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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年11月15日

■耐震偽装6 今、思い出しました!!!



藤田社長の最新告発文。きっこの日記から勝手に転載。

【引用開始】
(略)
今、思い出しました!!!

新たな事実をこのメールで伝えますが(と言うか、今思い出しました。僕は留置場での非人間的な生活でこの記憶を失っていました。)、「セブテック」という構造設計事務所があります。

建築基準法ぎりぎりの構造設計を謳い文句にする構造設計事務所です。アトラスの渡辺はこの事務所出身です。去年の10月27日にヒューザー本社で行った会議の席で、スペースワンの井上さんか、エスエスエーの佐々木さんが、「セブテックと言うひどい設計事務所がある」と発言しました。「姉歯より危険だ」という発言をしました。

このセブテックが構造設計に関与したマンション(神奈川県内の物件です。今手元に資料がないので名称は特定できません。最大級のデベロッパー物件だった記憶があります。これ調べます。)の申請がイーホームズに対して行なわれました。

この申請図書も偽装されていたんです。これが発覚したのが1月です。そして、ここ調査を朝日新聞が水面下で進めます。そうだ!この事実を忘れていました!何故忘れていたんだろう???

このメールを**さんに書かなければ思い出せなかった。本当に留置場での扱いは非人間的だったんです。

そうだ、今、デベロッパーの名前もほぼ思い出しましたが、資料を確認した上で、改めて伝えます。このことを本にも挿入しなくてはいけません。

朝日の斎賀さんが亡くなった時系列がこれで全て符合します。これかなり重要な事実ですよ。横浜市内か川崎市内のマンションですよ。結果的に、このマンションは、多分販売済みになっていますよ。これ、役所が隠蔽したんです。デベロッパーも知っていて隠蔽しました!!!そうだ、この記憶を失っていた。これは相当な大事件です!!!!!

確か、この頃に、国交省が、「意図して偽装したものでないなら偽装といえない。間違いと考えてよいのではないか」と偽装を隠蔽するための「理屈」です。「人殺しをしても殺す気がなかったなら殺人といえない。間違えたと考えてよいのではないか?」と同等です。

いやあ、よかった。このメールを書いて、思い出しました。すっかり忘れていた。何故だか忘れていました。これ、**さんに送った後、mixiにupします!!!

では後ほど。
藤田東吾
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20061024

【引用終わり】
 俺のコメント・・・朝日新聞の斎賀記者が殺された(?)話と言うのは、ものすごく皆が知りたい情報であると思うが、それについて徐々に真相が明らかになりつつあるというところだろうか・・・。朝日新聞も結構偉かったんだな。勇気と良
心のある記者もいたわけだ。でも利権と暴力と権力によって、あえなく殺されてしまったのかもしれない。
 真実が明らかになることを願うだけである。
 
 また耐震偽装問題に関して、業界の人が、YAHOO掲示板で、興味深い投稿をしてくれた。

【引用開始】
耐震強度の偽装問題 の本質 2006/11/13 19:49 [ No.2124 / 2199 ]
投稿者 : kawashima0724

< 私は現役の建築士です。耐震強度偽装の一番の問題点がどの報道でもすっかりと隠蔽されてしまっています。ひさしぶりに掲示板に現われましたので、過去の投稿を中心として再掲することにします。>

耐震強度偽装問題で、国土交通省はマスコミなどを動員して、とうとう規制緩和により出来た民間検査機関の経営上の問題が原因とした物語をデッチあげることに成功したようだ。テレビのニュースもコメンテーターも国会でも同じ方向へ議論を向けている。

私は何回も投稿しているのだが、そもそも確認審査時点でも構造チェックなどは昭和25年に建築基準法が制定されて以来殆どノーチェックであった。このことは建築設計の関係者は殆ど知っている事実である。にもかかわらず、当事者のイー・ホームズを筆頭に肝心のことが公にされないのは、営業をしている関係者は、後の報復をおそれて言えないのが現状です。

いかなる理由(構造技術者が不足していたと一部で弁明している)があるにせよ、確認審査で一番大切な強度の審査を意図的にないがしろにしてきた責任は問われるべきであるが、そんな事をすれば、全国の行政窓口が対象となるので、必死で逃げ回っている。80億円といわれる補償を早々と言い出したのも事実を証明している。

大体、民間検査機関で審査に当っている担当者の殆どは役所のOBであり、役所に在籍していたころと同じことをやったにすぎないのです。これらの事はマスコミにも投稿しましたが、まず取り上げるつもりはないようです。東京のマスコミは政府の御用マスコミと成り下がって久しいようです。ついでに申し上げますが、イー・ホームズを、増資の関係の罪以外に問わないのは鼻から解っております(矛先を国土交通省からそらすために逮捕した)。

確認審査で彼の組織を罪に問うことは自らの血も流すことになりかねないのです。最近は彼の社が業務上いかに無理をしていたかを強調して、そのために強度の審査が出来なかったようなシナリオを作り発表しました。我らが国土交通省はこれほど卑劣で悪知恵に長けた集団です(そのために勉強した優秀な人が集まっている)。

最初、ヒューザーの小島社長が国会で自信ありげに毒づいていました。そのころまでは彼も確認許可が下りていることを楯にトコトンやるつもりだったと思います。それが裁判まで持ち込まれれば、イー・ホームズ以外の他の物件(行政の窓口で審査を通った姉歯物件)の経緯も公になってしまう。それではとても国土交通省も受けきれない。急に小島社長がトーンダウンしたでしょう。この事件の収束には、裏で陰の大物が動いたはずです。

姉歯問題が報道された時期から、半年以上、各地の行政の確認審査の窓口の狼狽ぶりを御見せしたかった。姉歯物件を取り扱った窓口ならともかく、全ての窓口が恐慌状態。おそらく保管期限で許される範囲の書類の処分もやっていただろう。私の知っている構造計算事務所も役所から依頼されて数物件の再チェックをしていた。親分の国土交通省はこの間の時間稼ぎを担当した。

ところで、最近の様子はどうかと言えば、これがまた振るっている。依然として組織の整備が出来ていない行政の窓口は、物件を出来るだけ民間の検査機関へ持ち込んで審査を受けるように薦めている。

理由は構造計算のチェックを第三者機関に委託して重複審査させると法令を改正したが、行政自身の技術者の構成は変わっていないので責任を民間検査機関に押付けようとしている。

なお、重複審査といっても、何処の審査機関にも、あいも変わら構造計算をチェックできる人間がいないので、外注を図っただけである。

このように、官僚の言葉は専門の通訳が要るくらい、ペテンに装飾されている。

このようなことは、建築確認申請を行う建築士は誰でも知っている。事件が発覚したころ、私も複数のメディアに投稿しましたが、全て無視されました。

イー・ホームズの藤田氏について、当初は究極のところでは行政とグルのように感じていましたが、今回の告発で見直さねばなりません。建築士のモラルの低下も盛んに取り上げられましたが、殆どの建築士は今回の決着を怒っております。
ついでに申しておきますと、大きな建築に限らず、木造の建物における耐震強度の審査でも、本当にチェックできる担当者は殆どいない状況です。

全国の窓口で建築確認審査の強度の審査が出来ない状況のまま半世紀を怠慢に過ごしてきた行政は責任を問われるべきであります。社会保険庁の問題も大きなことです、我が国の行政のあちこちで、このような信じられない事がまかり通っています。
【引用終わり】

 俺のコメント・・・そもそもチェックなんて、元からザルだったのだ。要はダメ建築物建てまくり売りまくりが、日本の現状だったのだ。
 今回ようやくその実態が白日の下に晒されて、そしてマスコミで隠蔽してるわけだけど、良い機会なんだから、地震で人が死ぬ前に、早く対策をとるべきだ。それが行政の責任だろう。
 また建築業界の人からの投稿↓

【引用開始】
376 :名無しさん@七周年:2006/11/14(火) 01:50:09 ID:pgt81Msu0
>>373
藤田氏の言っていることは業界にいるとよくわかる。
彼は非常に正しい。正しすぎる。がアホだ。

この業界、施工不良や手抜きを見込んでもともと法律をつくってる。
構造安全率1・5倍とか言うけど、実はただの施工不良を見込んでいるだけ。

要するに藤田氏は建築素人だったからこそ告発できたと思う。

こんな業界の常識を是正したいなら業界外の人が誤魔化されず
全ての建物の再確認を行政に依頼すべきだ。
確認検査済は少なくとも行政が建築基準法に適合していると「確認」
したことだから。

しかし本当のところなんのスケープゴートだったんだろうか・・・


427 :名無しさん@七周年:2006/11/14(火) 10:44:58 ID:tCtmESaX0
>>423
セブテックきたか。施工実績貼ってみる。H12年分しかないけど。
http://www.sebtech.co.jp/actual/actual.html
【引用終わり】
  

Posted by らっっっきー at 23:59Comments(0)