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2007年03月11日

広瀬隆 「赤い盾 ロスチャイルドの謎」




広瀬隆 「赤い盾 ロスチャイルドの謎」

 昨日、ふとユダヤ人とは何か?? 世界の金融を支配しているのは誰なのか?? グローバリズムだとか、格差問題とか、あるゆる現在の問題の根本にある、何やらあやしいユダヤ人の大金持ちたちとは一体全体なんなのか???
 ということを疑問に思って、何を探したらよいのか分からんので、ユダヤ人の議定書などをコピーしてみた。
 しかし、誰もが、これだけは読んでおけ!!! とオススメの本、広瀬隆氏の「赤い盾 ロスチャイルドの謎」を買って読んでみる事にした。
 これはトンデモなどと言ったらトンデモない!! 素晴らしい研究成果の本である。日本人であることを誇りに思うね。これほど凄い本を書ける日本人がいるなんて。
 本当に面白い!!! こんなにも自分が知らなくて、重要な事が沢山あったとはと、正に圧巻である。全四巻で2000ページぐらいある。
 緻密な検証によって、現代史の謎が明らかになっていく。これほどまでに、すさまじい本であったとは・・・。と言ってもまだ100ページくらいしか読んでないけど・・。
 
 この世界は、昨日自分が思っていたように、たくさんの人々がカオス的に、適当に動いているような世界では無いのだ。
 誰かが壮大なスケールで仕組んでいるシカケがあるのだ。そしてそのビッグプレーヤーがいるのだ。そして、世界を動かすのに、もっとも大きなアイテムが、金融なのだ。要は金ってことだ。

 さてさて、これからこの広瀬隆氏の力作「赤い盾」を読んでいくので、その感想を軽く書いていこうと思う。

 まず、登場人物がものすごく多い。そして、ユダヤ人という括りで、考えてはいけないという事を最初に教わった。ユダヤ人という定義は、難しいものであって、誤解を生むし、反ユダヤ主義にもつながると言う。
 それにしても、ナチスのホロコーストを最初に肯定したりとか、ユダヤ陰謀論では無いですよと、最初に殊更強調しているのは、恐ろしいユダヤ人の人権団体から、反ユダヤ主義者のレッテルを貼られない為の防御手段なのかもしれないな。ま、知らんけど。

 フランクフルトのゲットーで、キリスト教徒から嫌われながら、金貸しをしていた初代ロスチャイルド。そして五人の息子が、ヨーロッパに散らばり、近親結婚を繰り返して、強固な血の繋がりを武器として、ネットワークを作り、ウォータールーの戦いで、わざとイギリスが負けたというニュースを流し、イギリス国債を暴落させてから、買い占めて、実はイギリスが勝ったので、翌日に値上がりして、超超超ぼろ儲けしたらしい。ネイサン・ロスチャイルドという、三男がいたらしい。このネイサン・ロスチャイルドというのが、イギリスの金融の支配者となっていたらしい。
 でっぷり太った男で、とにかく大金持ちであったらしい。
 
【引用開始】
ある日、ネイサン・ロスチャイルドはドイツのヴァイオリニスト、スフォールを豪華な自邸に招いて、演奏会を開いた。
(略)
ネイサンは、(略)巨匠に向かってこう言ったのである。
「これが」と、ロスチャイルドはポケットに手を突っ込み、貨幣をじゃらじゃら鳴らしながら続けた。「これが私の音楽です」
その顔は明らかに、「金こそ幸せのすべて」と語っていた。
【引用終わり】

 このエピソードは笑ってしまうけど、その金に対する執着心というか、信仰に近いものがなければ、ここまで大金持ちにはならなかったのだろうな。
 そして、とにかく驚かされるのは、閨閥という結婚による一族の形成をしていたという事だ。近親結婚も、ここまで親戚同士で結婚して、劣性遺伝子が対になって、遺伝子病になるんじゃないかと思うほどである。
 そして、産業界の財閥たちも、閨閥を作りまくり、金がとにかく儲かる仕組みを作り、その一族の外には、全く金が漏れないような仕組みを作っていたということである。あ、これ昨日俺が書いたような事じゃん。
 さてさて、これからロスチャイルド一族の話は、どうなっていくんだろうか。楽しみ楽しみ。  

Posted by らっっっきー at 23:54Comments(0)