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2006年12月09日

911テロ映画"LOOSE CHANGE"を観た

911テロ映画LOOSE CHANGEを観た

 皆様、いかがお過ごしでございますか。さて、しばらくブログの更新を忘れていたので、ブログをほっとく習慣が形成されてしまった。
 そろそろ再開しないと、永遠に終わってしまうので、再開。

 ネタとして、LOOSE CHANGEという、米国の911事件についてのドキュメンタリー映画について語ろうと思う。
 これは本当に面白い!!!! とにかく見ろ!! 80分くらいで終わるので、まずとにかく見ろといいたい。あまりにも面白いので、DVDに焼いて友達に配りまくった。
 本当にすごい時代に生まれたんだなーと思った。
 
 まず最初から物凄いインパクトである。

 1962年、アメリカが、自作自演のテロ攻撃をキューバに対して、しかけてキューバ侵攻の口実にするという計画があった。その計画の一部には、本物の民間機を無人飛行機と入れ替えて、破壊し、それをキューバが行った事にするというものがあった。また同様に無人の船を沈没させるという計画もあった。

 これはOPERATION NOTRHWOODという作戦であり、その文書は公開されている。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Operation_Northwoods#Reaction

 この文書で、最初に提案されているのは、「有人の船を沈没させ、結果として、海兵隊に犠牲を出す」というものである。そして、次に、「無人の船を沈没させ、偽の葬式を行う」という計画が提案されている。
 また無人飛行機を、民間機に偽装して、沢山の休暇中の大学生が乗っている事にして、墜落させるという計画もあった。
 そしてメディアを使って、キューバによるテロの恐怖を宣伝する事になっていた。(本当はアメリカ政府自身がテロ犯人なのに・・・)
 また様々な混乱を巻き起こす事も計画されていた。無実の人々がアメリカの路上で撃ち殺されたり、爆弾などで殺されたりして、それを全てキューバ大統領のフィデル・カストロのせいにするというのだ。つまり恐怖によって、人々の思考を麻痺させ、政府に従順に従うようにして、そして全てが敵のせいだとして、戦争に突き進もうとする計画である。

 この映画では、淡々と事実を述べるだけである。1962年当時、この計画は中止させられ、何人かが更迭されたらしい。
 しかし、アメリカとはどんな国かということが、これだけでも良く分かるであろう。
 「まさかいくらなんでも、アメリカ政府が、自作自演のテロなんて行うわけがない!!」
 と、頭から信じ込んでいる人は、最初から、物凄いパンチを受けるであろう。
 もし、この計画が実行されていたとしたら・・・。それは正に「アメリカ政府による自作自演のテロ攻撃」そのものズバリである。
 これは未遂に終わったが、とにかく言えることは、アメリカは自作自演のテロ攻撃でなんであろうと、原爆を都市に落として人や街を焼き尽くす事であろうと、どっかの国を転覆させる事であろうと、何でもやろうとするし、やるだけの能力もあるし、実際にいろいろとやってきたということなのである。
 そもそもM4カービン銃、化学・生物兵器・気化爆弾・ナパーム弾・クラスター爆弾・劣化ウランやで、何百人、何千人、何万人、何十万人、という普通の人たちを、普通に日常的に毎日毎日殺しまくっているアメリカ政府が、なぜ自国の人間に対してだけは、特別扱いして殺す事は無いなどと信じる事ができるのだろうか。
 同じことだ。
 毎日毎日殺人ばかりしている国が、飛行機と爆発物でビルを爆破して、計画的に3000人くらいのアメリカ人を殺したところで、別にいつもと同じことをやってるだけであって、大して特別なことではない。

 問題は、そうであるにも関わらず、アメリカ政府の事を信じたり、擁護しようとするバカが、たくさんいるということであり、俺はバカが嫌いなので、ウザいと思うのである。



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Posted by らっっっきー at 23:59│Comments(0)
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