さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市北区

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年11月11日

バンドサークルメンバーとの再開



 今日は大学のサークルのメンバーが久しぶりに会って飲んだ。
 あまり会いたくなかったと思っていたが、行って良かった。まず周りが偉くなっていくのに、自分がそれ以上になってないと、引け目を感じるというレベルで、あまり行く気がしなかったのである。しかし、行ってみたら、全くそんなことはなかった。昔のまま、全く変わりが無かった。卒業してからしばらく会っていなかったが、そんな年月など全く感じさせず、何もかも同じであった。
 学生時代と、就職してから自分の中で変わった事はいくつもある。それは職業というものに対する考え方であったり、仕事であったり、金の価値などである。学生のころは、バックパッカーで貧乏旅行をしまくっていて、音楽に夢中になり、まあ他にもいろいろとやっていたが、とにかく金に価値は無いのだと思っていた。ホリエモン的な金至上主義というものが、世間に広まっている。昔は全くそのような考えは無意味だと思っていた。しかし、結局俺はそういう社会的ステータスであるとか、収入がいくらであるかとか、そういう昔無意味だと思っていた事を気にしているのであった。
 確かに本質的に金などに意味は無い。これは自分の価値観というものを語るのは、大変なので、今日は書かないけれど、簡単に言えば、人は生身で生きていて、そのうち死んでしまうものであるから、生物として、いかに生き死んでゆくかが問題なのであるからだ。
 さて、結局友達は出世してるのかなとか、いろいろ微妙な気持ちはあったが、会ってみれば、やはり皆昔の価値観であった。当然といえば当然であるが・・。

 それにしても例えば、固い話題など幾らでもあるので、そういう話でもするかと思いきや、全くそんな話は出るわけもなかった。余りにも低レベルでバカバカしい話のオンパレードであった。下ネタばかりであった。なんてバカなんだろう。そして心の底から笑えた。
 昔のデスメタルボーカルが、ディズニーランドに行って来たらしく、ミニーマウスのヘアバンドをして来た。
「先輩、デスメタルとかけ離れてますよ」と言われていた。
 デスメタルのボーカルだったはずが、デスラッパーになっていて、
「YO! 俺のチンポ、顔射して、インポォ」
 などと、最低な韻を踏んだリリックを披露していた。

 国家公務員になった後輩は、死ぬほど忙しい毎日を送っているらしい・・。ああ、俺はならなくて良かったのかなあ・・。毎日毎日残業で、早く帰れる日は、終電で帰れるらしく、ほとんどの日は、終電後にタクシーで帰るらしい。そして元々白髪がチラホラあるようなキーボーディストであったが、白髪が物凄い勢いで増えてるらしく、髪を黒く染めているらしい。
 KORGの88鍵の重いキーボードを背負って、スタジオまで駅を乗り継いで行った日々を思い出す。黒いカバーに入ったそのキーボードは、まるで自分の棺桶を背負っているようなのであった。マジで過労死しないで欲しいと思う。

 一緒にバンドを組んだギタリストが11万円で買ったギターを3万円で売っちゃったなどと話していた。「俺の青春は三万円だったよ」とか言っていたが、もったいないなーと思う。
 俺はドラマーで、ドラムは邪魔くさいので、買う事はなく、ペダルも買わず、スネアドラムも買わず、奮発して買ったのがスティック入れだけだったりするので、あまりモノは残っていない。残っているのは、体に染み付いたリズム感だけである。
 昔はスティーブ・バイなど聞いていた友人が、今では木村カエラなど聴いているらしい・・。俺もアンジェラ・チャンを聴いているわけだし、まああまり変わらないか・・。
 またいつかメチャクチャなハードな曲をセッションしたいと思うが、時間が取れることがあるのだろうかとも思う。

 変わらないものは変わらないのであり、このような仲間と死ぬほど下らない話をして、飲むというのは、楽しいものである。
 自分は一人にならないと色々と頑張らない性格なのであるが、たまにはこのように昔の友人と飲むようにしようかなと思う。  

Posted by らっっっきー at 23:59Comments(0)ヒマ人