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2006年11月30日

名古屋・大阪旅行9 オカマの逆切れ

名古屋・大阪旅行9 オカマの逆切れ


 朝日がまぶしく、二段ベッドは良く眠れた。
 さて、通天閣を見てこようと思って、天王寺まで行った。動物園の駅で降りれば良かったが、間違えてしまったので、そこから歩いた。大阪城のような安いラブホテルがあった。
 この動物園の周りは、職が無さそうなおっさんがウロウロしていて、ねこぢるに出てくる怪しく暗い街の雰囲気がプンプンしていた。そして臭い。ところかまわず小便をするせいであろう。動物園よりも動物園の周りの方が、動物臭いのであった。
 でも子供連れがたくさんいて、可愛い。そして動物園のキャラクターの塗装が剥げかかっていて、それでも可愛さをウリにしていて、見ているとマジで切ないのであるが、でも子供が楽しく遊んでいるのを見ると、別にこれはこれで良いんだなーと、思えてくるのであった。物は壊れていくけれど、子供や動物が元気であれば良いのだ。
 さて、24時間で串カツを売っている店があり、でっかい黄金のビリケンが店頭に鎮座しているのであった。そこで串カツを食べた。ここでは、物凄い数の串カツの店があり、むしろ食事の選択肢が、串カツか、たこ焼きぐらいしか無いのであった。
 謎だったのは、ビリケンとは一体なんなのか???ということであった。なので今から調べる。。。

名古屋・大阪旅行9 オカマの逆切れ

■ビリケンとは・・・
元々は、1908年にアメリカの芸術家フローレンス・プリッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神がモデルになっているという。これをモデルにした像が、「幸福の神様」として世界中に流行した。日本においては、特に足を掻いてあげるとご利益があるとされている。日本には、1909年頃渡来し、1911年大阪の繊維会社「神田屋田村商店」(現・田村駒(株))が商標登録を行い、販売促進用品や商品キャラクターとして使用した。
1996年には通天閣を舞台とした阪本順治監督の映画『ビリケン』が公開された。

 ふーん。そうだったのか。
 ビリー・ケンと言うアメリカ人はいそうである。しかしこんなマスコットみたいなのが神様ってのは、一体なんなんだろう。神様的なものは、大昔からあるものだと思っていた。正に偶像崇拝であるなー。

 さて、串カツはまあまあうまかった。でも安いだけあって、量が少ないので、1000円分食べても全然腹が膨れないし、あっという間に皿が来て、あっという間に下げられてしまった。

名古屋・大阪旅行9 オカマの逆切れ

 で、通天閣の日立タワーの下で、俺は喫茶店を見つけて、勉強していた。

 突然。
 「なんだ、てめえ!! このやろう!!」
 と、ドスの効いた声が喫茶店内に響き渡った。目の前には、長髪のカツラ、ミニスカートのブサイクな40歳くらいのおっさんが怒鳴っているのであった。なになになに?? なんだこれは??
 「何、顔みて笑ってんだ。このやろう」
 と、物凄い剣幕で、離れた席にいた、おっさんと外人おばさんカップルに怒鳴りまくっているのだ。
 どうやら、ブサイクなオカマのおっさんを見て、笑ったカップルがいて、それについて因縁をつけているのだ。
 「土下座しろ。このやろう」
 と、言って、本当に土下座させていた。外人のおばさんは、
 「ごめんねー。ごめんねー。」
 と言って、鼻をすすっていた。
 これはドッキリか何かかと思った。
 「てめえドタマかちわったろか??」
 などと、テレビでしか見たことの無いような関西風の脅し文句を言っていた。そして背が小さくて、物凄く人の良さそうで気弱そうなマスターがいたのだが、
 「もう、ええやないか~」
 と、なんとかなだめようとしているのであった。まるでマンガの世界である。そしてオカマは勝手に暴れて、手を切ったとかほざいて病院に連れて行け。慰謝料請求するとか言っているのである。そして三人は病院まで行くと言って、喫茶店を出て行ってしまった。
 俺はあっけにとられてしまった。「これが大阪か・・・」
 ここであのキチガイオカマを止める事ができたら英雄であった。しかし俺は他の客同様、あっけにとられてしまって、ヤクザのようなオカマのトラブルに関わらないように、目を合わせないようにしてしまった。
 まず「笑った」とか言う事で、文句をつけてきたとしても、笑ったから何だというのか?? そんな事で文句を言われる筋合いは無いではないか。てめーが笑われるような格好してるからだろうが。或いは笑ったと認めなければ良かったのだ。そうすれば、ただの被害妄想だろうという風に片付けられる。
 そして「ドタマかち割るぞ」などという言葉は、立派な脅迫罪、暴行罪、侮辱罪とかに該当する(と思う)。
 また「慰謝料請求する」という言葉も、恐喝罪に該当するであろう。
 これはヤクザのやり方なのである。自分が被害者のフリをして、騒ぎ立て、脅して金銭を取ろうということである。
 毅然とした態度で、司法や警察の裁きに任せましょうと言えばよいのである。どう考えても相手が悪い。
 しかし、相手も気が弱そうなおっさんであった。トラブルを避ける為には、キチガイがいたら、目を合わせないことである。トラブルは、一度巻き込まれたら、どう解決されるにしても、物凄くめんどくさいのだから。どう転んでもプラスになることなど有り得ないと思う。
 俺も危ないところであった。集中して勉強していて良かった。毅然として、その場で仲裁に当たることができたら、本当に偉いと思うが、うーーーーーむ。俺はそんなに強くないのであった。。。。。。orz

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Posted by らっっっきー at 23:33│Comments(0)
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