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2008年04月03日

◆飢餓問題2 飢餓問題を適当に俯瞰してみる。。。



 昨日、紹介した「世界の半分が飢えるのはなぜ?」本を読み進めてみた。
 結局、結論が書いてある。物事は、結論から言った方が良い!! ビジネスマンの基本だ。
 それはこういうことだ。

 「飢餓を克服するためには、各地域が食物を自給自足しなければならない。」

 たぶん、そんな結論だったと思う。
 もちろん、飢餓の問題は根が深くて、複雑なのだが、本質的な結論としてはそういうことだ。
 
 旧殖民地では、モノカルチャー、つまり一つの作物しか栽培していないケースが多い。農民は、不当に低い価格でその作物を売るしかない。そして政府はそれを買い上げ、外国に売る。
 そのような国では、政府が恐ろしいほどに腐敗しており、国民を搾取し、豪華な暮らしをしている場合がある。
 さらに、外国のアグリビジネスを手がける多国籍企業、商社は、価格の決定権を持っている。
 そして、農民がいくら頑張って、作物を栽培しても、価格は下がり、農民は更に貧困化していく。単一の作物だけでは、食べていくことはできないので、結局、外国から食料を買わなければならず、貧困化した農民は、食料を買うことができず、飢餓状態におかれる。
 
 つまりモノカルチャーをやめ、肥沃な土地を、自分たちが食べるもののために使えば良いのに、それができないのだ。
 土地を支配しているのは、彼ら農民ではない。

 ピラミッドの頂点には、先進国の金融資本家がいる。
 その下に商社がいる。
 そして、発展途上国の腐敗した政府がいる。また大地主がいる。
 そしてその国の農民がいる。

 どうやっても、農民は搾取され、権限を持たず、食べものは手に入らず、飢えていく。
 このような支配構造を崩そうと試みたとしよう。そして民主的でその国の人々の為の政治を行ったとしよう。
 ピラミッドの上の人々は、そんなことは許さない。暗殺・クーデターにより、そのような政権は簡単に排除されてしまう。
 ブルキナ・ファソがその例だ。

 そして世界の格差は、どんどん広がっている。世界に張り巡らされたコンピュータによる投機マネー、市場の暴走により、貧しいところから、富めるものへと、富が移動し続けているのだから、当然だ。
 

 とはいうものの、ここで言う発展途上国というのは、主にアフリカのことである。目を覆いたくなるような悲惨な飢餓とか、戦争とか・・・。中国やインドの飢餓人口というのは、最近の経済成長によって、減ってきたのだ。。。そして豊かになったことで、肉類を消費し、さらに穀物は減っていく。そして貧しいものは、さらに貧しくなると。。。

 市場というのは冷酷なものであって、弱者のことなど考えない。そして市場原理主義者の経済学者たちは、単に資本家の応援団・チアガールにすぎない。

 それにしても、飢餓の問題は、広すぎて、どこを調査対象にするかが問題であるし、統計的な問題であるから、なかなかつかみ所がない。また食料を援助すれば解決するような問題ではなく、現在地球を覆っている資本主義、市場経済、というものがその根本にあるから、ひじょうに厄介なのである。
 つまり原則を変えるのは難しい。
 水が上から下に流れるように、金はどこかに集まってゆき、その原則によって乾き、餓死する人間が発生する。
 対症療法では意味がないし、根本的な問題が、現代世界の仕組みそのものだとしたら、それは問題が大きすぎる。

 よく分からないので、国別、地域別に問題を見てみようかな・・・。と思う。

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Posted by らっっっきー at 00:22│Comments(0)
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