2008年04月24日
◆飢餓問題16 富と貧困
やはりアンチ・ロスチャイルド同盟のページはすごい。
自分が漠然とこうなんじゃないかと思ってることをズバリと言い当てている文章を発見したのは、このアンチ・ロスチャイルド同盟のページであった。
「いかにして富が貧困を生み出すのか」という論文である。
http://www.anti-rothschild.net/material/12.html
原文http://www.anti-rothschild.net/material/12.html
【引用開始】
説明を要する「ミステリー」がある。すなわち、なぜ過去半世紀に亘り世界全域で、貧困諸国に対する企業投資や対外援助や国際融資が劇的に拡大したのと同時に、貧困も拡大したのか? 貧しい生活を送る人々の数は世界人口よりも早い割合で増大している。これをどう解釈すればいいのであろう?
(略)
彼らが余儀なくされることは、それに伴う環境破壊に配慮せず、彼らの森林を皆伐に、彼らの土地を露天採鉱に開放することである。債務国は更に保健、教育、交通機関や食糧に対する補助金を縮小しなければならない。債務返済を満たす更なる資金を手にするべく、国民に対する支出はより少なくなる。輸出所得のために換金作物を産出することを余儀なくされ、彼らは自らの国民に更に食糧供給できなくなる。
こうして第三世界全域で、実質賃金は低下したのであり、国の借金は、その貧しい国の輸出所得のほぼ全てが債務返済に吸い上げられる段階にまで急増した――このことが債務国が自国民の必要とするものを更に提供できなくするゆえに、更なる貧困をもたらす。
(略)
なぜ対外援助や融資や投資が増大したのと同時に貧困が深まったのか?
答え:貸付金、投資やほとんど全ての形態の援助は、貧困を克服するためではなく、地元人口を犠牲にして多国籍投資家達の富を増大させるよう設計されているからである。
【引用終わり】
ぜひ全文を読んで欲しい。
結局のところ、日本という先進国に住んでいて、享受している豊かな生活がある。これらはものすごく単純に言ってしまえば、発展途上国の犠牲の上になりたっているのだ。
明白すぎるほど明白・・・。こういうことを調べれば調べるほど、加害者としての先進国の立場が明白になってくる。
そして飢えとか、貧困にまつわる偽善の数々。
いや、だが、もう少し、何とかマシに出来るはずだと思う。
Posted by らっっっきー at 21:10│Comments(0)