2007年06月28日
「ベルセルク」と「テロリストのパラソル」
毎日適当な事を書いていこう。15分ぐらい、適当に時間を取って、無駄な文章を書き続けよう。そのうちやる気も出てくるかもしれないさー。
ベルセルクを読んだ。漫画ばかり読んでいるような気がするが、なかなか素晴らしい漫画である。エロあんどグロというのがウリなのかもしれない。読んでない人もいるかもしれないので、以下はネタバレかもしれない。
ファンタジーの傑作であり、RPGのような展開、そして圧倒的な画力、などなど他の追随を許さないものすごい作品なのである。
まあ、それはおいといて、このストーリーは、実直でまっすぐな主人公と、天才肌でカリスマ性があり、そして物凄く悲惨で不幸なもう一人の主人公がいる。そして、それに関わる美しい女性がいる。かつての親友であった二人の男は、ある不幸な事件をキッカケとして、到底回復できない永遠の敵同士になるのであった。グリフィス!! あれほどカリスマ性のある美しい人間を描くのはすごい。そして、途中から人間では無くなるので、恐ろしい。圧倒的な絵である。
男二人、そして女一人という、構図は、とても話になりやすい。舞台は架空の中世ヨーロッパ風の世界である。そして魔物など、ファンタジーの要素が満載であり、法王庁がどーのこーの、法律がどーのこーのと小難しい話など沢山出てきて、リアリティを増している。そして、ここで出てくるヴァンディミオン家というのは、超々金持ちで、戦争資金を出すなどという設定であるが、ロスチャイルド家ってのは、こういうものだったのかもしれないなとも思う。
さてさて、「テロリストのパラソル」という小説を以前読んだ。とても素晴らしい作品であり、ハードボイルドな感じが最高であった。最近、この作者は亡くなってしまったらしい。
この「テロリストのパラソル」の構図と、「ベルセルク」の構図は、重なるところがある。テロリストのパラソルも、大学時代の親友同士の二人の男が主人公である。カリスマ性のあるブレ(だったけな??)と、元ボクサーの粗野な男である。そして二人は東大生で、色々と不幸すぎるくらい不幸な事件の後、完全な敵同士になる。そして二人と共にいたある女性。
親友時代の濃密な関係、あまりにも不幸な出来事、そして女、そして永遠の敵同士となり、対決する。
正に、二つの話は、重なるのである。
どちらもオススメ。一度読んで見てちょ。
Posted by らっっっきー at
23:55
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