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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年11月28日

名古屋・大阪旅行7 お笑い芸人にダメ出し



 さてかなり満腹となったので、ブラブラ歩いていると、若手芸人の舞台が見れる角座と言う場所に来た。リーダーが潜水が得意であるという安田大サーカスの等身大人形があった。
 せっかく大阪に来たんで、大阪の笑いを生で見てみようと思い、入った。1200円。
 しかし・・。

 デッドオアライブ
~芸人下克上入れ替え戦~ ▲TOP
2006年11月24日(金)
開場:18:30/開演19:00
前売:¥1,000/当日:¥1,200
【出演】
MC:DA-DA
~芸人下克上入れ替え戦~
Aステ下位3組VSBステ上位3組
Bステ下位3組VSCステ上位3組
の芸人のプライドを賭けたガチンコバトルです!

 で、テレビ以外で、初めてお笑いの舞台というものを観た。一番良かったのは女芸人二人組みの鳳仙花であった。カトゥーンの亀梨くんとの妄想を繰り広げるのであるが、笑いのキホンというのができているとおもった。手が豚足で、カニパンみたいになっとるやん。みたいなのが面白かった。
 しかし、今までボケが面白ければ良いと思っていたが、ツッコミというのが如何に重要なのかを思い知らされた。ボケを生かすも殺すもツッコミ次第とは良く言ったものである。つっこみが少しボケるというパターンもあったが、たいてい滑っていた。
 松竹芸能所属の鳳仙花が365日無休漫才でギネスに挑戦という記事があった。後でぜんぜん休まないで、漫才しつづけているとか言っていたので、どういう事だろうと思ってたが、こういうことだったのね。当日、ボケの方は、熱があって腕に点滴を打ってきたらしく、ツッコミの方は女の子の日だったらしく、腹が痛いらしかった。そういうときのほうが面白いのであろうか。
 代走みつくにというのが、めちゃくちゃ壊れていて、笑いをとっていた。はっきり言って頭がおかしい。ホワイトボードに丸かいて、棒。丸書いて棒。で、マルイとか言っている。そしてナンコツがどうのこうのと、言い方が面白いのであるが、まあ初めて観たのだが、かなり笑わせてもらったが、ぶっちゃけキショい。テレビだと画面の向こうなので、どれだけやばいのも大丈夫であるが、目の前なので、ツバがビヤーーっと飛ぶのも、リアルに見えて、本物のデカい人間がドタバタやってるのが、リアルに見えるので、怖いというか、引いてしまうのであ
った。
 また最低にダメだったのが、みわゆーすけとか言う奴であった。自分の前にやったネタにひたすらダメだしをするのだが、そのネタを観てないので、全く意味がわからない。笑える部分が1つも無かった。終始イライラさせられるだけであって、観ていて殺意を覚えるほどムカついた。
 かみじょうたけしというのが、 自分がネタ帖を落として、拾ったら今日のライブの「ネタ帖を落とすネタ」というのが、書いてあるという、トリッキーな設定で、その発想は面白かった。しかしネタ帖に「コブクロの歌を歌う」と書いてあって、最後は本当に、何の意味もなく、コブクロを歌って終わっていた。そして客席の判定で負けて、普通に凹んでいた。
 なぜダメなのか。基本的に、漫談、コントと言えども、ストーリー性というのは大事であり、普通の小説や映画と、その構造において変わるところはない。ス
トーリー、特に推理小説において、大事なのは、伏線とその解消である。
 例えばナウシカでは、■伏線⇒「青き衣をまとった救世主」が現れるという予言。■その伏線の解消⇒体液を浴びて青い服になったナウシカ。というように伏線とその解消がある。
 なぞなぞで言うと、■伏線⇒食べられないパンはなんだ?  ■伏線の解消⇒フライパン。なるほどー。
 しかしこの場合。■伏線⇒コブクロの歌を歌って終わる?? なんだそりゃ?? ■解消できない伏線⇒本当にコブクロの歌を歌っただけ。何の謎解きにもなっていない。なんだそりゃがなんだそりゃのまま終わるので、カタルシスが無い。ダメである。 
 まあ要するに、解消がちゃんとできてねーからダメなんだよ。

 実は俺はお笑いが大好きである。
 例えばダウンタウンの松ちゃんはすごいのである。例えばお題として、「なぜ階段は踊り場というのか」という問いに対して、「階段は、段差があるでしょう?だんさ。ダンさ。ダンサ。ダンサー。」と謎の解消がすさまじい!!!
 やはりお笑いにも、才能が必要だと思う。。。

 ってなわけで、宿に帰って勉強して寝た。  

Posted by らっっっきー at 23:28Comments(0)