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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年02月03日

旭川の思い出




 大学生の夏休みに、自転車で北海道を一周した事がある。

 三週間ぐらいかけて、自転車で北海道を一周した。フェリーで苫小牧に着いて、札幌に行って、北大に泊まらせてもらって、スープカレーを食べて、知り合いにあって、そして旭川に着いて、ラーメン食べて、そこで出会った人に教えてもらった旭山動物園に行った。そして富良野にいって、美瑛にも行って、メロンを食べまくり、十勝まで行って、そして摩周湖、屈斜路湖見て、アイヌの里行って、網走まで行って、網走Tシャツを買って、流氷博物館行って、知床まで行って、滝のような温泉に行き、羊蹄山にも登った。サッポロビール工場まで行って、札幌に戻って、帰った。
 一つ一つの場所が今でも思い出せるし、良い人ばかりであった。

 北海道の自然は予想以上だった。北海道は広すぎて大変だった。そして思った以上にド田舎だった。エンエンエンエンと続く道をひたすら走ったのも、昔の思い出である。



 今日は、なんとなく旭川のことでも書いてみよう。
 旭川は良い街であった。
 夜までひたすらにトライアスロン用の自転車をこいで、着いたころにはもう真っ暗であった。基本的に宿を予約せずに、適当に決めるのであった。。。
 とりあえず、一日無言で150kmぐらい走り続けたので、疲れきっていた。
 そういうときは、出会いを求めて、新しい街で、人に話しかけるべきなのである!!
 とりあえず道に迷ったフリをして、そのへんにいたお水系の人に話しかけてみた。
 が、まったく地理に詳しくないようであった。
 旭川に名物って何かあるんですかと聞くと、
 「旭川って、ぜんぜん何もないんですよー」
 と、連れない返答で、逃げるように行ってしまった。
 確かに、旭川と聞いても、あまり何も浮かんでこない。



 とりあえず山頭火という旭川ラーメンを食べた。
 これはサイコーに美味しかった。トロ肉がサイコー!!だった。
 またブタのほほ肉を使ったとろけるチャーシューは、ひじょーに美味しかった。。。一日百キロも走っていると、普段では有り得ない量を食べる事ができるのであった。
 
 満腹になったものの、さて、いまだに宿が決まってなかった。
 そのとき自転車に乗ったとっても美しい人が通りかかった。
 交差点の信号で、この辺で良い宿は知りませんか?? と尋ねてみた。
 すごく親切に教えてくれた。
 さっきの人とは大違いであった。。。。近くに電話帳がある場所まで行って、宿をちょっと一緒に探してくれた。
 ほんとーーーに申し訳ないっす。ありがたかったです。
 北海道の人は、なんて親切なんだろうと思った。
 基本的に旅に出て、人に甘えてばかりである。。でもそういうことがあるから、旅は楽しいのである。
 ユースホステルに泊まることにした。

 そしてこのとき、当時全国的にはまったく有名でなかった「旭山動物園」をオススメされた。とても面白い動物園なので、何度も行ってますとの事。
 うーーーん。動物園か。とも思ったのだが、次の日に行ってみた。



 旭川から平地をひたすらチャリで走って、着いた。
 確かに予想以上に面白かった。オランウータンのもぐもぐタイムとか、もうじゅう館とか、白熊など展示の仕方に工夫がされていた。
 当時はまだアザラシ館はできていなかった。
 公園のように広々していて、のんびりした動物園であった。昨日の親切な人がオススメしていたのも分かる気がする。

 そして旭山動物園は、あれよあれよというまに、超有名な動物園になり、今ではテレビでも旭山動物園特集が組まれ、東京から旭山動物園のためだけのツアーがあるくらいである。
 すごい!! そして先見の明があったんだなー。

 とりあえず北海道はサイコー。また行きたいな。  

Posted by らっっっきー at 04:23Comments(0)