2007年06月01日
レッチリのライブ前に

ブログに何を書くかな・・・。政治ネタとかだと、みんなの関心事であるし、色々興奮して皆書くので、その意見を読んでから、更にあーでもない、こーでもないと考え、更に想像や推理などを働かせ、批判などをして、現状を嘆いたりする。あまりにも真っ黒な世界なので、あまり見ているとダークサイドに染まってしまいそうで、嫌になってしまうね。
それはそれで楽しいのだが、まあ、それよりもレッチリのライブについて、書いてみよう。
友達に誘われて東京ドームに行くのである。
音楽をまともに聴かなくなって久しい。日本の音楽は、あまり取り立てて聴くものが無くなって来た。唯一良いのはYUIぐらいである。CDも売れないし、才能が音楽業界に集まらないし、更に売れないというデフレスパイラルに陥っているのかもしれない。さらにmp3とか、ipodとかが広まってしまったのも原因かもしれない。聴く曲を沢山集めてしまうと、消化するのに時間がかかってしまって、新しい曲を聴かなくてもやっていけるのだ。
しかし、今回誘われて、レッチリのCDを一気に借りて、聴いている。レッチリとは、RED HOT CHILI PEPPERSの事で、カリフォルニア州出身の世界的に人気のあるロックバンドである。ファンクとヒップホップをパンク・ロックと混ぜ合わせたミクスチャー・ロックと呼ばれるバンドのひとつである。またDani Californiaという曲は、去年日本で公開された『デスノート』の主題歌として採用。同アルバム収録のSnow ((Hey Oh))も『デスノート the Last name』の主題歌に採用された。また、このアルバムで2度目のグラミー賞を受賞している。世界中で何千万枚もCDを売り上げている。
この前、M Stationに出演していた。ボーカルのアンソニーは、タモリと一緒に司会をしている堂真理子アナウンサーを気に入っていた。また意外なほどフレンドリーで、日本のファンへのサービスをしていた。ベースのフリーもニコニコしていて、すごく感じが良かった。
彼らは、初期の頃はモロにセックスの歌を作っていたり、ライブで全裸になったり、ライブのステージ裏で客の女性に乱暴?をしたとかで、罰金を払わされたり、全裸に靴下を股間につけた格好でパフォーマンスをしたりと、「変態バンド」という感じであった。ギタリストのヒレルがヘロインのオーバー・ドーズで死んだり、新たなギタリストのジョンが、ベースのフリーに(二人とも男)、振られてしまったので、ライブツアーに帰国してしまい、急遽公演が中止になってしまったりと、メチャクチャな話題には事欠かない。
しかし、レッチリは、内省的で美しく泣ける曲も沢山ある。自分は、中学生の時に、Billboard TOP40という番組とか、SONY MUSIC DISCを毎週見て育ったので、当時のONE HOT MINUTEというアルバムを出していた頃のレッチリが好きだった。WARPEDと言う曲は、メタルに近くメチャクチャ激しかった。当時はベースもギターもドラムも音を区別する事無く、「音楽」として捉えていたので、その音圧は圧倒的であった。今なら普通に聞ける。でもやはり名曲であると思う。
ボーカルのアンソニーはとにかくマッチョであり、人間離れした体格のメンバーは、ものすごい迫力であった。全盛期のとんねるずの石橋貴明のような、ダサいようでもあるんだけれど、有無を言わせぬ押しの強さがある感じである。なんとなくバカっぽくて、突き抜けているんだけど、それでも美しい曲は美しいのであった。
MY FRIENDSという曲も大好きであった。これは、夕日の中、ボートを漕ぎながら歌うPVなのだが、うさぎがチョコっと顔を出しているのだ。ゴゴゴゴーっと、息を吐きだすのだが、まるでギリシャ神話の神のようで、人間離れしている。
I heard a little girl
And what she said
Was something beautiful
To give... your love
No matter what
なんて、詞を歌うなんてね。中学生のときは、こんな曲を聴いてうっとりしていたものだ。
GIVE IT AWAYと言う曲も、最高にファンキーで、この曲で他のバンドとは一線を画しているように見えた。全身が銀色になり、ギブラウェイギブラウェイギブラウェイナァウという歌詞も、フリーのベースも、頭がウズを巻いているメンバーも最高であった。
その後、それほど注目してなかったが、今回聴きなおしてみたら、やはりこのバンドは只者ではない。
BY THE WAYというアルバムの、DOZEDという曲が、最高に泣けるメロディーと歌詞であった。
I got dosed by you and
Closer than most to you and
What am I supposed to do
Take it away I never had it anyway
Take it away and everything will be okay
In you a star is born and
You cut a perfect form and
Someone forever warm
Lay on lay on lay on lay on
Lay on lay on lay on lay on
Way upon the mountain where she died
All I ever wanted was your life
Deep inside the canyon I can't hide
All I ever wanted was your life
東京ドーム公演が楽しみだ!!!
Posted by らっっっきー at 00:29│Comments(0)
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