2006年12月19日
北朝鮮に行った5
さて、ここで、さっきから言ってる板門店とは、北朝鮮と韓国との国境であり、観光客も訪れる事ができるホットなスポットなわけだが、もう少し解説の為転載しよう。
【引用開始】
板門店とは・・・。Wikipediaより。
(日本語読み仮名): はんもんてん
(現地語読み仮名): パンムンジョム
ラテン文字転写: Panmunjeom
板門店(パンムンジョム、はんもんてん)は、韓国と北朝鮮の間に位置する停戦のための軍事境界線上にある村の名前。ここで朝鮮戦争における北側の朝鮮人民軍と南側の「国連軍」の停戦条約が1953年に調印された。
「板門店」の名は、停戦条約調印の場所近くにあった「ノル門里」という名の店(タバコ屋、蕎麦屋、中国料理店、雑貨店などの説があるが、要は何でも売る田舎のよろず屋だったのだろう)を、「ノル」が板だという意味と知った中国軍兵士が「板門店」と書き表したことから定着してしまったという。
板門店は韓国・ソウルの北約80km、北朝鮮・平壌の南約215kmに位置し、朝鮮戦争の停戦ラインである軍事境界線 (DMZ-DeMilitarized Zone) (「非武装区域」とも)上に存在し、長くベルリンの壁と並んで冷戦の象徴であった。
南北朝鮮の唯一の接点として、過去何度も会談を開いてきた。停戦条約に基づく軍事停戦委員会が設置され、停戦協定遵守の監視を行っている。また、緊急度を4段階(第一級~第四級)に分けた会議を開いている。本会議場は板門店の中心にあり、会議室の中心にテーブル、その中心にマイクがおかれ、引き回されたマイクケーブルも境界線を示すように配線されているものの、訪問者が会議室内で境界線を越えることは認められている。
中立国監視委員会は北朝鮮施設、軍事停戦委員会本会議場は韓国側の施設となっている。1992年に韓国側の「自由の家」と北朝鮮側の「板門閣」に南北連絡事務所が設置された。北朝鮮への支援物資も板門店を抜けていく。
板門店の周囲は南北の共同警備区域 (JSA-Joint Security Area) となっており、南北両軍が境界線を隔てて顔を合わせている。但し、原則として南北兵士は軍事境界線を越えてはならず、境界線を越えた者、相手兵士と会話を交わした者は極刑に処せられると定められているが、多少の会話は黙認されているらしく実際には軽い会話を交わしているという。この軽い話が出来る韓国兵士は憲兵であり、徴兵制度で兵務についた若者達である。韓国陸軍第1師団として軍紀の強い部隊でもある。
帰らざる橋西側に沙川江(サチョン川)が流れ、そこに架かる橋は、朝鮮戦争後に捕虜交換が行われた。北から逃れた自由主義者、北の捕虜となった韓国軍兵士が韓国側に渡り、二度と戻ることが出来ない事から「帰らざる橋」と呼ばれている。「ポプラの木事件」(下記)の舞台となった場所もすぐ近くである。
[編集] ポプラ事件
国連管轄で形式的なものだった板門店内の境界線を前面に押し出すきっかけとなった事件である。1953年の停戦調印以来、板門店の中でのみ、南北兵士の行き来が可能であった。
1976年8月18日、第3哨舎近くのポプラの木が大きくなりすぎ、北を監視するための哨所を隠してしまうので、国連軍が枝の剪定作業をしていた。これを知った朝鮮人民軍が数度に渡り作業の中止を要求、国連軍が無視して作業を続行すると、朝鮮人民軍のグループが国連軍の作業チームに殴り込みをかけ、国連軍も反撃した。国連軍のアメリカ将校、ボニファス大尉とバレット中尉が斧や棍棒で殴殺され、国連兵と韓国兵がそれぞれ4人負傷した。8月21日、国連軍は北朝鮮に作業の続行を通告し、このポプラの木を切り倒した。
事件翌日の8月19日から北朝鮮と国連軍の間で会議が開かれた。アメリカ合衆国は事件を重く受け、空母を近海に派遣、韓国軍も臨戦態勢をとり、北進の準備を進めた。この過剰反応を恐れた金日成は遺憾の意を示し、アメリカに謝罪した。
9月6日まで行われた会議によって北朝鮮側の提案で共同警備区域内でも軍事境界線で両者の人員を隔離する事を決定した。
軍事境界線の標識として10mおきにコンクリート角柱(10cm四方・全高1m)の設置
停戦委員会会議場の建物間に高さ10cmのコンクリート境界を設置
9月16日までに南北双方の人員の立ち退き
これ以降、境界標を挟んで南北両軍兵士が向き合うこととなった。特別の許可を受けた者以外、このコンクリートの境界線を越えることは許されていない。
[編集] 板門店ツアー
板門店を訪れることができる(ただし南側からは北朝鮮国籍の者、ロシア、中華人民共和国籍などの者は参加不可。韓国籍の者は特別の手続きをすることによって可能。在日朝鮮人団体は北側から訪問している)。韓国から来る場合と北朝鮮から来る場合とでは、手順などが異なる。2005年、一年間の参加者数は南側が20000人強、北側が7000人という(南側ガイドの証言)。
[編集] 韓国から訪問する場合
ソウル発の板門店観光の定期ツアーが、ほぼ毎日用意されている。旅行代理店への事前予約が必要。板門店訪問に際しては、旅券の持参義務や服装の制限などがあるほか、国連の施設ボニファス・キャンプにて、スライドでの説明と共に、緊急事態が起これば死亡、負傷する可能性があると書かれた誓約書への署名が必要
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【引用終わり】
Posted by らっっっきー at 23:28│Comments(0)