2007年07月08日
■鍵を握るのは誰? アメリカの保守本流12

■■イラン・コントラ武器密輸事件関係者の復権■■
ブッシュ政権は、1986年末に発覚したイラン・コントラ事件の関係者が多い。
・チェニー⇒調査委員会に属していた。
・ハドソン研究所の反リベラル思想のノーマン・ポドレッツ⇒妻(ネオコン)の連れ子の夫は、イラン・コントラ事件で有罪判決を受けたエリオット・エイブラムズ(オスロ合意に反対。アフガン担当。シャロン支援)
・ネオコンのリチャード・パール⇒死の商人カショーギ(イラン・コントラ事件の中心)と投資の密談。
・国連大使ジョン・ネグロポンテ⇒元ホンジュラス大使で、工作に暗躍。
・情報警戒局長ジョン・ポインデクスター⇒イラン・コントラ事件の主犯。
・暫定の次官補、西半球担当官オットー・ライク⇒キューバから亡命した反共主義者で、ニカラグアの反政府プロパガンダに暗躍。ベネズエラのチャベス大統領の追放クーデターを工作して批判された。
・国務省高官ノリエガ⇒中南米に反共政策を強要していた。
・パウエルの法律顧問ウィリアム・ハワード・タフト四世⇒外交政策を左右。共和党元大統領の曾孫。ネバダ州における核実験の被爆問題を過小評価する声明。国防副長官としてイラン・コントラ事件に関わる。
■イラク戦争の影の指揮官ザルマイ・ハリルザッド

アフガン首都カブール生まれ
シカゴ大学で学位
コロンビア大学で政治学
国務省入省
ウォルフォウィッツの部下
イラン・イラク戦争後、フセイン打倒を主張
1998/ サダム・フセイン打倒の必要性を述べた公開書簡をクリントンに送付。
2000/ 国防人事主任。「ならず者国家の統合」という論文発表。ライスの部下。
2001/ 911後、郷里アフガン爆撃を主張。アフガニスタン復興担当大統領特使。
2002/12 イラク開放無任所大使
2003/04 イラク反体制派の復興会議議長
2003/05 イラクのトップ行政官ポール・ブレマーのアドバイザー(イラク国民会議をイラクに手引きした)
■世界を危険にしてきたのは・・・
アメリカが敵視してきた国が危険なのではなく、それらを危険な軍事国家に追い込む工作と、軍事物資の取引が世界を危険にしてきた。
民衆殺戮の責任者は、ホワイトハウスの取り巻きである。保守主義は、軍事人脈の残骸でしかない。
鍵を握るのは、ヨーロッパのロスチャイルド本家である。
おわり。
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2007年07月08日
■アブないシンクタンク アメリカの保守本流11

■■様々なシンクタンク■■
★「戦略国際研究センター」★
⇒東アジアの危機煽る、ワシントンの軍事シンクタンク
⇒日本に貿易圧力。日本軍事同盟強化。北朝鮮脅威煽る。
⇒「戦略国際研究センター」の所長は、ジェームズ・ケリー(レーガン大統領特別補佐官で、イランに武器密輸したポインデクスターの部下。弟のジョン・ケリーはサダム・フセインと親交してイラクに武器輸出。)
★「高等戦略政治問題研究所」★
⇒ネオコン七人組の一人ダグラス・ファイス(アメリカ・シオニスト機構に属する。イラクに傀儡王家復活案など提唱。)
⇒2002/11/08 来日してミサイル防衛開発と、イラク攻撃協力を要請。
★「スティムソン・センター」★
⇒軍事シンクタンク
⇒広島と長崎に原爆を投下したヘンリー・スティムソン(ペンシルヴァニア鉄道一族)にちなんで設立。
⇒ジェームズ・ケリーと協力関係。
★★「ブルッキングス研究所」★★
⇒中東軍司令官と組んでイラク攻撃論展開
⇒ストローブ・タルボットが所長
・・・コソボ紛争でNATO軍によるユーゴ空爆を強行する為に外交工作。
・・・祖父の兄は、ノ-スアメリカン航空(アポロ11号の月面着陸計画。)会長、共和党財政委員長を務めた軍需産業の大物
・・・祖父の義兄弟はチャールズ・トマス
(化学会社モンサント中央研究所長。
原爆開発のマンハッタン計画に参加。
戦後もプルトニウム高度精製開発部長。
ベトナム戦争で使用されたダイオキシンの枯葉剤を供給。
原水爆開発部門の原子力委員会と原子力産業の共通利益を目的とする体勢作った。
高速増殖炉を推進。
※ちなみにモンサントに遺伝子組み換え技術を持つ製薬会社を売却したのは、サール会長ラムズフェルド。)
・・・タルボットの義理の姉妹は、ペンシルヴァニア鉄道社長アレグザンダー・キャサットの孫娘。
※つまりイラク攻撃を主張したタルボットは、鉄道のキャサット一族。ブッシュ大統領もキャサット一族。
⇒設立者ロバート・ブルッキングスは、鉄鋼王カーネギー、ロックフェラー(二つの財閥は1925年結婚)から資金提供。民間と政府の間をとりもち、軍事論と経済論の合体を画策。
⇒ブルッキングス研究所の幹部 (まるで影の政府・・・)
◎クリントン政権中東担当国務次官補のユダヤ人マーティン・インディク(1993年オスロ合意の和平合意破壊)
◎理事・・・レーガンの主席補佐官、ボーイング重役ケネス・デューバーステイン
◎キッシンジャー・アソシエーツ副会長アラン・バトキン
◎ケリーと再婚した大富豪ハインツ夫人
◎元財務長官ローレンス・サマーズ
◎CBS会長マイケル・ジョーダン
◎ゴールドマン・サックス社長ジョン・ソーントン
◎理事・・・カーネギー国際平和財団会長石油メジャー代理人ダニエル・ヤーギン
◎世銀総裁オルデン・クローゼン
◎ゴールドマンサックス会長 経済担当補佐官フリードマン
◎ワシントン・ポストの支配者、ロバート・ハース
◎ロスチャイルドのジェームズ・ゴールドスミスの顧問弁護士サミュエル・ピサール
◎世銀総裁ウォルフェンソーン
◎ゴールドマン・サックスからレーガン政権国務副長官ホワイトヘッド
★保守派シンクタンク「ハドソン研究所」★
⇒暗黒の王子リチャード・パール(ロスチャイルド一族のハンブロー家のデイリー・テレグラフの系列会社会長で、ラムズフェルドの右腕)が幹部
⇒副大統領だったクエールが名誉理事
・・・クエールの祖父プリアムはニューヨーク・セントラル鉄道重役の富豪で、ルーズヴェルトの友人、セントラル新聞社(ガネットの傘下に。)と放送局経営、妻はマコーミック一族(ロックフェラーと閨閥)。クエールは極右主義。アメリカの軍備拡張を主張。最悪の副大統領と評される。
☆ディック・チェニーの妻☆
ガネットの重役。(ガネット会長マッコーキンデールは、軍需産業ロッキード・マーティン重役。つまり元副大統領クエールとチェニーはメディアと軍需産業で一体。)
全米の平和的外交論者つるし上げるブラックリスト作成したAmerican Council of Trustees and Alumniの設立者・会長。
「アメリカン・エンタープライズ研究所(資金源はロスチャイルドのステルザー)」幹部。
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2007年07月08日
■ネオコンと言えばロスチャイルド アメリカの保守本流10

■■■第四章 シンクタンクがばらまく軍事思想■■■
・大統領は誰でも良い。戦争を望む者が自由にコントロール可能。
(ホワイトハウスの副長官や補佐官クラスのポストを握れば良い)
・シンクタンクの中の人→メディアに登場して軍事思想を広める。
・複数のシンクタンクは国際的に連携して、世論を誘導する。
※イラク戦争では、アメリカ人の感情を操作した。憎悪を煽る手法を用いた。
■メディアによる世論誘導
・フォックス・テレビやニューヨーク・ポスト(ニューヨーク一の発行部数)など (反戦平和論を攻撃)
・イギリス大衆紙サン(シラクをミミズに喩える)
・ネオコンのビル・クリストルのウィークリー・スタンダード(ネオコン編集者のデヴィッド・フラム)
※その震源は、オーストラリアのメディア王ルパート・マードック(ユダヤ人)
⇒(所有メディア) イギリスの新聞発行部数の35%
・1969年来イギリス大衆紙サンを発刊
・フォックス放送1986年買収
・ニューヨーク・ポストのオーナー
・ビル・クリストルのウィークリー・スタンダードに資金提供
・タイムズを乗っ取る
・サンデー・タイムズ
・フィナンシャル・タイムズの20%の株(1987年)
・ニューズ・オブ・ザ・ワールド
・BスカイB(イギリスのTV)の40%の株
・アメリカの衛星テレビ最大手のディレクTVを運営するヒューズ・エレクトロニクスの株34%
⇒(後ろ盾)
・母親はユダヤ人富豪ルパート・グリーン
・筆頭法律顧問はアメリカ・ユダヤ人会議会長ハワード・スコードロン
・ABC放送の始祖レナード・ゴールデンソン(シオニストのユダヤ人)
・イスラエル首相シャロンは親友
・ロスチャイルド社(親会社は世界金融界のトップのロンドン・ロスチャイルド銀行)のアーウィン・ステルザー(ロスチャイルド社を率いる)が経済顧問で親友
■ロスチャイルドのアーウィン・ステルザー
・保守派シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」を支配。
⇒副大統領夫人リン・アン・チェニーが幹部
・保守派シンクタンク「ハドソン研究所」
⇒暗黒の王子リチャード・パール(ロスチャイルド一族のハンブロー家のデイリー・テレグラフの系列会社会長で、ラムズフェルドの右腕)が幹部
⇒副大統領だったクエールが名誉理事
・サンデー・タイムズにコラム
・ビル・クリストルのウィークリー・スタンダードの編集者
※つまり、ネオコン集団とは、全員がロスチャイルド人脈だった!!!!!!!
★シオニズム(イスラエル建国運動)とロスチャイルド
1917年イギリス外相アーサー・バルフォアがユダヤ人国家建設の約束
↓
バルフォア宣言(親愛なるロスチャイルド卿へ・・・で始まる。金融王ネイサン・ロスチャイルドのひ孫で、ロンドン・ロスチャイルド銀行の経営者、ウォルター・ロスチャイルド宛)
↓
ロスチャイルド家はこれを受けて、
1920 ユダヤ人地下軍事組織ハガナーに資金提供
1925 ヘブライ大学の元の大学創設
1929 ユダヤ人のパレスチナ入植を進める「ユダヤ機関」作る。(臨時政府)
・ヨーロッパのダイヤ産業に従事する人をパレスチナに移送。(デビアスなど)
・イスラエル中央銀行の母体のレウミ銀行はロスチャイルド勢力下
・国際女性シオニスト協会会長は、デビアス重役夫人のナディーヌ・ロスチャイルド
1948 エドモン・ロスチャイルドは、ユダヤ人入植地を建設。(イスラエル建国に最大の貢献)
⇒500シケル紙幣に印刷


Baron Edmond De Rotchild
・アメリカのロスチャイルド財閥代表者モルゲンソーJr⇒アメリカ・イスラエル独立債券発行会議会長、ヘブライ大学理事長
・エドモンの息子、ジェームズ・ロスチャイルドは、600万イスラエルポンドを寄贈して、イスラエル国会建設。
・「嘆きの壁」は、ネイサン・ロスチャイルドの義弟モンテフィオーレが修復。
■アメリカとイスラエル
・1997年頃から貿易収支はイスラエルに対して赤字。
・クリントン政権には、ほとんどがユダヤ人。
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2007年07月08日
■アメリカの保守本流9 金融のロスチャイルド化

■金融犯罪とロスチャイルド化現象
・世界経済を動かすシステムとは、アメリカを食い物にする装置。アメリカが誇るものは兵器のみ。他はアメリカ以外に方が安くて優れた製品を作る。ウォール街は世界経済の中心ではなく、世界金融取引の中心でしかないため、金融犯罪の巣窟と化した。
・ロスチャイルド系の投資銀行が、保守系の国際金融機関に買収された。つまり軒を貸して母屋を盗られる状態である。
ロスチャイルド一族を中心として、ユダヤ系金融家は、18世紀以来の協力関係。
■国際金融機関と、その傘下のロスチャイルド系投資銀行の例。◎が国際金融機関で、()内がロスチャイルド系銀行
◎シティグループ(ソロモン・ブラザーズ、レーブローズ、クーンレーブ)
◎J.P.モルガン・チェース(ロバート・フレミング)
◎UBS(S.G.ウォーバーグ、ディロンリード、J.W.セリグマン)
◎メリルリンチ(スミス・ニューコート)
◎ドイツ銀行(モルガン・グレンフェル、ウォルフゥンソーン)
◎ソシエテ・ジェネラル(ハンブローズ銀行)
独立したロスチャイルド系バンカー
◎ゴールドマン・サックス
◎リーマン・ブラザーズ
◎ラザールフレール
◎ベアスターンズ
※シティグループについて・・・(ここにも詳しいhttp://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200604140000)
(シティグループは、ロスチャイルド、モルガン、ロックフェラーという世界最強の財閥連合。)
⇒傘下の大手証券部門ソロモン・スミス・バーニー(ソロモンとスミス・バーニーが合併)
・スミス・バーニーとは・・・全米全ての保守財閥の大合同体
(= フィラデルフィアの大物金融家クーク家[ノーザン・パシフィック鉄道の債権が資金源]のバーニー商会
+ ブラウン・ブラザーズ閨閥のスミス商会
+ ロックフェラー財閥のスタンダード石油ニュージャージー会長のハリス商会
+ ヴァンダービルト家のフラッグ商会 )
⇒このような超巨大な保守本流財閥が、ロスチャイルド財閥のサンフォード・ワイル率いるシティグループの傘下になり、ロスチャイルド財閥のソロモンと合併。
※これらの金融機関リストは、以下の2002年のウォール街の犯罪による懲罰金を支払った金融機関と重なる。
[犯罪懲罰金(SECとニューヨーク州司法当局などが課した)]
シティグループ子会社ソロモン・スミス・バーニー ⇒4億ドル
クレディ・スイス・ファースト・ボストン ⇒2億ドル
メリル・リンチ ⇒2億ドル
モルガン・スタンレー ⇒1億2500万ドル
ゴールドマン・サックス ⇒1億1000万ドル
(その他も含め合計して、 ⇒13億8750万ドル。1700億円。)
※ロスチャイルド系の人物はユダヤ系が多い
⇒・エンロンを倒産させた最高財務責任者アンドリュー・ファストウ(ユダヤ人)
・ワールドコム倒産の責任を問われたソロモン・スミス・バーニーのアナリスト、ジャック・グラブマン(ユダヤ人)
■銀行人脈のロスチャイルド化
・20世紀前半まで
メイフラワー号の子孫のボストン人脈を中心としたマサチュセッツ金融勢力、ペンシルヴァニアの工業界(ファースト・ボストン)
・現在
ロスチャイルド系の勢力が支配力持つ。
その銀行人脈⇒ホワイトハウス、FRB、行政予算管理局、通商代表、輸出入銀行、会計検査院、CIA、ニューヨーク証券取引所、SEC、法律事務所、シンクタンク、企業
■ゴールドマン・サックスの例
・WWⅡ時、ゴールドマン・サックス会長、シドニー・ワインバーグ⇒ルーズヴェルト大統領、トルーマン大統領の顧問
・ゴールドマン・サックス会長、ロバート・ルービン⇒クリントン大統領参謀、経済担当大統領補佐官、財務長官
・ゴールドマン・サックスのパートナー、ケネス・ブロディ⇒1993年、輸出入銀行総裁
・ゴールドマン・サックス会長、ジョン・ホワイトヘッド⇒共和党レーガン政権、国務副長官
・ゴールドマン・サックス会長、スティーヴン・フリードマン⇒年収60億円。クリントン~ブッシュ政権で大統領国外情報諮問委員会メンバー、経済製作担当大統領補佐官
・ゴールドマン・サックス取締役重役、ジョシュア・ボルトン⇒ブッシュ政権の次席補佐官
・ゴールドマン・サックス投資部門トップ、ケネス・リート⇒ブッシュ政権財務次官
・ゴールドマン・サックス会長、ジョン・コージン⇒上院銀行委員会、民主党議員
・ゴールドマン・サックス副会長、ロバート・ホーマッツ⇒キッシンジャー、スコウクロフト、ブレジンスキーの経済顧問、通商代表部副代表、レーガン政権経済担当国務次官補
・ゴールドマン・サックス会長、ヘンリー・ポールソンJr.⇒ニクソン政権の国防総省高官
◎ゴールドマン・サックスは、日本のバブル後、富士銀行・あさひ銀行と定型詩、東邦生命本社ビルを300億円で買収。日本長期信用銀行のアドバイザーはゴールドマン・サックス→リップルウッドに売却。
◎バブル期に住友銀行はゴールドマン・サックスに1000億円出資したが、経営参加禁止くらう!! 1999年の上場時にここをチャンスとばかりに売却・・・。
◎2003年三井住友フィナンシャルグループ→不良債権処理の為1503億円の優先株をゴールドマン・サックスが引き受け。主幹事をゴールドマン・サックスにして、海外投資家から3450億円追加増資。
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2007年07月08日
■アメリカの保守本流8 金融犯罪とSEC、ケリー

■■■アメリカの証券取引委員会(SEC)■■■
2001/12/02 全米第七位の企業エンロン倒産
2002/07/21 全米第二位の長距離通信会社ワールドコム倒産
2003/03 ヘルスサウスに会計不正(医療保険業界の腐敗)
◎巨額の粉飾決算発覚
⇒大手会計事務所、SEC、ホワイトハウス、不正を助けたシティグループ、J.P.モルガンチェース、連邦準備制度理事会(FRB)
が非難された。
◎ブッシュが指名したSEC委員長ハーヴェイ・ピット
⇒ウォール街の犯罪人脈との結びつき。不正の隠蔽して更迭
⇒2003年2月ウィリアム・ドナルドソンがSEC委員長就任
・ウィリアム・ドナルドソン
⇒父ブッシュの親友。ウォーカー商会(父ブッシュの叔父経営)
⇒学友のジェンレット(ハリマン)と、ラフキン(ロックフェラー系)と、会社DRJ設立。(実際はメリル・リンチの隠れ子会社)
⇒その後、キッシンジャーの部下
⇒1974年、副大統領ロックフェラーの特別顧問
⇒1975年、エール大学経営学部長
⇒1991年、ニューヨーク証券取引所会長
⇒2000年、エトナ生命会長など(20億円報酬)
⇒クレディ・スイス・ファースト・ボストンがDRJの買収発表で、「ボイラー室」という証券詐欺で儲ける。
⇒⇒⇒SECがその犯罪を追及している時に、SEC委員長にドナルドソンが就任。
※つまり犯罪者に自身の犯罪を調べさせる事になり、批判された。
またドナルドソンは、カーネギー国際平和財団の理事長であり、その幹部ロバート・ケイガン(強力なネオコンであり、アメリカ新世紀プロジェクトを設立。)を支援。
★犯罪懲罰金(SECとニューヨーク州司法当局などが課した)
シティグループ子会社ソロモン・スミス・バーニー ⇒4億ドル
クレディ・スイス・ファースト・ボストン ⇒2億ドル
メリル・リンチ ⇒2億ドル
モルガン・スタンレー ⇒1億2500万ドル
ゴールドマン・サックス ⇒1億1000万ドル
(その他も含め合計して、⇒13億8750万ドル。1700億円。)
※これらの金額は被害額に対してあまりに少額。株価暴落によって、1000兆円を超える損害があった。
■ケリーとは・・・
アメリカを植民地とした初代総督ウィンスロップの一族(代々共和党)
⇒母方は鉄道王ファミリーかつモルガン一族
⇒ケリーはその子孫であるが、民主党。
⇒ベトナム戦争後、反戦運動
⇒地方検事、マサチュセッツ副知事、上院、イラン・コントラ事件追求、民主党上院選挙委員長、90年湾岸戦争反対、ベトナムとの国交正常化
⇒大富豪ハインツ一族と再婚
⇒(2003年2月ボストン・グローブによると)ケリーの父方はユダヤ系
■アメリカ人の浪費癖
1980年代より貿易赤字拡大
1971年より為替レートが変動性に。
⇒為替操作により金が入るので、働かなくなった。
⇒よってアメリカ人は、働かずにモノを輸入し、サービスを輸出する国家に。
⇒つまり金融大国アメリカが世界に跋扈する時代。
⇒それでも貿易収支は赤字
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2007年07月08日
■アメリカの保守本流7 軍需産業とは。ドビルパンとは。

■■■軍需財閥■■■
★モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッターのウィッター一族のレアード(ニクソン政権の国防長官)
⇒生物化学兵器開発企業サイエンス・アプリケーションズ社(2000年ペンタゴン受注額十位)の幹部
⇒同社にリクルート→陸軍大将ウェイン・ダウニング
⇒2001年国家安全保障会議テロリズム対策副部長
⇒「イラク解放法」という内政干渉を認める法律作った。
★レントシュラーが育てたボーイング(シアトル)
⇒軍需産業代理人を議会に送る(ヘンリー・ジャクソンなど。ソ連との対立煽る)
⇒1997年世界一の軍需産業マクドネル・ダグラスを買収
★ロッキード
⇒1990年代に、ゼネラル・ダイナミクスの戦闘機F16部門とステルス戦闘機F22の部門を買収
⇒マーティン・マリエッタと合併
⇒世界一の軍需産業ロッキード・マーティンとなる。
◎ロッキード会長のグロス兄弟
⇒弟の妻アレクサンドラの母は、ロバート・キャサット(ペンシルヴァニア鉄道社長の息子)の義理の妹(つまりキャサット一族)
⇒アレクサンドラの曽祖父は、ドレクセル・モルガン商会創業者
※つまりモルガン財閥が以下の企業の後ろ盾だった。
モルガン商会の資金⇒(キャサット家のペンシルヴァニア鉄道、メリル・リンチ)⇒(ロッキード・マーティン、ボーイング)
※ちなみロッキードに支援された民主党議員(サム・ナン、リチャード・ゲパートなど)も絡んでくるので、民主党が軍事政策に反対する事は無い。政権党は常に群を指揮する立場にあり、国防総省の戦略に動かされる。
※ウォール街を動かす軍事投機集団は、予算に群がる利権者ではなく、自らが軍需産業本体で、ペンタゴンそのものである。
⇒その一族の端くれがブッシュ
■■■フランス外相ド・ヴィルパン■■■

ドミニク・ギャルーゾ・ド・ヴィルパン(ドビルパン)・・・2002年、国連安全保障理事会を舞台にアメリカの独善に対抗した。
・男爵家ギャルーゾ・ド・ヴィルパン
・父⇒サン・ゴバン(建設・建材・金属・化学など。フランス工業界をリード)の会長
⇒電機会社トムソンと資本関係
・1892年、ドイツ移民、ジュールス・ベーチェ(妻はロスチャイルド系)がベーチェ商会設立。
⇒1970年代までには、メリル・リンチ並の大手証券会社
・1902年頃、ホルシー・スチュアート商会
⇒コモンウェルス・エジソンに投資して利益
・フィラデルフィア電力
⇒1958年原子力発電
⇒1979年スリーマイル島事故
⇒1999年ホルシー・スチュアート商会のコモンウェルス・エジソンと合併して、「エクセロン」
⇒ゴールドマン・サックスが母体のコンステレーション・エネルギー(会長の兄は、レーガン政権時、イランに武器密輸した大統領補佐官)と新原子力開発
⇒ブッシュ政権発足後、原発復活。
・ベーチェ商会がホルシースチュアートを買収。
⇒社長のロジェの娘婿が、ドミニク・ギャルーゾ・ド・ヴィルパン!!!
⇒フランス大統領府の影の支配者。フランス経済の中核のベーチェ、トムソン、サンゴバン、ペシネーを一族が動かす。
⇒フランス上流社会に大閨閥。ロスチャイルドも含む。
・ベーチェ
⇒アメリカのプルデンシャル保険(ロスチャイルドのハンブロー生命保険を買収、メリル・リンチ不動産を買収、ソニーと提携)が買収
⇒ワコヴィアと合併
※ド・ヴィルパンは、このグループの重要人物。国際実業に詳しい。
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2007年07月08日
■アメリカの保守本流6 メリル・リンチとモルガン


■■■第三章 保守派のマーチャント・バンカー■■■
■世界最大の証券会社メリル・リンチ
⇒1915年チャールズ・メリルとエドマンド・リンチが細々と始める。(当時はJ.P.モルガンJr.の金融帝国が君臨)
⇒メリルは、ペンシルヴァニア鉄道副社長チャーチの娘と結婚。
⇒その後、メリルは、ピアース商会とキャサット商会(ペンシルヴァニア鉄道社長アレグザンダー・キャサットの息子ロバート・キャサットが経営する投資銀行)を合併して、「メリル・リンチピアース・キャサット」と改名
⇒ペンシルヴァニア鉄道社長アレグザンダー・キャサットの孫娘の義父(「メリル・リンチピアース・キャサット」重役 かつ ユニオン・パシフィック鉄道の「W.A.ハリマン」重役)
⇒その姉の夫「W.A.ハリマン」社長ジョージ・ハーバート・ウォーカー(父.ブッシュの母方の祖父)
⇒メリル・リンチは、ペンシルヴァニア鉄道、ユニオン・パシフィック鉄道の資本が入ったので、ウォール街で成功。
⇒共和党の資金源。メリル・リンチ会長のドナルド・リーガンはレーガン政権財務長官。
⇒1995年ロスチャイルド財閥の総本山のスミス・ニューコートを買収。(ヨーロッパ上流社会人脈を味方につけつつ支配される)
※つまり、クリントン政権~ブッシュ政権は、中東政策に関してロスチャイルド財閥に縛られ、ウォール街から人事の圧力を受ける事になった。
(ちなみにイギリスでは、ロスチャイルド系のセインズベリー家の資金でトニー・ブレア政権誕生)
■モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター
・911で被害。
・J.P.モルガン(モルガン商会)は、1935年モルガン・スタンレーを証券会社として分離独立。⇒1997年ディーン・ウィッターと合併
★ディーン・ウィッターとは・・・
チャールズ・ブライスとディーン・ウィッター(後に袂を分かつ)が創業
⇒ロックフェラー一族のスティルマン家のニューヨーク・ナショナル・シティー銀行頭取のチャールズ・ミッチェル(シカゴの石炭業者の娘婿。自分の娘をレントシュラー[※三大軍事航空会社を育てた。兄の妻の連れ子はディーン・ウィッターの息子の嫁。]に嫁がせた)を迎えて成長。
⇒ロスチャイルドのセリグマン商会系のイーストマン・ディロン・ユニオン・セキュリティーズと合併して、「ブライス・イーストマン・ディロン」に。
・幹部のウィリアム・サイモン⇒ここから、ロスチャイルドのソロモン・ブラザーズ幹部に。ニクソン政権の財務長官⇒中東イスラム諸国に武器・兵器を売り込む。
⇒ニクソン政権の国防長官レアード(ベトナム戦争泥沼化。祖母の甥はディーン・ウィッター)
・ここの幹部スコット・ピアース(姉はジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュと結婚)
※三大軍事航空会社とは、ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズ、プラット&ホイットニーの事。
※つまり、彼らブライス・ウィッター集団の一人が戦闘機とエンジンと兵器を生産し、一人がホワイトハウスの全予算を握り、一人が全軍を掌握、一人がCIA長官、一族が二つの投資銀行を動かし、イスラエルを支援するロスチャイルド財閥が入り込んでいる。
さらに続く・・・。
⇒1980年、ボストン財閥ペイン・ウェバー・ジャクソン・カーティスが、「ブライス・イーストマン・ディロン」を買収
⇒2000年、それをスイスのUBSが買収
・・・UBS参加の投資銀行⇒ロスチャイルドのS.G.ウォーバーグ、ディロン・リード、ウェルド・グリュー、キダー・ピーボディー
◎彼らのボストン一族の中の政治代理人⇒ヘンリー・キャボット・ロッジJr.(ニクソンと組む。南ベトナム大使。石炭のピーボディー家で、かつモルガン家)
つまり彼らは、閨閥と金融による一族支配が、アメリカにも存在するのだ。
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