2006年10月06日
お金を持たずに生きる奴ら
今日も先輩との話題が給料の事だった。何となくくだらねーと思った。休み時間に、海沿いの遊歩道を歩いた。魚が飛び跳ねていた。魚はお金を持っているだろうか。そのような問いは、つまり人が経済的価値を追い求めることは、代替物である金銭を求めている時点で、倒錯的なのであるという確信に立脚している。魚は財布も持っていない。生身のまま生きて死んでゆく。
人も生きて死んでゆくのであり、其の点に関しては同じであるにも関わらず、人は多くを持ちすぎているのではないかという問いに繋がっていくのである。それは無為自然ということだろうか。それはギリシア哲学におけるストア学派という、禁欲主義的な思想と相同性がある。
魚がATMを使って金を引き出している姿を想像したら何となくシュールだなと思った。
Posted by らっっっきー at 22:26│Comments(0)
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