フィギュアスケート世界選手権を観た!

らっっっきー

2007年03月24日 01:14




 フィギュアスケートの世界選手権を観た。今日はショートプログラムが終わっただけ。
結果は以下の通り。http://www.worlds2007.jp/j/index.htm

FPl. Name Nat. Points SP FS
1 Yu-Na KIM KOR 71.95 1
2 Miki ANDO JPN 67.98 2
3 Carolina KOSTNER ITA 67.15 3
4 Kimmie MEISSNER USA 64.67 4
5 Mao ASADA JPN 61.32 5
6 Emily HUGHES USA 60.88 6
7 Yukari NAKANO JPN 60.62 7
8 Julia SEBESTYEN HUN 59.98 8
9 Sarah MEIER SUI 58.52 9
10 Susanna POYKIO FIN 57.16 10
11 Elena SOKOLOVA RUS 55.83 11
12 Arina MARTINOVA RUS 54.69 12
13 Elene GEDEVANISHVILI GEO 53.97 13
14 Valentina MARCHEI ITA 51.88 14
15 Anastasia GIMAZETDINOVA UZB 49.99 15
16 Joannie ROCHETTE CAN 49.85 16
17 Kiira KORPI FIN 49.63 17
18 Alissa CZISNY USA 49.43 18

 いやーーーーー。まだまだ分からんよ!!! 決戦は明日だからな。
 色々度肝を抜かれた素晴らしい試合であった。まず、キミー・マイズナーが可愛かった。2006年の世界選手権で優勝して、キミー通りというのが、できたらしい。まあそんな事はどうでも良いが、細くて可愛いが、ジャンプがぎこちない気もする。しかし、若くて笑顔が可愛いので目の保養になった。
 次に、目が飛び出るほど驚いたのは、キム・ヨナの点数であった。70点超えてる・・・・。しかし、確かに演技は素晴らしいの一言であった。キム・ヨナの過去の最高得点は、65.22+119.32=184.54であった。去年の11月である。この184点でも十分、とんでもない点数だと思うが、71.95は、点数がインフレを起こしているような気がする。
 素人目に見ても、素晴らしいジャンプであった。普通は、ジャンプすると同時に、ギュルギュルギュルと回って、滞空時間の間、回り続けて、何とか着地する気がするが、この人の最初のジャンプは、ピョーンと飛び上がってから、空中でいきなりギュルルルンと回転したように見えた。なんだこのジャンプは・・・という驚きである。そこからの滑りも、なめらかで、長い手足が華麗に舞って、美しいの一言であった。この人は笑わないというイメージがあったが、ムーラン・ルージュで誘惑的になるというコンセプトなのか、笑顔が多く見られた。衣装も大人っぽく、すごい進化を遂げているようであった。韓国にはスケーターが100人しか居ないらしいけど、よくもまあこんな才能が育ったものだ。でも少ないなー。いまどきフィリピンのショッピングセンターにもスケート場があるというのに。。。関係ねーー。

 さて、その中で中野友加里は、なかなか良い演技をしてくれた。見てる方がドキドキと緊張してしまう。これだけ盛り上がった会場で、どれだけプレッシャーがあるのだろう。運動会で走る子供を見守る親のような気持ちである。最初のジャンプで、斜めになったものの、そこからは、スピードのあるスピンとか、ストレートライン・ステップ・シークエンスなど、いつもの滑りと、表現を魅せてくれた。さすがベテランである。ジャパニーズ・ガールであった。なんだかんだ言って、けっこう人気者である。視聴率も取れるであろう。そして、今までに全く見たことの無いガッツポーズも見せてくれた。タイガー・ウッズ並みの片手によるガッツ・ポーズ。そしてイェーーというような表情であった。試合前に、のっしのっしとスケート靴をはいて会場に向かう様子は、プロレスラーのような貫禄のある中野選手であるが、この、可愛さと根性の同居したような、芯のある才能は、肝心なところで、パッと花開くのであった。
 俺は今年の中野選手のエキシビジョンがすごく好きである。優しいピアノ曲と光の幻想である。でも今年見るのは、さすがに難しいだろうな。

 さて、驚いたのは、安藤ミキティである。ナナナナナナンカうまくなってる。ってゆーか、二位か!! すげーな。顔もオリンピックの時とは変わっている。やせている。どうも善人に戻ったような感じである。(別に知らない人で、何の根拠もなく言ってるだけ。) なんか、2ちゃんねるでブサティだの八百長だのロッテがどーのこーのと、あれだけ叩かれた人とは思えなかった。あの時は俺も、愛想をつかしていた。
 おそらくそのときは、ダークフォースに堕ちてしまっていたのだろう。今はダース・ヴェイダーの仮面が取れたかのように、謙虚で、マジメで精神的にうまくいっているように見えた。そしてそのダーク・フォースというのは、「マスゴミ」では無かろうか。
 そして、スススススゴイうまかった。こんなにちゃんと滑れる人だったのか。ストレートライン・ステップシークエンスは、圧巻の一言。肉体が踊る踊る。それで点も出てるし、これは見直さないと・・・。

 さて、真央ちゃんである。明日があるさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!がんばれー!!
 とはいうものの、一つだけ言えるのは、とにかく外野がどーこー言うんじゃねーと言う事だ。(俺も外野なので、あまり言わない。)
 安藤の時に、あれだけ皆学んだのでは無いだろうか。

 天才がいる⇒マスコミが群がる⇒天才は潰される

 ということである。どうか、そっとしておいてあげて欲しい。そして親とかコーチとか、マスコミから守ってあげて欲しい。真央ちゃんも人間なのだ。誰だってミスはあるのだ。それは仕方の無いことだ。原因をあげつらって、どーのこーのと分析をしないであげて欲しい。マスコミに露出しすぎたからだとか、そういう事も言わないであげて欲しい。
 とにかく、まだまだこれからなんだし。明日もあるし。明日も見逃せん!!!