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2007年03月27日

フィギュアスケートのまとめ

フィギュアスケートのまとめ

今日はフィギュアスケートの解説。
 
 いろいろとややこしいので、簡単にまとめてみよう。以下は右利きの女子シングルを前提にする。
 はっきり言ってWIKIPEDIAを最初から見た方が、正確だし、情報が豊富です。
 以下はその劣化コピーです。

◆◆◆ジャンプについて◆◆◆
・アクセル(Aと略す)・・・前向きに飛ぶ

・ルッツ(Lzと略す)・・・後ろ向きに長く助走。左足アウトサイドと右足トゥで飛ぶ。左足アウトサイドということは、時計回転の滑走。ジャンプは反時計回りなので難しい。左足前、右足後ろなので、回りにくい。

・フリップ(Fと略す)・・・後ろ向き助走。左足インサイドと右足トゥで飛ぶ。左足インサイドということは、反時計回転の滑走。ジャンプは反時計回りなのでルッツより簡単。クルッと回って飛ぶ。

・サルコ(Sと略す)・・・左足インサイドで飛ぶ。右足を前に振り上げて飛ぶので簡単らしい。

・トゥループ(Tと略す)・・・右足アウトサイド、左足トゥで飛ぶ。右足前、左足後ろなので、飛びやすいらしい。

・ループ(Loと略す)・・・右足アウトサイドで飛ぶ。右足後ろ、左足やや前で、少し窮屈。

◆コンボについて (コンボって言わない???)
ジャンプコンビネーションは、連続ジャンプ。ジャンプシークエンスは間にステップを挟む。
※着地は右足なので、連続ジャンプで続くのは、右足で飛ぶループ又はトゥループのみ。

◆フリーの場合ジャンプは女子7箇所(男子8箇所)(そのうち3回はコンボOK。三連続コンボは1回まで。それ以上は零点)

◆ザヤックルール
三回転以上のジャンプは、二回飛んで良いのは、二種類まで。(それ以上は零点)
また二回飛ぶのであれば、最低一回はコンボ。もし単独で飛ぶと、強制的にコンボ(シークエンス)と見なされ得点が0.8倍になる。
3A⇒4S⇒3F⇒3A2Lo⇒4S⇒3F
 だと、3A, 4S, 3Fの三種類の三回転以上ジャンプを飛んでいる。3A2Lはコンボである。二回目の4Sはコンボじゃないけどコンボと見なされ点数が×0.8される。そして3Fは三種類目の二回飛んだ三回転以上ジャンプだから二回目の3Fは零点。




◆◆◆スピンとステップシークエンスについて◆◆◆
【引用開始】WIKIPEDIAより。
◆スピンの種類
・キャメルスピン
 上半身を水平にするとともに片足を後方に伸ばし、「T」の字に似た形で行うスピン。
・シットスピン
 腰を落とし、座ったような姿勢で行うスピン。
・アップライトスピン
 直立した姿勢で行うスピン。
・レイバックスピン
 体を後方に反らせ、フリーレッグを後ろに上げて行うスピン。

◆スピンの技術
・足替え
回転している途中に軸足を変える。この動作を行うとスピンは足替えスピンとみなされる。
・コンビネーション
 スピンの基本姿勢のうち2つ以上を続けて行う。この動作を行うとスピンはコンビネーションスピンとみなされる。
・フライング
 スピンに入る時、飛び上がるもの。この動作を行うとスピンはフライングスピンとみなされる。
・チェンジエッジ
 インサイドエッジで回転していた状態からアウトサイドエッジでの回転に切り替える(またはその逆)。この動作を行うとスピンのレベルが一つ上がる。
・バックエントランス
 後ろ向きにスピンに入る。この動作を行うとスピンのレベルが一つ上がる。

◆固有名詞化しているポジション
・ウインドミル
 シットスピンのポジションの一つである。体とフリーレッグを斜めに伸ばした体勢で行う。
・キャッチフット
 アップライトスピンまたはレイバックスピンのポジションの一つである。アップライトではフリーレッグのエッジを逆の手で持った体勢、レイバックでは体を反らしたままフリーレッグのエッジを持った体勢で行う。ビールマンスピンと混同されることが多い。
・キャノンボール
 シットスピンのポジションの一つである。フリーレッグを軸足の膝の上に乗せた体勢で行う。
・クロスフット
 軸足にもう片方の足を交差させるようにして行うスピンのこと。厳密には両足とも氷上に着ける事が必要とされるが、技術的に難しくそれを実行する選手は少ない。
・サイドウェイズリーニング
 レイバックスピンのポジションの一つである。レイバックの要領で、上体を横に反らし、フリーレッグを真横に上げた体勢で行う。
・ドーナッツ
 キャメルスピンのポジションの一つである。体を反らしフリーレッグのエッジを持って行った状態で行う。上から見るとドーナッツのように見えることに由来する名称である。
・ビールマン
 アップライトスピンのポジションの一つである。後方から上げた足を手でつかみ、頭上にまで持ち上げた体勢で行う。

◆ステップシークエンス
・ストレートラインステップ
 直線を描きながら行うステップ。距離がISU公認ステップエレメンツの中で一番短いため、演技後半のクライマックスで行われるのが多い。スケートリンクの中央ラインを使うほか、対角線上に進むステップもストレートラインステップと評価される。

・サーキュラーステップ
 リンク内で円弧を描きながら行うステップ。円弧の開始部分と終結部分が一緒にならない、つまり描いた円弧に隙間が開くと減点対象となる。スケーター自身に遠心力もかかるため、難度が高い。

・サーペンタインステップ
 蛇のようにくねくねした線を描きながら行うステップ。行動距離が一番長く、スケーターへの体力的負担が大きいため、他2ステップに比べて取り入れられる割合が極端に少ない。

・スパイラルシークエンス
 片方の足を腰より高い位置にキープし滑るものをスパイラルと呼ぶが、このスパイラルを続けて複数回行うものをスパイラルシークエンスという。
【引用終わり】



◆◆◆採点について◆◆◆ 
得点には、一つ一つの技に対してつけられる「基礎点」と、一つ一つの技に対するプラスアルファORマイナスアルファの点数の「GOE」がある。

【基礎点の例】
ダブルトゥループ 2T  ⇒ 1.3
ダブルサルコウ 2S   ⇒ 1.3
ダブルループ 2Lo   ⇒ 1.5
ダブルフリップ 2F   ⇒ 1.7
ダブルルッツ 2Lz   ⇒ 1.9
ダブルアクセル 2A  ⇒ 3.3
トリプルトゥループ 3T  ⇒ 4.0
トリプルサルコウ 3S  ⇒ 4.5
トリプルループ 3Lo  ⇒ 5.0
トリプルフリップ 3F  ⇒ 5.5
トリプルルッツ 3Lz  ⇒ 6.0
トリプルアクセル 3A  ⇒ 7.5


そして「構成点」として、「スケート技術(SS)」,「要素のつなぎ(MO)」,「演技力(PF)」,「振り付け(CH)」,「曲の解釈(IN)」の5項目を評価して、さらに種目ごとに荷重されて、構成点が決まる。

つまり
ショートプログラムの「基礎点」+「GOE」+「構成点」
フリースケーティングの「基礎点」+「GOE」+「構成点」の合計が、最終的な得点である。




◆◆◆ショートプログラム・フリーテケーティング◆◆◆

ショートプログラム 演技時間は、2分50秒。その間に、「アクセルジャンプ(二回転)」,「ステップからのジャンプ(三回転)」,「ジャンプコンビネーション(三回転-三回転もしくは三回転-二回転)」,「フライングスピン」,「レイバックスピン」,「スピンコンビネーション」,「スパイラルシークエンス」,「ステップシークエンス」の8個の要素を必ず1つずつ行う。


フリースケーティング 演技時間は4分。±10秒の幅が認められている。その間に、「最低1つのアクセルジャンプを含む合計7つまでのジャンプ」,「スピンコンビネーション,任意のフライングスピン,任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ含む4つまでのスピン」,「1つまでのステップシークエンス」,「1つまでのステップシークエンス」の13個までの要素を行う。



◆◆◆略語集◆◆◆
ショートプログラム SP
フリースケーティング FS
パーソナルベスト(自己最高得点) PB
アクセル A
ルッツ Lz
フリップ F
サルコ S
トゥループ T
ループ Lo

GOE(GRADE OF EXECUTION 実行要素の質) GOE
技術点 テクニカルエレメンツ TES
構成点 プログラムコンポーネンツ PCS
スケート技術Skating Skills SS
要素のつなぎTransition / Linking Footwork MO
演技力Performance / Execution PF
振り付けChoreography / Composition CH
曲の解釈Interpretation IN
シットスピン  SSp
キャメルスピン CSp
アップライトスピン USp
フライングシットスピン FSSp
フライングキャメルスピン FCSp
フライングアップライトスピン  FUSp
(フライング)足替えシットスピン (F) CSSp
(フライング)足替えキャメルスピン (F) CCSp
(フライング)足替えアップライトスピン (F) CUSp
レイバックスピン LSp
フライングレイバックスピン FLSp
(フライング)足替えレイバックスピン (F) CLSp
(フライング)コンビネーションスピン (F) CoSp
(フライング)足換えコンビネーションスピン (F) CCoSp
ストレートラインステップシークエンス SlSt
サーキュラーステップシークエンス CiSt
サーペンタインステップシークエンス SeSt
スパイラルシークエンス SpSq


【用語の使用例】
SPで3Lz2Tのジャンプシークエンスを失敗し、GOEがあまりつかず、TES, PCS共に伸び悩んだが、続くFSでは3Aなどが見事に決まり、CCoSpやFCSpも高い評価を得た。なぜ当初のSpSqからSlStに変更したのかは不明だが、結果として、SSのみならずMO, CH INも高く評価され、PBを更新した。

【用語の使用例2】
あのさー、いくらLSpができるからって、FUSpとかFCSSpが雑じゃどうしようも無いんだよ。それにFCoSpとかFCLSpができた所で、そのままじゃMO,CHを評価されないよ。せめてCiStやらSpSqぐらいマトモにできないようじゃGOE稼ぐのも難しいんじゃないの。

【用語の使用例3】
結局FUSp等と盛り上がってPFしてしまった僕。PBがCCSpなのでぜんぜんPFです。
INにLSpしてもらってSeStなのにそんなことをCiStのSlStがPFしていいのだろうか!
そんなこんなでFCSpでした(泣
まぁFCoSpで少しFCSpできてもうそれだけでCCoSpでした。
とにかくCHの時PB低くてすいません!!
そのあとSSになったとさ

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Posted by らっっっきー at 21:42│Comments(0)
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