2007年07月08日
■アメリカの保守本流8 金融犯罪とSEC、ケリー
■■■アメリカの証券取引委員会(SEC)■■■
2001/12/02 全米第七位の企業エンロン倒産
2002/07/21 全米第二位の長距離通信会社ワールドコム倒産
2003/03 ヘルスサウスに会計不正(医療保険業界の腐敗)
◎巨額の粉飾決算発覚
⇒大手会計事務所、SEC、ホワイトハウス、不正を助けたシティグループ、J.P.モルガンチェース、連邦準備制度理事会(FRB)
が非難された。
◎ブッシュが指名したSEC委員長ハーヴェイ・ピット
⇒ウォール街の犯罪人脈との結びつき。不正の隠蔽して更迭
⇒2003年2月ウィリアム・ドナルドソンがSEC委員長就任
・ウィリアム・ドナルドソン
⇒父ブッシュの親友。ウォーカー商会(父ブッシュの叔父経営)
⇒学友のジェンレット(ハリマン)と、ラフキン(ロックフェラー系)と、会社DRJ設立。(実際はメリル・リンチの隠れ子会社)
⇒その後、キッシンジャーの部下
⇒1974年、副大統領ロックフェラーの特別顧問
⇒1975年、エール大学経営学部長
⇒1991年、ニューヨーク証券取引所会長
⇒2000年、エトナ生命会長など(20億円報酬)
⇒クレディ・スイス・ファースト・ボストンがDRJの買収発表で、「ボイラー室」という証券詐欺で儲ける。
⇒⇒⇒SECがその犯罪を追及している時に、SEC委員長にドナルドソンが就任。
※つまり犯罪者に自身の犯罪を調べさせる事になり、批判された。
またドナルドソンは、カーネギー国際平和財団の理事長であり、その幹部ロバート・ケイガン(強力なネオコンであり、アメリカ新世紀プロジェクトを設立。)を支援。
★犯罪懲罰金(SECとニューヨーク州司法当局などが課した)
シティグループ子会社ソロモン・スミス・バーニー ⇒4億ドル
クレディ・スイス・ファースト・ボストン ⇒2億ドル
メリル・リンチ ⇒2億ドル
モルガン・スタンレー ⇒1億2500万ドル
ゴールドマン・サックス ⇒1億1000万ドル
(その他も含め合計して、⇒13億8750万ドル。1700億円。)
※これらの金額は被害額に対してあまりに少額。株価暴落によって、1000兆円を超える損害があった。
■ケリーとは・・・
アメリカを植民地とした初代総督ウィンスロップの一族(代々共和党)
⇒母方は鉄道王ファミリーかつモルガン一族
⇒ケリーはその子孫であるが、民主党。
⇒ベトナム戦争後、反戦運動
⇒地方検事、マサチュセッツ副知事、上院、イラン・コントラ事件追求、民主党上院選挙委員長、90年湾岸戦争反対、ベトナムとの国交正常化
⇒大富豪ハインツ一族と再婚
⇒(2003年2月ボストン・グローブによると)ケリーの父方はユダヤ系
■アメリカ人の浪費癖
1980年代より貿易赤字拡大
1971年より為替レートが変動性に。
⇒為替操作により金が入るので、働かなくなった。
⇒よってアメリカ人は、働かずにモノを輸入し、サービスを輸出する国家に。
⇒つまり金融大国アメリカが世界に跋扈する時代。
⇒それでも貿易収支は赤字
Posted by らっっっきー at 03:25│Comments(0)