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2006年11月24日

名古屋・大阪旅行3 トヨタのラッパ吹きロボット

名古屋・大阪旅行3 トヨタのラッパ吹きロボット


 今日目覚めたらなぜか名古屋にいた。
 昨日仲良くなった北海道の若者と、トヨタの博物館に行くことにした。名古屋はぶっちゃけあまり見るものが無いらしいということを、昨日ようやく知ったのであった。ネットで探したところ、名古屋港のイタリア村とかいうところとか、熱田神宮とか、まあいろいろあるらしいが、名古屋の発展は、なんだかんだ言って、トヨタのおかげらしい。なので、トヨタを知らずして、名古屋は語れないのだという、熱い主張があったので、説得されて、トヨタの博物館に行くことにした。しかしパンフレットが、ショボいのであり、行ってもつまらないのではなかろうかという不安があった。

 名古屋駅からしばらく北に歩くと、横浜のパンパシフィックホテルのような建物が工事中であった。更に北に行くと、ついにあった。
 なんと観光バスが沢山あった。観光客がこんなに来るんだから、ショボいはずはないと期待していた。
 まず機械などの工学技術の基礎の基礎を、体感できるコーナーがあった。これは子供用に見えるが、大学で工学部に行かなかった人たち。物理をそこそこ分かっている人たちにも、かなり楽しめるコーナーである。
 基本的に、動力があり、回転運動があり、それを様々な動きに変換することで、色々な用途に使うことができるのである。例えばピストン運動がそうであるが、エンジンの仕組みとは、爆発による膨張と、収縮であるが、これを円運動に転換することで、タイヤが回転するのである。その仕組みが分かりやすく展示してあり、自分で動かしながら、理解することができるのである。
 例えばワイパーの動きも、円運動を転換する事で、往復運動となるし、車の窓も、回転運動により、上がったり下がったりするのである。またバネの周期運動を体重に調和させることで、ふり幅の大きい運動にするとか、圧力と断面積が反比例するとか、風の強さを体感するとか、電磁誘導により、コイルで電力を発生させる方法とか・・・。まあとにかくすごいのであった。
 よくビール工場とかに、円が90度クルっと回ってピタッと止まるのがあるが、その仕組みも全て円運動によって行われているのであった。また時計の秒針のカチカチという動きの仕組みとか、知ってる人は、何百年も前から知っていることであり、このような基礎的な機械の仕組みというのは、変わっていないのであろうが、現代人である俺はこんなことも知らず、かなり新鮮なおどろきがあるのであった。
 なんにせよ展示の見せ方がうまいのである。ここは無料コーナーなのだが、ここだけで、すごいということが分かった。

 そしてトランペットを吹くロボットを見ることができた。片手で吹いて、もう片手は動かしてアピールしている。そもそもトランペットをこんなに生で聞いたことは無いのであったが、美しいのであった。すごい。これは見るべき。
 口の部分は、白く円形で中心に穴が空いていた。トランペットとは、粘膜奏法なるものがあるらしい。
 「地声モード」と「ベルカントモード」とか、素人には、謎の世界が存在している。俺は全くの素人なので、ああキレイな音だなーとか、うまいなーとか思うぐらいであり、ロボットに吹けるというのが、どれだけすごいのかピンと来ない。

 なので経験者の話を転載。

 【引用開始】
http://lhooq.readymade.jp/archives/000214.html
昨日のWBSでトヨタのロボットがペット吹いているのを見て、思わず「げぇ~!?」と驚いてしまった。ロ、ロボットが吹いているよー。しかも結構上手い。(;´д⊂)さすがに演奏の繊細さ・滑らかさは、まだまだといったところだが。中・高とトランペットを吹いてた俺にとっては驚愕の発表ですよ。「唇」の技術が今回のポイント一つですが、どんなメカニズムになってるんでし
ょうねー。マウスピースは特製のようですが、リップスラーとかどうやってるのかな。そりゃタンギングとか機械にはお手のものでしょうが。もう一つの目玉「肺」は、ズルイの一言でしょう。
トランペッター音火嬢曰く、「永遠に息続くから楽だろうな…」
そりゃあ、ナカリャコフみたく循環呼吸(吹くと同時に鼻で息を吸う。息継ぎ無しで吹ける。)を習得しなくても、吹けますものねー。機械だし。疲れないし、コンディションに左右されない、などラッパ吹きには羨ましい点が幾つかありますが、トヨタの開発意図が分からない…。何かに転用できるのかな?
【引用終わり】

またここhttp://www2.yamaha.co.jp/u/naruhodo/05trumpet/trumpet2.htmlに、トランペットの解説があった。バルブは半音、一音、二音と音を下げられるらしい。って事はバルブってのは、最大三音半しか、下げられないのであり、後は唇の振動で変わるのである。すごいなるほど。

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Posted by らっっっきー at 23:19│Comments(0)
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