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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年05月31日

農水大臣さようなら




 ブログを書く習慣を戻さなければならない。今週は、飲み会を何度かやって、テストを受けて、更に来週はレッチリのライブに行くので、何かと忙しいが、夜にササッと文章を書く時間を作ると良いと思う。

 さて、日本中の話題となっている松岡農水相の「自殺」である。
 いろんな意見があり、問題も良く分からない。陰謀説なども沢山ありすぎて、何が正解なのか全然分からない。それにしても閣僚が自殺するのは、戦前に遡らないと無いケースなのである。つまりさすが安倍首相「戦後レジームの脱却」を実現しているのだ。(皮肉)
 
■論点の一つ目は、「自殺」か「他殺」かと言う事である。あるいは自殺の強要か。。。

◎自殺説→マスコミの報道、官邸、警察発表による。さらに遺書の存在。議員宿舎で殺す事は難しい。

◎他殺説→過去の事例、一連の事件から考えて謀殺されたと考える方が自然。また情報操作はいつもの事。
 検視解剖が行われずに、あっという間に「自殺」と決め付けられるのは不自然。自然死以外は検死解剖などする事になっているらしいのだが・・・。
 マスコミ・警察・政府の発表ほど嘘臭いものは無い。
 またライブドアの野口も100%完全にどこからどう見ても他殺(第三者によるメッタ刺し)であるのに、「自殺」とされた事から考えれば、政府絡みの殺人事件には、情報操作があると考えるのが自然。
 また遺書の存在も自殺の決定的な理由ではない。筆跡を真似る技術が無いと思うのは甘い。筆跡を真似て、遺書を偽造するのは不可能ではない。松岡を除去したいと思うほどの依頼主は、当然ながら、出来の良くない「自筆の遺書」を追求させない影響力を持ってるだろう。逆に殺人犯は、自殺を演出したかったからこそ、遺書を用意したとも考えられる。
 松岡事務所関係者、松岡農水相、緑資源機構の山崎元理事の三人の「事件」関係者が、一週間余りで、立て続けに偶然に「自殺」したなんて、いくらなんでも確率的に有り得ない。
 偶然同じ時期に自殺したとしても、その偶然の数が増えるほどに、その可能性は低くなる。偶然説を取るか、必然説を取るかの問題である。必然説を取る方が可能性としてあり得る。
 必然説というのは、即ち誰かが意図的に三人を死に追いやったという事。

 
※まあ良く分からんけど、殺されたと仮定しよう。自殺なのか他殺なのかの直接的な決め手は無い。自殺と決め付けている事が限りなく怪しいという事しか分からん。
何が背景にあったのだろうか。では時系列で追ってみよう。そもそも何が一番大きな問題なのか。それがハッキリしないのである。
戦後初めて大臣が殺されたぐらいだから、よほど大きな「何か」があったのだろう。それはナントカ還元水とかのレベルではないだろう。




■時系列とソース(2chより引用)
4/27  緑資源機構談合事件 東京地検、証拠品紛失 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070524/jkn070524016.htm

5/18  松岡事務所関係者が自殺…熊本の自宅で首吊り http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052223.html

5/24  緑資源機構談合事件 東京地検、証拠品紛失で7人処分 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070524/jkn070524016.htm

5/28  永田町に衝撃、松岡農水相自殺図る http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070528/skk070528001.htm

5/29  緑資源機構の山崎元理事が死亡 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070529/jkn070529003.htm

松岡農水相、林道団体から献金 捜索受けた業者も加入 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070508/skk070508001.htm
誤って証拠品を廃棄、検事正ら6人を処分…東京地検 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070524i405.htm
緑資源談合、前理事が書類廃棄促す…公取委の立ち入り前 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070526i305.htm
松岡農水相 地元秘書?自殺 http://gendai.net/?m=view&c=010&no=19290
緑資源疑惑、熊本の36社で談合組織…「公取委に注意を」 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528i301.htm
松岡農相が自殺、議員宿舎で首つり http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528it06.htm
森林開発公団(現緑資源機構)の元理事が自殺か…緑資源で自宅が捜索対象に http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070529i102.htm






■緑資源機構談合事件とは・・・???

【引用開始】http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-26/2007052612_01faq_0.html
緑資源機構は、特殊法人の見直しで2003年10月に発足した農林水産省所管の独立行政法人です(略)
今回、公正取引委員会が摘発したのは、林道整備の測量や地質調査などの入札をめぐっての官製談合の疑いです。林道整備をめぐって、機構本部の林道企画課長のほか、全国8カ所にある地方建設部の林道課長が、受注を希望する法人やコンサルタント会社との窓口となり、受注調整をしていたのです。
 この背後には、発注元の緑資源機構と受注側の五つの公益法人の役員計117人中41人が天下り(旧建設省など3人を除く38人は林野庁OB)が占めていることがあります。緑資源機構と森公弘済会の理事長、林野弘済会の会長の3人ともが林野庁の元長官、2人の常務理事、5人の常勤理事もみんな林野庁ОB―つまり「林野庁一家」が、発注側と受注側にわかれ、税金をくいものにしている構図が浮き彫りになったのです。
 林野庁OBの自民党・松岡利勝農水相は、今回捜索を受けた法人や会社などから05年までの10年間に852万円の献金を受けていたことも明らかになっています。
【引用終わり】


■■推理1■■ 談合事件の口封じ説
 緑資源機構に絡んだ談合事件が、表沙汰になるのを防ぐ為に、松岡ら三人は、口封じの為に殺された説。検察に証拠紛失させたのも、その為。
 ★得をする人→事件によって追求されるはずが逃れられる人。参院選によるダメージを防げた自民党。

 ※しかし、緑資源機構談合事件というのが、それほどまでに大きな政治的ダメージになるのだろうか。。。それにこんなアカラサマなやり方で、事件を潰す事ができるのだろうか????
  むしろこんな事件起こした自民党は、ダメージが大きすぎるのでは?? まさか参院選で、同情票なんて入るのだろうか?? いくら日本人でも、そこまでバカでは無いだろう・・・。



■■推理2■■ 米国との貿易問題で農水大臣が見せしめに殺された説
 そこで、全く別の説明が為される。この説は、まだ良く分からんし、んんん??と思う所もある。そして報道されている事とは全く違う。しかし、まあ引用しておこうと思う。

【引用開始】『月よお前が悪いから』より http://d.hatena.ne.jp/artane/20070529#1180414370
つまりは、スキャンダル「発覚」の背景には、輸入牛肉輸入再開をめぐって、農水省を筆頭とする国内の利益代表と安倍総理・柳沢厚労相を顔役とするアメリカ追従派の暗闘があり、
スキャンダルを「発覚」させる事で国内の利益代表を追い込み、それでも粘る松岡農水相を始めとするグループに対し、農水省の輸入に関して重要な意思決定を行うセクションの人間を「痴漢」*4と言う形で逮捕することで、暗に松岡農水省を始めとする国内の利益代表に「最終的な決断」を迫ったのではないか。
その結果として、松岡農水相は自殺に追い込まれ、そして緑資源機構=農水相キャリア官僚の天下り先の「ボス」も「抵抗勢力のトップとして責任を取れ」として自害を迫られ、今朝方自殺したのではないか?
つまりは、この間の官製談合スキャンダルは単純に政官財の癒着構造が暴露されたのではなく、暴露された背景に、アメリカからの牛肉輸入再開(など)を巡った農水省を始めとする独自路線派(=輸入阻止派)と対米追従派(=無条件輸入解禁派)の泥沼の政治抗争が控えていて、独自路線派が政治闘争で「負けた」から昨日・本日の連続した「自殺」となったのではないか。
農水省連食糧貿易課・課長補佐の「痴漢」を名目とした逮捕劇は、「これ以上抵抗するならば農水族や農水官僚に関するスキャンダルを更にリークし、検察特捜部を動員して、とことん食糧政策での国内独自路線派を壊滅させるぞ」と言う、謂わば「対米追従一派」から「抵抗勢力」への「最後通牒」ではなかったか?そして、農水省を代表する顔役の二名は、自分の命を差し出すことで事態の収拾を図ろうとしたのではないか?
と言うかなり怖い方向に考えが巡ってしまうのですが
…とにかく、次に書く辺野古まとめ*5も米軍と防衛省内の対米追従派vs「国内自立派=抵抗勢力」の政治的闘いという側面が強くなりつつありますし、BSEリスクの高い牛肉の輸入再開問題という一点からこのような事態へと発展するというのが…
【引用終わり】


 これは、今回の「農水大臣謀殺事件」は、国内における内ゲバなどではなく、アメリカ勢力(国内の対米従属派も含む)と、日本勢力との戦いの結果なのではないかという見方なのである。
 うーんすごい。。。確かに、「日本という一国の、農業のトップが殺された!!!」というのが本当であれば、それは凄まじい事件である。
 これは農業における外国との戦い、つまり貿易問題、つまり米国との農産物輸出入問題の一部だったのかもしれない。農業交渉がこじれると、アメリカは何でもやるのだという事なのかもしれない。
 しかし、この説は、とても面白いし、恐ろしいのであるが、肝心の証拠が無いのだ。あるわけがない!! 全ては藪の中だ!!!

 スキャンダルまみれで、ヤ●ザと付き合いもあったとか、どうしようもない人間だったらしいが、世の中には、更に悪いヤツラが沢山いるのだという事を知っていると、こんな人は小物だったという気がして仕方がない。それにしても本当の事がわからなすぎの世の中になってきた。あまり考えすぎも妄想もほどほどにした方が良いかもしれない。
 しかし、最近不審死・自殺した人リストを下のエントリーで、軽くまとめてみたら、やっぱり彼ら三人もそのリストの一部に過ぎない。それを考えると、大変遺憾ではあるものの、この野蛮な国では、そうやって人が死ぬのも、日常茶飯事になりつつある。
 
 むしろZARDのボーカルが亡くなった事の方が痛すぎる。心より冥福をお祈りする。

 ここはどこのソ連ですか?? ここはどこの北朝鮮ですか??
 今はフランス革命直後の恐怖政治時代ですか?? 今は戦後の混乱期ですか??
 先進国じゃないね。

 まあ内部事情を知らないのに、あーだこーだと考えていても分からんものは、分からんね。だけど、報道を疑う姿勢だけは忘れてはダメであるなあ。  

Posted by らっっっきー at 00:01Comments(0)政治とか

2007年05月30日

暗殺大国 ニッポン!!




ソース 2ちゃんねるの寄せ集め

小泉・安倍政権中の不審な「自殺・不審死」事件・国策逮捕


■耐震偽装・ライブドア絡み■
1.斎賀孝司・朝日新聞社会部デスク
(耐震偽装事件に積極的に取り組んでいた最中だった。/朝日新聞社は当初の電話取材では自殺と答えたのが、後、病死に変化。)
2.森田設計士(耐震偽装関連/自殺?)
3.大西社長(LD投資組合社長/行方不明)
4.古川社長(平成設計の元社長/大阪空港で変死体)
5.森田信秀(姉歯建築設計事務所に構造計算を発注/鎌倉で全裸の水死体として発見)
6.草苅逸男(岡山・新勝央中核工業団地/一級建築士/津山市で設計事務所が爆発し焼死)
7.野口英昭エイチエス証券副社長(LDのグループ会社の元社長。安晋会理事/他殺)
8.東江組員(沖縄旭流会幹事/惨死)
9.姉歯建築士の妻(創価学会員/飛び降り自殺)

■住基ネット絡み■
竹中省吾裁判官「自殺」 住基ネット裁判で「拒絶している住民への適用は違憲」とする判断を示した。

■談合事件■
中西伸雄 和歌山県元県出納長が電車にはねられ死亡

■地方政治家■
長崎市長 射殺
伊勢市長 「自殺」

■りそな関係■
1.平田公認会計士:りそな銀行を監査中に自殺。
2.鈴木啓一:朝日新聞で敏腕記者として知られた人物。次期天声人語執筆者と目されていた。りそな問題後、りそなの政治献金が10倍になっていることを記事にし東京湾に浮かぶ。自殺。
3.植草一秀:ご存知、経済学者のミラーマン。手鏡でスカートを覗き、痴漢逮捕。
4.太田調査官:国税調査官。りそなの脱税問題を調査中に手鏡でスカートの中を覗き、痴漢逮捕。

■郵政関係■
石井誠:読売新聞政治部記者。郵政問題の記事を書いていた。総連の隣のマンションで変死体で見つかる。事故死。

■政界関係■
橋本龍太郎元総理大臣:多臓器不全、敗血症性ショック、大元の原因は腸管虚血(虚血性大腸炎)で病死
      ヤミ献金や政界お役ご免となり、腸の内部まで突き刺す針治療の副作用ともいわれている

■???■
1.松岡農水相の事務所関係者「自殺」
2.松岡農林水産大臣「自殺」
3.緑資源機構の山崎元理事が「自殺」


これ以上の死を誰が望むのか???  

Posted by らっっっきー at 04:39Comments(0)

2007年05月26日

ハワイ旅行記4




 今日はパールハーバーを見に行く事にした。
 ハワイに来て、日米関係の歴史の中で大きなイベントの起こった真珠湾を見ずして、どうして帰ってくる事ができようか。いやできるわけがない。

 着いた。バス停はあそこだよとドライバが言っていた。握手をして別れた。
 博物館は、荷物持ち込んではダメです。と、言われたので、とりあえず潜水艦などを見てきた。ミサイルや魚雷が展示してある。でけー。



 潜水艦の中に入る。俺はアメリカ国旗とかも大嫌いなのであるが、まあ写真撮るぐらい構わないけど。洗脳されるのが嫌で、それに対する反発心なんだな。
 ここは、日本が敵という事がこれでもかこれでもかというぐらい強調されている。卑怯な日本の不意打ちで尊い犠牲が出たのだ。だから参戦したのだ。俺たちは正義なんだという感じのプロパガンダに満ち溢れている場所であるが、別にその場にいると、ふーん、ああそう、だからなんだという感じもする。



 潜水艦ボウフィン号の中は博物館になっている。
 さて、潜水艦に乗船し、階段を下りていった。ここでは日本語のガイドがもらえた。まず魚雷の部屋。潜水艦は頭と尻で魚雷を撃つことが出来る。頭で撃って、反転して尻で撃つという事もするらしい。魚雷というのはとにかくでかい。これを装填し、海水を充満させ、発射するらしい。





 そして運転室など。メカの塊である。



 そして薬箱がさりげなくあるが、これは当時使われていたものなのだろうか。とても古い。



 狭いトイレもあり、タイプライターの部屋もある。



 ベッドがたくさんあるが、全員分のベッドはなく、寝ている人間を起こしたらその人が寝るようになっていたらしい。当時乗船していた人の肉声も入っている。予算が沢山あったので、食事は一番美味しかったという証言もあった。潜水艦は、非常に危険でかなりの人間がアメリカ人でも死んだらしいが、この艦はほとんど被害を受ける事はなかったらしい。だが、もし死ぬとなったらこんな狭い艦内で溺れ死ぬのだから、悲惨なものであったろう。

 当時、食堂で書かれた手書きのメモもあった。対潜水艦の機雷が多いところを抜けるのは、大変だろうけど、他の艦もうまくいったし、多分大丈夫だろうと言う感じであった。



 そしてインタビューでは、何度も「敵」、「敵」と言っていた。「丸一日も敵を追いかけて、魚雷を外したときは、本当にがっかりしましたね。」などという証言が入っている。
 この潜水艦は、精巧なメカであり、中の乗組員は総じて若く、命令通りに任務を遂行していたのであろう。対空砲なども自分が座って、双眼鏡を覗くことができた。多分死なずに任務を遂行するのは、大変だったであろうが、何とかやっていけたであろう。一番感じたのは、ここにかつていたのは、普通の人間だったという事である。アメリカ人は敵であったという事を忘れてしまう。その場にいる限り、身内というのは、この潜水艦であり、敵というのは、良く分からない得体の知れない標的であり、相手の事は良く分からないし、俺たちはなんとか仕事をやっているのだという人たちの気持ちが感じられた。白人のでけー奴らが、確かにこのベッドに寝ていて、起きてここで飯を食っていたんだろうなという事が感じられた。
 ここにいる限り「敵」は「敵」であった。




 さて、日本に帰ってきて、この潜水艦のことを調べてみたら、対馬丸という名前が見つかった。

【引用開始】
http://www.tsushimamaru.or.jp/jp/about/about1.html
沖縄県の年寄り・子供・女性を島外へ疎開させる指示を出します。予定人数は、日本本土へ8万人、台湾に2万人の計10万人。(略)
対馬丸(6754トン)は、1944(昭和19)年8月21日夕方、疎開学童、引率教員、一般疎開者、船員、砲兵隊員1788名を乗せ、同じように疎開者を乗せた和浦(かずうら)丸・暁空(ぎょうくう)丸と護衛艦の宇治(うじ)・蓮(はす)を含む計5隻の船団を組んで長崎を目指し出航しました。しかし翌22日夜10時過ぎ、鹿児島県・悪石島の北西10kmの地点を航行中、米潜水艦ボーフィン号の魚雷攻撃を受け対馬丸は沈められてしまいます。建造から30年も経った老朽貨物船・対馬丸は航行速度が遅く、潜水艦の格好の標的だったのです。
ほとんどの乗船者は船倉に取り残されましたし、海に飛び込んだ人も台風の接近に伴う高波にのまれました。犠牲者数1418名(氏名判明者=2004年8月現在)。イカダにすがって漂流した人々は、付近の漁船や海軍の哨戒艇に救助されたほか、奄美大島まで流されるなどして生き延びたのです。
【引用終わり】



 心の底から、ぞっとした。


 フレンドリーな係員がいる、興味深く、精巧で、当時の人の息吹が伝わってくるような潜水艦は、ただの子供のおもちゃではない。まぎれもなく殺人兵器である。
 
 敵というのは、見えないし、当たったか当たってないか、作戦が成功か失敗か、という事で語られる敵であるが、その正体というのは、女・子供であり、虐殺されたに等しいような日本人たちであった。
 考えてみれば、どこか冷めた目で、何も深く考える事無く、(時間も無かったので)、見てきたが、あれが1418人の日本人を殺した殺人兵器だったとは、全然思っていなかった。そしてインタビューで話していた人たちは、正にその殺人者だった。
 見えないからこそピンと来ないまま、人を殺せるのだろう。そして互いは同じ人間だった。情報を遮断する事で、人はどんな愚かな事もできるのだろう。

 で、アメリカという軍事国家の展示はまだまだ続いた。


 トマホークや、各種ミサイル、魚雷など。
 特にビックリしたのは、日本の回天があった事だ。最近、「ブラックジャックによろしく」の作者が、回天をテーマにした漫画を描いているが、日本の自爆攻撃用魚雷である。想像以上に大きい。







 そして潜水艦博物館にも入った。時間が無いので、今回はミズーリ号も、ボートに乗る事もできないようだ。もっと朝早く起きれば良かった。

 ここには日本人に関する展示も沢山ある。

  

 アメリカの潜水艦は、魚のようなマスコットキャラクターがあって、そこに沈めた船や潜水艦などの数だけ日の丸を縫い付けているしい。

 


 ボウフィン号の船体にも貼ってあった。そしてフランスの国旗もある。なぜかと言えばフランスは降伏してからドイツ側になって戦ったからだろうか??? 
 


 驚いたのは、原子力潜水艦から発射される核ミサイルのポセイドン(Poseidon, 制式番号はUGM-73)が展示してあった事である。これはWIKIPEDIAによると、核出力50 ktのW68核弾頭を搭載するMk.3型再突入体(Re-entry Vehicle、RV)を最大14基搭載できたらしい。核出力とは、核爆弾の威力であり、広島の原爆は15キロトンである。つまり広島原爆の3.3倍の威力のミサイルが14基搭載されるという事は、広島の原爆の46.6倍の威力を持つミサイルなのである。しかもこれは原子力潜水艦から撃たれるので、どこから撃たれるか全く分からないのである。正に人類を滅ぼすものが、そこに普通に置いてあり(もちろん核なんて入ってるわけないけど)、このような核を開発することによる核抑止力で、平和が保たれてきたのですなどという解説が平然となされているのだ。
 その中身を覗いてみると、電源コードとかがグチャグチャとあって、そんなに危険なものには見えないのだ。
 うーん、人間ってバカバカしい生き物だね。






 さて、パール・ハーバー博物館にようやく戻ってくると、人が沢山いた。日本人の姿はあまり見えない。この場所で、じいちゃんが死んだとかいう人もいるかもしれない。ここにいる人たちは皆、神妙な面持ちで、展示を眺めていた。
 ここに来ると、WW2の日本がいかに、異端であったかが分かる。よくもまあ、あそこまでやったものだ。信じられない。正に反日に満ちているような場所であり、だんだん居心地が悪くなってくるのであった。




 アメリカ人は911の事をパール・ハーバーだとか言ってたらしいが、自分が被害者だということにして、そこからメチャクチャな戦争で大虐殺を繰り広げるアメリカというのは、昔から全く同じである。
 当時の新聞も、911の時と同じように、これ以上無いほどセンセーショナルに、報じている。この新聞はお土産で買うこともできる。



 ちなみに終戦の時はこちら。



 911は科学的に100%有り得ないヘタクソな自作自演であったが、パール・ハーバーはどうだったのだろうか。
 まあ殊更に被害を神聖化して、第二次世界大戦にアメリカが参戦できたのだ。軍需産業やアメリカ政府がトクをしたのは間違いない。偶然説を取るか、陰謀説を取るか。
 真珠湾攻撃は、アメリカが招いたものだとか、事前に分かっていた事だとか、色々な説があるが、それを調べるのはまた今度にしよう。

 日本などというのは、もう過去に征服を完了した国であって、今更叩く必要も無いのであり、いくら反日の中心地と言っても、そこまで露骨な反日プロパガンダがあるわけではない。なので、俺は観ていないのだが、ここで上映される映画では、アメリカ側の不備だとかを描き、公平な視点だったとのこと。またミズーリ号に行くボートでは、ブッシュが、「私は(第二次世界大戦を経験しているが)日本もドイツも全く恨んでいません。日本もドイツももう敵ではありません。」などと言ってるらしい。
 
 例えばベトナム戦争とか、アフガン、イラク戦争などで、利用されるだけの一般貧乏アメリカ人というのも、考えてみれば哀れな存在である。俺は実行部隊である米軍が、この世に多くいる人殺しの中でも、最悪な部類の殺人鬼だと思うし、許す事など出来ない。しかしここでパールハーバーで死んだ人間も、歴史の犠牲者という点ではそんなに変わりは無いのかもしれない。


 そして空港に行って、日本に帰った。

 ハワイは、色々考えさせられるものもあるが、のんびりするには最高である。
 日本であくせく働くのも良いけれど、たまにはビーチリゾートも最高だ!! その際には、ぜひぜひオーシャンビューのホテルに泊まるとよろしいかと思われ。
 
 以上。  

Posted by らっっっきー at 17:12Comments(0)

2007年05月26日

ハワイ旅行記3



 今日は結婚式。
 けっこう個人的な事がだらけなので、ほとんど元の日記はカット!!!!

 朝、軽くパンなどを食べて、着替える。赤いアロハを着て、ネックレス。髪を立てて、グラサン。黒のスーツパンツ。
 歩いて、ホテルまで。今日はチャリティーのウォークラリーがあるらしい。昨日はトライアスロンの大会があったらしい。スポーツマンだらけである。自転車を持っていたり、走りにいく格好をしている人たちが、ロビーでうろうろしている。オープンな感じのロビーで、開放感がある。新郎・新婦がウェデングドレスと白いスーツでやってきた。
 そしてとにかく晴れていて、暑い日であった。多分、日本でやると、商業的でビジネスライクでベタで、別に感動する事もないかもしれない。しかし、このような何もしがらみの無いような場所に来ると、そのような日本社会にあるギスギスしたガチガチした、どこか周りばかりに気を遣い、そしてそのような常識自体に辟易したような、どこか冷めたバカバカしい感じがあるのだが、そのような気持ちが無くなり、何も特に考えず普通に結婚式ということになり、まあ良いのではないかと思う。

 結婚式があり、披露宴があった。 

 やはり、ピアノを弾いてやりたかったなあと思った。リストの「愛の夢」を結構練習したが、流れが壊れるかもしれんと思いやらなかったが、別に一曲弾くぐらい大して別に悪くなかったような気もする。しかし要望も無いのに、やる必要も無いだろうという気はしていた。




 さて、午後は暇なので、サーフィンをすることにした。初体験である。
 ボードを借りにいった。受付のおばちゃんに、最初はスクールにした方が良いと言われた。実際にサーフボードを持ってみると、死ぬほどでかい上に重い。こんなにでかかったっけと思ったが、ロングボードと、ショートボードは全然ちがう。こんなにでかいボードを持って、右も左も分からないのに、海に入っていって、一体自分はどうなってしまうのだろうかと、すごく不安になってきた。そして周りも危ないであろう。素人がつっこんできて、もし怪我をさせてしまったらどうするのか。少なくともコーチをつければ、怪我をさせてもコーチのせいにすることができる。
 迷ったが、このような機会はあまり無いことだし、スクールで習う事にした。
 すると、太った黒いハワイアンの混血ぽいおっちゃんがやってきた。サングラスをかけて異様な威圧感がある。そして白人のおばちゃんも生徒らしい。英語がイマイチ良く聞き取れないのだが、とりあえず向かう事にした。寝そべって、パドリングして、ヒザ、足、そして立ち上がるというのをやれば良いらしい。そして最初はゆっくりやれば良いらしい。そして寝そべる位置、立ち上がる位置が重要らしい。そしてバランスを取って立つまでは、しっかりと手でボードを持っていればよいらしい。
 そしてあっという間に、海に出る事になった。足に巻いた。紐がついている方が後ろなのだが、何度か後ろと前を間違えてしまった。
 おっちゃんが支えてくれて、パドル!!! というので、思い切りこぐ。波に乗るので、手で持って、立ち上がるのであった。三回くらい繰り返すと、何と立つことができた。立つのが難しいというのを聞いた事があるが、とりあえず波にボードが乗ってしまえば後は浮沈艦に乗っているようなもので、立とうが座ろうが自由である。ゆっくりと手でしっかりと押さえて立ち上がる事ができた。スノボと同じでグーフィースタイルである。そしてスノボよりも立つのは簡単であった。
 思うに水泳・ボディボード・スノボが出来る人は、サーフィンも出来るのかもしれない。俺は、それら全部できる。水泳を知っていればパドリングで速く進む事ができるし、ボディボードを知っていれば波に乗るタイミングが分かるし、スノボができれば板の上で横向きに立ってボードをコントロールする術を知っている。
 雪の上で、死ぬほど苦労したから、今苦労しなくて良いのかもしれないなと思った。
 なので、意外にも簡単に波に乗って、コントロールする事ができた。波に乗れて、戻ってみると、おっちゃんは、ニヤリと笑ってグッドグッドと言って、俺と拳をゴツン合わせてくれる。そして波に乗っている時は、周りがすごく良く見える。周りの人も俺に注目して、フォーーーーーっと奇声をあげて、喜んでくれるハワイアン、うわぁすごーいと笑ってくれる日本人の女の子などがいた。
 そんなにすごいことっすか?? と思いつつも気分が良いし、気持ちが良い。
 しかし、やはり初めてなので、いろいろと大変である。まずワイキキビーチの海は、サンゴか溶岩か分からんが、固い岩のようなものが沢山ある。よって、ボードから勢い良く飛び降りると、運悪くそこは岩の上で、思いっきり足に突き刺さってしまった。また前に人がいる事が多い。サーフィンエリアは、あまり人が泳いでいないが、他のサーファーとぶつかりそうになることも多い。しかもコントロールのやり方が良く分からない。こういうときは、ボードから飛び降りれば良いのであった。バチャーンと。
 また技術的な問題があり、最初に寝そべるポジションが重要なのである。スノボーと違って、サーフボードは液体の上に乗っているので、角度は自在に変わる。なので、前に体重をかけ過ぎると、ボードが下を向いてしまい、水の中に潜ってしまうのである。なのでなるべく後ろに乗ると、うまい事コントロールができた。コツをつかんできたら、砂浜の方まで乗っていくことができた。
 またコーチも白人のおばちゃんに付いている時は、俺が暇になってしまうのだが、別のハワイアンのロン毛の兄ちゃんが代わりに俺に指導してくれるのだ。その英語がかっこいい。WAIT... AND NEXT, YOU SEE, THIS WAVE IS YOU! PADDLE!! と言って、波のタイミングを図ってくれる。
 小学生くらいの可愛い女の子も練習していた。お父さんがついていて、コーチをしているのだが、必死でとても可愛らしい。俺にボードがぶつかりそうになり、SORRY!! と謝っていた。
 そして一時間の講習が終わった。素晴らしく楽しかった。俺がけっこう上手かったらしく、一緒に習った白人のおばちゃんも驚いていた。今日が初めてとは思えないと言っていた。
 それにしても日本ではサーファーというと、多趣味でちょっと変わったおしゃれで元気な若者という感じで、湘南あたりでプカプカと浮いている人が多いが、ハワイでは、小学生くらいの女の子からおばちゃんに至るまで、サーフィンを純粋に楽しんでいる事に新鮮な驚きを覚えた。それに波もあるし、遠浅だし、とにかく海が美しいのだ。真っ青な海なんて日本にそうあるものでもない。
 日本の近くに低気圧が発生すると、ハワイのNORTH SHOREに最高の波がやってくるらしい。サーフィンってのは、良いねー。昔、BEARというブランドの元になったアメリカのサーフィンの映画があったが、孤独なスポーツのようで、奥が深そうで、独特の世界がある。
 シャワーを浴び、受付に戻る。受付のおばちゃんは、だから言ったでしょう。良いコーチだったでしょうと言っていた。



 先週末はさー、ちょっとワイキキでサーフィンしてきたんだよねーと、自慢しようと思えばできるなと思いつつ、ホテルに帰った。


   

Posted by らっっっきー at 17:10Comments(0)

2007年05月26日

ハワイ旅行記2




 目覚めたら、オーシャンビューのホテルで、窓際のエアベッドで寝ていた。
 風が心地よい。朝をエッグンシングズで食べるらしい。



 朝から日差しが強い。ここはハワイ・アメリカである。白人の人はエクササイズが大好きらしく、年配の方がジョギングをしている。こぎれいな店。Eggs'n Things、つまり「卵など」という店である。
 http://eggsnthings.com/Menu/menu.htm
 木製のでかいメニューには、日本語が書いてある。適当にオムレツや、ベーコン・エッグなどを頼む。飲み物が大きい。うまかった。フワフワの卵であった。適当に分けて食べる。




 ヤシの実があり、綺麗な町並みである。ブランドものが並んでいる。ビーチがあり、はだしで歩いてたり、水着で歩いている人もいる。日本のラーメンやなどもある。



 この後は、ハナウマ湾で、シュノーケリングをするなどという話である。
 ホテルで、着替えて、ハナウマ湾まで、リムジンで行くらしい。ロビーの外で待つものの、なかなか来ない。ようやく来たのは、ボロボロのリムジンであった。これでは高級感が無く、ただの長い車である。リムジンは、天井が低く、真ん中にシャフトが通っている。という事は、フロントエンジンで、リアドライブである。三時に待ち合わせ。湾が見渡せる場所に来た。でかく、青かった。小さくシュノーケリングをしている人たちが見えた。晴れていて、ハワイアンにとっても珍しいほど暑い日だったらしい。





 洞窟をあしらえたような展示場があり、ハナウマの魚や地形、歴史などをディスプレイしていた。入り口で金を支払う。入り口が完全に一つだけで、完全に管理されている。
 暑い中、白人、日本人、ハワイアンの人々は、しばらく待たされ、50人くらい人がたまったら、映画を見る部屋に連れて行かれた。ここは火山の噴火で、島に加わった場所であり、そこがなぜかえぐれて湾になったというCGがあり、カメやら魚やら珊瑚やら生態系が豊富なのだという事を教えていた。そしてLOOK, BUT DON'T TOUCH!! というストリップにでもありそうな、注意が、ここで言いたい事の全てなのであった。ウツボなどは、触るだけで危険である。それを肝に銘じて、砂浜まで歩いて下っていった。砂が暑い。たくさんの人がシュノーケリングでプカプカ浮いていた。珊瑚の浅瀬がいたるところにあり、普通に泳ぐと、胸がスレスレになる。80cmぐらいの魚がいる。特に浅瀬の方が魚が多い。珊瑚か何かをゴツゴツと、一生懸命食べている。映画の教えが効いているのか、魚もあまり人を警戒していない。ひたすら食べている。でかい魚になると、サンゴに口をつけるたびに、ゴスッという鈍い音が、水中に響いていた。ソードフィッシュなどもいて、1mはあった。色合いが綺麗であった。でかすぎて、尻尾が海の上に出ている魚もいた。左から右までずっと泳いでみたが、場所によっては全然いない。
 しかしグレートバリアリーフのような、めくるめく熱帯魚と珊瑚の楽園とまでは、いかない。それでも十分楽しかった。
 売店はビーチにはないので、降りる前に買って置くほうが良い。しかしハワイは、日本のペットボトルが高い。日本から輸送しているから高いのだろうが、一本400円以上する。間違えて買ってしまわないほうが良い。ハナウマ湾では、マリンスポーツのようなことをしている人はいなかった。マリンスポーツをするなら、別の場所なのだろうか。
 自然を囲って観光地として環境を守るというのは、良い方法である。日本でこのような場所はあるのだろうか。
 ポテトを売店で買い、値段を見ずにおーいお茶を400円以上で買った。
 リムジンを待ち、帰った。日焼け止めを塗っていたが、背中は手が届いてなかったらしい。
 三時を過ぎたら、やっと来た。前の人が遅れたので、すいません。と、不可抗力によるという状況説明および素直な謝罪があり、帰った。リムジンは、目立つらしく、どんな人が乗っているのかと覗き込んでくるドライバーがいる。
 


 DIESELのバッグを買いに行った。ペンダントなどを売っている屋台がたくさんある一角に来た。バンドの生演奏でもしているようであった。東洋人的な30代後半の女性に進められ、ペンダントを買う。アロハシャツにはペンダントがあったほうが見栄えがする。サメの歯を飾りにしたものなどが売っている。適当に値切って、一つ購入。
 マンゴーの詰め合わせを購入。チョコとナッツはいくらでもあるが、定番過ぎるので、土産には買うなと言われていた。美味しかったが、日本でよく見たらフィリピン産であった。
 そしてアラモアナ・ショッピング・センターではなく、ワイキキ・ビーチ沿いのDIESELショップに行く。後で調べたら日本で29000円ほどのバッグだったのだが、150$で売っていた。

 さて、しばらくブラブラしていると、Diorの店の前で、ドラムを叩いているおっちゃんがいた。街に大道芸人が多い。俺のドラム魂が騒ぎ始めた。そして何と叩いて良いというのである。むしろ叩いてもらうことで、ゼニをもらっているようである。なので、ドドドドドバスバスバスバスと、適当に叩いた。少し音を抑えた方が良いと、おっちゃんに言われた。演奏を終えると、周りから拍手があった。しかし恥ずかしいものがあった。

 さて、夜はチーズケーキファクトリーなどというところであった。かなり混んでおり、呼ばれたら赤く光り音がなる機器を渡され待った。暇だったので、またドラマーの様子を見に行くと、あまり上手ではない感じで、おっちゃんが叩いていた。バケツをドラムにして、白人のメガネの兄ちゃんが演奏していた。なかなかうまい。ひたすら動かないだけという芸人も沢山いた。うまい人もへたな人もいるが、一番これをあっけに取られてみているのは、子供である。これは人なのか人形なのかと、ポカーンと手を引かれて歩いていく子供は可愛い。
 で、レストランであったが、店員のノリがアメリカンであった。考えてみると、忘れていた事であったが、アメリカ人は明るい人がけっこういる。私と私が、あなたのテーブルにおつきしてサービスをいたしまーすなどという自己紹介がまずあった。そして笑顔でいろいろ持ってきてくれるのだが、とにかく量が多い。そしてはっきり言って、ぶっちゃけうまくはなかった。具が大きく切られていて、味付けも適当な事この上ない。火が通ってれば何でも良いという感じである。が、まあロコモコはまあまあ美味しかった。それでも何故かものすごく客が沢山いて、商売大繁盛という感じである。ハリウッド映画のような大味さであった。まあ、雰囲気はグッドであった。
 チーズケーキを買って、帰った。明日の荷物を持たされて、ホテルへ。

 チーズケーキファクトリーと言うだけあって、チーズケーキはとても美味しかった。
  

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2007年05月23日

ハワイ旅行記1



ハワイ旅行記

 結婚式に呼ばれてハワイのオアフ島に行って来た。日焼けは嫌いなので白いままだ。
 ハワイ旅行記は、個人的な事が多いので、人に見せるものでもないような気がするが、まあ記録として残しておこうかな。。。
 日本では、沖縄の海が大変なことになってるみたいで、政治や社会はヤバイわけで、のーてんきな記録なのだが、まあこんな体験もありだと思う。



 着いた。暑い。ハワイである。ムワッとした空気。昼間は30度もあるのだが、朝は、それほどでもなかった。花嫁・花婿の飛行機は、故障して成田に足止め。JALのせいらしい。ひどいサービスだ。この日は、ヤクザと警官の騒ぎで、全く報道されなかっただろうが、成田を飛び立った飛行機が、機体のトラブルで、羽田にUターンしたのだ。そのまま飛行機の中で何時間も待たされ、また成田まで飛行機で戻り、更に何時間も待たされ、結局故障は直らなかったらしく、JALは諦めて別の飛行機で、ハワイに向かったらしい。18時間も飛行機の中で、待たされたらしい。そして、「これに懲りずにまたJALをご利用くださいね」的なことを、アナウンスしてたらしく、乗客は怒りを通りこして、笑うしかなかったらしい。そして、何の保障もないらしいのだ!!! 信じられますか???? これがJALなんですよ!!!!!

 さて、ハワイの人種は(8月18日付けホノルル・アドバタイザー掲載ロバート・シュミット著ハワイ州歴史統計データより)1996年ノデータで、
ハワイアン/ハワイアン系 21%
日系人 20%
白人系(Caucasian) 22%
フィリピン系 10%
中国系 3%
混血 (未調査) 21%
という事らしい。

 ワイキキのホテルに向かう。高速に乗る。思った以上にオアフ島はでかい。はじめてリムジンに乗ったわけだが、本がオブジェとして固定してあり、ワインなどが飲めるようにグラスが備え付けられていた。高級なブランドショップが並ぶとおりに来た。そしてワイキキ・ビーチである。美しい。まるで、深夜番組の音楽とともにエンエンと流れている映像のようだ。まるで、ヨドバシカメラのハイビジョンテレビで流れているイメージ映像のようである。。綺麗な街である。人も皆裕福そうで、正にリゾート。



 海が美しい。有頂天ホテルになった俺は、とりあえず日焼け止めを塗って、水着に着替えて、ビーチに乗り出すのであった。ビーチである。。金髪のねーちゃんが、寝そべっている。沢山の人がいる。
 サーフィンの元祖の人の像がある。水は透明で、薄い青である。遠くの海は、真っ青で、東京では有り得ない青であった。南の島にくれば、このような海はみれるのであるが、それでもすごい。とりあえず泳ぎまくる。気持ちがよい。突如として、ヘリコプター、飛行機が飛んでくる。もちろん米軍基地からである。
 空が青かった。



 伝説のサーファー、デューク・カハナモクの像。この人は、1912年のストックホルム五輪水泳に出場、100m自由形で金メダルを獲ったらしい。


 シャワーを浴び、チェックイン。
 部屋は、20階であった。こんな高度があるところに泊まった事など無い。仲間も皆、はしゃいでいた。部屋は、圧巻の一言であった。とにかく至れり尽くせり。こんな豪華な世界があったのだろうかというほどである。広すぎる。あまりにも広すぎる。そして清潔で美しい。何もかもピカピカである。でかい豪華なソファに、テレビに、BOSEのラジオ、そしてウォシュレット付のトイレ・シャワーが二つもあり、冷蔵庫もでかい。オーブンもあり、電子レンジもある。そして調理器具もピカピカの状態でそろっており、ナイフ・フォークに、食器もそろっている。台所が広い広い。
 そして何よりも何よりも素晴らしかったのは、オーシャンビューであった。20階から眺めるワイキキ・ビーチと、向こうに広がる海は、あまりにも大迫力であった。



 手を前に伸ばして親指と人差し指を縦に広げてみると、二つ分の幅の海だった。水平線のかなたまで、あまりにも青い海が広がっている。そしてビーチを眺めれば、小さく水着の人々がいる。そして海には、サーフィンに乗った人たちがたくさん浮いているのであった。まるで天国から下界を見下ろしているようであった。性能の良い双眼鏡で、覗くとさらに面白かった。
 これには感動であった。テラスにもガラスのテーブル、ソファがあった。ここでボケーッと海を見ているだけでも最高であった。ハワイに行ったら、ぜひぜひオーシャンビューのホテルに泊まった方が宜しい。あの開放感は最高である。そんな風景見た事が無い。朝も、夜も、その美しい海を見ながら、ボケーっとできればそれだけで行く価値がある。
 そして、ラジオからは、ずっとハワイアンのゆったりした音楽が流れるのであった。ウクレレの調べは、思っていたよりも複雑で、音楽もハワイアンというイメージだけの単純なものではなくて、複雑でバリエーションがあって、それでいて、初めて聞く曲でも十分に馴染めるような、美しい歌とメロディであった。そして素晴らしいことに、日本のFMラジオなどとは違って、マヌケなCMなどはない。ひたすらBGMに徹して、ハワイアンミュージックを流し続けるのだ。ラジオの操作方法が分からないし、変えたくないので、ずっとそのままであった。

 近くのバーガー屋へ行った。ハンバーガーというのは、マックで食べるのがハンバーガーだと思っていたら大間違いであった。ここまでデカイサイズのハンバーガーがあったのかと思うほどデカかった。そして、ビーフであったので、狂牛病になるかもしれないが、ここまで来たらもうどうでも良かった。。。上と下のパンがオープンの状態で運ばれてきた。パンを無理やり挟んだ状態にして、両手でもち、洗面器のようなハンバーガーを無理やりかぶりつくのであった。大味かと思いきや、とても美味しい。野菜もたっぷり乗っていて、ジューシーで味付けも良く、とても美味しかった。そして運ばれてきた飲み物がまたもや大きい。1リットルぐらいはあった。これはお代わりしないで済むからラクだわ。そしてこのような巨大な食料は、美味しいと思った勢いで一気に食べてしまわないとダメである。途中で、ポテトなどを食べようと思ってしまうと、再びかぶりつく元気がなくなってしまう。ベジタリアンにはほど遠い。
 アメリカの若者が群れをなして、やってきた。英語でベラベーラと笑いながら話している。自分は、子供のころ、こういうアメリカ的なスクールライフ的なものに憧れていて、自分もいつかそういう仲間に入れたらいいななどと、考えていたのだが、よくよく考えてみると、多分そういう仲間に入ることは、一生無いような気がする。別に今は憧れがあるわけでもないし。

 さて、ダイヤモンドヘッドに登ることにした。ある番号のバスがそこに向かうらしい。一人二ドル。仲間と行った。一時間は歩くらしい。花が美しい。鳥が美しい。赤い羽根の鳥や、黒く頭が黄色い鳥などいて、面白い声で鳴いている。





 自分が一番後ろから、ゆっくり歩いていく事にした。コントリートの道を通り、砂利道を通り、坂道を登っていった。カルデラになっていて、300万年前の噴火によってできた場所であった。そして周りを取り囲んでいる山の一つがダイヤモンドヘッドなのであった。指輪の一番高いところのようである。
 なぜか木が枯れている一帯があった。米軍の仕業だろうか。と思ったが、もしかしたら火山のガスが漏れているのではないか。黒くなっているということは、硫黄が噴出しているのではないかと言った。しかしこの辺りは死火山と聞いたのだがな・・。どうなのだろうか。
 普段話す事の無い人から、出張で行ったタイの話しを聞く。タイには、ゴムの工場があって、沢山の作業員が、ゴムの精錬を行っているらしい。機械化すれば良いけれど、そうすると労働者の働き口がなくなってしまう為、そうしないらしい。そしてところどころ黒くなったところを取り除くらしい。ゴムの木は、十数年しないと、ゴムの材料を出さないらしい。そして更に何年かすると何も出なくなるらしい。まるでサラリーマンの一生みたいだなと言っていた。

 さて、トンネルを幾つかくぐり、階段をグネグネと上り、最後のグルグルとした螺旋階段を上り、さらに裏に回って、ようやく頂上についた。ヒューーーーーーーーー!!!







 素晴らしい眺めだ。オアフ島を一望できるぜ。風が心地よい。360度の眺望であった。海が更に遠くまで見える。そして双眼鏡で覗くと、ゴルフの練習場、グランド、サーファー、パラグライダーをつけながらサーフィンをする人、高速道路、一軒一軒の高級住宅、ワイキキの高層ビル群など、見えた。うんうん最高である。登ってきた価値はあった。
 近くにいたイギリス女が一人でいたので、話しかけてみた。可愛い。どこから来たの一人なの。ハワイはどうですか。どこ回ってるの。などと聞いて私は日本人です。素晴らしいねハワイは。などと英語で話す。やはり相手のマザタングが英語だと、こちらの英語がカタコトなのがバレてしまうのであった。そして夫がカンファレンスで来ているとか言ったので、フーンと思った。
 さて、降りる。白人の子供が泣きながら登っている。近くの白人が、あと二つの階段があるよと言うと、母親らしき人が、オーケーI WANTED TO HEAR THAT それが聞きたかったわなどと言っている。子供を甘やかさずに、歩かせているのであった。しかし子供は可愛らしい。英語のヒアリングをいくら勉強しても、やはり現地の人がペラペラと喋りあっているのを聞き取るのは、至難の業である。

 下まで戻りタクシーで帰る。よく喋るドライバーであった。10ドルで、どこどこまで行くと言いながら、どんどん距離を伸ばして、15ドルまで上げさせたのであった。ガソリンの値段が上がっている。うちの政府はもう5年も戦争をやっているよ。日本人は金持ちだろう。一ドルが80円なんだろう。15ドルくらい良いじゃないか。などととネイティブとは思えないような英語で喋っていた。80円だったのは、遠い昔だよと言ってやった。カリフォルニアとハワイは特にガソリンが高いらしい。日本とそう変わらないのであった。 

 そして、アラモアナ・ショッピング・センターに向かった。二階からメイシーに入った。メイシーだとか、シアーズだとかは、赤い盾で読んだだけだが、実在するんですな。そして解散。とりあえず歩く。トイレに行く。ブックオフや、SHIROKIYAなどがあった。日本のものも沢山売っている。日本とハワイは近いんだね。
 そしてDIESELがあった。安い。やはりかっこよい。


 日が暮れてきた。街は、綺麗といえば綺麗であったが、均質化していて、普通の大企業の店ばかりが、並んでいる独占状態の街で、個性もへったくれもないような街になっていた。台湾のようなゴチャゴチャした町並みとは違うのであった。それが良いといえば良いが、面白みがないとも言える。
 アロハを買った。なかなかかっこよい。アイスも美味すぎ。



 そして、地下のフードコートに行った。もう食えん。オールで、食べ過ぎてる感じであり、疲労がピークであった。
 ハワイには、酒を飲める場所は隔離されているのであった。そしてタバコを吸える場所などほとんどない。嫌煙家の俺には、最高の環境であった。
 ホテルには、JTBのカードを持っていればタダで乗れるオープンなバスで、帰った。

 (続く)  

Posted by らっっっきー at 23:05Comments(0)

2007年05月17日

BBCで911同時多発テロのウソがばれた



 このブログでも何度か、911テロは自作自演の捏造テロであって、イラク・アフガン戦争を進める為に仕組まれたものである。というエントリーを書いてきた。
 
 日本人は、911テロに関してどう思っているのだろうか。

1)どうでもいい
2)報道されている通りアルカイダがやったと思う
3)自作自演だった(inside job)と思う

 この三つの選択肢で考えると、分からんが一番多いのは1)のような気がする。
 しかし、ちょっと古いニュースだけど、イギリスのBBC(日本のNHKみたいなもの)が、この自作自演テロに関与していた映像が、ネット内で流れていて、とんでもない大騒ぎになっている。もちろん日本では報道されることもない。

 911においては、二つのビルに飛行機が衝突して、その二つのビルが倒壊したが、さらに別のビルも倒壊した。そのビルをWTC7と言う。
 そしてBBCの映像で、実際にそのビルが倒壊する前に、ビルが倒壊したというレポートが生放送で流れたのだ。そして、そのレポートの背景に、倒れていないWTC7が映っていたのだ。。。。
 百聞は一見にしかず。映像はこちらである。↓
http://www.youtube.com/watch?v=C7SwOT29gbc

(あるいはこちら。http://www.youtube.com/results?search_query=BBC+BUILDING+7)

 そして、イギリスで、BBCのEDITORのブログは炎上している。こちら⇒http://www.bbc.co.uk/blogs/theeditors/2007/02/part_of_the_conspiracy.html

 エクソダス2005《脱米救国》国民運動というブログhttp://exodus.exblog.jp/5423575 で、分かりやすく解説してくれている。

【引用開始】
もう一度,リチャード・ポーターの釈明(1)に戻ってその第1パラグラフを読み直してみよう.

1. We're not part of a conspiracy. Nobody told us what to say or do on September 11th. We didn't get told in advance that buildings were going to fall down. We didn't receive press releases or scripts in advance of events happening.

コメント投稿者の中には「俺たちそんなこと全然言ってないのに!」と取る向きもあるようだが,これはBBCに同情しているように見えてまったくトンでもない見当違いなのではないだろうか?ポーターはもちろん気軽な与太を飛ばしているつもりはないのだから,我々も一字一句を額面通りに受け取り,そこに隠されたメッセージを正確に読み取らなくてはならない.この暗号文を読み解くのは難しくない.以下にこのテキストに秘められた裏メッセージを示そう.

1. We're part of a conspiracy. Somebody told us what to say or do on September 11th. We got told in advance that buildings were going to fall down. We received press releases or scripts in advance of events happening.

1.我々は陰謀に加担している.9月11日に我々は言われた通りのことを語り,言われた通りのことを行った.我々はあらかじめビルが倒壊することを教えられていた.我々は事件の発生に先立ってプレス・リリースないし台本を渡されていた.※

確かに,これは我々の知る9月11日当日のあらゆる事実関係と完全に整合する!ここにおいてポーターは真実を語っている...

※この語法はポーターが発明したものでもなければ,必ずしも目新しいものではない.むしろ,ネット上ではしばしば見かけられる婉曲語法である.たとえば:

サワヤカな安倍晋三は光永仁義の謎の死に関係していない。新興宗教「慧光塾」光永仁義が発行した『月刊ポリスマガジン』は2004年に雑誌協会に加盟なんかしていない。光永仁義は2005年7月に謎の死去なんかしていない。サワヤカな安倍晋三はライブドア事件とは関係ない。殺されたライブドア野口英昭は「安晋会」理事なんかじゃない。サワヤカな安倍晋三はライブドア野口英昭殺害とは関係ない。サワヤカな安倍晋三はゴールネットとも関係ない。ゴールネット社長杉山敏隆は「安晋会」の代表幹事なんかしていない。ゴールネット社長杉山敏隆は新興宗教「慧光塾」のメンバーじゃない。ゴールネットは耐震偽装事件のヒューザーと深く関わったりなんかしていない。サワヤカな安倍晋三は下関市長江島潔とは関係ない。下関市長江島潔は広域暴力団・合田一家と癒着なんかしていない。サワヤカな安倍晋三は下関署とつるんで選挙潰ししたりしないし、対立候補へ暴力団工藤会を送って攻撃したりしないし、まして工作費不払いで工藤会から事務所に火炎瓶を投げ込まれたりしない。。。
詳しくは→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1064494691/491-498

【引用終わり】


 すごいですねー。メチャクチャですよ。そろそろブッシュとかチェイニー、ラムズフェルドとかが逮捕されて、事件の全容が明らかになる日が来るかもしれない。死刑でも生温いであろう。

 改憲のエントリーでも書いたように、戦争なんてのは、作られるものなのだ。マスコミを鵜呑みにして、考える能力も無い人間が、ものを知らない人間が、「改憲」とか言ってんじゃねーよ。
 この前、陰謀論にはまりすぎとかいうコメントを、うぜーと思って削除してしまったが、今の時代に一番重要なのは、陰謀論なのだと言ったら言い過ぎだろうか。少なくとも米国政府の言うアルカイダがどーのこーのというのも、結局、陰謀論の一つに過ぎない。ネットの中で真実を求める人たちに必要なのは、事実である陰謀を見極めることである。

 さて、久しぶりに海外旅行に行って来るので、しばらくブログは更新しない。ではでは。
  

Posted by らっっっきー at 11:32Comments(1)

2007年05月14日

★改憲ってどうよ???





 改憲の動きがかまびすしい。
 要は日本が戦争をすると言う事である。

 自分は反対である。

 色々な意見がある。
1)アメリカに経済的にも軍事的にも従属して、収奪されるような植民地国家で良いですか
⇒NO
2)ならば日本は軍事的に独立するべきですか
⇒YES
それは核武装という意味ですか
⇒YES
3)近隣諸国及びアメリカと友好関係を結ぶべきですか
⇒YES

 まあ多少は筋が通っている。日本は核武装して、アメリカの核の傘から軍事的にも独立し、アメリカの犬状態から脱するというのは、ある意味正しい。小林よしのりとかが主張している事でもある。軍事的に主権を確立すれば外交的にも、経済的にも良いのではという事である。

 しかし多くのジレンマがある。
 まず、日本の独立の為の武装なのか、アメリカの捨て駒としての武装なのかと言う事だ。これがどうも捨て駒な気がして仕方がない。
 ちなみに改憲説を唱えるのはネットウヨばかりだ。ネットウヨと言えば近隣アジア諸国を憎み、アメリカをご主人様と崇め奉る連中だ。アメリカの犯罪は全て庇い、アメリカの犬として、アメリカ人の殺人は良い殺人と考えるようなヤツラである。(多少偏見もある。) そして日本で悪いのは全て在日のせいとして、韓朝中をひたすら憎み、低俗なコピペをせっせと貼って、小泉マンセー、安倍マンセーして、結局徴農されてしまうような人たちである。
 集団的自衛権の行使というのも、要はアメリカの起こす戦争で自衛隊員が大量に死ぬというだけの事である。
 アメリカの為に金融市場を開放し、アメリカの為に郵政民営化をし、アメリカの為に規制緩和をし、アメリカの為に米国債を買い、アメリカの為に基地用の土地を提供し、アメリカの為に毒牛肉を輸入し、アメリカの為にジュゴンと珊瑚の海を潰してアメリカの飛行場にするような日本政府である。その流れで日本政府が、日本を戦争ができる国に変えるというのは、アメリカの為であるとしか思えない。
 そうであるならば、独立の為の武装などでは全くない。真逆である。日本の更なる奴隷化、捨て駒化、属国化である。

 次に戦争は誰が起こすのかと言う事だ。
 戦争は超巨大な利権である。九条の問題を議論する時、レトリックや言葉の問題が多く取り上げられるが、九条はただの字である。ただの言葉である。戦争は字でできているわけではない。戦争は、金と血肉と武器とプロパガンダで出来ている。膨大な軍需利権と、それに纏わる金、それに群がる人々、バラバラの血と肉の塊になる多くの普通の人々。そしてそれを演出して人を説得するのが、マスゴミの皆さんのお仕事、プロパガンダだ!!
 
 20世紀にも多くの紛争・戦争が起こった。それらは民族・宗教の問題として語られる事が多いが、その説明は多くの場合、実態を覆い隠す役割がある。紛争などを創出し演出する人、そして武器を売る人、そして利権を掴む人、これらの人の役割なくして、多くの紛争も戦争も起こらなかったのではなかろうか。

 と、なると、結局のところ、戦争屋たちの付け入る隙を与えない事が大事なのであって、ヘタに武装化してしまうと、戦争の火種を演出されてしまって、自作自演の実際の戦争をしてしまう恐れがある。
 また軍需産業は国から巨額の税金が投入されるので、一国の経済構造の中で巨大な位置を占めてしまう。アメリカがその典型であるが、一度出来た軍産複合体は、国の中に居座り続ける。更なる戦争を求めて、終わりのない戦争螺旋を回りつづけ、自作自演の危機を演出し続けるのだ。それに付き合わされる国民は、なんと不幸な事か。

 死の商人=武器商人は、多国籍企業であり、様々な国に武器を売る。イラン・イラク戦争でも、ベトナム戦争でも、双方の国に武器を売り、更なる戦火を煽った。彼ら死の商人は、人殺しの道具を売るのは忍びないけれど、需要があるから仕方が無く売っているのだろうか。そうではないだろう。例えばTOYOTAが自動車を売るとき、売るのは忍びないけれど、需要があるから仕方が無く売っているのだろうか。そうではないだろう。戦略を立て、需要を創出し、熱心に研究開発をして、付加価値をつけて、多角的な経営戦略を立て、更なる業績アップを目指して頑張っているのだろう。死の商人たちも同じである。しかしそのせいで何百万の人たちが死んだ。
 
 またマスゴミのお仕事、プロパガンダも、当の昔に、手順やノウハウは完成されている。アンヌ・モレルの著書より引用すると、戦争プロパガンダの法則は以下の通りである。
(1)「われわれは戦争をしたくはない」
(2)「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」
(3)「敵の指導者は悪魔のような人間だ」
(4)「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」
(5)「われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」
(6)「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」
(7)「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」
(8)「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」
(9)「われわれの大義は神聖なものである」
(10)「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」
 
 日本人は流されやすい事で有名なので、ちゃんと法則を押さえたプロパガンダを徹底すればイチコロである。喜んで戦争を賛美して死ぬだろう。
 
 そして、死の商人たちと、マスコミ。ロスチャイルドの物語を読めば分かるように、少なくとも欧米において彼らは一族であった。正に自作自演だ。同じ人たちが、戦争を作り、戦争を煽り、戦争を行っていた。
 誰が戦争を起こすのか?? 利権に取り付かれた一部の人間たちが結託して起こすのだ。一般市民は関与できず死ぬだけだ。そして彼らは死なず儲けるだけだ。


 さて、憲法九条は、少なくとも日本武装化の歯止めになっていた。もちろん自衛隊は軍隊である。そして俺は非武装中立を唱える立場ではない。ある程度の軍事力は必要だと思う。軍事力が全く無くても外国に付け入る隙を与えてしまうのでダメだ。
 日本には軍隊があるけれど、憲法九条もある。それは矛盾だとも思える。だが、矛盾があるからこそ、極端に走る事なく、状況が均衡しているのだ。憲法九条は鎖である。自衛隊は鎖に縛られた軍事力だ。そしてそれで十分である。なぜ今その鎖を解き放つ必要があるのか。必要は無い。メリットも無い。必要としているのは、アメリカと一部の利権屋ぐらいなものだろう。

 だから、俺は改憲に反対なのである。




 おまけ。

 考えてみればマスコミというのは、単純な世界観を提示する。勧善懲悪で、悪者は悪く描かれ、悪者を倒す為に止むを得ず正義を行使するといった具合だ。
 そして平和活動家たちは、戦争を起こすアメリカ政府に反対し、デモをしたりする。例えばアメリカやヨーロッパの名も無き市民たちの反戦活動には敬意を表するし、素晴らしいしカッコイイとも思う。日本にもアジア・世界各国にもそういう人たちはいる。
 しかし戦争を引き起こす巨大財閥、政府、軍産複合体というのは、そんなに甘いものではないと思う。何百年と培ったノウハウがあるし、蓄積された資本、情報ネットワーク、組織力などは、想像も出来ないほどに、強力だろう。そしてその非情さ冷徹さ残酷さは、一般市民の持ち合わせているものではない。
 政府が一般市民に見せる顔というのは、計算されたプロパガンダであって、もちろんウソと矛盾で塗り固められている。(科学法則に反していることも良くある。)
 はっきり言ってしまえば、別に、ウソと矛盾に満ちた非科学的説明であっても、ぜんぜん大丈夫なのだ。なぜならば多くの人はウソを見抜けないものだし、矛盾には気付かないし、科学的かどうかなど気にしないし、何であれすぐに忘れちゃって、流されるだけだからだ。
 全くモノを考えない人たちは、そのプロパガンダを受け入れる。そしてもう少しモノを考えられる人は、そこにウソと矛盾があるといって非難する。しかし、さらにその裏にあるのは、非情さ・冷徹さ・残酷さに裏打ちされた資本の論理だ。それは個人の意思というよりも、巨大なシステムのようなものだ。
 それは金を得る為に金を得て、戦争をする為に戦争をする巨大なシステムのようなものだ。それを構成する細胞は、一つの企業だったり、一人の人間だったりするわけだが、それが巨大になると、もう誰もそれを止められない。
 そして、思うのはそのような巨大な戦争権力とも言うものに、どうやって市民の平和運動家が対抗できるのだろうか。何もやらないよりマシなのは、分かるし、絶望との戦いだというのも分かるのだが・・・。

 でも絶望することは無い。少なくとも今、日本には、「憲法九条が存在する」のである。これは喜んで良い。これほど喜ばしい事はない。素晴らしくラッキーな事では無いだろうか。これは軍産複合体に対する強力な尊い鎖である。この鎖を得るまでに、何千万の人の血が流れたのだ。世界遺産に登録しようと爆笑問題の太田さんの発想も素晴らしい。本当に登録すれば良いと思う。

 もし国民投票になったとしたら、一人一人が胸に問い掛けるべきだろう。自分は本当に戦争をしたいのか。自分は本当に人を殺したいのか。自分は本当に殺されたいのか。自分は本当に利権屋を儲けさせたいのかを。  

Posted by らっっっきー at 20:54Comments(0)

2007年05月11日

てきとうに・・・死の商人と銀行とか




 ブログとは・・・・。勝手気ままに自分の書きたい事を適当に書くのがブログなのではなかろうか。
 だとすると、あまりにも、本の内容を書いていると、自分の書きたい事が書けなくなってしまうし、宿題をやっているような気にもなってくる。あまり、自分を縛らずに、適当に書きたい事を書いていこうと思う。
 と、思っていたが、やはりまだ書いていない事が沢山あるので、たまには書こうかと思う。などとどうでも良いことをズラズラと書いている。それにしても、きっこの怪我は大丈夫なのであろうか。心配である。怪我してるのに、最近のきっこの日記は、力が入っていて、読み応えがある。アベシンゾーが戦争をやりたがっているけど、死ぬのは今の小中学生だという話は、首をうんうんとうなずきながら読んだ。

 さて、戦争には反対で、じゃあ何で戦争をするかというと、敵がいるからだとか、国を守る為だとか、適当な言い訳はいくらでも転がっている。要は国民が騙されるか否かなのであるが、昨今の日本人は普通に騙されるのだろう。なんか別に勝手にすればという感じにもなってくるけどね。

 さて、フランスの二百家族というものがいる。フランスの銀行界を支配している財閥の家族が大体二百家族ぐらいだから、そういう名前で呼ばれているらすぃ。
 もう少し詳しく言うと、フランスの銀行の総会では、かつて二百人の株主だけが投票権を持っていたことに由来するらすぃ。

 死の商人とは、武器を売って儲けるハゲタカのような連中の事であるが、銀行家とは、死の商人が大金持ちになるという不条理の生みの親である。欧米でもそうであるが、日本の財閥も戦後は、朝鮮戦争、ベトナム戦争で甘い汁を吸ってきた。そして、それは今後の武器輸出原則の見直しでも、同じである。戦争は儲かるのだから、戦争をしたくて、舌なめずりしてるおっさんどもが沢山いるわけだ。
 さて、スイスの銀行がなぜ儲かったか。戦争をして財産を奪い合う人たちは、財産を安全なスイスに隠す。戦争は財産を狙うだけでなく、生命をも奪う。そして、秘密の隠し口座に預けた金の持ち主は死んでしまい、金庫に巨額の財産が生じるのだ。
 銀行家は、ただ戦争が起こるのを待つのではなく、戦争をけしかければ丸儲けできるのだ。
 スイスの銀行は、そうしてフランスとスイスの銀行家たちは、戦乱を引き起こしてきた。イギリスのロスチャイルド家は、南ア、エジプト、インドを中心に。フランスのロスチャイルド家は、アルジェリア、モロッコ、北アフリカ、ベトナムなどのアジア、南太平洋の島々に進出していった。
 フランス銀行は、財産をスイスに隠してしまっているが、その実力たるや日本の銀行が足元にも及ばないらしい。フランスの二百家族の実力というのは、とんでもないものらしい。
 二百家族の支配力が富の独占をもたらし、更に支配力を高め、更に富を集め、更に支配力が高まるという、流れ。
 一銀行として発足したフランス銀行は、札束を発券して良い事になり、トップになった。当初はナポレオン派により、設立されたが、ナポレオンの敵に金塊を運んだロスチャイルド一家は、仲間に入れなかった。しかし、鉄道王ジェームス・ロスチャイルドの孫は、フランス銀行の理事となった。

 などなど赤い盾三巻をちょこっと見てみたが、四巻よりも分厚い。。。。フランスの植民地主義の話とか、六ヶ所村にできた核施設とか、日本の原発とフランスの再処理施設の関係とか、そこに絡むロスチャイルド一家とか、兵器産業とか、面白い話が続々とあるのだが、続きは、いつかまた。  

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2007年05月09日

◆ペンから剣まで一切を 赤い盾(P1685~1698)





 今日は、赤い盾最終章であるが、あえて要約は行わない。
 最後の章では、驚くべき系図が描かれる。だが、エピローグはおおっぴらにしないのが、エチケットなような気もするので、読みたい人はぜひ買って読んだ方が宜しいかと思われ。
 でも、印象深い言葉を引用してみようと思う。

【引用開始】
 富豪たちは、わが国の長者とは富の質と言う点で比較にならない。日本の長者は、汚れきった大都会の土地-欧米であればゴミのような財産-が意味も無く高い地価によって資産とみなされ、べらぼうな金額になっていただけだ。地価の暴落によって、それが証明されつつある。北海道や東北の農民こそ日本における真の大富豪である。
 ヨーロッパの富豪は、城を構えている。いずれも値のつけられないほどの財宝である。しかも彼らには、スイスに隠し金庫がある。中でもイギリス王室は広大な土地所有者で、大ブリテン島の南東部イングランド、北部スコットランド、南西部ウェールズのそれぞれに土地を持ち、合計二十五万エーカーに達すると言う。そのほか、この財産を管理する王室委員会は、ロンドン市内のカーナビー、リージェント、ハイドパーク、ヴィクトリア地区などでも数え切れないほど一等地を確保し、その借地料の上がりで贅沢三昧の生活が保障されてきた。
 この富をもたらした最大の貢献者が、ロスチャイルド一族であった。インドから、エジプトから、南アから、そしてカナダ、オーストラリアから財産を奪ってきたわけである。本書でたびたび語ってきた事だが、これまで書かれてきた歴史、文学、映画のシナリオなどは、多くが事実の真髄から程遠いものであった。国家の名前と抽象的な体制だけで、歴史は説明されてきた。その奥には、歴史を実際に動かした産業の会社名があり、会長や頭取が居た。なぜ彼らを歴史書の表面に出して議論しないのであろうか。
 政治家などは、皆企業の代理人であるから、その政治家の政策や性格などを詳しく分析してもほとんど意味が無い。そこに企業家としての支配者を介在させて、始めて政治や体制、芸術、文化を議論できるようになる。なぜなら、金融家は政治だけでなく芸術や文化までそっくり買い取り、ジャーナリズムと軍隊まで私有してきた。ペンから剣まで、一切を。
 それがヨーロッパの王者ロスチャイルドである。この一族を、ただ"富豪ロスチャイルド"で片付けてきた歴史とは一体何であろうか。
【引用終わり】




 ロスチャイルドという名前を聞いた事があるだろうか。ある図書館でロスチャイルドという単語で蔵書検索をしてみたら、ほとんどヒットしなかった。ロスチャイルド夫人に学ぶ社交術のような本と、この赤い盾など数えるほどしかない。
 世界でもっともメジャーな存在でありながら、日本では物凄くマイナーな存在である。
 例えば陰謀史観というものがある。世界はユダヤに握られているのだとか、そういった多少トンデモ的な世界観である。それはなんとなく胡散臭い。
 また一方で、この世に陰謀など存在しないのだ。という考え方もある。世界はあまりに複雑で、有象無象の人々がひしめきあっているだけなのだという考えだ。
 しかし、自分が思うに現実は、そう単純なものでもないし、陰謀が全く存在しないという考えも甘いと思う。例えば反ユダヤ主義というものがある。第二次世界大戦時は、大手のメディアを反ユダヤ主義が席巻していて、あらゆる事がユダヤ人のせいにされてきた。
 しかし、このロスチャイルドの物語を読めば分かるように、「彼ら」は、決してユダヤ人に限らない。キリスト教徒も含め、さまざまな国の白人が閨閥を作ってきた。彼らの中にはユダヤもいるが、それはユダヤ人全体からすると、ほんの一部に過ぎない。むしろ多くの一般庶民のユダヤ人たちとは、全く異なる存在と言っても良い。そして一般の貧しいユダヤ人たちが、スケープゴートにされて悲劇が生まれたのだ。俺は決して反ユダヤ主義に同調するものではない。インドのゴアで出会った素朴なイスラエル人たちは、特権階級のユダヤ人とは、ほとんど関係が無いだろうと思う。
 そして陰謀が全く存在せず、世界を支配しているものなんていないという考え方もおかしい。今ある人間の世界は、人間の中の誰かが中心となって作ってきたものだ。そして世界を支配している呼べる状況にやがてなったのだ。トートロジーではあるが、世界を支配している者が、世界を支配しているのだ。それが誰かという問題はあるとしても、誰かは確実にいるのだ。トンデモ的な世界観であれば、それは宇宙人だとか、悪魔がどーのこーのだとか、ユダヤ人だとかが出てくるだろう。

 自分の考えでは、現在の世界でもっとも力を持っているのが、彼らロスチャイルド一族であり、彼らは「国際金融資本家」とも言うべき存在である。

 現在のグローバル化した状況も、彼らによって作り出されている。日本人は、いや日本人に限らず、世界の人は、誰が世界を動かしているのか、もっと知るべきであろう。

 最後に、広瀬隆氏の言葉を引用しよう。


【引用開始】
 五つの大陸で起こっている悲劇、数々の島で起こっている悲劇、そしてこの日本を支配している無知、これらのことは必ずや我々の世代のうちに克服されなければならないものである。しかも人類はその最後の希望と絶望の狭間にあり、今であればおびただしい数の市民の知恵が、それを解決できる時代を迎えている。本書はその一助になるよう祈って、また後年のための記録として、次の世代に調査が引き継がれるよう書かれたものである。

(「赤い盾」完)
【引用終わり】
   

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2007年05月06日

◆スイス チューリッヒの幽霊 赤い盾(P1671~1684)




P1671~

■没落を演出するロスチャイルド
1982年 ロンドンのイヴリン・ロスチャイルド
(南ア・デビアス重役。金塊業者ジョンソン・マッセイ大株主。母親はウラン・カルテルのペナロヤ創業者一族。英新聞エコノミストのオーナー会長。ロンドン・ロスチャイルド銀行会長。財閥の頂点)
 →スイスに国籍移す
 →ロスチャイルド家の没落始まる?
 →単に財産がスイスに消えてる(隠してる)だけ

■バーゼル・クラブとは
[第一次世界大戦後]
・ドイツからの賠償金(ヴェルサイユ会議にて決まる)を、取立てる為の機関として設立。BIS(国際決済銀行)の通称。
・全世界の蔵相を動かす
・第一次世界大戦の費用を賄ったJ.P.モルガンが発言権。
・ヴェルサイユ会議→J.P.モルガンJr.、ロスチャイルド系のベアリング、ドイツ国立銀行総裁シャハト、ロスチャイルド系の仏ヴォギュエ、ブランカールなど。
・1930年発足→アメリカ中央銀行が設立国から降りてしまう。→英・仏・伊・ベルギー・独が設立国。
  その為アメリカは、ロックフェラー財閥、モルガン財閥などの民間銀行が出資→現在はシティバンクが持ち株保有
・出資金→純金435t
・初代頭取→アメリカ人のゲイツ・マッガラー(FRB議長、アメリカン・エクスプレス重役)

[第二次世界大戦時]
・死の商人、敵味方のバンカーが理事会で情報交換
・スウェーデン人のペル・ヤコブソンが取り仕切る。
 →→義兄弟のアーチボルド・ナイはロスチャイルドのリオ・チント・ジンク重役

[戦後]
・ヨーロッパ復興の最重要機関(アメリカのマーシャル・プランによる資金を一手に扱う)
・現在、バーゼル・クラブの金融解析は、全ての国の中央銀行に対して決定的な影響力
・総支配人は、設立当初からフランス人(フランス二百家族の力)
 ☆特に1950~60年代の総支配人ギヨーム・ギンデイは、ギイ・ロスチャイルドと極めて近い一族
    →アルジェリア戦争、アフリカ諸国独立、キューバ危機、ベトナム開戦、ベルリンの壁構築、中米内乱の時代
 ☆1980年代 スイス国立銀行総裁フリッツ・リュートウィラーがトップ(ブラウン・ボヴェリの会長)
    →南アでアパルトヘイトが深刻
 ☆1980年代半ば 頭取はジャン・ゴドー(ロスチャイルドのブリュッセル・ランベール銀行頭取)
    →中東戦争への戦費調達

・ソ連の金塊のほとんどを引き受ける。
・モルガン一族の財産が隠されているであろう。

★人道的な問題
・麻薬のコカイン・カルテルが中南米の人々を殺し続けている最中に、ロスチャイルドの一族がスイスでその醜悪な金を動かしている。
・中東などでの戦争のために、税金が彼らの裁量で好きなように使われる。
・銀行BCCI(1991年に倒産)→麻薬、兵器、CIA、賄賂のシンボル。黒幕はイギリスとケイマン島とスイス。
・麻薬マフィアと兵器商人
 →彼らの為に口座を開くスイス銀行の恐ろしさを認識するべき
・麻薬業者の為のスイス三大銀行、ルイ・ドレフュス銀行、アメリカン・エクスプレス銀行
 →実態はロスチャイルド銀行
・南アに経済的援助→人種差別意識が根底にある

★スイスと原子力
チェルノブイリ事故後、スイスでは死の灰の被害を隠し、汚染ミルクを売り続ける
 [理由]
・ネッスルの会長パウル・ジョレスは、国際原子力機関(IAEA)の支配者ロスチャイルドのゴールドシュミットと共に、1950~60年代にかけてIAEAでNo.2だった。
・ネッスルの重役フィリップ・ド・ヴェック⇒原子力・重電機の世界最大メーカー「ブラウン・ボヴェリ」重役
・ネッスルの重役アルフレッド・スルザー⇒原子炉メーカー「スルザー・ブラザース」創業一族
・スイス原子力委員会ヤコブ・ブルカルト委員長⇒バーゼルを支配する一族

★スイスとロスチャイルド系銀行
・スイス最大のスイス・ユニオン銀行会長ヴェック⇒バチカン銀行監査役など・・・
・グレース・ケリーの男遍歴など。。。
(この辺りP1680の文脈は、意味不明・・・。解説キボンヌ)

★世界最大の穀物商社カーギル一族とスイス
・五大穀物商社は、アンドレがスイス出身、コンティネンタル、ブンゲ、ルイ・ドレフュスのユダヤ系はロスチャイルドの所有物
・カーギルは、スイスの個人銀行ピクテと閨閥
・子会社トレーダックス社を脱税王国パナマに設立 ⇒ 孫会社トレーダックス輸出会社の株50%をクレディ・スイスに売却
・カーギルは本拠地がパリ。スイスと連動。
・穀物商社とバーゼルの製薬業界との結びつき。

★スイスの製薬業界
・サンド社⇒1986年11月バーゼルの工場から大量の水銀をライン河に放流
 (会長マルク・モレはクレディ・スイス重役)
・チバ・ガイギー社⇒スモン病(SMON(Subuacute Myelo-Optico-Neuropathy 亜急性脊髄・視神経・神経障害)で有名
 (会長ルイ・フォン・プランタはスイス銀行重役。原子力産業ブラウン・ボヴェリの重役)

★スイスの三大銀行
・バーゼルの「スイス銀行」
・チューリッヒの「クレディ・スイス」
・ウィンタートゥールの「スイス・ユニオン銀行」
 ⇒サルツバーガー家(ロスチャイルドと閨閥)による
 ⇒ニューヨーク・タイムズのオーナー
 ⇒フォルカルト商会により、インド、アジア、南米に広大な利権  

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2007年05月04日

◆スイスと言えば金隠し 赤い盾(P1625~1670)




P1625~

スイス銀行の金庫

■スイス
・一切を銀行の秘密の扉に隠す。
・その秘密に最も近づいたヒットラーのゲシュタポ
 ⇒ドイツ国内の富豪を見つける
 ⇒家族や友人を騙り、大金を預金する
 ⇒受け付ければ秘密口座がある事が証明される
 ⇒ゲシュタポが本人を連れてきて預金を全額引き出させる
・以後(1934)いかなる場合にも本人単独の同意なしには預金引き出し不可(スイス銀行法)
 ⇒秘密の番号口座(名前を知らせる事無く数字のみで大金を預ける)
 ⇒犯罪者、独裁者、マフィアでもOK

☆スイス銀行を動かしているのは、ロスチャイルドではない??
 (戦後、米財務長官ユダヤ人のモルゲンソー⇒スイス銀行で、ナチス残党の預金を押さえられなかった)
 (戦後、イスラエルはスイス銀行に預金返還を求めたが、わずかに名前判別している分のみ返還)

☆スイス銀行を動かしているのは、ロスチャイルドであったが、スイスの銀行法を犯す事は出来なかったのかもしれない。(仮説)
 (財務省の調査で、銀行法を犯すと、ロスチャイルドの巨額の不正資産が暴露されてしまうから?)
↑これは単なる仮説。スイスについて調査する事は不可能??

■スイス銀行に預金した人リスト(暗殺、失脚、亡命する事によって明らかになった)
ルーマニアのチャウシェスク
パナマのノリエガ
ナチスのゲーリング
キューバのバチスタ
アルゼンチンのペロン
ベルギー領コンゴのツォンベ
イランのパーレヴィ
フィリピンのマルコス
ドミニカのトルヒーヨ
イラクのファイサル

☆彼ら独裁者をスイスは匿ってきた。
・大金輸送にスイスの航空会社利用
・国外への資産移動は、国際的な航空シンジケートによる手助け

☆他のスイス銀行の使い方
・国際的な兵器の密輸代金(イラン・コントラ事件)

■スイスの地図
・周りは、ドイツ・フランス・オーストリア・イタリア⇒つまりロスチャイルドの五人兄弟の分散した地(ロンドンを除く)
・リヒテンシュタイン、モナコ (マネーロンダリングの資金の出口)

■スイスの四つの顔
1)銀行 2)製薬シンジケート 3)観光業・食品産業 4)機械・軍需産業

■スイスの時計
機械仕掛けの時計はあらゆる近代文明を生み出した。
ダイヤ、貴金属との関係⇒ダイヤのような宝石によって、正確な時を刻む。また貴族のシンボルとして豪華な製品。
 ⇒ダイヤ・貴金属を支配するロスチャイルド家と関係

■スイスのエッシャー家
チューリッヒの一族。建設、機械、政治、商業を支配。

■スイスの歴史
有数の個人銀行が人工比率で200分の1の人間が、全スイスの資産を半分握る。
1815年 ウィーン会議で永世中立が認められた。フランスの銀行人脈と連携。
1848年 スイス連邦誕生
 ・エッシャー家スイスに鉄道網を張りめぐらす計画
 ・スイスに残ったロスチャイルド系のグッゲンハイム家が知られざる支配者
 ・スイス鉄道はロスチャイルド家により統合。
1858年 エッシャーは、事業銀行を設立。⇒クレディ・スイス創設
 ・50%の資金を投入したのは、ドイツ・クレディタンシュタルト
 ・ロスチャイルド家は、エッシャー家を支配。
 ・スイス貴族は、ロスチャイルド時代の前から、近親結婚による家系を作っていた。
1862年 後のスイス・ユニオン銀行創設
1872年 後のスイス銀行がバーゼルに創設
  ・バーゼルは化学・製薬・絹織物の中心地(チバ、ガイギー、サンド、ホフマン・ラロシュなど)

★スイス・モナコ・リヒテンシュタインの王室とロスチャイルド
・モナコ王室グリマルディ家 (女優のグレース・ケリーが結婚)
 グラモン公爵家
・リヒテンシュタイン王室
・バーゼル・クラブこと国際決済銀行BIS理事長レオン・フレーザー
・J.Pモルガン
・スイス国立銀行理事マックス・シュテーリン
・スイス・ユニオン銀行会長アルフレッド・シェーファー
・スイス国立銀行総裁サラシン
・エッシャー家
・フランス銀行創立者オッタンゲル
・個人銀行オッタンゲル
・チバ・ガイギー社長
・スイス銀行頭取
・スイス鉄道王
・世界最大の穀物商社創業者ウィリアム・カーギル
・スイス個人銀行ミラボーのミラボー
・フランス銀行副総裁 シャルル・ヴェルヌ
・ロスチャイルド家

以上の王室、銀行家、ロスチャイルドなどが一つの閨閥を形成。
スイスにロスチャイルドという奇怪な一族が現れると、あっという間に親類縁者の契りを結び、スイス全体を懐に取り込んだ。

■クレディスイスの創立から現代まで
1858年 エッシャーは、事業銀行を設立。⇒クレディ・スイス創設
 ・50%の資金を投入したのは、ドイツ・クレディタンシュタルト
 ・ロスチャイルド家は、エッシャー家を支配。
◎クレディ・スイス 
 ⇒機械や建設のエッシャー・ウィスを育てる
 ⇒重厚機メーカー、ブラウン・ボヴェなど育つ
 ・フランスの二百家族(ロスチャイルド系)ジャピー家はスイス化学染料のガイギー家と結婚
 ⇒鉄道王ケクラン・ガイギー
 ⇒バーゼル・トラスト(製薬コンツェルン)をロスチャイルドが背後で操る。
 ⇒しかし、バーゼルはナチスとも秘密カルテルを結び、悲惨な歴史に。
◎クレディ・スイスの会長グート(ロスチャイルドの代理人)
・ラザール・フレール出身。ベンツ、スイス航空、ネッスル、アルスイス、チバ・ガイギー、原子炉メーカーのスルザー・ブラザーズの重役。
◎クレディ・スイスが設立(協力)
・スイス再保険(世界最大の保険会社の為の保険会社)、・ブラウン・ボヴェリ、・エリコン・ビューレ
 
 ※つまりクレディ・スイスはロスチャイルド系

■脱税の為のスイス
・芸能人、銀行家、兵器商人、ロスチャイルド、ロックフェラー
・チャップリン、ピーター・ユスティノフ、デボラ・カー、オードリー・ヘップバーン、リチャード・バートン、エリザベス・テイラー、ソフィア・ローレンなど

◎ロスチャイルド家は、帳簿を調べ、更に個人銀行家により、金を吸い上げ、他へ高利貸しする。

◎1988年、2600億円の麻薬資金がスイスの大手銀行でロンダリングされた。
 ⇒当時の司法大臣兼警察大臣エリザベート・コップにより、マネー・ロンダリングに関与した夫に連絡
 ⇒その後、コップは無罪。銀行の疑惑は立ち消え。
 (レーガン時代のペンタゴンNo.3もイクレであるが関係は謎)


■ロスチャイルド財閥の頂点(親会社)
⇒スイスのチューリッヒの「ロスチャイルド銀行」と「ロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングス」

[その傘下↓]
☆本拠地
・・・ロンドンの「ロスチャイルド銀行(N. M. Rothschild &Sons)」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド・コンティニュエーション・ホールディングス)
・・・パリの「ロスチャイルド銀行」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド銀行)

☆最大の出先機関・・・ニューヨークのロスチャイルド商会」(親会社はチューリッヒのロスチャイルド銀行)

[更にその傘下↓]
エドモン・ロスチャイルド銀行、バンジャマン&エドモン・ロスチャイルド金融、ロスチャイルド・ホールディングス、ロスチャイルド・エクスパンシオン、ロスチャイルド・コンティニュエーション、ロスチャイルド・インターコンティネンタル銀行など

・最も金塊に近い・・・南アのデビアスを動かすエドモン・ロスチャイルド個人銀行の親会社は、チューリッヒのロスチャイルド銀行
※全ての金塊を所有するのが、この地球上に存在しない"スイスのロスチャイルド家"という世にも不思議な物語であった。

■ロスチャイルド家とモナコ
・モナコ王室はフランスの大貴族グラモン公爵家と二度結婚
・金融王ネイサン・ロスチャイルドの孫娘マルガレータもグラモン家と結婚
・モナコのカジノ帝国築いたフランソワ・ブランは、グラモン一族

■リヒテンシュタイン
・リヒテンシュタイン王室もネイサン・ロスチャイルドと結婚
・ロスチャイルド家のJ.ゴールドスミスの財産をコントロール⇒リヒテンシュタインのブルネリア財団
・リヒテンシュタイン王子財団顧問のスウェーデン人インサイダーで逮捕
・フランスの死の商人ブロイはリヒテンシュタインのトンネル会社で兵器取引⇒暗殺
・リヒテンシュタインを通り、マネー・ロンダリングが行われている。(スイスと別の国を組み合わせる事により、国境で帳簿の対照は不可能)
・ソ連崩壊時、ソ連から金塊がスイス、リヒテンシュタインに流れる。

■南アフリカとスイス
・スイスは、南アの金塊の独占販売権を握る。
・金塊の流れ  南ア⇒スイス⇒イギリス
・つまりスイスがロスチャイルドの私有財産であるから可能なルート。


(続く)  

Posted by らっっっきー at 19:37Comments(1)赤い盾

2007年05月04日

◆ドイツと言えば良きドイツ人 赤い盾(P1587~1624)




 今回は、ドイツ編の最後である。ちなみにタイトルは、私が勝手につけてます。

P1587~1624

★統一ドイツの駐日大使・・・ヴィルヘルム・ハース(フランス語読みはアース)
アース一族とは・・・
(ロスチャイルド代表者の息子、ラザールフレール重役、パリバ・インターナショナル会長、グッゲンハイムと結婚)

★ジーメンス
・ドイツ第三位の大企業。
・大株主はロスチャイルドのリオ・チント・ジンク
・子会社クラフトヴェルク・ウニオンは西ドイツのほとんどの原子炉製造。
  ⇒中国ゴビ砂漠に放射性廃棄物廃棄計画

◎再処理工場(六ヶ所村のと同じ)建設計画
  ⇒反対運動で1989年中止。
←←←ドイツ人の行動力!!!

  ⇒計画を進めた企業フェーバ会長は半年後死亡
   (鉄鋼会社クルップ、ロスチャイルドのアリアンツ保険の重役、ニジェールでウラン利権漁る)


★★★ドイツ銀行を中心とする企業群★★★
(この本の中で最も細密な企業関係図が描かれる。)
・中央にドイツ銀行。その周りを金融界、原子力産業、自動車・航空・軍需産業、鉄鋼業、製薬・化学、メディアが囲み、そして図の周囲に配置されているのが、ロスチャイルド家の直系企業。

・1960~70年の合併ブームにより、大企業の資産独占率は高い
 (鉄鋼ではティッセン、クルップなどの旧財閥が九割)
・ロスチャイルド傘下の企業・・・ダッソー・ブレゲ、リオ・チント・ジンク、地中海クラブ、コジェマ、ウォルムス海運、シェル、ノーベル・トラスト、メタルゲゼルシェフト、モルガン・グレンフェル、モンテフィオーレ
※ロスチャイルドによるドイツ産業の支配構造⇒中央にロスチャイルドのドイツ銀行。周辺にロスチャイルド系企業による支配構造。

※ドイツの電機、原子力の世界はひとつの企業。ロンドン・パリのロスチャイルド銀行が株券持つ。

★フォルクスワーゲン
・自動車の製造でドイツNo.1
・イギリス人により、戦後、アダム・オペル自動車のハインツ・ノルトホフが再建する事に。
・ドイツのシンクタンク再建クレディタンシュタインの支配者ロスチャイルドのヘッセルバッハ
 ⇒オペルの秘書となり、その後フォルクス・ワーゲンの監査役
・その後、急成長。

・監査役会会長カール・ラトイェンの妻
 ⇒ラムスドルフ伯爵家
 ⇒フリック社より、不正献金を受けた西ドイツ経済相オットー
 ⇒ロスチャイルドの代理人

★ジーメンス
・ドイツ銀行を創業
・1847年、天才ジーメンス兄弟により、ジーメンス・ハルスケという電機会社創業。
・富士通の元(古河財閥とジーメンスの頭文字より、フ・ジとなり、富士電機⇒富士通)
・エジソンのGEが有名であるが、それ以前にジーメンスが電機で世界支配していた。
・モールス信号による電信機の発明など。
・発明家ヴェルナーは、発電機を発明。ジーメンス兄弟の仲間に。
・ジーメンス家は、今もってドイツの国家そのものと言われ、神様のような存在。
・エジソンのAEGのドイツ進出で、ジーメンスと対立。WWⅡの対立構造の基礎となった説。
・ジーメンス一族⇒ドイツ国鉄総裁の娘婿、バグダッド鉄道社長、大物理学者へルマン・ヘルムホルツ
 (現在もジーメンス社の一割の株を握っている。)

★閨閥を作る一族
ジーメンス一族、ティッセン家、シュレーダー家、ビスマルク、クルップ家、IGファルベン創業したデュースベルク、ドイツ銀行支配者ヘルマン・アプス会長、フォン・ブラウン博士、ラムスドルフ経済相、ヘンケル、ブロイエル女史
・・・再建クレディタンシュタルト、アリアンツ保険に集結。

※つまり、現在のドイツは完全にロスチャイルド系に支配されており、反ユダヤ主義に走る事は、構造的に有り得ない。

★原子力産業
・シュトラウス(バイエルン出身。イスラエル諜報機関モサドの一派)
1954年 西ドイツ原子力大臣(40歳)
1955年 国防大臣
1962年 ドイツの雑誌シュピーゲルがNATOの軍事戦略特集
  (当時NATOは、ハドソン・ベイのジャン・モネなど、パリ・ロスチャイルド家の影響下)
 ⇒シュピーゲルの編集者を逮捕し、編集局を数週間に渡り占拠。
 ⇒ドイツと全世界が怒りの声をあげ、シュトラウスは国防大臣辞職
   ←←←民主主義的な人々の行動!!!

1966年 大蔵大臣
1978年 バイエルン州首相

・ロスチャイルドのJ.ゴールドスミスはシュピーゲル批判
 ⇒名誉毀損でシュピーゲルと法廷闘争
 ⇒イギリスの司法長官ピーター・ローリンソンが弁護してゴールドスミスの勝訴
・ローリンソンとは
 ・・・その後、香港上海銀行の重役、デイリー・テレグラフ重役
 ・・・ドイツ・バイエルン王室家(⇒J.ゴールドスミスも。)
 ・・・ドレクセル・モルガン商会の一族
   (J.P.モルガンを誕生。米ペンシルバニアの超資産家。ロスチャイルド家から融資受ける)


★ドイツのロスチャイルド一族
カール・マルクス、メンデルスゾーン、ハイネ、フィリップスなど。
ハプスブルク帝国を支配した特権階級のユダヤ人・・・アルンシュタイン家、イツィッヒ家、サロモン家、ペレイラ家など。さらにグッゲンハイム、クーン、レーブ、オッペンハイマー、シフ、カーン、シュテルン、ワイスワイラー、シュトラウス、ワーバーグなども一族。
ここにクルップなど旧ナチス財閥も重なる。

※ドイツの底流の資本は非常に巨大である。


★ウランゲート事件
・シュトラウス
1986年 南アへの潜水艦設計図密輸事件。ドイツの核スキャンダル(ウランゲート)
 ⇒コール首相は南アのアパルトヘイトを支援。シュトラウスと共に行動。
・ドイツ銀行の六百家族ぐるみで、パキスタンなどの紛争諸国へ核兵器原料の密輸をした事件。
・シュピーゲル、シュテルンなどの雑誌が、リオ・チント・ジンクなどのウラン・カルテルの構造を解明。
 ←←←←マスコミが機能している!!!

・南アへ潜水艦図面を渡したホヴァルツヴェルケ・ドイツ造船所の重役ティル・ネッケル
  ⇒再建クレディタンシュタルト重役
  ⇒シュトラウスも再建クレディタンシュタルト重役

※つまりロスチャイルド家の代理人としてウラン・シンジケートの為、働くシュトラウス、コール、ネッケルであった。


【引用開始】
全世界は今後もナチズムや大日本帝国のようなファシズムの台頭に十分目を光らせる必要がある。
しかし現在はそれ以上に、ロスチャイルド財閥が動かす軍需産業とイスラエルの兵器輸出によって、第三世界に引き起こされている民主政治の破壊と人種差別のほうが、はるかに危険な実害を人類にもたらしている。
中東、インド、アフリカ全土、アジアと中米、南米---そこに次々と誕生する独裁者とロスチャイルドの鉱山マフィアの密着は、それを支える"先進国"と自ら呼ぶ日米欧の民衆の問題となってきた。
【引用終わり】


スイス編に続く。  

Posted by らっっっきー at 00:35Comments(0)赤い盾

2007年05月03日

◆サダム・フセインの正体は? 赤い盾(P1545~1587)




赤い盾(P1545~1587)

■■アラブ世界の構図■■
・「ロスチャイルド財閥」が、ユダヤ・イスラエル・ヨーロッパ石油メジャーを支配。
・「アラブ石油財閥」がアラブ人、イスラム教徒と石油を支配。
※両者は売り手と買い手。

[両者に都合の良い政治体制]→アラブ石油財閥が独裁者となる専制政治
(例)イランのパーレヴィ国王
→イランは、ペルシャ時代からロスチャイルドに石油を盗まれてきた。
 パーレヴィは、秘密警察サヴァクを育て住民を弾圧。石油王として欧州社交界に出入りした。
 1979年に革命によって、パーレヴィ倒される。
 そして、欧米財閥の傀儡イラクによって、攻撃される。(石油メジャーの代理人キッシンジャーなどが動いた。1980年イラン・イラク戦争)

★アラブ富豪と、日欧米企業との関係
・アラブ銀行投資の重役ヒューム → ロスチャイルドの英ヒューム一族(モルガン・グレンフェル重役)
・クウェートの大富豪アルガニムはゼネラル・モーターズがパートナー。
・サウジアラビアの大蔵大臣アルスレイマンの息子→大富豪でニッサンの代理人
・サウジアラビアのタラル王子→シティバンク最大株主
・アラブ銀行重役→パリバのムーサ(ロスチャイルドの地中海クラブ)
・リビアのカダフィ→フィアットの大株主

★イラクと欧米の関係
・1991年の湾岸戦争は、イラクと欧米財閥による。
・(1989年)アメリカの兵器輸出額→25億ドル
・(1989年)ヨーロッパ兵器輸出額→35億ドル (仏・英・蘭・西独・スウェーデン・西・伊)
 ※ヨーロッパの方が兵器輸出額が多い。(ロスチャイルド系の軍需企業)
 ※アメリカの軍需産業は、ゼネラル・ダイナミクス社など、ロスチャイルド系が多い。
・湾岸戦争の米軍総司令官シュワルツコフ →父親はCIAの工作員でイランでクーデタ起こす。ヴァーノ・ウォルターズと組む





■■■なぜイラク戦争が起こされたか[軍需産業、石油利権、シオニズム]■■■
◎軍需産業
→冷戦崩壊後、全米一、二位の国防費契約額のマクドネル・ダグラス、ゼネラル・ダイナミクスは、数千人の首切り、倒産間際、全米で60万人が一ヶ月で失業。
→イラク戦争により、トマホーク、アパッチ、F15イーグル、F14トムキャット、パトリオットなどが売られる。空爆だけで一日5億ドル。
→英(チャーチルという戦車)、仏(17000人の兵士)

◎石油
→1990年末の四半期で、アメリカ大手石油18社の純益は前年の250%
→値上がりによる利益。石油メジャーのシェブロンは前年の9倍の売り上げ。



★戦争責任者の一族
湾岸戦争開戦責任者ジェームズ・ベーカー国務長官の一族や、ブッシュ大統領など。

・ブラウン一族(アイルランド出身)は、アメリカで、「ブラウンブラザーズ」を築き、テキサスに進出し、19世紀には大勢力に。
・ベーカー一族は、テキサスで力を持つ。(ラヴェット家とパートナー、後にベーカー国務長官を生む)
・ラヴェット一族(石油王ハリマンと手を組み、初の大陸横断鉄道を敷設) →ブラウン家と結婚。
  →ロバート・ラヴェットは、第二次世界大戦後、国防長官→朝鮮戦争時、全軍指揮。

◎ベーカー・ラヴェット・ブラウン一族は、ブラウン兄弟ハリマン社経営
  →重役はプレスコット・ブッシュ(息子はジョージ・ブッシュ大統領)

・19世紀にイギリスに残ったブラウン家ウィリアムの経営したマーチャント・バンク(ブラウン・シプリー社、メリル・リンチに買収)の重役
  →エドワード・グレンフェル(モルガン・グレンフェル創立者。ロスチャイルド系)
・ブラウン家は、更に、インド総督ベアリング家と結婚。

・イスラエル建国宣言の外相バルフォアなどとも親戚
・英特殊部隊創設のスターリングとも同じ系図。
・湾岸戦争時の、フランス国防大臣ジョックスも同じ系図。
 →父親は、アルジェリア戦争内閣の国務大臣。母方の祖母はミラージュ戦闘機のブレゲの叔母。ミッテランの一族。
 →イスラエルのレヴィ一族で、ユダヤ人。

※つまり石油利権、軍需産業、シオニストが絡んだ戦争であった。


★イラクの歴史
1920年 イギリスはバグダッドを陥落。イラクを植民地として支配。
1921年 第一次世界大戦後、預言者マホメットの子孫の三人兄弟の一人ファイサルがイラク国王。(一方、クウェートは1961年までイギリスの実質的な植民地。)
1927年 イラクはイギリスから独立。
1958年 イラクは同じハーシム家(はとこ)が統治するヨルダンとアラブ連邦を結成。
1958年 クーデターで、イラク国王暗殺。イラク共和国誕生。
1963年 バース党のクーデターで、新政権となる。
1963年10月4日 バース党は、クウェートの独立を認めた!!!!!!!!!!!

・つまりフセインの言うクウェートは元々イラクの一部という主張はバース党の歴史には無い。
・バース党革命後、イラク石油は国営化されない。
  →イラク石油の会長は、ロスチャイルド一族の英モンクトン子爵!!!!!!!!
・1972年に国営化されたが、フランスに対しては権利保障。そのフランス石油会社ERAP(エルフ・アキテーヌ)には、ギイ・ロスチャイルドが、イメタルの資本金の半分を移した。

◎エルフ
・会長のペクール・・・フランス原子力庁長官、ラ・アーグ再処理工場のコジェマ総裁、パリバ銀行、スエズ金融重役。
・つまりラザール・フレール系(ロスチャイルド系)

★クウェート
独立後→クウェート石油は収入の三分の一をロンドン・シティーに投資。

★イラクと欧米企業
◎イラクに兵器を売り込んだのは??
・ドイツの化学品メーカー「プロイサグ」(ロスチャイルドの代理人、ザスマンスハウゼンが会長)
◎イラクの原子炉に協力したのは??
・パリ・ロスチャイルド家によるフランス・イラクの核開発協定調停。その後もロスチャイルドのウランカルテルは、イラクに大量の濃縮ウラン売却。フランス製原子炉建設。
◎イラクに爆撃機売ったのは??
・ユダヤ人の死の商人、マルセル・ダッソーにより、フランスのダッソー・ブレゲ製のミラージュ売却。
・ちなみに当時のフランス大統領ミッテランは、ブレゲ一族。(ロスチャイルドと閨閥)
◎イラクのミサイル
・フランス製のエグゾセ・ミサイル(ミッテランの弟が総裁のアエロ・スパシャルより)
・スカッド・ミサイルはユダヤ人フェルマルクが設計。
◎イラクに衛星写真渡したのは
・フランスのスポット・イマージュ社(ロスチャイルド財閥のブリティッシュ・エアロスペース社と技術提携)
◎火砲は?
アパルトヘイトの南アで製造(イギリス・イスラエルを経由)
◎ミサイル発射台は?
アメリカ製
◎格納庫設計は?
イギリスによる。
◎イラクに融資した外国の銀行は??
・イタリアのバンカ・ナツィオナーレ・デル・ラヴォロ(国立労働銀行)が侵攻前年の融資額の94%(15億ドル)を出した。
 →幹部のソーニークロフトは、イギリスの大蔵大臣と国防大臣を務めたロスチャイルド系。アヘン王サッスーン一族でもある。
 →ロスチャイルド系のアリアンツ保険副会長。
◎フセインの義兄弟とフランス・アシェット
 ⇒フセインの義兄弟バルザン・アルティクリティ国連代表の設立したモンタナ・マネージメントという金融帝国⇒エドモン・ロスチャイルド支配するメディアの巨人「アシェット」の株を一割握る。
◎アメリカの兵器輸出の総元締めは??
 ⇒CIA長官(ジョージ・ブッシュ元大統領がかつて勤める)

※湾岸戦争は敵・味方ではなく、一つの軍需産業が世界に展示した軍事品の見本市であった。
 ロスチャイルドによる。


★被害
・オイルショックにより、第三世界に大被害。中南米の経済崩壊。マフィアの台頭。ペルーのインフレ率は200万%。東ヨーロッパの打撃。
・パレスチナ人の被害(イスラエルとイラクは相互不可侵の合意?)
・数多くのアラブ人が殺され深い傷を負った。(→後の経済制裁、イラク戦争も含めて、数百万の死者)
・フィリピンの経済危機⇒紛争
・クウェートの油田炎上

★イラン・コントラ事件

【引用開始】WIKIPEDIAより。
アメリカ合衆国のレーガン政権が、イランへの武器売却代金をニカラグアの反共ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件。1986年に発覚し、冷戦西側はおろか世界を巻き込む政治的大スキャンダルに発展した事件である。
【引用終わり】

・1981年中米ニカラグアの反政府ゲリラ「コントラ」発足。イスラエルの諜報機関モサドが特殊訓練の指導をした。
・活躍したのは、モサド幹部のマイク・ハラリ
→ハラリ家のサラと、ロスチャイルド金融のヴィクトル・サスーンが結婚していた為、巨額の秘密資金調達可能であった。

・ハラリは、パナマのノリエガ将軍とも手を組み、武器・麻薬の密輸。
 →イスラエル国防大臣アリエル・シャロンが現地交渉。
 →その資金源は、メキシコ大富豪で兵器商のマルコス・ダヴィド・カッツ
    (世界ユダヤ人会議の最高幹部で、ロスチャイルド家のブロンフマンのパートナー。)
    (カッツの娘はロスチャイルドのグッゲンハイム家と結婚。)

※このようにイスラエルと中米を兵器輸出が結んでいた。資金はパリ・ロンドンのロスチャイルドから。
※中南米にコカイン・カルテルが育ち、麻薬と鉱山事業による中南米支配が進んだ。

・彼ら死の商人グループの中心
 →サウジアラビア富豪アドナン・カショーギ(高級コールガール組織の一員、兵器メーカー、レイ・セオンのエージェント)
・このグループとは
 →ロンドンの豪華メンバーズ・クラブ「レ・アンバサドール」(大使館) イギリスの元法務次官ロバート・ヘイヴァースがメンバー。
 →ここを根城として、イスラエルのテルアビブのロスチャイルド通りの労働者銀行から、スイスのクレディ・スイス銀行にマネーロンダリングされ、資金が流れている。

・イラン・コントラ事件
 →ユダヤ人から、イランのホメイニ師に、アメリカとイスラエルの兵器が送り込まれた。(一方でアメリカはイラクに肩入れ)
 →イラン・イラク戦争では双方の死傷者合計約100万人。
 →イランの軍事費500億ドル、イラクの軍事費900億ドル⇒アメリカ・フランスなどの軍需産業に流れた。

☆イスラエルが敵国に兵器をうり、モサドが麻薬取引に関わってる事は公然の秘密だが、抽象的なイスラエルやユダヤ人ではない。
 家系を追えば、必ずロスチャイルド家に雇われた死の商人であることが分かる。

☆モサド・・・殺人、兵器輸出、核兵器開発、戦争挑発。
 ⇒資金源はアメリカン・エクスプレス。
 ⇒重役のヘンリー・キッシンジャーがイラン・イラク戦争を煽動した。


★★★★ジャーナリズムの無知!★★★★
ロスチャイルドのマスコミ操作を歴史的に観察し、犯罪者を遠くから見抜くことが、地球に求められるジャーナリズムの視点である。
ユダヤ人のジャーナリズムがほとんどの情報を流して大本営発表を繰り返し、欧米マスコミは、イスラエルの被害者だけを強調してきた。

ここで述べてきたような軍需産業の動きを証拠立て、非難することだけが次の戦争を食い止める唯一の手段である事を、全世界のジャーナリズムが認識できなければ失格であろう。

★日本の場合
駐日アメリカ大使のマイケル・アーマコスト・・・日本の湾岸戦争参加を要請。
⇒弟はバンク・オブ・アメリカの頭取(ロスチャイルドのリオ・チント・ジンクの子会社を糾合するグループに貸付。つまりロスチャイルドの代理人。クウェート金融グループ重役)

★アラブ人の場合
フセインの正体を見抜けなかった。PLOアラファトはフセイン支持。⇒結局パレスチナ人の労苦を増大させた。アラブ人の精神的な敗北。

★ブラジルの兵器とロスチャイルド
・イラン・コントラ時代武器輸出で世界五位
・ブラジルはロスチャイルドが南米で最大の投資をした。(貴金属を産出した国はロスチャイルド家の植民地にされる運命)
・17世紀のポルトガルの海運王グラディス家⇒ロスチャイルド、ナポレオンのフール家、グンツブルク家、シェルのドイッチ家、石油王シュルンベルジェ
・ポルトガル王室⇒トゥルン・タクシス家
・アメリカン・エクスプレスの大株主、レバノンのユダヤ人サフラ一族が、ブラジルを支配。兵器輸入の資金源。
・イスラエル⇒ブラジル⇒イラク 核技術提供の流れ。

★イスラエルの兵器
パレスチナ・・・ゲリラ戦の為、味方を殺さない為には、小規模なもの。
中東戦争では大々的な爆撃、ミサイル。
イスラエルのネゲブ砂漠のディモナの原子力研究センターには、原爆工場。
・欧米諸国などのロスチャイルド家のユダヤ人による技術提供。
  (エドマンド・ロスチャイルドはイギリスユダヤ人退役軍人協会会長)
・1950年代より、フランス家五代目ギイ・ロスチャイルドがユダヤ財団理事長に就任
 ⇒イスラエル防衛のリーダーとなる。(ユダヤの死の商人ダッソーに爆撃機輸出させる)
 ⇒デビアスのエドモン・ロスチャイルド加わり、南ア・イスラエル軍事同盟。

★儲けた人たち
ニューヨーク証券取引所では、激しい値動きにより、マーチャントバンカーが大もうけ。
ロイズ保険が戦争保険料10倍に引き上げ。

★サダム・フセインとは??
・サダム・フセインは、イスラエルの諜報機関モサドがアラブ世界に送り込んだ高級エージェントだったのでは? 貧困の中に育ったサダムの出世物語、これはエージェントとして格好のシナリオであり、追跡不能の世界だからである。勿論、それに反論する証拠も容易に創作できる。
ちなみに・・・
1965年、シリアの上層部に潜入したモサドのエージェント、エリー・コーエンがついにその身元を捕まれ、ダマスカスでさらしものにされながらロープの左記に首を吊った事件は、諜報界で語り草となっている。彼は正真正銘のユダヤ人であった。

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感想。
こわすぎる世界である。正に世界の暗部ですね。。。  

Posted by らっっっきー at 16:13Comments(0)赤い盾

2007年05月03日

◆ドイツと言えばドイツ銀行 赤い盾(P1504~1545)



 今日からドイツの話になる。ドイツの壁が統合してから、今まで実に17年も経っているので状況が変わっている所もあるだろう。まあ取り合えずまとめてみよう。

 後から、オナシスの話から、バルト三国のところまで、追加した。


P1504~1545

★1949年東西ドイツ誕生⇒1989年ベルリンの壁崩壊⇒1990年ドイツ統合
・第二次大戦末期・・・連合軍の占領(アメリカ財務長官ユダヤ人のヘンリー・モルゲンソーJr.⇒ドイツ徹底分割案)
  モルゲンソーの祖母は、ロスチャイルド一族のグッゲンハイム家のバベット
・しかしほとんどのドイツの実業家は放免された。
・ロ⇒イスラエル建国による戦争賠償

◎最も重要な機関・・・再建クレディタンシュタルト(戦後の再建の為の信用銀行)誕生。
 (ゲンシャー外相、ヘルマン・アプス、カール・ペール、ゲルハルト・シュトルテンベルク)
 
(独)再建クレディタンシュタルト ←→ロスチャイルドのクレディタンシュタルト(ウィーン)
(独)アリアンツ保険        ←→ロスチャイルドのアライアンス保険(ロンドン)
(独)ドイツ・シェル         ←→ロスチャイルドのシェル

※上記三社が、戦後ドイツ経済界に食いこんだロスチャイルド系企業。右のロスチャイルド系企業と対応関係にある。

★ドイツ旧財閥の復活
 ・アウシュビッツを経営した世界最大の化学コンツェルン「IGファルベン」→1990年に復活。
 ・鉄鋼王ティッセン→今日もヨーロッパ最大の鉄鋼メーカー
 ・主な企業→ダイムラー・ベンツ、フォルクスワーゲン、ジーメンス、BASF、ヘキスト、バイエル、ティッセン、ボッシュ、BMW、ルール石炭、マンネスマン、メタルゲゼルシャフト、クルップ、マンなど。
 ・銀行→ドイツ銀行、ドレスナー銀行、コメルツバンク

★ドイツ銀行 
ドイツ企業を支配するのが、ドイツ銀行(世界一のマーチャント・バンク)
ドイツ銀行を動かすのは、再建クレディタンシュタルト(経済相バンゲマン、ゲンジャー、ペール、シュトルテンベルク、アプスなどの大物)

★戦後の西ドイツの経済成長
 1951年造船業解禁→兵器と鉄鋼のクルップ、ティッセン復活。
 海運王オナシス
 →→→ロスチャイルドの石油(シェル・BP)を運ぶ。
 
★再建クレディタンシュタルトとイラク
 ・再建クレディタンシュタルト重役のザスマンスハウゼン→シェルの重役、イラクのフセインに毒ガス輸出したプロイサグ化学会社会長
 ・再建クレディタンシュタルト重役ヤンノット→イラクに不正融資したバンカ・ナツィオナーレ・デル・ラヴォロ重役

★ロスチャイルドの保険会社と西ドイツ経済政策と旧ナチス財閥
 ・ヤンノット一族→ドイツのヴィクトリア生命保険会長(ロスチャイルドのアライアンス保険の系列)、西ドイツの経済相
 →旧ナチス財閥の鉄鋼・爆薬コンツェルンのフリック財閥から不正献金。しかし無罪放免。
 →フリックはパリ・ロスチャイルド銀行に投資。
 
★ニュース網と、投資
※ニュースにより、利権を見つけ、マーチャントバンカーが投資をする。
・通信の始祖→ドイツ・バイエルン地方のトゥルン・タクシス家(国王の援助で郵便事業展開→密書の中身を読んでいた。500年の伝統)
  →ロスチャイルド家と協力関係。
・フッガー通信創業者→フッガー家
・電信機などの発明→ドイツ全産業を支配するジーメンス一族

※ロスチャイルドのロイターは、トゥルン・タクシス家、フッガー家と閨閥を築いた。
  →郵便・ロイター通信、ロスチャイルド家の諜報機構が一体となる。

★再建クレディタンシュタルトの重役
◎ヘッセルバッハ
・郵便・電信関係の支配者のユダヤ人
・ティッセン、フォルクスワーゲン、クルップ、ザルツギッターなどの重役、ドイツ最大の電力会社副会長) 
・戦後は、ロスチャイルド系銀行で会長ポスト、イスラエルのコンティネンタル銀行の会長、イスラエル・ヨーロッパ商会幹部

 ※ちなみにイスラエル・ヨーロッパ商会幹部の社長は、デビアス支配者のエドモン・ロスチャイルド!!!!

(↓↓↓後から追加)


★海運王オナシス
・娘婿はフランス最大製薬会社ルーセル・ユクラフ御曹司(ドイツ企業番付五位ヘキストに買収された)
・息子の愛人は、欧州最大鉄鋼メーカーのティッセン夫人
・娘のクリスティーナも結婚・離婚を繰り返す
・結婚・離婚や色恋沙汰による閨閥→鉄鋼のティッセン、化学のヘキスト、石油会社BP、ギリシア船王、投資銀行モルガン・グレンフェル(つまりこれらはロスチャイルド系)
 (チャーチル首相、ケネディ大統領、自動車王フォード、自動車王アニエリ、石油王ゲッティーなども)

★フランクフルト
フランクフルトのゴールドシュミット・ロスチャイルド家→ロスチャイルド商会の新設
ドイツの投資を動かすフランクフルト証券取引所

★ドイツ銀行
・1989/11/30 ドイツ銀行頭取ヘルハウゼンは爆殺された。理由は不明。
  (ヘルハウゼンは、モルガン・グレンフェル(ロスチャイルド系)を買収した)
・ナチス宣伝相ゲッベルス一族のクヴァント家→クウェート政府にベンツ株売却して問題に。→ドイツ銀行がベンツ株を買い戻し、子会社化→AEG, MTU, ドルニエ、メッサーシュミットなどの兵器会社を買収した。(ドイツ銀行が全軍掌握)

★ドイツ企業に食い込むロスチャイルド
◎クルップ→ロスチャイルドのシェル出身のバイツが社長に。
 (ちなみにバイツは、IOCの副会長となり、スポーツ利権に関係する)
◎化学のバイエル→ロスチャイルドのリオ・チント・ジンクと関係するヘルベルト・グリューネワルトが会長(ロスチャイルドのアリアンツ保険の重役)
◎BASF→ロスチャイルド系のブルメンタール(英語名ブルメンソール)
 (ブルメンソール家→カーター政権の財務長官のユダヤ人、ワシントン・ポストの支配者の叔父、ロスチャイルドのラザール・フレールのパートナー)
◎医薬品メルク→ロスチャイルドのヘッセルバッハが強い繋がり

▲ドイツと繋がりの深いバルト三国
・軍港、貿易港として重要。(バルト艦隊など)
・1920年ごろ、ロシアの秘密警察の総監ロプーヒンがエストニア総督、仲間に二重スパイのユダヤ人アゼフ
 →1991年ロプーヒン一族がロマノフ王朝を担ぎ出そうとした。
・リトアニアは、1939年にソ連に武力併合されたが、当時のNKVD(KGB)の高官スースロフ → ゴルバチョフのパトロン、監察官、クレムリンのNo.2
・バルト三国の貿易港は、穀物の陸揚げとして重要 → リトアニアの独立はソ連に取って危機。
・リトアニア人のバーバラ・ボボ・シアーズ→アメリカ石油王ウィンスロップ・ロックフェラー(兄ネルソンは副大統領)と結婚して離婚
・ネルソン夫人は、アメリカの穀物会社重役で、ソ連に穀物輸出。ロックフェラーグループのソ連進出。
※ハンザ同盟の中心に、ロスチャイルド、ロックフェラーなどが関与している。  

Posted by らっっっきー at 11:24Comments(0)赤い盾