2007年06月06日
レッチリライブ
レッチリのライブが東京ドームであった。
一塁側スタンド席だったが、スクリーンが大きく、音も悪くなかったので、楽しめた。というより最高であった。まず予習を完璧にしていたのが良かった。全ての曲を知っていたので、知らない曲をやられて、何となくノレないという事はなく、全曲最高にノリノリで、周りも限界を越えて盛り上がり、最高のライブだった。東京ドームは野球場なので背中にビールを背負う女の子が沢山いる。800円のエビスビールを飲みまくりライブ前から酔っ払っていた。酒飲んで好きなバンドの演奏をノリノリで聞くというのは、しかも俺は二週間でレッチリの20年の歴史を学んだニワカファン、よく言えばフレッシュなファンなので、全ての曲が新鮮であり、正に最高であった。
古参のファンだと、選曲が在り来たりでつまらなかったと言う感想を持ったらしい。しかし初レッチリの俺には、在り来たりなのが一番嬉しい。
ジョン・フレシアンテのギターはかなりアドリブだった為、scar tissueの有名なギターソロも新しいフレーズであった。まるでキリストのようで、いっちゃってる感があるが、そのプレイはライブならではのアイデアに溢れた多彩なものであった。
ドラムのチャドが意外とすごかった。六連を多用したハードなプレイは魅せられるものがあった。
なんと言ってもベースのフリーは最高だった。ベースがこれだけバンドの要であるとは!あのファンキーなサウンドはフリーのベースなくしては不可能だ。ところどころでフリーが一言マイクで話していた。ベースソロも迫力だった。
アンソニーも髭面で暴れていた。最初にライブが数カ月延期になってスマンかったなどと言っていた。美声である。カリスマだ。
ジョンがABBAのSOSという曲を即興で裏声で歌った。コーラスも担当しているが美声だった。途中でここまででいいやみたいに、笑いながら終わらせていた。
under the bridgeでは、客がジッポやライターをみんな振っていて美しかった。フラフラと歩いてきたおっちゃんが、近くの人に火をもらって、タバコを点けて振っていた。さすがに警備員がやってきて、連行していた。
最後のベース、ギター、ドラムのジャムはすごかった。これぞライブの醍醐味。変拍子だらけのドリームシアターを聞き慣れた俺にとって即興で作られていく音楽にノリノリでついていくのは簡単であった。正にトランス状態の東京ドームであった。うおーー。フリーのベースを無視して、ギターが暴れているなあとか、今度はベースが暴れだしたとか、ドラムも、そこまでスネアの拍を裏に裏に崩していくと、客はノレないんじゃないかとか、笑いながら聴いていたが、このケミストリーというのは、すごい。20年以上もバンドをやるというのは、こういう事なのかもしれないなと思った。
酒を飲みつつ暴れていたので頭がぐらんぐらんであった。DOSEDはやらなかったけど、かなりレッチリが好きになった。Tシャツまで買った。
しかしファンは結構ガラの悪い人も多かった。ビールはこぼすは、水か何かをまくわ。
それでもまあレッチリを好きなのは同じである。
また来れたら良いなー。
Posted by らっっっきー at 19:43│Comments(0)