道のタイル

らっっっきー

2006年12月28日 23:27



 ちょっとした事。

 いつもテーマが重いのではないだろうかと思った。なので、とにかくどうでも良いことを書いてみるのはいかがであろうか。

 道を歩いているとき、下を見て歩く人は多いと思う。それは下には障害物とか、犬の糞とか、いろいろあるので、気をつけてあるいていれば、転ぶ事も、不快な事もさけられるからである。
 みんなよくやることだと思うのだが、タイルをみると、ついつい何歩で、ここまで歩くとか、白線を見ると、その上に乗って歩いたりだとか、いくつか決まった動きをしているのだ。いつもいつもやっているので、もはや意識化することも、考える事もなく、いわんや人に言う事もない。

 どのような法則があるのだろうか。
(1)歩いていて色の違うタイルなどがあると、目標として、踏むように計算して歩いてしまう。うまいこと右足がその目標の上に到達すればオーケーなのである。
(2)周期的なタイルであると、三歩ずつとか、四歩ずつとか歩数を、周期的なタイルに合わせて歩こうとしてしまう。
(3)横断歩道が近いことを示すひし形の白い道路標識があると、かならずそのギリギリを歩いて、そのひし形という障害物に避けられて進路を変えたような気分になってしまう。

 ざっとこんなもんであるが、こんな俺は頭がおかしいのであろうか。

 そういえば「恋愛小説家」という、ジャック・ニコルソン主演の映画では、主人公、そしてペットの犬が、道の境目を絶対に踏まないようにするという場面があった。映画の中では、神経質な主人公を象徴的にあらわすものとして描かれていた。ヒロインのヘレン・ハントと仲良くなり、偏屈さを捨てていくにつれて、その境目を踏むことも平気になっていったらしい。

 考えてみると、人と歩いてるときには、そんなことを気にしないので、やっぱり一人で歩いているときは、一人の世界にいつのまにかはいっているんだなあと再発見した今日この頃なのだ。