さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市北区

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年05月31日

農水大臣さようなら




 ブログを書く習慣を戻さなければならない。今週は、飲み会を何度かやって、テストを受けて、更に来週はレッチリのライブに行くので、何かと忙しいが、夜にササッと文章を書く時間を作ると良いと思う。

 さて、日本中の話題となっている松岡農水相の「自殺」である。
 いろんな意見があり、問題も良く分からない。陰謀説なども沢山ありすぎて、何が正解なのか全然分からない。それにしても閣僚が自殺するのは、戦前に遡らないと無いケースなのである。つまりさすが安倍首相「戦後レジームの脱却」を実現しているのだ。(皮肉)
 
■論点の一つ目は、「自殺」か「他殺」かと言う事である。あるいは自殺の強要か。。。

◎自殺説→マスコミの報道、官邸、警察発表による。さらに遺書の存在。議員宿舎で殺す事は難しい。

◎他殺説→過去の事例、一連の事件から考えて謀殺されたと考える方が自然。また情報操作はいつもの事。
 検視解剖が行われずに、あっという間に「自殺」と決め付けられるのは不自然。自然死以外は検死解剖などする事になっているらしいのだが・・・。
 マスコミ・警察・政府の発表ほど嘘臭いものは無い。
 またライブドアの野口も100%完全にどこからどう見ても他殺(第三者によるメッタ刺し)であるのに、「自殺」とされた事から考えれば、政府絡みの殺人事件には、情報操作があると考えるのが自然。
 また遺書の存在も自殺の決定的な理由ではない。筆跡を真似る技術が無いと思うのは甘い。筆跡を真似て、遺書を偽造するのは不可能ではない。松岡を除去したいと思うほどの依頼主は、当然ながら、出来の良くない「自筆の遺書」を追求させない影響力を持ってるだろう。逆に殺人犯は、自殺を演出したかったからこそ、遺書を用意したとも考えられる。
 松岡事務所関係者、松岡農水相、緑資源機構の山崎元理事の三人の「事件」関係者が、一週間余りで、立て続けに偶然に「自殺」したなんて、いくらなんでも確率的に有り得ない。
 偶然同じ時期に自殺したとしても、その偶然の数が増えるほどに、その可能性は低くなる。偶然説を取るか、必然説を取るかの問題である。必然説を取る方が可能性としてあり得る。
 必然説というのは、即ち誰かが意図的に三人を死に追いやったという事。

 
※まあ良く分からんけど、殺されたと仮定しよう。自殺なのか他殺なのかの直接的な決め手は無い。自殺と決め付けている事が限りなく怪しいという事しか分からん。
何が背景にあったのだろうか。では時系列で追ってみよう。そもそも何が一番大きな問題なのか。それがハッキリしないのである。
戦後初めて大臣が殺されたぐらいだから、よほど大きな「何か」があったのだろう。それはナントカ還元水とかのレベルではないだろう。




■時系列とソース(2chより引用)
4/27  緑資源機構談合事件 東京地検、証拠品紛失 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070524/jkn070524016.htm

5/18  松岡事務所関係者が自殺…熊本の自宅で首吊り http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052223.html

5/24  緑資源機構談合事件 東京地検、証拠品紛失で7人処分 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070524/jkn070524016.htm

5/28  永田町に衝撃、松岡農水相自殺図る http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070528/skk070528001.htm

5/29  緑資源機構の山崎元理事が死亡 http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070529/jkn070529003.htm

松岡農水相、林道団体から献金 捜索受けた業者も加入 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070508/skk070508001.htm
誤って証拠品を廃棄、検事正ら6人を処分…東京地検 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070524i405.htm
緑資源談合、前理事が書類廃棄促す…公取委の立ち入り前 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070526i305.htm
松岡農水相 地元秘書?自殺 http://gendai.net/?m=view&c=010&no=19290
緑資源疑惑、熊本の36社で談合組織…「公取委に注意を」 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528i301.htm
松岡農相が自殺、議員宿舎で首つり http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070528it06.htm
森林開発公団(現緑資源機構)の元理事が自殺か…緑資源で自宅が捜索対象に http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070529i102.htm






■緑資源機構談合事件とは・・・???

【引用開始】http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-26/2007052612_01faq_0.html
緑資源機構は、特殊法人の見直しで2003年10月に発足した農林水産省所管の独立行政法人です(略)
今回、公正取引委員会が摘発したのは、林道整備の測量や地質調査などの入札をめぐっての官製談合の疑いです。林道整備をめぐって、機構本部の林道企画課長のほか、全国8カ所にある地方建設部の林道課長が、受注を希望する法人やコンサルタント会社との窓口となり、受注調整をしていたのです。
 この背後には、発注元の緑資源機構と受注側の五つの公益法人の役員計117人中41人が天下り(旧建設省など3人を除く38人は林野庁OB)が占めていることがあります。緑資源機構と森公弘済会の理事長、林野弘済会の会長の3人ともが林野庁の元長官、2人の常務理事、5人の常勤理事もみんな林野庁ОB―つまり「林野庁一家」が、発注側と受注側にわかれ、税金をくいものにしている構図が浮き彫りになったのです。
 林野庁OBの自民党・松岡利勝農水相は、今回捜索を受けた法人や会社などから05年までの10年間に852万円の献金を受けていたことも明らかになっています。
【引用終わり】


■■推理1■■ 談合事件の口封じ説
 緑資源機構に絡んだ談合事件が、表沙汰になるのを防ぐ為に、松岡ら三人は、口封じの為に殺された説。検察に証拠紛失させたのも、その為。
 ★得をする人→事件によって追求されるはずが逃れられる人。参院選によるダメージを防げた自民党。

 ※しかし、緑資源機構談合事件というのが、それほどまでに大きな政治的ダメージになるのだろうか。。。それにこんなアカラサマなやり方で、事件を潰す事ができるのだろうか????
  むしろこんな事件起こした自民党は、ダメージが大きすぎるのでは?? まさか参院選で、同情票なんて入るのだろうか?? いくら日本人でも、そこまでバカでは無いだろう・・・。



■■推理2■■ 米国との貿易問題で農水大臣が見せしめに殺された説
 そこで、全く別の説明が為される。この説は、まだ良く分からんし、んんん??と思う所もある。そして報道されている事とは全く違う。しかし、まあ引用しておこうと思う。

【引用開始】『月よお前が悪いから』より http://d.hatena.ne.jp/artane/20070529#1180414370
つまりは、スキャンダル「発覚」の背景には、輸入牛肉輸入再開をめぐって、農水省を筆頭とする国内の利益代表と安倍総理・柳沢厚労相を顔役とするアメリカ追従派の暗闘があり、
スキャンダルを「発覚」させる事で国内の利益代表を追い込み、それでも粘る松岡農水相を始めとするグループに対し、農水省の輸入に関して重要な意思決定を行うセクションの人間を「痴漢」*4と言う形で逮捕することで、暗に松岡農水省を始めとする国内の利益代表に「最終的な決断」を迫ったのではないか。
その結果として、松岡農水相は自殺に追い込まれ、そして緑資源機構=農水相キャリア官僚の天下り先の「ボス」も「抵抗勢力のトップとして責任を取れ」として自害を迫られ、今朝方自殺したのではないか?
つまりは、この間の官製談合スキャンダルは単純に政官財の癒着構造が暴露されたのではなく、暴露された背景に、アメリカからの牛肉輸入再開(など)を巡った農水省を始めとする独自路線派(=輸入阻止派)と対米追従派(=無条件輸入解禁派)の泥沼の政治抗争が控えていて、独自路線派が政治闘争で「負けた」から昨日・本日の連続した「自殺」となったのではないか。
農水省連食糧貿易課・課長補佐の「痴漢」を名目とした逮捕劇は、「これ以上抵抗するならば農水族や農水官僚に関するスキャンダルを更にリークし、検察特捜部を動員して、とことん食糧政策での国内独自路線派を壊滅させるぞ」と言う、謂わば「対米追従一派」から「抵抗勢力」への「最後通牒」ではなかったか?そして、農水省を代表する顔役の二名は、自分の命を差し出すことで事態の収拾を図ろうとしたのではないか?
と言うかなり怖い方向に考えが巡ってしまうのですが
…とにかく、次に書く辺野古まとめ*5も米軍と防衛省内の対米追従派vs「国内自立派=抵抗勢力」の政治的闘いという側面が強くなりつつありますし、BSEリスクの高い牛肉の輸入再開問題という一点からこのような事態へと発展するというのが…
【引用終わり】


 これは、今回の「農水大臣謀殺事件」は、国内における内ゲバなどではなく、アメリカ勢力(国内の対米従属派も含む)と、日本勢力との戦いの結果なのではないかという見方なのである。
 うーんすごい。。。確かに、「日本という一国の、農業のトップが殺された!!!」というのが本当であれば、それは凄まじい事件である。
 これは農業における外国との戦い、つまり貿易問題、つまり米国との農産物輸出入問題の一部だったのかもしれない。農業交渉がこじれると、アメリカは何でもやるのだという事なのかもしれない。
 しかし、この説は、とても面白いし、恐ろしいのであるが、肝心の証拠が無いのだ。あるわけがない!! 全ては藪の中だ!!!

 スキャンダルまみれで、ヤ●ザと付き合いもあったとか、どうしようもない人間だったらしいが、世の中には、更に悪いヤツラが沢山いるのだという事を知っていると、こんな人は小物だったという気がして仕方がない。それにしても本当の事がわからなすぎの世の中になってきた。あまり考えすぎも妄想もほどほどにした方が良いかもしれない。
 しかし、最近不審死・自殺した人リストを下のエントリーで、軽くまとめてみたら、やっぱり彼ら三人もそのリストの一部に過ぎない。それを考えると、大変遺憾ではあるものの、この野蛮な国では、そうやって人が死ぬのも、日常茶飯事になりつつある。
 
 むしろZARDのボーカルが亡くなった事の方が痛すぎる。心より冥福をお祈りする。

 ここはどこのソ連ですか?? ここはどこの北朝鮮ですか??
 今はフランス革命直後の恐怖政治時代ですか?? 今は戦後の混乱期ですか??
 先進国じゃないね。

 まあ内部事情を知らないのに、あーだこーだと考えていても分からんものは、分からんね。だけど、報道を疑う姿勢だけは忘れてはダメであるなあ。  

Posted by らっっっきー at 00:01Comments(0)政治とか