17年10月にイーホームズに姉歯氏が行なった構造計算書の偽装を指摘したと評価され、耐震偽装景気に便乗して、マンション販売講習会等で構造設計の講演をやっているなどと聞きました。しかし、一級建築士も持たず、建築構造士でもなく、JSCA会員でもないなら、分不相応といわざるを得ません。また、秋葉氏と同じく、名義借りによって逮捕されなければ不公平となります。
 よって、渡辺朋幸氏が本当に無資格なのかを確認するために、東京都や、建築士会、そしてアトラス設計の調査を行なってきたのです。この結果、与えられた情報どおり、無資格者でした。ある一級建築士の名義を借りて、アトラス設計事務所を運営していました。至極かつ誠に残念ながら、秋葉氏と同様に逮捕されなければなりません。
 もし、逮捕しないのなら、その差別的扱いを正当化する理由を、法の衡平性の観点から、但木検事総長は明確に国民に対して説明する義務があります。

 東京地検の皆様には、改めて、胸に付けた「秋霜烈日」のバッジの意味を思い起こし、あなた達が、法を司るものとして自らが正しい者であるのか否かを明らかにしてください。もし、明らかに出来ないのなら、バッジを外して、司法の世界から去るべきです。

 尚、川崎市のマンションと、アトラス渡辺については、詳細データを以下に掲げます。

1.(仮称)エグゼプリュート大師駅前 http://www.myhome21.jp/
建築場所 川崎市川崎区大師駅前2丁目12番34号
     RC構造、地上15階建て、延べ床面積3,461?u
建築主(デベロッパー) 株式会社伸明ハウジング 代表取締役 山崎伸
        藤光建設株式会社 代表取締役 佐藤雅彦
設計者 藤光建設株式会社一級建築士事務所 橋本清
構造設計 株式会社田村水落設計 代表取締役 水落光男
川崎市まちづくり局指導部建築審査課長 倉形紳一郎 044-200-3019
国土交通省住宅局建築指導課 03-5253-8111(代表)
山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官

(1)確認済証番号 eHo.05.A-01003000-01号 (平成17年8月12日)

(2)計画変更:確認済証番号 eHo.05.A-01003000V-01号 (平成17年11月2日)
この11月2日の計画変更は、杭の変更(現場造成杭から既製杭への変更)である。工事は10月17日に着手しており、杭の変更以外の建築計画は、当然に、(1)の確認図面通り進行しているものと考えるのが常識である。

(3)現場の中間検査は平成18年1月26日に川崎市が行った。合格としている。
 しかし、この直前の2日前、平成18年1月24日に、再び、計画変更図面が川崎市に対して申請され、この計画変更の確認は同日付で川崎市が下ろしている。この規模の、中間検査とは、建物の2階部分の構造躯体までが終了した時点で行われる。よって、2日前に計画変更された図面が、現実の工事に反映されているとはまずもって考えられない。素人でも分かることです。
 
 イーホームズでは、2月において、上記建築計画の構造計算図書に偽装を認識しました。この通報を川崎市に行ないましたが、計画変更で処理したとして、それ以上の調査も追及もしませんでした。国に通報しても、関知しない、特定行政庁との間で処理してくれと言われました。田村水落が関与した多くの物件の再調査を行なうように、田中政幸課長補佐に電話で僕から話しましたが、国は動きませんでした。結果的に、構造計算が偽装されたままのマンションが、今では完成間近に到ってしまいました。被害を発生させ、拡大させてしまったわけです。

2.アトラスの渡辺朋幸の名義借り状況
住所 東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 2階
社名 有限会社アトラス設計 代表取締役 渡辺朋幸 03-5465-1137
   一級建築士事務所登録 管理一級建築士氏名 小林昭代(名義貸与人)

以上

※なお、このメッセージも転載自由です。マスコミが真実を黙殺し続ける今、真実を伝えられるのはインターネットしかありません。この国を本当の意味での「美しい国」にしたいと思っている人は、このメッセージをどんどん転載してください。
藤田社長は、この国を良くするために、たった1人で闘っています。もう、右翼も左翼も関係ありません。与党支持者も野党支持者も関係ありません。この国を愛する人たちは、マスコミの異常な情報操作などに騙されずに、真実を明らかにするために声をあげてください。
そして、日曜日に補選のある地域の有権者の皆さんは、必ず投票に行きましょう。あなたの1票が、この国に巣食う者を排除することにつながるのです。(きっこ)

アパグループ 元谷外志雄代表殿、元谷芙美子殿

貴殿らは、私に対して、名誉毀損での訴えを検討中と貴社のHPにて掲げております。
もし、あなた達に真実があると確信しているのなら、どうぞ訴えて下さい。
私は、あなた達を通じて、今の日本が抱える闇を暴くために既に覚悟を決めております。
戦う気があるなら、今すぐにでも訴えなさい。
現実に、事業規模200億円に到るアパガーデン若葉駅前の物件が半年を越えて工事が停止している現状を前にして、あなた達がどういう理由で私を訴えるのか楽しみに待っています。

平成十八年十月十九日

藤田東吾

※なお、このメッセージも転載自由です。1人でも多くの人に真実を伝えたいと思う人は、ご自分のブログやサイトなど、どこにでも自由に転載してください。(きっこ)  

Posted by らっっっきー at 21:25Comments(0)社会

2006年10月19日

ブロガーの使命とは? 耐震偽装問題



 耐震偽装問題である。マスコミが政府の犬と化しつつある今、ブロガーの使命とは何だろうか?
 俺のブログは、弱小ブログである。それでも毎日50~60人ぐらいの人が見てくれている。本当に嬉しい事だ。カウンターがついてから、毎日何人の方が見てくれたのか確かめるのが、すごく楽しみである。だんだんと今日は何を書こうかなって、考えるのが日課になりつつある。「きっこの日記」なんて、毎日80000人が見るらしい。すごい事だ。毎日東京ドーム二つ分のコンサートをやってるようなものである。それに比べれば俺は毎日ちょっと大きな教室で、ちょっとした小噺をやるようなものである。それでも60人もの人が見てくれるなんて、本当に嬉しい。
 さて、耐震偽装問題では、多くの事が解明されないまま、なんとなく忘れ去られようとしている。しかし、イーホームズの藤田社長やきっこ、馬渕議員をはじめとして、真相究明を続ける勇気ある人たちがいる。なぜ大手マスコミが報道しないのかと言えば、この偽装事件が大規模な政治絡みの事件だからだ。つまり黒幕に大物政治家がいるらしいのだ。そしてこの事件に絡んで、数人が不審な死を遂げている。
 今回分かったのは、耐震偽装問題を記事にしていた朝日新聞の斎賀孝治記者が、亡くなっていたということだ。因果関係は分からないと言うものの気になる。

 マスコミがビビって、権力者の言いなりになっている今だからこそ、ブロガーの果たす役割は大きいのであると思う。
 俺は、きっこの日記や藤田社長を応援する。なので、きっこの日記から、藤田社長の告発を転載する。もしこれを見た何十人かの人は、この文章をどこかに転載して欲しい。もし自分のブログを持っているならば、そこに俺のように転載して欲しい。そして一人でも多くの人が、この事件を知るようになれば良いと思う。
 それがブロガーの使命だと思う。マスコミが死につつある今だからこそ、ブロガーがその役割を果たさなければならない。


http://www3.diary.ne.jp/user/338790/


「東京地裁での判決に際して、マスコミの皆様へ、そして国民の皆様へ」

今日、東京地裁で、僕に対する判決が出ます。
耐震偽装事件に関係した裁判では一番最初の判決です。
僕は、この裁判の容疑や内容については、話す意味がないと思いますのでコメントはしません。

僕を逮捕した本当の理由は、国が、アパのマンションやホテルの偽装を隠蔽するために、藤田東吾を逮捕して黙らそうとして、行なったものと考えています。

イーホームズでは、平成18年2月に、アパグループのマンションの偽装を発見しました。アパのマンションやホテルの構造設計を一手に行なっていた、田村水落という設計事務所の水落代表がイーホームズに来社して、「こんな偽装の手法は、姉歯より俺が先に初めた」と豪語しました。「建築確認を早く取るために、構造設計にかける時間が少ないから構造計算書を偽装(改ざん)するなんて、他(の構造設計士)にも沢山いるよ」と平気で言いました。実際に、田村水落がイーホームズに申請をしていた3件の物件に偽装が発見できました。その他の物件は、役所や他機関に提出してきたと言いました。その後、アパの取締役や責任者の方が来社して、アパに関する偽装の隠蔽や計画変更を要請しました。全く、ヒューザーの時と同様です。

イーホームズで受け付けていた3件の物件の内2件は、イーホームズでは計画変更も、再計算も適わないと判断したので、現在、工事は止まったままです。取り壊しもしていません。事件が風化したら、工事を再開して、販売するのかもしれません。「アップルガーデン若葉駅前」と「アパガーデンパレス成田」です。他の1件は、川崎市の物件で、川崎市で計画変更の処理がなされました。しかし、本当に重要なことは、住民や利用者の命に被害を与える可能性であり、それは、工事中のマンションやホテルではなく、既に完成して入居済みの物件です。

僕は、国交省に対して、イーホームズで受け付けた以外のアパの物件を調査するように糾弾をしてきました。国は関知しないと言いました。アパは工事を止めませんでした。これも、ヒューザーの時と同様です。この状況が、4月まで続いた中で、4月26日に僕は逮捕されました。逮捕自体の「見せ金」の容疑は、たとえお金はすぐに返済して誰に迷惑をかけなかったとしても、違法を行なった者として罰を受けなければいけないことだと反省しております。

多くの国民の皆様から激励のお手紙を頂きましたが、僕は以上の経過をずっと黙ってきました。もし、言ったとしても、国は隠蔽するために何をするのか分らなかったし、社員もいたので、安全を優先しました。また、アパの元谷会長が、安倍晋三官房長官(当時)の後援会である、安晋会の副会長を務めていたことも、当時は知りませんでした。
今、イーホームズの社員は、全員、再就職が決まり、新しい道を歩んでいます。そして、僕は一人になりましたが、僕が知る真実をここに語ることは、イーホームズを創業した者として、代表を務めた者として、そして21世紀に日本に生きる者としての責任だと思います。よって、ここに発表を致します。

耐震偽装事件の本質は、決して、ヒューザーやアパだけの問題ではありません。また、法的には、確認検査制度の問題ではなく、大臣認定制度の問題のはずです。構造計算書が、偽装(改ざん)可能なレベルで、構造計算プログラムの運用プロセスを評価/認定した、財団法人日本建築センター(国の天下り機関)と国土交通省住宅局建築指導課に責任はあります。アパやヒューザーは、この観点からは被害者です。但し、デベロッパーとして、自らが作ってきたマンションやホテルの、住民や利用者の命の安全を無視してはいけません。平成18年5月22日に、北側国土交通大臣も同様の発言を国会で行ないましたが、この発言はマスコミが取り上げませんでした。官僚がマスコミを情報操作の一手に使う表れだと思っています。

よって、僕は、日本の建築行政を担ってきた一員として、この真実を公表いたします。

また、僕は、「耐震偽装」と題して、僕が知る真実を本に書きました。ペンの力によって、耐震偽装が何であったのかをお伝えするべきだと思ったからです。既に原稿は、ある出版社に入れてありますので近く出版されると思います。たとえ、僕の身に何があったとしても、イーホームズの理念であった、『21世紀の住環境の質の向上に貢献する情報提供』を果したと、僕は思っています。

最後に、結果として、国民の皆様には、構造計算書に関わる国家の不正を公表したことで、不安と混乱をいたずらに招いてしまったことを、ここに深くお詫び申し上げます。

申し訳ありませんでした。

平成十八年十月十八日  藤田東吾





きっこ様

藤田です。今日は援護射撃ありがとう御座いました。心強かったです。

僕は、きっこさんとはお会いしたこともお話したこともありません。ただ、僕が知っている耐震偽装事件の真実を、唯一、ありのままの形で取り上げてくれた日本のメディア(=「きっこの日記」)を運営されている方であることを、知っているだけです。

耐震偽装事件を通じて、マスコミとはどういうものなのかが良く分りました。新聞では朝日新聞が最も良いだろうと思って、去年の12月上旬に築地本社を訪ねました。たとえ、イーホームズに批判的な記事を書いたとしても構わないから、僕らが知る全ての事実を伝えるので、この事件をしっかり記録して記事にしてくださいと頼みました。耐震偽装を担当していた斉賀さんというデスクの方が応対してくれ、僕の趣旨を理解してくれ、担当記者をつけてくれました。12月13日に大臣認定プログラムが改ざん可能であるとの記事を書いてくれたのはこの方達です。他の報道関係者に較べて、最も、技術的学識的観点から確認検査制度や構造設計を勉強して記事を書いていました。

僕らは、年が明けて2月に入りアパを糾弾し始めました。斎賀さんが亡くなったのはこの時期です。そして、担当だった記者の方は担当から外されました。因果関係は僕には分かりません。そうした事実が符合しているだけです。そして、3月3日に、合同捜査本部の緊急立入捜査が入ります。アパの関係も含めて多くの資料が没収されました。しかし、僕らは、手元に残していた資料をもってアパの糾弾を続けました。結果として、4月26日に僕が逮捕されることで、会社の存続を断念せざるを得ませんでした。8月31日に最後まで残務整理の為に残っていた社員の再就職が決まりました。この日から、僕は、僕が辿った道筋を書き始めました。

僕は、我が子同然であったイーホームズという命を弔うために本を書きました。ある出版社に入稿もしました。そして、もしもの時を考えて、信頼できる複数の友人にも原稿ファイルを渡してあります。きっこさんにもお渡ししました。

いろいろと長くなってしまいましたが、本当にありがとう御座いました。
(以上の文責は当然に僕にありますが、もし、この文章を他に転載しようとされる方がいるなら、僕は構いません)

藤田東吾  

Posted by らっっっきー at 22:13Comments(0)社会

2006年10月18日

スーダンのダルフール虐殺を疑え!!!




 スーダンにおけるダルフール虐殺とは何なのか??
 プロパガンダに乗せられている奴らが多すぎねーか!!?
 米の戦争正当化のためのキャンペーンに今回もまた騙される奴が多いのか??
 
 登場するのは、(A)北部アラブ人のイスラム政権 (B)南部のキリスト黒人 (C)西部ダルフール地方の黒人である。
 そして中国、周辺アフリカ諸国やアフリカ連合AU、アメリカなどが、石油権益を争っているという背景がある。
 キーとなるのは、スーダンには豊富な石油資源がある事、スーダンがアフリカ最大のイスラム国ということである。

【(A)と(B)の戦争】
 まず1983年から、北部のアラブ人によるイスラム教徒のスーダン政権と、南部の黒人キリスト教徒の争いがあった。南部キリスト教徒黒人は、スーダン人民解放軍SPLAとエリトリアに拠点を持つ国民民主同盟 (NDA)がいた。
 
【諸外国の動き】
 (A)スーダン政府はイスラム政権とみなされ欧米に圧力をかけられていた。欧米は、反政府軍を支援し、人口で1割ほどでしかない(B)南部キリスト教徒は、国土の半分を占領していた。
 また(A)アラブのアフリカ対(B)ブラックアフリカの対立の構図の大量宣伝があった。
 そしてアメリカは、スーダンの製薬工場に巡航ミサイルを打ち込み、医薬品不足で多くの犠牲者がアフリカ諸国で出た。また経済制裁も受けた。
 結局内戦で200万人が死んだ。その責任は欧米にもある。

【スーダンの善玉・悪玉の実態】
 (A)スーダンは独裁政権といわれながら実際には頻繁に政権交代している。本当に悪玉か??
 (B)反政府軍は、諸外国から支援を受けてきた。スーダン人民解放軍SPLA・・・ソ連、ウガンダが支援。国民民主同盟NDA・・・エリトリアに拠点を持つ。そして外国からスーダンに侵攻していた。本当に善玉か???

【(A)と(B)の和解】
 長く続いた内戦は、アメリカの仲介、エジプト・リビアの仲介、六カ国の政府間開発機構 (IGAD) の仲介などを経て、2004年5月になって、21年続いた内戦は、スーダン政府とSPLAの包括和平協定調印により、終結した。また石油資源を(A)(B)が分け合う事になった。

【仲間外れにされた(C)の蜂起】
 2003年の初めにJemとSLMの反乱軍が政府軍とその施設を攻撃したことから始まった。そして政府軍は鎮圧に乗り出した。

【欧米・AU・アナンが(C)に加担して虐殺宣伝】
 欧米・AU・アナンは、(C)ダルフールの黒人側についているせいで、スーダン政府は、悪役に仕立て上げられている。
 前と同じように(A)アラブのアフリカ対(C)ブラックアフリカの対立の構図の大量宣伝があった。

まとめると
 (A)アラブ人と(B)キリスト黒人で紛争
→(A)アラブ人と(B)キリスト黒人で和平
→蚊帳の外の(C)黒人系住民蜂起
→(A)政府軍鎮圧
→欧米・AU・アナンが(C)黒人側に加担して虐殺宣伝

となる。政府軍鎮圧の際に、アラブ系の民兵・ジャンジャウィードが虐殺を行ったとされている。問題はその信憑性である。本当にそれが為されたのかというのが、よく分からないらしい・・・。AUも軍事監視団を警護する300人の兵士を送りながら、紛争がジェノサイドであるとは信じられずにいた。またAUは完全に黒人側で全く中立では無い。北アフリカではアラブ人と黒人はたびたび政府/反政府側に分かれて双方が外国の支援を受けて衝突して来た。

 そして和平が成立しそうな今になってテロ戦争とかいう名目で、アメリカが介入しようとしている。虐殺キャンペーンはその為ではなかろうか。そして石油資源という目的物はある。もしアメリカが虐殺阻止という大義名分によって侵攻すれば、それはイラクの二の舞である。

【アフガン】・・・タリバンの人権侵害疑惑
【イラク  】・・・クルド人に対する毒ガス疑惑
【スーダン】・・・ダルフール虐殺疑惑

【アフガン】・・・天然ガスのパイプラインルート
【イラク  】・・・豊富な石油資源
【スーダン】・・・豊富な石油資源

【アフガン】・・・北部同盟への支援
【イラク  】・・・国外亡命イラク人への支援
【スーダン】・・・ダルフールの反政府勢力への支援

【アフガン】・・・アメリカの攻撃
【イラク  】・・・アメリカの攻撃 中国・ロシアの反対
【スーダン】・・・アメリカの攻撃 中国・ロシアの反対

【アフガン】・・・中央アジアのイスラム国
【イラク  】・・・中東最大のイスラム国
【スーダン】・・・アフリカ最大のイスラム国

【アフガン】・・・タリバン政権に対するメディアのネガティブ・キャンペーン
【イラク  】・・・フセイン政権に対するメディアのネガティブ・キャンペーン
【スーダン】・・・スーダン政府に対するメディアのネガティブ・キャンペーン


 確かに虐殺はあったかもしれないし、それは人道的に絶対に許される事ではない。スーダンの石油権益を持つ中国がどの程度関与しているかも分からない。しかし、だからと言って安易にメディアでの大量のネガティブ・キャンペーンをそのまま信じ込んではいけない。何度騙されたら分かるのか?? 「タリバンが私の息子を殺した」と叫ぶ映像が何度も何度もNHKで流された。それは結果として、アフガン侵攻に対する世論形成に資した。
 アフガニスタンとイラクでどれだけの悲劇が生まれたのか忘れてはならない。
 常に疑う事である。
 現在、アフガン、イラクの泥沼があるせいで、スーダンに侵略する可能性は低いかもしれないが、警戒する必要はあるし、もう騙されないという覚悟が必要だろう。  

Posted by らっっっきー at 22:22Comments(0)戦争とか世界とか

2006年10月17日

北朝鮮の暴発理由を大分析してみた。



 北朝鮮が核実験を行った件について書く。皆さんご機嫌麗しゅう御座いますか。
 さて本題。色々な意見が多くて、わけが分からない。まとめてみようと思う。どのソースを当てにして良いのかも分からない。


1)世界中で、核ミサイルを持っている国が沢山あるんだから、そんなに騒ぐなよ説。

アメリカ 10600
ロシア   8400
中国    400-450
フランス  288
イギリス  200
イスラエル 200
パキスタン 48
インド   30-35
出典: Kalla:Stop the War Coalition
であるから、北朝鮮が一発や二発持ったところで、別に大した問題じゃないんじゃないの。という説。

 確かに、中国が既に沢山持ってるし、アメリカも持ってるし、アメリカに日本は落とされてるんだから、そっちの方を心配してないで、核実験しただけの国に対して、騒ぎすぎなんではないのというのは、分かる気がする。落とされたら死ぬーとか言って、ファビョってる人も結構いるんだけど、じゃあ何でアメリカに核落とされるー!! とか中国に(ry ロシア(ryとか、ずっとファビョってないんだろうという話だ。そうしないとバランスを欠くよね。単に持ってなかった北朝鮮が持ったから、ビビってるのか、北朝鮮は日本の敵っていう位置付けだから、ビビってるのか、どちらにせよあまり理性的なビビり方ではないよね。そんなものないか。。。
 ちなみにアメリカは、今年の8月に核実験を行った。そして長崎市長は、ブッシュに対して抗議文を送っている。


2)北朝鮮を経済制裁などで締め上げて、今度は戦争だ!!!説。

 まあなんということでしょう。過激すぎ。中国とアメリカで北朝鮮を分割統治するという説まである。そして自衛隊も参加するとか何とか。。。まず第一にアメリカと中国のやる気がどうなのかという事だ。イラクとアフガンで泥沼アメリカにやる気はないんじゃないかな。ブッシュは、こう言っている。
 「なんで俺が北朝鮮のことを心配しなきゃならないんだ?」(ボブ・ウッドワードの最新著作『State of Denial: Bush at War, Part III』より)
 つまりこいつは、資源の無い北朝鮮になんて、関わりたくないって言っていたのだ。
 さてインド・パキスタンが核実験を行った時はどうだったのだろう。当時は、米国と日本が直ちに経済制裁を含む厳しい措置を講じた。そして1998年6月6日、国連安保理は、日本を中心とする非常任理事国4ヶ国が共同提案した、インド・パキスタンの核実験を非難し、核不拡散体制の堅持などを求める決議案を全会一致で採択した。
 そしてその後、2006年3月に、インドを訪問したブッシュは、インド政府との間で、アメリカが持つ原子力の技術と燃料をインドに供与する協定に調印したのだ。この協定によってアメリカは、インドに対し、日本に対してと同じぐらいの、制限の少ない核技術の供与を行うことになった。
 これを考えると、核実験したぐらいで、戦争になるなんて、非現実的ではないかな。もちろんインドと北朝鮮の違いを考慮しなければならないだろうが。

 また中国と韓国の動きは・・・。中国の胡錦濤国家主席は13日、北京を訪れた韓国の盧武鉉大統領と会談し、北朝鮮の核問題について「対話を通じ平和的に解決し、朝鮮半島の安定的非核化を目指す」との認識で一致した。という事で、そんなに鼻息を荒くして、戦争と言っているのは、2ちゃんねらーのネットウヨぐらいではなかろうか。。。或いは産経新聞もとい惨系新聞ぐらいかな。
 俺が前に書いたように、どうせマジで攻め込んでも泥沼化するだけなので、日本は関わったらロクなことにならないと思う。


3)安倍に対する北朝鮮からの応援だ説。
 人気が捏造されている"嫌われシンゾーの一生"政権にとって、北の暴走は願ってもないほどの贈り物だ。だから、これは北と密接に結びついた安倍とが、共同で仕組んだ自作自演の茶番劇なのだ説。
 確かにミサイルを数発撃ったぐらいであれば、それもわからないでもない。しかし日本だけではない。中国・韓国・ロシア・アメリカや、世界各国や国連にまで、影響を与えるような暴走をするだろうか。そして誰が得をするのだろうか。
 と考えると、実際に戦争をしてしまっては、互いに損でしかないが、戦争戦争と煽るだけで絶対に現実の戦争はしないという戦略を取ると、戦争利権を生み出そうとする日本側に取っては非常に都合が良い事になる。そしてその為の核実験(偽装の疑い有り)であり、アメリカも日本もそれを知りながらやってるという可能性もある。
 そうなると、中国の立場が無い。中国はメンツが丸つぶれである。そりゃー怒るわ中国。北朝は、そこまで中国のメンツ潰しても良いんですか?? これが今回の一番分からない所である。こうなると、誰と誰が仕組んでいるのか分からない。

 しかも安倍は、なぜか速攻の中国訪問をしている。そして中国の新聞では、コイズミと比べて安倍は偉い!!などと書きまくっている。となるとますますワケが分からない。中国-日本-アメリカは仲が良い?? そして日本-北朝は裏で繋がっている(統一教会繋がり)?? 中国-北朝は親子のような繋がりである。となると、全部仲が良いことになってしまい、分析死亡!!!である。
 こうなると、そもそも心配する必要なんて、まるっきり無いんではないかという気もしてくる。。。


4)日本が再軍備して中国と組んで東アジアの秩序形成する為の儀式だよ説。

 で、考えた結果こんな感じになった。田中宇も似たような事を言っているが。
 アメリカは、世界の覇権握るのがマンドクセーとなって、投資先を作りたいウォール街のおっさんどもが、世界を多極化して、東アジアは東アジアで勝手に秩序作ってくれという方針になったので、日本からアメリカ軍を撤退させ、日本を再軍備化して、中国と関係改善させて、東アジアを切り盛りする役目を、日本が負う事になった。その為には、イベントが必要である。なので、北もこのままやってくのは、マンドクセーって感じなので、もういいやってなって、アメリカのシナリオに従う事にした。それで暴走役を引き受けた。そして中国と日本は、結託して、共通の敵としての北朝鮮に対して、協力して対処する事にした。
 中国としてもこれから発展する為に、東アジアの中心となるのは、ウマーだし、日本政府はアメリカの言う通りに動くので、「あ、そういう事になってるんですね。」と一瞬で納得したのかもしれない。
 なので、アメリカも中国も日本も北朝鮮も全部事情が分かっていて、台本の役割通りに、うまく動いているのかもしれない。

 ◎未来予測・・・北朝鮮は更に暴走する役割を果たす事になる。そして日本はパニックになったフリをして、国民を煽りまくるかもしれない。そして攻められたー!!ギャーと騒いで軍事力を増強するであろう。そして軽い戦闘(全部ヤラセ)が始まり、劇的に日本側は、勝利を収めた事にして、国民に勝利を味わわせ、戦争ってぶっちゃけ楽しくね?という世論を作り出していく。そして更に軍事力を増強する。で、中国と組んで日本は東アジアの仕切り役となる。ちなみに統一教会とか層化とかが、これらのシナリオ遂行役となる。。。もちろん戦争なので、ちゃんとパニックを作り出す為に、日本の都市は幾つか犠牲になってもらう。とかね。うーむ。どうも妄想の域を出ない・・。


5)北朝鮮の瀬戸際外交の真骨頂だよ説。

 北はこれまでにも核・ミサイルをちらつかせて、ぎりぎりの外交戦術で、相手の譲歩を引き出してきた。アメリカは金融制裁などやってる。なので、核実験を行い、アメリカが攻めて来ないことを予測しながら、金融制裁解除や、食料支援などを引き出そうとしている。要はくれ!さもなくば撃つ。ということである。GIVE ME THAT OR I'M GONNA SHOOOOT YOU!!
 という事である。北朝鮮のメリットとして、アメリカと交渉するカードを核保持によって、得ることになるのだ。


 まとめ。それにしても謎である。北の暴発はバカっぽい。
 ABCD包囲網によって、日本が追い込まれたように、あまり北を追い詰めない方が良いという気もする。
 また何を本当か分からない状況で、とりあえず「戦争反対」と叫ぶのは、とても意味がある事だとも思う。

 以上。  

Posted by らっっっきー at 22:59Comments(0)戦争とか世界とか

2006年10月16日

youtubeで窒息死lol lol



 youtubeが、googleに買収されるらしい。youtubeの面白さにようやく慣れてきたところだというのに、googleに買収されるとなると、著作権問題とかで、面白いファイルも削除されてしまうであろう。さて、本日の貴方のご機嫌は麗しゅう御座いますか? ではでは本題にザックリと切り込んで参ります。
 YouTube - 言葉にできない more than words can say
 が、非常に面白くて、笑いすぎて窒息死しそうになった。lol lol言われまくっている。lolとは、laugh out loudly / laughing out loud / lots of laughの略であって、ワロスとか、ちょwwwwwのような意味であろう。
 もともとpyaに投稿されていたようなネタである。またpyaのネタ元はどこなのだろうかと思うと、オリジナルもあるのだが、ロシアのサイトにも、同じような面白画像が満載されているのを発見した。
 http://ziza.ru/
 である。ロシア人のコメントを見ると、「笑いの金メダル」で、二秒で全裸になるという映像が投稿されていたが、「私の軍隊の仲間にも、こういう事ができる奴がいる」などと、いうコメントがあったりして、ロシア兵が、日本の面白動画を見て、笑ってるってのは、良いなーと思ったのであった。
 また、日本のコメディアンRIOってのが、自虐ネタを披露してるのもすごい。何者なんだろう。ウィンクをアジア人の俺がしても、目が開いてるのか、閉じてるのか分からないから、モテないよ。とか、頬骨で、携帯電話の電源が切れてしまうとか、ヒロシのような自虐ネタだけど、それで良いのかな・・と思うが、面白い。
 また、japanese air guitar champというのが、物凄い人気である。ダイノジは今年優勝したらしいが、それよりも全然面白い。エアギターというのは、ギターを分かってないと面白くない。
 1week of art works
 http://www.youtube.com/watch?v=jtzdxseO-gs
 には、普通に凄く感動した。日本人で、ここまで絵が上手い人がいるとは・・・・。絶句である。なぜ馬が通るのか・・・。daisuke yamamotoとは、いったい誰なんだろう。笑ったり泣いたり、youtubeをうまく使えば、テレビなんていらなくなる。
 しかし、ファイル交換ソフトは、違法であるとされて、取り潰しにあったり、裁判で賠償金を支払わされたりしているのに、かたや同じような著作権違反しまくりのyoutubeが、2000億円で買収されるというのは、なんだかなー(阿藤快)、だが、ちょっと待って欲しい(アサヒ風)って感じである。
  

Posted by らっっっきー at 23:31Comments(0)日常

2006年10月15日

ハロウィンのディズニーランドに行った




 ディズニーランドは、イスラエル支援企業であるとか、母体が創価学会であるとか、ってことは北朝鮮にも送金してるのだろうかとか、アトランティスをパクったとか、ジャングル大帝をパクったとか、いかにもアメリカ的だとか、堕落した資本主義の象徴だとか(冗談)、すんげー混んでて疲れるとか、いろいろイメージが悪くて、あまり行きたくなかったのだが、同僚の女の子に誘われて行く事になった。十年ぶり。
 行くとなったら、楽しんで行こうと腹をくくった。
 どうやらハロウィンパーティー的なノリであった。そしてホーンテッド・マンションが、ティム・バートンのナイトメア・ビフォア・クリスマス的になっているらしい。
 すごい人であった。「へーー。意外とこの遊園地、人気あるんじゃん。」とか、「ふーーん、この遊園地、意外とがんばってんじゃん」などと、俺はほざいていた。
 19:00ごろ着いたが、ナイト~は、110分待ちと言われた・・・。あ、あ、あ、あ、ありえね~~。
 そしてニッサンがスポンサーとなっているスプラッシュ・マウンテンに行った。うさぎどんが逃げまくってて、くまとキツネが物凄い悪そうな顔で、うさぎどんを火にかけて、食べようとしていたが、滝つぼに落とされて、そこが笑いの国で、しかも自分の故郷だったらしく、くまどんは、蜂にさされまくり、きつねどんは、しっぽをワニに喰われそうになっていた。ロボットの動きが、リアルであり、蜂の巣の周りに飛んでいる蜂たちが、リアルであった。ここは40分待ちぐらいで乗れた。 あの短時間で、いろいろ詰め込んでいるのは、すごい。落ちるだけかと思っていたのに。
 さて、白雪姫に行った。七人の小人の場面と、悪役世界のギャップがすごかった。白雪姫がぜんぜん出てこない。しかし、物凄く精巧でリアルで、色使いがハンパなく、美しい気がした。しかもアニメが立体になって、しかも動いている点で、しかも結構でかい点で、フィギュアを超越していた。考えてみると日本の誇るフィギュアって、ディズニーものはあるのだろうか。。。
 さて、ものすごい恐ろしい白雪姫を終わって、パレードがあった。ものすごい数の発光ダイオードである。十年前よりも進化していた。こんなにすごいとは思っていなかった。やはりテレビで見るのと、本物は違う。あれは、FANTASTIC で WONDERFULで、VIVIDで、UNFORGETTABLEであった。ミッキーとかが踊っていた。また別のハロウィン・パレードもあって、ドナルドとかが、カボチャをかぶっていた。
 ホーンテッドにもう一度行って見ると、なんと終了していた。ゴーン。
 さて、十年前に乗って楽しかったスペース・マウンテンというベタなのに行ってみた。コカ・コーラ宣伝しすぎ。無重力系でないので、左右に振られるのがたのし・・。
 そしてカリブの海賊に行った。記憶に残っているのは、海賊が女を追いかけて、グルグル回っているということだけだった。今回行ってみたら、びっくりするほどデカイ空間であった。うらぶれた暗い川を進むのは、まるでベトナムのメコン川をカンボジア国境から、通った時のようであり、懐かしかった。そして難破船のようなのとか、なんか大砲で撃ち合いしてるのとか、まあすごいっちゃすごい。まあ驚くのが15年ぐらい遅い気もするけど、ロボットの表情がリアルであった。鍵を咥えてる犬と牢屋の男たちとか。。。なんか見た気もする。そして、やっぱり海賊が女を追いかけてグルグル回ってるのがあって、最後にかみさんが男を追いかけてグルグル回っていた。。。。まあけっこうカリブの海賊は、昔から好きだったので、来れてよかった。
 
 全体的な感想。。この怖れを知らないノリというのが、すごい。迷いが無い。ハロウィンで、ステージがあって、膨大な人の群れが、音楽に合わせてノリノリで踊っているのであった。。。なんだこれは・・・。まあ楽しいんではないだろうか。そして楽しいというか、楽しくないと言えないような強制的な楽しさのノリがあると言えば良いだろうか。笑顔のミッキーとか、はしゃぎ回ってる躁状態のキャラクターには、有無を言わせぬものがある。
 また暇なとき、空いてるときにでも来てみようかなと思った。以上。  

Posted by らっっっきー at 19:10Comments(0)日常

2006年10月14日

本門寺お会式の爆走疾走系六拍子咆哮デスメタル的お経



 東京の本門寺で毎年行われてる「お会式」を見てきた。皆さんご機嫌麗しゅうございますか。今日はそのレポート。
 交通が遮断され、ホコテンに出店が連なり、太鼓を片手に持ってうち鳴らす人々たち。東京中のテキヤが集まっているかのようでどこまでも屋台が続いていた。3mはあろうかという棒の先には、長い白い飾りがいくつもついている。纏(まとい)というらしい。若い衆がそれを振り回す。重そうな纏の棒の下には、鈎型のとってがあり、軍手などを付けた手で、そこを掴みグルングルン回転させていた。
 なかなかの熱気であり、複数の様々な太鼓や金をうち鳴らす一定のリズムは、20人ごとのチームによって異なり、サンバ系、跳ねたリズム、日本演歌系など様々で面白かった。本門寺の本堂まで、公道を通り徐々にこれらの集団は近づいていく。その音量たるや凄まじかった。バスドラムに相当する大きな平たい太鼓が腹に響く。江戸っ子のような親父おばちゃんたち。そしてヤンキーっぽい奴らが主役なのであった。そうでない人も多いが。興奮の坩堝と化したトランス状態の群であり、音を鳴らし、太鼓を叩きまくり、纏は踊っていた。
 それにしてもテキヤというテキヤ、ヤンキー男ども、読んでる雑誌はEggって感じのヤンキー女たち、が集結していた。そしてヤンママたちも集合して輪になって話している。寺に続く長い石段を、その群れは進んでいくのであった。普段は閑散としていて、猫がウロウロしているような境内であったが、この日は人が多すぎて猫も見当たらなかった。
 そして本堂は、改装後初めて中に入ったが、凄かった。四分の六拍子で、160ぐらいのテンポで、和太鼓を「ド・ン・ド・ド・ン・ン」と繰り返していた。座った若い坊主が、両手にバチを持ち、右手でメインのリズムを叩き、左手でゴースト・ノートを叩いているのであった。そして、キンキラキンの物凄い豪華な龍などの飾りのついた本尊の下に、教徒が30人ぐらい座って、このメインのリズムを手に持った平たい太鼓で、叩きつつ、皆が「@ofjq@wioj@qwiojfq@wiof」と絶叫しているのであった。これには、全く無宗教の日本人の俺は、ドギモを抜かれた。物凄い音量なのである。そして皆がひとつの呪文をエンエンエンエンエンエンエンエンエンと繰り返し絶叫しつつあるのであった。20分くらいそれを見ていたが、全く同じ事をずっと繰り返しているのである。ある種異様な光景であった。外国人の人も何人か来ていて、息を呑んでこの光景を見ていた。何といってるのだろうかと思ったら、それは「ナンミョーホーレンゲンキョウ!!!」と言っているのであった。「南無妙法蓮華経」である。これにはビックリした。俺にとってそのような言葉は、マンガとか教科書にしか出てこない言葉であったからだ。それはカタカナのような音であって、意味のある言葉では無かった。カッコ良かったのは、若い坊主が絶叫して、この言葉を繰り返し繰り返し叫んでいる事であった。デスメタルのボーカルが絶叫するのがカッコ良いように、応援団が絶叫するのがカッコ良いように、普通にカッコよいのであった。疾走系のリズム、ボーカルの咆哮といったように、音楽としてそれはなかなか心を動かすものがあった。
 十分堪能したと思い、外に出た。同じように外に出てきた人たちの顔は、コンサートで興奮した後のような、恍惚とした表情であった。確かに分かる。圧倒されるものがあった。
 宗教というものに、ほとんど関わってこなかったのだが、ここで纏を振ってる集団は、日蓮宗なのだろうか。日蓮宗にもいくつか種類があるようだが、良く知らない。
 寺の外は真っ暗であったが、人の叫ぶ声と太鼓の音は、遠くからでもまだ聞こえた。明日はディズニー・ランドに行く予定だったので、さっさと帰った。
 後日、ホームページで、創●学会と日蓮正宗か何かがエンエンと、争っているのを見て、心の底からウンザリした・・・。あのようなイベントは凄いけど、まあそんなに深く関わりたくは無いなと思ったのであった。

 しかし調べてみたら、本門寺の日蓮宗と、日蓮正宗はベツモノらしく、日蓮正宗の分派が創●学会らしい。というと、本門寺は創●に攻撃されているワケではないらしい。よかったよかった。それにしても同じ仏教徒なんだから争うのは、やめれと思うけどねー。
http://www.h-ceremony.jp/knowledge/nitiren.html
 それにしても、ここを見ると仏教徒の数が多すぎなんですけどー。これおかしくないですかね。この信者数を数えてみると・・

天台宗 3,110,000
真言宗 13,820,000
浄土宗 6,500,000
浄土真宗 13,330,000
曹洞宗 6,900,000
臨濟宗 1,980,000
日蓮宗 2,300,000
日蓮正宗 16,800,000
律宗 130,000
法相宗 615,000
華厳宗 44,000
黄檗宗 350,000
時宗 300,000
融通念仏宗 120,000

合計・・・66,299,000人!!!
なんと、日本人の過半数は、仏教徒という計算になる。こんなにいるのかな??まあ信者数なんて言ったもの勝ちという世界なので、まああまり信用しないほうがよいだろうね。  

Posted by らっっっきー at 21:26Comments(0)日常

2006年10月13日

捏造911テロのトンデモ理論に関する熱い分析




 2001年9月11日、ニューヨークのワールドトレードセンターが、なぜ崩壊したのかを、化学や物理学を元ネタとして、お勉強してみようと思う。皆様ご機嫌麗しゅうございますか??
 ってなわけで本題にザックリ切り込んでまいります。911事件でWTCの崩壊というのは、大変ショッキングな出来事だった。でも、なぜ崩壊したのか、説明があまりされてない。(気がする。) ニュースなどで報道される時の、世間的な説明は「WTCビルがハイジャック機の激突による火災で崩壊した」というものだ。しかし米国の公式機関で、これに真正面から明確に回答しているところはない。なぜなら、原因を調査する前に、何者かが証拠となる残骸をどこかに持ち出してしまったからだ。さてさて今日は「温度」に注目して、分析してみようと思う。

■紙の燃える温度
 摂氏232.8度
 崩壊によって、航空機一機につき2台あるブラックボックスも見つかっていないが、紙でできた犯人のパスポートは、ナナナナナナナント奇跡的に燃えずに、見つかっている。

■ジェット燃料の火
 最適条件下でも摂氏1000度を超えることはない。
 ジェット燃料はおもにケロシンをベースとして各種留分を配合調整して生産される。ジェット燃料に含まれる元素は水素H、炭素C、硫酸化物SOx(燃料には重量比で0.05%以下の割合で含まれる)。また、ジェット燃料の添加物は少量の硫黄分や窒素分を含む有機化合物。
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/nedonews/169/1.html
 火炎には、予混合火炎(Premixed Flame)、拡散火炎(Diffusion Flame)、乱流火炎(Turbulent Flame, jet burner?) の3種類がある .... diffuse flameでは、発火前に燃料と酸化剤は混合されていないが、制御されずに流れて、混合比が可燃領域に達したときに燃焼する。 燃焼炉〈fireplace〉では、WTC火災のように、空気中でdiffuse flameが 燃える。 diffuse flameは3種類の火炎の中で最も発熱の強度が低い ... 従って、炭化水素 (ジェット燃料)が空気中で燃焼する場合、火炎の最高温度上昇は約 1000℃となる。しかし、diffuse flameではこの最高温度にも到達することは非常に困難である。diffuse flameの中で、燃料と空気が最適な比で混合されるという保証はない。

(感想)まあジェット燃料の火でビル倒壊なんて、ありえないっすね。ビルが丸一日燃えつづけても倒壊しなかった事例がいくつもあるのに、鉄が火事でちょっと歪んだから、数十分ほどで一気に全部倒壊したなんてムリがありまくりだぜ。。。

■WTCの鉄骨
 摂氏1093度で6時間耐熱後UL(損害保険者研究所)の認証を受けた。
 鉄の融点・・・摂氏1535度

 米国標準技術局(NIST)は、WTC残骸の鉄骨236片の予備検査を行ったが、鉄骨は基準値を満たしており、ツインタワー崩壊にはつながらないと発表したので、鉄骨自体に問題があったとは考えにくい。またベネズエラのカラカスで、2004年10月18日に起きた56F高層ビル火災では、火は26フロアに広がり、17時間にわたって燃え続けたが、ビルは崩壊しなかったという事を考えれば、上層階で数十分ほどの火災でビル全体が倒壊したという、説明が如何にトンデモであるかという事が分かる。
 確かに、破壊された窓やセンターコアから 酸素が大量に供給されて、内部が高熱になっている可能性は考えられるが、これは突入部位より上層階に留まる現象である。生存者証言では、出火と同時にスプリンクラーが作動しており、又、突入後約1時間半かかって、脱出した人もいるわけだから、下層階では鉄が溶けるほどの高熱に達していたとは考えられない。
 更に上層階から順次落下していったとしても、接合部での溶解であれば、センターコアは例え残骸でもいくらかは、残っているはずである。しかし、TV映像で顕かなように綺麗さっぱり無くなっているのである。出火から僅か1時間かそこらでセンターコアは溶けてしまうのか。
 またビルの倒壊速度は、自然落下に近い。ノース・タワーはわずか8.1秒で倒壊し、ほぼ何の抵抗も受けていない。作用反作用の法則を考えれば、こんな事はありえない。

■人間の遺体を焼却するのに必要な温度と時間
摂氏1778度で30分

 人体が蒸発したという報告もある。原典は『ワシントンポスト』の記事であるが、(WTC Victims May Have Been 'Vaporized')2001年11月、主任検死官のハーシュ博士は、遺族を前に、「遺体が蒸発してしまった、と言うしかない。識別しようにもできなかった」と述べた。
 結局のところ、ジェット燃料によって、あっという間に、人や鉄骨が粉々になったなんていうのは、水でテンプラを揚げるようなもの、体温で火をつけようとするようなものだ。バカバカしすぎて話にならん。なのでクルリンパと他の可能性を考えてみよう。

■テルミット反応
摂氏2200度

 そこで登場するのが、テルミット爆弾説である。2001/9/6には、WTCから爆弾探査犬が姿を消したし、事件前、数週間の間に何度も避難訓練が行われたし、ビルの警備会社を経営していたのは、米国大統領ジョージ・W・ブッシュの親戚の、マービン・ブッシュであった事から、誰かが爆弾を仕掛ける事は、不可能では無かったと思われる。

 テルミット法(thermit process)とは金属アルミニウムで金属酸化物を還元する冶金法の総称である。金属酸化物と金属アルミニウムとの粉末混合物に着火すると、アルミニウムは金属酸化物を還元しながら高温を発生する。高熱と光を発する特徴があるので、軍事目的においては焼夷爆弾や焼夷手榴弾に用いられている。例えば酸化鉄(FeO3)とアルミ(Al)の粉末を混合して高温で点火すると、酸化鉄に含まれる酸素が直接アルミの燃焼に用いられる。マグネシウムリボンによる点火で,鋼を軟化させるのに十分な約2200℃の温度を発生するとある。化学式は以下。
2Al + Fe2O3 = Al2O3 + 2Fe (融解した鉄), DH = - 853.5 kJ/mole.
 ちなみに酸化銅(Ⅱ)を使うとより激しく反応するという。また金属粉末としてアルミニウムを使用することが多いが,シリコンまたはフェロシリコンを使用することもある。またテルミットに硫黄を連係させると、鋼鉄への破壊的効果を加速する

 ブリガム・ヤング大学(BYU)のスティーブン・ジョーンズ物理学博士は、 '06年2月10日、数百回のビル解体を経験したベテランの解体業者にインタビューした。 その解体業者はこう証言している。
「通常の火薬を使用した場合、建物を解体した現場から (崩壊したビルの破片から出てきたような) 溶解した金属の塊が出てくるというのは見たことがない」
「世界貿易センタービルの1棟を解体する場合、約1000ポンド(453kg)のRDX(シクロトリメチレントリニトロアミン)があれば十分できる。 ビルの芯部やエレベータシャフト部に火薬を仕掛ける場合なら、必要な作業員数は10人ですむだろう」
 管理下でビル解体作業を行う場合は、通常RDXを使用する。 RDXはプラスチック爆弾の原料で、最近ではムンバイ(インド)での列車同時テロでも使われた。
 ところが、今回はRDXよりも数段強力な(cutter-charges)というテルミットを含んだ解体用の爆弾が使用された可能性が高いという。 テルミットに硫黄を連係させると、鋼鉄への破壊的効果を加速するが、FEMA報告のA ppendix Cにあるように、WTCの瓦礫の中からわずかに回収された部材のいくつかで、実際に構造用鋼材の硫化反応が観察された。
 また9月11日から6か月間、地面の温度は摂氏315度~815度(華氏600°Fから 1500°F)の間で変化し、さらに高くなる場合もあった。テルミット反応が初期には 2000℃を越える非常な高温であった為、プール状の大量の融けた鉄を生んだ事を容易に説明できる。 このような温度では、融けた金属のプールは、放射や熱伝導によるロスにもかかわらず、何週間も発熱反応を続けるだろう。崩壊中に発火しなかったテルミットのカッターチャージ〈cutter-charges〉があれば、どれも加熱を長く続けることに寄与したはずである。
 また、http://www.rense.com/general67/9118.htmのサイトによると、ビルを解体させるには、カッターチャージを
1)外側の柱
2)床材と壁との接合部
3)内部のメインの柱と、横ばり
に設置すれば良いだろうとしている。またエレベータからそれぞれのポイントへのアクセスは容易である。

まとめると・・・

■紙の燃える温度
・・・摂氏232.8度

■通常の家の火災の温度
・・・摂氏500~600度

■ジェット燃料の火
・・・摂氏982度以下

■WTCの鉄骨
・・・摂氏1093度に耐える

■鉄の融点
・・・摂氏1535度

■人間の遺体を焼却する温度と時間
・・・摂氏1778度で30分

■テルミット反応
・・・摂氏2200度!!


 結論としては、テルミット反応か何かだろうね。
 公式説明の「WTCビルがハイジャック機の激突による火災で崩壊した。紙のパスポートは見つかったけど・・」という荒唐無稽で支離滅裂でUFOや宇宙人説なみのバカバカしいトンデモ理論を信じるのは、はっきり言ってイタすぎるし、科学的知識が無いVAKAであると認めるようなものである。しかも誰がやったかと言うと、「中央アジアの洞窟に潜んだおっさんが全部計画して引き起こしたんです・・!!」なんて、もうバカバカしすぎて、俺のへそがキリマンジャロコーヒーを沸かして、部屋中に濃厚なアフリカの香りが漂っちゃうよ、全く。
 ほんとにアメリカとはメチャクチャな国である。でもそれに従う日本っていったい何だろう・・・。

参考URL
http://www17.plala.or.jp/d_spectator/
http://www.rense.com/general67/9118.htm
http://www.boston.com/news/nation/articles/
2003/08/28/steel_type_in_wtc_met_standards_group_says?mode=PF

http://www.papillonsartpalace.com/wtc.htm
http://www.geo-yokoi.co.jp/News/WTC1.htm
http://spacetime21.blog71.fc2.com/blog-entry-25.html  

Posted by らっっっきー at 23:28Comments(0)戦争とか世界とか

2006年10月12日

ミラーマン植草教授が捕まったので、植草教授の論文を読もう!!



 植草教授が痴漢により捕まったらしいので、植草教授の論文を読んでみようと思う。

 アインシュタインは原爆を開発して、結果として広島・長崎の人が何十万と死んだけど、アインシュタインの相対性理論は、世界中の教科書に載っている。ってことは、学者の生み出すものと、学者自身はベツモノ。食後のケーキはベツバラってなわけで、サクッと本題に行っちゃおうと思う。皆様ご機嫌麗しゅう御座いますか?

 問題の論文というのは、2006.06.25のメルマガ「直言」(http://web.chokugen.jp/uekusa/) 第10回「失われた5年-小泉政権・負の総決算(4)」 である。ここで俺ごときが簡単にまとめて良いのか分からんが、まとめてみると、2003年の時点で、ヤバイ銀行は沢山あった。そして、小泉・竹中は「ダメな銀行は潰しまくる」と、公言していた。(「大銀行といえども破綻させないというわけではない」との米国ニューヨークタイムズ誌への竹中平蔵金融相のコメントが株価暴落を推進していた。)もし本当に銀行を潰しまくられたら、連鎖的に会社もどんどん潰れて、「金融恐慌」が起こってしまう。そしたら持ってる株も紙屑同然になってしまうわけで、そうなる前にどんどん株式をみんなが売っていって、株価はガンガン下がっていた。

 しかし、竹中・小泉は、突然「預金保険法」102条という抜け穴的法律を使って、りそな銀行に公的資金をつぎ込んで、救済する事に決めちゃったわけだ。もちろん下がっていた株価は、急上昇した。。。。さて、これは国家ぐるみのインサイダーなのではないか。というのも、アメリカのファンドや関係者(誰だろうか??どの国会議員だろうか??)が売り抜ける事で、大儲けしたらしい。またこのような国家ぐるみのインサイダーに、アメリカも関与していたのではないか、という疑惑も持たれている。そして証券取引等監視委員会は、この件に関して全く動いていないのもおかしい!!のである。

 まあ例えるならば、ハゲタカ竹中は「りそな潰すよー」と言って、株価を下げさせてから、りそな株を買いまくり、「やっぱ、りそな再建させるよー」と言って、株価を上げてから、りそな株を売って、大儲けしたってわけだな。これって、ホリエモンが逮捕された事と全く同じだな。ホリエモン事件でも村上ファンドでも、政治家の関与が囁かれていたのに、検察は捜査できなかったわけで、本当に権力の腐敗が野放しになっている現実がある。

 しかしねー。ぶっちゃけ良く分からない。(1)当初の竹中・小泉経済政策は、緊縮財政路線であった。しかし、(2)りそな銀行救済をきっかけに、企業優遇政策になった。

 (1)(2)は、全く別物であり、結局庶民の税負担が増加した。じゃあどうすれば良かったのかな。(2)の今は法人税をとらなすぎで、企業に甘すぎるのではないかという気もするし、(1)(2)を通して、結局アメリカに資産を取られて、日本が弱くなっただけという気もするし、よくわからねーーーー。

 あるいは、A日本企業群、B米国禿鷹群、、C日本の庶民とすると、もちろん当初から一貫して、Cは切り捨てまくる。そして、AとBのせめぎ合いがあったのではなかろうか。(1)において、日本企業をアメリカに売りまくったアメリカの召使・竹中小泉コンビであったが、あまりにもやり過ぎで反発が大きすぎ、限界までやってから、インサイダーでBが大儲けをしながら(2)路線になったということだろうか。またアメリカに対して忠誠を誓う竹中小泉は、最大の仕事である郵政米営化をやり遂げて、アメリカのご主人様から、いい子いい子してもらったのだろう。

 しかしBが得をする為には、(1)による恐慌、(2)による景気回復がいずれも不可欠である。V字型の、株価急落と、急上昇を、意図的に作り出す事で、大儲けすることができる。だとすると、米国禿鷹群と、売国奴竹中小泉の結託によって、今までの失われまくりの、十数年間は、全て仕組まれていたというのかーーーーー!!!

 いずれにせよ、当初の(1)のやり方は、間違っていた。それを植草教授は、何度も何度も指摘していた。結果として、その方針を竹中小泉が止めて、方針転換した事で景気回復したので、植草教授は正しかった事になる。

 また教授が逮捕されたのは陰謀という噂もあるが、どうなのだろう。ミラーマン事件は、確かに陰謀っぽい。しかし、今回はどうなのだろう。今回は、誰がその陰謀を企てたのかも良く分からない。小泉・竹中か??

 教授は安倍氏とは、私的な勉強会を重ねていたらしい。
 安倍は小泉よりはマシなのか??

 あ、バカとハサミは使いようってことか。

(「安倍晋三氏はもとより「経済成長の重要性」についてのしっかりとした認識を有していた。私は安倍氏との私的な勉強会を重ねていたが、小泉首相と異なり、経済政策運営については柔軟な発想を保持していた。」という教授は言っている。http://web.chokugen.jp/uekusa/cat70107/index.html)

 痴漢が本当だったという可能性は、うーーん。不自然な点が多くて、仕組まれていたような気もするし。。。とにかく分からん。痴漢はダメだけど、だったらフーゾクにでも行けよという話である。まあ分からんので何とも言えん。

結論としては、とにかく小泉竹中は売国奴だったという事だ。そして植草教授の言う事は、聞く価値がありそうだという事だ。そして安倍は経済音痴だから、良きブレインがつけば良いが、またアメリカの差し金で、売国奴がついたら、ジ・エンドってわけだ。アメリカ禿鷹の日本収奪は、始まったばかりだ。これからは株式交換システムで、日本企業は死ぬだろうね。ひでーもんだぜ。  

Posted by らっっっきー at 21:03Comments(0)社会