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2007年07月07日

■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油

■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油



■■■鉄道の合併■■■
◎共和党黒幕の大富豪のユダヤ人、アネンバーグ
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
 共和党のバイブル、フィラデルフィア・インクワイアラー新聞を買収、
TVガイド(全米最大部数の1700万部に達する)を発刊、
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
ペンシルヴァニア鉄道とニューヨーク・セントラル鉄道の合併を進める。
⇒1968年ペン・セントラル輸送社に。(全米の乗客の三分の一、長距離輸送の四分の三を支配)
⇒アネンバーグはこの鉄道の最大株主

 もともと二つの鉄道の経営者は親戚関係。
★ペンシルヴァニア鉄道★
⇒1899年社長のアレグザンダー・キャサット(重要人物)
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
⇒ニューヨークにトンネルなど作る。32の銀行・保険・信託などの社長、重役。
(ちなみに、孫娘の夫の叔父は、ハリマンの投資銀行社長。その娘はプレスコット・ブッシュと結婚。ブッシュはハリマン社を経営。⇒その息子、孫が大統領。)
・当時の電化鉄道⇒フィラデルフィア電力より電力供給⇒トマス・ドランが支配(キャサット一族)⇒娘婿はブラウン・ブラザース(父ブッシュ時代の国務長官ベーカーの一族)
・社長の大富豪ウィリアム・ソウ

★ニューヨーク・セントラル鉄道★
⇒19世紀最大富豪ヴァンダービルト家(ウィリアム・ソウの義兄弟がいる)が握る
⇒戦後は経営者変わった。

⇒⇒⇒鉄道の時代終わり、飛行機・車時代に。全米の鉄道経営崩壊。

 ワシントン法律事務所ホイーラー&ホイーラーが鉄道合併を取り仕切った。上院議員ホイーラーの娘婿ジョン・ウィリアム・スノーという弁護士。⇒2003年財務長官。


■■大富豪の共和党閨閥■■
★[ペンシルヴァニア鉄道]社長の大富豪ウィリアム・ソウの孫
 ⇒[ニューヨーク・セントラル鉄道]のレジナルド・ヴァンダービルトの義兄弟
★[ペンシルヴァニア鉄道]社長の大富豪ウィリアム・ソウの娘
 ⇒[USスチール]の鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーの甥と結婚
 その姪⇒ジェームズ・ロックフェラーと結婚

※つまり以下の大富豪四人組は親戚関係
ソウ ⇔ ヴァンダービルト ⇔ カーネギー ⇔ ロックフェラー

■彼ら大富豪の兵器産業への投資
・カーネギーのUSスチールは戦艦・兵器製造の総本山。
・GM,フォード、クライスラーも兵器産業に資本投下。
・ロックフェラー(スタンダード石油、ウェスティングハウス)と、モルガン財閥(デュポン、GE)⇒核開発と原子力に進出

★大富豪と、政界との、戦争利権を介した繋がり。
USスチールの「鉄のトラスト」を取り仕切る顧問弁護士
⇒ サリヴァン・クロムウェル法律事務所のジョン・フォスター・ダレス(ソウ一族)
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
⇒ 後にアイゼンハワー政権国務長官(政界保守本流)
⇒ 弟のアレン・ウェルシュ・ダレスCIA長官
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油

※つまり大発展した石油・兵器産業の代表 ⇒ 共和党政権の国務長官・CIA長官へ ⇒ 共産主義との軍事対立というストーリーにより、軍需産業大発展。

★ペンシルヴァニア鉄道とニューヨーク・セントラル鉄道の合併
⇒1968年ペン・セントラル輸送社に。(全米の乗客の三分の一、長距離輸送の四分の三を支配。共和党黒幕の大富豪アネンバーグが大儲け)
⇒1970年倒産(多くの鉄道会社が倒産)
⇒1971年全米鉄道旅客公社のアムトラック (共和党ニクソン政権下)
⇒1973年ペン・セントラルなどを合併したコンレール (国家が支援。鉄道資本家を保護) (取り仕切ったのはチェニー、スノー)


■アネンバーグとは・・・■
・ユダヤ人
・アネンバーグとハリウッド俳優レーガンは、旧友。
・アネンバーグはイギリス大使に。
(ちなみに共和党黒幕のアネンバーグのフィラデルフィア・インクワイアラー新聞⇒ナイト新聞社に売却(後にナイト・リッダー)⇒経営者は民主党のルーズヴェルト系⇒よってフィラデルフィアは民主党地盤)
・アネンバーグはユダヤ人だった。(ニクソン・レーガンに肩入れしたのは、共和党の反ユダヤ的な性格を変えさせるためだった???)
・1958年にペンシルヴァニア大学にアネンバーグ通信学部を設立
・1971年にサザン・カルフォルニア大学にアネンバーグ通信学部を設立
  ⇒「高等戦略政治問題研究所」Institute for Advanced Strategic and Political Studiesのウィリアム・ヴァンクリーヴWILLIAM VANCLEAVE教授登場
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
  ⇒1979-81年にレーガンの政策顧問
  ⇒ワインバーガー国防長官の特別補佐官
  ⇒軍事シンクタンク「全米公共政策研究所」の知恵袋
  ⇒ネオコンと組んで、ブッシュ政権の実践用小型核兵器開発

■共和党に巣食う好戦的シオニスト・ネオコンたち
・水爆の父エドワード・テラーEdward Tellerは、ユダヤ人。ごりごりのシオニスト。
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油
 ⇒共和党系のフーヴァー研究所幹部。(レーガンに核戦略を)
・「高等戦略政治問題研究所」⇒イスラエルを支持するようアメリカ議員に圧力
  (イラクから追い出された、かつての米英の傀儡ハシーム家をイラクに復活させて、尚且つ民主化しようという、矛盾した計画。要はイスラム社会を混乱させる意図)
・ネオコンのウォルフォウィッツ、「ハドソン研究所」のマックス・シンガー ⇒バリバリのシオニスト(好戦的ユダヤ人)

◎好戦的ユダヤ人、シオニスト(ネオコンの正体)たちのウソ
・イラクとアルカイダの関係 ⇒ウソ
・大量破壊兵器 ⇒ウソ

※嘘の理由でイラク侵攻
⇒アメリカは世界中で恥をさらした。アメリカ上院でもウォルフォウィッツをつるし上げた。
⇒イラク復興というとてつもない負の遺産を抱える。

・ネオコンのリチャード・パール(暗黒の王子)⇒通信会社の詐欺に関与。中東の兵器商人カショーギ(イラクに兵器輸出)とベンチャーキャピタルビジネスで深い関係。

■数々の現代の大富豪と鉄道利権とシオニスト
◎カール・リンドナーJr
ペン・セントラル鉄道の株買い占めて会長に。
アイスクリーム店の大チェーン⇒アメリカ金融社⇒バナナのチキータ・ブランズを買収⇒食品会社ユナイテッド・ブランズ会長⇒AFG(アメリカン・フィナンシャル・グループ)⇒スクリップス・ハワードやタフト放送まで支配。

◎フィリップ・アンシュッツ
光ファイバーケーブルの王様として、通信業界第一位の富豪
・1970年石油探査で、ユタ州に天然ガス出る土地を買う
⇒鉄道株を買い占める
⇒路線通行権を利用して光ファイバーを敷設
⇒サザン・パシフィック会長
⇒通信大手のUSウェスト買収
⇒大手通信会社のクウェストの株を大量に取得して売り逃げる。
⇒不動産バブルをリード


グローバル・クロッシング、ワールドコムなど粉飾会計で破綻
ネオコンのリチャード・パールが不正に関与。グローバル・クロッシングの買収調停で大金を受け取る事になっている事が暴露⇒国防政策会議議長を辞任⇒委員に留任


■スノー財務長官
 1980年CSXコーポレーション(東海岸)副社長。
⇒1991年会長・CEO
⇒1998年政府援助された鉄道会社コンレールを買収(政府と企業の談合による税金盗用) (スノーは、CSXにいた12年で60億円の報酬。会社の利益は25%減。無能な守銭奴として批判受ける。)
⇒2003年財務長官に就任(直前には財務長官不在のまま、天文学的な減税が無計画に決定された)
⇒CSXから1500万ドルを受け取る協定が暴露 (CSXが利権を得るため。)
⇒アメリカ国内のイラク資産を没収(2000億円) (火事場泥棒と批判される。)


※このように19世紀の利権構造が現代にも続く。その理由⇒新参者は排除される。鉄道は古くからある土地の利権。今では保守=利権。
※このようにスノー財務長官、その前のオニール財務長官、チェニー、ラムズフェルドなどは、大企業の経営トップであったが、苦難を乗り越えた実業家ではなく、他人から奪うことしか知らない官僚天下りの集団。


■アメリカの労働者意識
20世紀初頭は、鉄鋼・自動車などが労働者を抱えてた。
⇒労働賃金の安い外国へ移転。(鉄は浦項(ポハン))
⇒コンピュータ、半導体、衣類など大半のモノを輸入している。
⇒ほとんどの人がサービス分野で働く。


■共和党支持の田舎
・共和党支持の州⇒ 鉱物・農産物を生産。平均年収低い。白人多い。少数の利権者がいる。人口密度低い。
※共和党は、これらの州の少数の利権者の代表。

・民主党支持の州⇒ ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア、デトロイト、ロサンジェルスなど。多くの労働者を抱える大都会。中流家庭以上のインテリ。


■■ワイオミングの石炭(チェニー) と テキサスの石油(ブッシュ)■■
・石炭を運ぶユニオン・パシフィック鉄道
⇒1990年代の会長はエルブリッジ・ゲリーJr. (ユニオン・パシフィック鉄道のハリマンの甥の息子。19世紀初頭の副大統領エルブリッジ・ゲリーの六代目。)
⇒叔父のエドワード・ゲリー(世界一のエクソンモービル社長ファリッシュの娘と結婚してテキサス石油閨閥の一族に。ちなみにファリッシュの孫は以下の会社で重役⇒父ブッシュのザパタ石油、エンロン)

・エンロン
⇒全米七位。共和党の資金胴元。
⇒倒産。
■アメリカの保守本流5 鉄道と石炭と石油

★最大の石炭会社のピーボディー・エネルギー(チェニーの地盤のワイオミング州)
⇒ピーポーディー一族(スイスのUBS傘下のキダー・ピーボディー投資銀行の一族)
(ちなみにピーポーディー商会は、ジュニアス・スペンサー・モルガン(J.P.モルガンの父)が継承⇒ロスチャイルドと組んで、モルガン・グレンフェルが誕生。)
⇒1998年にロスチャイルド財閥のリーマン・ブラザース(軍需産業ロッキード・マーティン(副大統領夫人リン・アン・チェニーが重役)で共同事業)がピーボディーを買収
⇒2001年ピーボディー・エネルギーとなる。

★産炭量二位のアーチ・コール
⇒アシュランド・コールとアーチ・ミネラル合併⇒アーチ・コール

・かつての国防副長官グラハム・クレーター(ロスチャイルド系の大手法律事務所。)
⇒サザン鉄道会長
⇒海軍長官、国防副長官
⇒アムトラック総裁として鉄道界に君臨。
⇒弟はアシュランド動かす
⇒その利権にレーガン政権の国防長官カールッチ(イラン・イラク戦争でフセイン支援して、投資銀行カーライル会長。サウジのビンラディングループと提携。)が食い込む

★三位のケネコット・エネルギー⇒ロスチャイルド系

★四位コンソール・エネルギー、五位RAGアメリカン・コールはドイツ企業が買収
⇒同じ石炭資源のビジネス仲間だったが、国連ではヨーロッパとアメリカが激しく対立したのは、利権と無関係の軍事論争であった事の証左。


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Posted by らっっっきー at 14:07│Comments(0)
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