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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2008年04月04日

◆飢餓問題3 飢えている8億人はどこにいる???




 さて引き続き、飢餓問題を調べてみる。
 何はともあれ問題の所在を明らかにする事が重要だ。
 今の世界では8億人が飢えているという。一体どこの誰が???

 その疑問に一瞬で完璧に答えるサイトを見つけるのは少し困難であった。
 ようやく国連の統計資料のサイトがその疑問に答えてくれた。この資料を公開しているUNは偉い!!
 ここでは、各国の栄養不足人口の割合の資料。そして各国の人口資料があった。これをページをめくりExcelに張り付け、VLOOKUPの機能を使い、人口と各国の飢餓人口を割り出した。ここには明らかに栄養不足人口が少ない日本などは除外してある。また人口は2000年、栄養不足割合は2002年などで厳密に言えばややズレがある。まあそれはよしとする。
 この栄養不足人数を足すと約8億人なのだ。

 完全な資料が大好きで、中途半端な資料を見ると虫酸が走る俺は、ここに(「続きを読む」に)その表を全部張り付ける事にする。決して30ヶ国、20ヶ国で終わらせたり、アフリカの数ヶ国だけで終わらせたりはしない。また数字をグラフにして数字自体をいじれなくするようなケチな事はしない。この数字の羅列から、グラフを作ろうが何をしようが、それはおまえの自由だぁぁ~!

 どんな言葉よりも、現実の数字の羅列が雄弁にものを語るときがある。
 「続きを読む」に入れておく。表をエクセルから、貼れるかなと思ったが、このブログにその機能はないみたいだ。
 なので、テキストでコピーして、テキストに貼り付けて、csv形式で保存すれば、表ができるはず。
 飢餓問題を語るときに、まず真っ先に必要な資料であろう。

注目すべきなのは、栄養不足の割合なのか、それともその数なのだろうか。
一国の栄養不足割合が多ければ、それはその政府の失策が原因にあるだろうと推測できる。その国の人口が多ければ、そのインパクトの大きさを知る事ができる。

また割合が小さくても、人口が多ければ、結果的に飢餓人口は、多くなる。インド、中国がその例である。
インドが第一位である。なんという大勢の人が飢餓状態なのだろうか。。そして中国も…。

また分かるのは、あまりに多くの人間が、発展途上国に生まれるのだという事だ。

さてこのように統計情報を俯瞰する事で、どこにターゲットを絞って調べるべきか、という事が分かる。また調べている事が全体の中でどう位置付けられるのかも分かる。

■飢餓人口の割合が多い、上位十カ国は以下の通り。

エリトリア・・・73%
コンゴ・・・72%
ブルンジ・・・67%
コモロス・・・62%
タジキスタン・・・61%
シエラレオネ・・・50%
リベリア・・・49%
ハイチ・・・47%
ザンビア・・・47%
エチオピア・・・46%


■飢餓人口が沢山いる、上位十カ国は以下の通り。

インド・・・2億924万人
中国・・・1億5239万人
バングラデシュ・・・4183万人
コンゴ・・・3649万人
パキスタン・・・3320万人
エチオピア・・・3191万人
タンザニア・・・1489万人
フィリピン・・・1448万人
ブラジル・・・1393万人
ベトナム・・・1344万人





まず飢餓人口が最大のインドを調べてみようか…。(-.-;)
ここからして気が重い。インドに行ったけど、とにかく大変だったからなあ。。。
あるいは、飢餓人口割合が第二位で、飢餓人口が第四位のコンゴに絞ってみようか。。なんという悲惨さ・・・。
 そんな感じで各論に移っていけば良いかも。
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Posted by らっっっきー at 00:43Comments(0)