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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年02月09日

かもめ = seagull




 今日も軽くネタを書こう。
 何を書くかまっっっっっったく決まってない日は、とりあえず頭に浮かんだ単語を元にして書こう。

 よし、「かもめ」で逝ってみよう。

 お台場のモノレール「ゆりかもめ」など、かもめと言えば良いイメージがある。
 台場付近を歩いていると、たくさんのゆりかもめがとんでいる。たまにエサをあげている人がいるが、カモメの運動能力は、かなり高く、空中で急に方向転換することが可能である。空中にエサをばら撒くと、それに対して正確無比にキャッチするのだ。そして集団で、グルグルと一定の範囲を周回し、次々にエサをゲットする様は壮観である。そして、まっすぐ自分の方に向かってきて、すかさず方向転換するので、かなり恐いものがある。
 
 そして古文の時間に誰しもが習ったであろう都鳥は、実はこのゆりかもめの事ではないかという説がある。

【引用開始
 『伊勢物語』の「九段 東下り」より

ミヤコドリなほゆきゆきて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。(中略)さるをりしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡しもりに問ひければ、「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、『名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。

 このように、「都鳥」は「隅田川にいる鳥で、体が白く、嘴と脚が赤い、シギ程度の大きさ、魚を食べる水鳥」とされているが、この条件に当てはまる鳥としてはユリカモメが最も近い。そのため、「都鳥=ユリカモメ」と推定されている。なお、ミヤコドリは嘴と脚が赤いものの体色は黒(腹部を除く)であり、英語名(Oystercatcher)の通り、食性はカキなどの貝類を食べる。このように両者は異なる。
【引用終わり】

 このように都と名前がついている鳥なんだから、京都の都の事を知ってるかいと、聞いているんですね。知るかっちゅーねん。

 また、かもめ肉というのがあるが、これは韓国料理において、豚の横隔膜と肝に間にある筋肉の多い部分の肉の通称名である。カルメギサルと言う。

 ところでオウムの村井というヤバイ人が昔いたが、この男は「かもめのジョナサン」が愛読書だったらしい。諸説あって、「かもめのジョナサンのような心境になった」とか、「かもめのジョナサンになってみせます」とか、いろいろと引用されている。ニュースを見て、こうぇーーと思った記憶がある。

【引用開始】
 『かもめのジョナサン』
 「ほとんどのカモメが、飛ぶことに関して学ぶのは、いちばん単純な事実だけだ。海岸から食べ物のあるところまで到達し、また戻ってくること」。ジョナサン・リビングストン・シーガルという名の風変わりな鳥を描いたこの寓話の中で、著者リチャード・バックは語る。「たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。しかし、このカモメにとっては、食べることではなく、飛ぶこと自体が重要だった」。飛行は、まさにこの物語の意義を高める、象徴的行為である。この寓話に込められた究極の意味は、たとえ、群れや仲間あるいは隣人から自分の野心は危険だと思われても、より高尚な人生の目的を探求することは大切だ、ということだ(われらが愛するジョナサンもある時点で、自分の群れから追放される)。妥協せず自分の気高い理想を守ることで、ジョナサンは、超越という究極の報酬を得た。そして最後に愛と思いやりの真の意味を知るのである。
【引用終わり】


 宗教って怖いね。
 さて、「かめはめは」じゃなかった、「かもめはかもめ」と言えば、研ナオコの歌である。すんごく良い曲である。
 なんでかもめなんだろう。


 さて「かもめの水兵さんならんだ水兵さん白い帽子(ぼうし) 白いシャツ 白い服(ふく)波にチャップチャップうかんでる」で、おなじみ「かもめの水兵さん」が有名である。

 そして、「かもめ食堂」(荻上直子監督作品)という映画は面白そうだ。

 というわけで、いつも通りオチはなし。
 かもめーるでも使ってみるかな。。。  

Posted by らっっっきー at 01:08Comments(0)