2007年05月04日
◆ドイツと言えば良きドイツ人 赤い盾(P1587~1624)
今回は、ドイツ編の最後である。ちなみにタイトルは、私が勝手につけてます。
P1587~1624
★統一ドイツの駐日大使・・・ヴィルヘルム・ハース(フランス語読みはアース)
アース一族とは・・・
(ロスチャイルド代表者の息子、ラザールフレール重役、パリバ・インターナショナル会長、グッゲンハイムと結婚)
★ジーメンス
・ドイツ第三位の大企業。
・大株主はロスチャイルドのリオ・チント・ジンク
・子会社クラフトヴェルク・ウニオンは西ドイツのほとんどの原子炉製造。
⇒中国ゴビ砂漠に放射性廃棄物廃棄計画
◎再処理工場(六ヶ所村のと同じ)建設計画
⇒反対運動で1989年中止。
←←←ドイツ人の行動力!!!
⇒計画を進めた企業フェーバ会長は半年後死亡
(鉄鋼会社クルップ、ロスチャイルドのアリアンツ保険の重役、ニジェールでウラン利権漁る)
★★★ドイツ銀行を中心とする企業群★★★
(この本の中で最も細密な企業関係図が描かれる。)
・中央にドイツ銀行。その周りを金融界、原子力産業、自動車・航空・軍需産業、鉄鋼業、製薬・化学、メディアが囲み、そして図の周囲に配置されているのが、ロスチャイルド家の直系企業。
・1960~70年の合併ブームにより、大企業の資産独占率は高い
(鉄鋼ではティッセン、クルップなどの旧財閥が九割)
・ロスチャイルド傘下の企業・・・ダッソー・ブレゲ、リオ・チント・ジンク、地中海クラブ、コジェマ、ウォルムス海運、シェル、ノーベル・トラスト、メタルゲゼルシェフト、モルガン・グレンフェル、モンテフィオーレ
※ロスチャイルドによるドイツ産業の支配構造⇒中央にロスチャイルドのドイツ銀行。周辺にロスチャイルド系企業による支配構造。
※ドイツの電機、原子力の世界はひとつの企業。ロンドン・パリのロスチャイルド銀行が株券持つ。
★フォルクスワーゲン
・自動車の製造でドイツNo.1
・イギリス人により、戦後、アダム・オペル自動車のハインツ・ノルトホフが再建する事に。
・ドイツのシンクタンク再建クレディタンシュタインの支配者ロスチャイルドのヘッセルバッハ
⇒オペルの秘書となり、その後フォルクス・ワーゲンの監査役
・その後、急成長。
・監査役会会長カール・ラトイェンの妻
⇒ラムスドルフ伯爵家
⇒フリック社より、不正献金を受けた西ドイツ経済相オットー
⇒ロスチャイルドの代理人
★ジーメンス
・ドイツ銀行を創業
・1847年、天才ジーメンス兄弟により、ジーメンス・ハルスケという電機会社創業。
・富士通の元(古河財閥とジーメンスの頭文字より、フ・ジとなり、富士電機⇒富士通)
・エジソンのGEが有名であるが、それ以前にジーメンスが電機で世界支配していた。
・モールス信号による電信機の発明など。
・発明家ヴェルナーは、発電機を発明。ジーメンス兄弟の仲間に。
・ジーメンス家は、今もってドイツの国家そのものと言われ、神様のような存在。
・エジソンのAEGのドイツ進出で、ジーメンスと対立。WWⅡの対立構造の基礎となった説。
・ジーメンス一族⇒ドイツ国鉄総裁の娘婿、バグダッド鉄道社長、大物理学者へルマン・ヘルムホルツ
(現在もジーメンス社の一割の株を握っている。)
★閨閥を作る一族
ジーメンス一族、ティッセン家、シュレーダー家、ビスマルク、クルップ家、IGファルベン創業したデュースベルク、ドイツ銀行支配者ヘルマン・アプス会長、フォン・ブラウン博士、ラムスドルフ経済相、ヘンケル、ブロイエル女史
・・・再建クレディタンシュタルト、アリアンツ保険に集結。
※つまり、現在のドイツは完全にロスチャイルド系に支配されており、反ユダヤ主義に走る事は、構造的に有り得ない。
★原子力産業
・シュトラウス(バイエルン出身。イスラエル諜報機関モサドの一派)
1954年 西ドイツ原子力大臣(40歳)
1955年 国防大臣
1962年 ドイツの雑誌シュピーゲルがNATOの軍事戦略特集
(当時NATOは、ハドソン・ベイのジャン・モネなど、パリ・ロスチャイルド家の影響下)
⇒シュピーゲルの編集者を逮捕し、編集局を数週間に渡り占拠。
⇒ドイツと全世界が怒りの声をあげ、シュトラウスは国防大臣辞職
←←←民主主義的な人々の行動!!!
1966年 大蔵大臣
1978年 バイエルン州首相
・ロスチャイルドのJ.ゴールドスミスはシュピーゲル批判
⇒名誉毀損でシュピーゲルと法廷闘争
⇒イギリスの司法長官ピーター・ローリンソンが弁護してゴールドスミスの勝訴
・ローリンソンとは
・・・その後、香港上海銀行の重役、デイリー・テレグラフ重役
・・・ドイツ・バイエルン王室家(⇒J.ゴールドスミスも。)
・・・ドレクセル・モルガン商会の一族
(J.P.モルガンを誕生。米ペンシルバニアの超資産家。ロスチャイルド家から融資受ける)
★ドイツのロスチャイルド一族
カール・マルクス、メンデルスゾーン、ハイネ、フィリップスなど。
ハプスブルク帝国を支配した特権階級のユダヤ人・・・アルンシュタイン家、イツィッヒ家、サロモン家、ペレイラ家など。さらにグッゲンハイム、クーン、レーブ、オッペンハイマー、シフ、カーン、シュテルン、ワイスワイラー、シュトラウス、ワーバーグなども一族。
ここにクルップなど旧ナチス財閥も重なる。
※ドイツの底流の資本は非常に巨大である。
★ウランゲート事件
・シュトラウス
1986年 南アへの潜水艦設計図密輸事件。ドイツの核スキャンダル(ウランゲート)
⇒コール首相は南アのアパルトヘイトを支援。シュトラウスと共に行動。
・ドイツ銀行の六百家族ぐるみで、パキスタンなどの紛争諸国へ核兵器原料の密輸をした事件。
・シュピーゲル、シュテルンなどの雑誌が、リオ・チント・ジンクなどのウラン・カルテルの構造を解明。
←←←←マスコミが機能している!!!
・南アへ潜水艦図面を渡したホヴァルツヴェルケ・ドイツ造船所の重役ティル・ネッケル
⇒再建クレディタンシュタルト重役
⇒シュトラウスも再建クレディタンシュタルト重役
※つまりロスチャイルド家の代理人としてウラン・シンジケートの為、働くシュトラウス、コール、ネッケルであった。
【引用開始】
全世界は今後もナチズムや大日本帝国のようなファシズムの台頭に十分目を光らせる必要がある。
しかし現在はそれ以上に、ロスチャイルド財閥が動かす軍需産業とイスラエルの兵器輸出によって、第三世界に引き起こされている民主政治の破壊と人種差別のほうが、はるかに危険な実害を人類にもたらしている。
中東、インド、アフリカ全土、アジアと中米、南米---そこに次々と誕生する独裁者とロスチャイルドの鉱山マフィアの密着は、それを支える"先進国"と自ら呼ぶ日米欧の民衆の問題となってきた。
【引用終わり】
スイス編に続く。
◆ペンから剣まで一切を 赤い盾(P1685~1698)
◆スイス チューリッヒの幽霊 赤い盾(P1671~1684)
◆スイスと言えば金隠し 赤い盾(P1625~1670)
◆サダム・フセインの正体は? 赤い盾(P1545~1587)
◆ドイツと言えばドイツ銀行 赤い盾(P1504~1545)
◆ルイヴィトンと言えばロ系 赤い盾(P1465~1503)
◆スイス チューリッヒの幽霊 赤い盾(P1671~1684)
◆スイスと言えば金隠し 赤い盾(P1625~1670)
◆サダム・フセインの正体は? 赤い盾(P1545~1587)
◆ドイツと言えばドイツ銀行 赤い盾(P1504~1545)
◆ルイヴィトンと言えばロ系 赤い盾(P1465~1503)
Posted by らっっっきー at 00:35│Comments(0)
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